JP2884506B1 - 円筒状塊状物の包装袋の切断装置 - Google Patents
円筒状塊状物の包装袋の切断装置Info
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- JP2884506B1 JP2884506B1 JP10007820A JP782098A JP2884506B1 JP 2884506 B1 JP2884506 B1 JP 2884506B1 JP 10007820 A JP10007820 A JP 10007820A JP 782098 A JP782098 A JP 782098A JP 2884506 B1 JP2884506 B1 JP 2884506B1
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging bag
- cylindrical mass
- cylindrical
- bag
- cut
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- Mushroom Cultivation (AREA)
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 人口ほだ木等の円筒状塊を包装する包装袋を
円筒状塊から剥ぎ取るために、包装袋に切り込みを入れ
る包装袋の切断装置を提供すること。 【解決手段】 周面に螺旋状の突条２ａを設けた回転ロ
ールの一対を間隔を存して基台に取り付けて成る搬送コ
ンベヤ１によって、包装袋ｂで包装された円筒状塊ａを
搬送しつつ、両回転ロール間２、２間に設けた回転刃４
によって円筒状塊ａを包む包装袋ｂの周面の一端から他
端に至る螺旋状の切り込みを施し、螺旋状の切り込みに
よって包装袋を帯状にして円筒状塊から簡単に該包装袋
を取り去ることができるようにする。
円筒状塊から剥ぎ取るために、包装袋に切り込みを入れ
る包装袋の切断装置を提供すること。 【解決手段】 周面に螺旋状の突条２ａを設けた回転ロ
ールの一対を間隔を存して基台に取り付けて成る搬送コ
ンベヤ１によって、包装袋ｂで包装された円筒状塊ａを
搬送しつつ、両回転ロール間２、２間に設けた回転刃４
によって円筒状塊ａを包む包装袋ｂの周面の一端から他
端に至る螺旋状の切り込みを施し、螺旋状の切り込みに
よって包装袋を帯状にして円筒状塊から簡単に該包装袋
を取り去ることができるようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、人口ほだ木等の円
筒状塊状物を包装する培養袋その他の包装袋を剥取るに
先だって、包装袋に切り込みを入れて包装袋を剥ぎ取り
得る状態とする包装袋の切断装置に関する。
筒状塊状物を包装する培養袋その他の包装袋を剥取るに
先だって、包装袋に切り込みを入れて包装袋を剥ぎ取り
得る状態とする包装袋の切断装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】椎茸等の茸を人口栽培するために用いら
れる人口ほだ木は、椎等の木材からなるおが屑を培養袋
に装填し、軽く加圧した状態で植菌を行い、該培養袋の
肩口に施した肩口キャップの筒部を通して該培養袋の上
端開口部を引き出し、該培養袋の上端開口部に、フィル
タ付きの蓋体を装填した後、予め決められた温度・湿度
条件下で該人口ほだ木に植え付けた菌を培養する。そし
て、この菌を培養した人口ほだ木の出荷時には、培養袋
を人口ほだ木から剥取って出荷するが、この包装袋を人
口ほだ木から剥取る装置も従来知られている（例えば、
特開平４−３５２６２６号公報）。この装置は、コンベ
ヤによって培養袋を搬送しつつ、蓋体除去装置で培養袋
の袋口に施した蓋体を除去し、次いで肩口キャップ除去
装置で、該培養袋の肩口に施した肩口キャップを取り除
き、その後側面切断装置で、培養袋の前後側面にそれぞ
れ底部側から上向きに伸びる切れ目を入れ、更に上部切
断装置で各切れ目と交差する切り線を施して培養袋の上
部側を切断除去し、その後剥離装置によって培養袋を左
右方向に引張りつつ、培養袋を人口ほだ木から剥取ると
いうにしている。
れる人口ほだ木は、椎等の木材からなるおが屑を培養袋
に装填し、軽く加圧した状態で植菌を行い、該培養袋の
肩口に施した肩口キャップの筒部を通して該培養袋の上
端開口部を引き出し、該培養袋の上端開口部に、フィル
タ付きの蓋体を装填した後、予め決められた温度・湿度
条件下で該人口ほだ木に植え付けた菌を培養する。そし
て、この菌を培養した人口ほだ木の出荷時には、培養袋
を人口ほだ木から剥取って出荷するが、この包装袋を人
口ほだ木から剥取る装置も従来知られている（例えば、
特開平４−３５２６２６号公報）。この装置は、コンベ
ヤによって培養袋を搬送しつつ、蓋体除去装置で培養袋
の袋口に施した蓋体を除去し、次いで肩口キャップ除去
装置で、該培養袋の肩口に施した肩口キャップを取り除
き、その後側面切断装置で、培養袋の前後側面にそれぞ
れ底部側から上向きに伸びる切れ目を入れ、更に上部切
断装置で各切れ目と交差する切り線を施して培養袋の上
部側を切断除去し、その後剥離装置によって培養袋を左
右方向に引張りつつ、培養袋を人口ほだ木から剥取ると
いうにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この装置は、蓋体と肩
口キャップの除去する手段を備えるが、この手段を除い
ても、培養袋の前後側面にそれぞれ底部側から上向きに
伸びる切れ目を入れる側面切断装置と、各切れ目と交差
する切線を施して培養袋の上部側を切断除去する上部切
断装置と、培養袋を各切れ目に沿って左右方向に引張り
つつ培養袋を人口ほだ木から剥取る剥離装置を必要とす
る。このため装置が複雑になるばかりでなく、側面切断
装置で、培養袋の前後側面にそれぞれ底部側から上向き
に伸びる切れ目を入れるには、コンベヤを停止させる必
要があって作業能率が悪い等の不具合がある。本発明は
かかる不具合のない切断装置を提供することを課題とす
る。
口キャップの除去する手段を備えるが、この手段を除い
ても、培養袋の前後側面にそれぞれ底部側から上向きに
伸びる切れ目を入れる側面切断装置と、各切れ目と交差
する切線を施して培養袋の上部側を切断除去する上部切
断装置と、培養袋を各切れ目に沿って左右方向に引張り
つつ培養袋を人口ほだ木から剥取る剥離装置を必要とす
る。このため装置が複雑になるばかりでなく、側面切断
装置で、培養袋の前後側面にそれぞれ底部側から上向き
に伸びる切れ目を入れるには、コンベヤを停止させる必
要があって作業能率が悪い等の不具合がある。本発明は
かかる不具合のない切断装置を提供することを課題とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本願の請求項１記載の発
明はかゝる課題を達成するため、周面に螺旋状の突条を
設けた回転ロールの一対を間隔を存して基台に取り付け
て包装袋に包装された円筒状塊を搬送する搬送コンベヤ
を構成し、且つ該両回転ロール間に、螺旋状の突条に沿
って回転刃を、搬送コンベヤによって搬送される円筒状
塊の包装袋に切り込みを入れ得る高さ位置に設けたこと
を特徴とし、かかる構成を備えることで、該搬送装置で
円筒状塊を搬送する間に該円筒状塊を包む包装袋の周面
に、底部側から開口部側に至る螺旋状の切り込みが施さ
れ、この螺旋状の切り込みによって包装袋の周面はは帯
状となるから簡単にこれを円筒状塊から取り去ることが
できる。
明はかゝる課題を達成するため、周面に螺旋状の突条を
設けた回転ロールの一対を間隔を存して基台に取り付け
て包装袋に包装された円筒状塊を搬送する搬送コンベヤ
を構成し、且つ該両回転ロール間に、螺旋状の突条に沿
って回転刃を、搬送コンベヤによって搬送される円筒状
塊の包装袋に切り込みを入れ得る高さ位置に設けたこと
を特徴とし、かかる構成を備えることで、該搬送装置で
円筒状塊を搬送する間に該円筒状塊を包む包装袋の周面
に、底部側から開口部側に至る螺旋状の切り込みが施さ
れ、この螺旋状の切り込みによって包装袋の周面はは帯
状となるから簡単にこれを円筒状塊から取り去ることが
できる。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図に付いて
説明する。図面で１は、周面に螺旋状の突条２ａを備え
る回転ロール２の一対を間隔を存して基台３に取り付け
て構成した搬送コンベヤを示し、該搬送コンベヤ１によ
って包装袋ｂとしての培養袋に包装された円筒状塊ａで
ある人口ほだ木をその一端から他端に搬送する。なお突
条２ａは、回転ロール２の周面に施した螺旋状溝に合成
ゴムその他の断面円形の長尺物を装着して形成し、また
は回転ロール２の周面を螺旋状に膨出させて形成する。
説明する。図面で１は、周面に螺旋状の突条２ａを備え
る回転ロール２の一対を間隔を存して基台３に取り付け
て構成した搬送コンベヤを示し、該搬送コンベヤ１によ
って包装袋ｂとしての培養袋に包装された円筒状塊ａで
ある人口ほだ木をその一端から他端に搬送する。なお突
条２ａは、回転ロール２の周面に施した螺旋状溝に合成
ゴムその他の断面円形の長尺物を装着して形成し、また
は回転ロール２の周面を螺旋状に膨出させて形成する。
【０００６】４は、該両回転ロール２、２間に設けた螺
旋状の突条２ａに沿って回転する円板状の回転刃を示
し、該回転刃４は、搬送コンベヤ１によって搬送される
円筒状塊ａの包装袋ｂに切り込みｓを入れ得る高さ位置
に設け、該回転刃４は、弱いばね５で上方に弾発される
支持枠６上に支持させて、該円筒状塊ａの直径のばらつ
き等に応じて回転刃４を上下に移動可能とし、円筒状塊
ａへの回転刃４の食い込み量がほぼ同じになるようにし
た。
旋状の突条２ａに沿って回転する円板状の回転刃を示
し、該回転刃４は、搬送コンベヤ１によって搬送される
円筒状塊ａの包装袋ｂに切り込みｓを入れ得る高さ位置
に設け、該回転刃４は、弱いばね５で上方に弾発される
支持枠６上に支持させて、該円筒状塊ａの直径のばらつ
き等に応じて回転刃４を上下に移動可能とし、円筒状塊
ａへの回転刃４の食い込み量がほぼ同じになるようにし
た。
【０００７】なお、回転ロール２、２は外径を等しく
し、両回転ロール２、２はチエン７を介してモータ８に
連動させ、両回転ロール２、２を同方向に同一速度で回
転するようにした。９は該チエン７の張り状態を調整す
るスプロケットを示す。
し、両回転ロール２、２はチエン７を介してモータ８に
連動させ、両回転ロール２、２を同方向に同一速度で回
転するようにした。９は該チエン７の張り状態を調整す
るスプロケットを示す。
【０００８】かくするときは、搬送コンベヤ１で円筒状
塊ａを搬送する間に該円筒状塊ａは、該搬送コンベヤ１
を構成する両回転ロール２、２の回転によって、回転し
つつ搬送コンベヤ１の一端から他端に搬送され、その間
に円筒状塊ａを包む包装袋ｂにはその口部側と底部側の
中間位置に螺旋状の切り込みｓが施され、該螺旋状の切
り込みｓによって包装袋ｂは帯状となり、簡単に包装袋
を円筒状塊から取り去ることができる状態と成る。
塊ａを搬送する間に該円筒状塊ａは、該搬送コンベヤ１
を構成する両回転ロール２、２の回転によって、回転し
つつ搬送コンベヤ１の一端から他端に搬送され、その間
に円筒状塊ａを包む包装袋ｂにはその口部側と底部側の
中間位置に螺旋状の切り込みｓが施され、該螺旋状の切
り込みｓによって包装袋ｂは帯状となり、簡単に包装袋
を円筒状塊から取り去ることができる状態と成る。
【０００９】なお、図示するように包装袋ｂにフィルタ
付き蓋体ｃと肩口キャップｄを備える培養袋で包装され
た人口ほだ木では、従来例のように、蓋体ｃ並びに肩口
キャップｄを適宜手段で取り除いたものを搬送コンベヤ
１上に供給しても良いが、蓋体ｃ並びに肩口キャップｄ
が付板状態で本切断装置に供給し、包装袋ｂに上述する
切り込みｓを施した後、蓋体ｃと肩口キャップｄを培養
袋である包装袋ｂから取り外すようにしても良い。な
お、上述の実施の態様は、人口ほだ木を包む培養袋を切
断するものに付き説明したが、これに限定されるもので
ないこと申すまでもない。
付き蓋体ｃと肩口キャップｄを備える培養袋で包装され
た人口ほだ木では、従来例のように、蓋体ｃ並びに肩口
キャップｄを適宜手段で取り除いたものを搬送コンベヤ
１上に供給しても良いが、蓋体ｃ並びに肩口キャップｄ
が付板状態で本切断装置に供給し、包装袋ｂに上述する
切り込みｓを施した後、蓋体ｃと肩口キャップｄを培養
袋である包装袋ｂから取り外すようにしても良い。な
お、上述の実施の態様は、人口ほだ木を包む培養袋を切
断するものに付き説明したが、これに限定されるもので
ないこと申すまでもない。
【００１０】
【発明の効果】請求項１記載の発明によるときは、搬送
コンベヤで円筒状塊を搬送する間に、該円筒状塊を包む
包装袋の周面にその一端から他端に至る螺旋状の切り込
みを施され、該切り込みによって包装袋は帯状となり、
簡単に円筒状塊から包装袋を取り去ることができ、しか
も周面に螺旋状の突条を設けた回転ロールの一対を間隔
を存して基台に取り付けて、包装袋に包装された円筒状
塊を搬送する搬送コンベヤと、両回転ロール間に、螺旋
状の突条に沿った回転刃とを備える簡単な構成によって
包装袋を円筒状塊から剥ぎ取利得る状態に切り込みを入
れることが出来て安価に得られ、該切断は搬送コンベヤ
を連続運転した状態で行ない得るので、作業能率も高ま
る。
コンベヤで円筒状塊を搬送する間に、該円筒状塊を包む
包装袋の周面にその一端から他端に至る螺旋状の切り込
みを施され、該切り込みによって包装袋は帯状となり、
簡単に円筒状塊から包装袋を取り去ることができ、しか
も周面に螺旋状の突条を設けた回転ロールの一対を間隔
を存して基台に取り付けて、包装袋に包装された円筒状
塊を搬送する搬送コンベヤと、両回転ロール間に、螺旋
状の突条に沿った回転刃とを備える簡単な構成によって
包装袋を円筒状塊から剥ぎ取利得る状態に切り込みを入
れることが出来て安価に得られ、該切断は搬送コンベヤ
を連続運転した状態で行ない得るので、作業能率も高ま
る。
【図１】 本発明の実施の形態の一例を示す平面図
【図２】 図１の側面図
【図３】 図２のＡ−Ａ線截断面図
【図４】 図２のＢ−Ｂ線截断面図
【図５】 包装袋１に包装された円筒状塊状物の斜視図
１ 搬送コンベヤ ２ 回転ロール ２ａ
突条 ４ 回転刃 ａ 円筒状塊 ｂ
包装袋
突条 ４ 回転刃 ａ 円筒状塊 ｂ
包装袋
Claims (1)
- 【請求項１】 周面に螺旋状の突条を設けた回転ロール
の一対を間隔を存して基台に取り付けて、包装袋に包装
された円筒状塊を搬送する搬送コンベヤを構成し、且つ
該両回転ロール間に、螺旋状の突条に沿った回転刃を、
搬送コンベヤによって搬送される円筒状塊の包装袋に切
り込みを入れ得る高さ位置に設けたことを特徴とする円
筒状塊状物の包装袋の切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10007820A JP2884506B1 (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 円筒状塊状物の包装袋の切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10007820A JP2884506B1 (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 円筒状塊状物の包装袋の切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2884506B1 true JP2884506B1 (ja) | 1999-04-19 |
| JPH11198918A JPH11198918A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11676241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10007820A Expired - Fee Related JP2884506B1 (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 円筒状塊状物の包装袋の切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2884506B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5833785B1 (ja) * | 2015-06-17 | 2015-12-16 | 株式会社ヒガシモトキカイ | 除袋装置 |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP10007820A patent/JP2884506B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11198918A (ja) | 1999-07-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981215 |
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