JPH0138009Y2 - - Google Patents

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JPH0138009Y2
JPH0138009Y2 JP11954584U JP11954584U JPH0138009Y2 JP H0138009 Y2 JPH0138009 Y2 JP H0138009Y2 JP 11954584 U JP11954584 U JP 11954584U JP 11954584 U JP11954584 U JP 11954584U JP H0138009 Y2 JPH0138009 Y2 JP H0138009Y2
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packaging
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、長尺ロールを順次製品寸法づつ切断
するロール切断装置と、そのロール切断装置で切
断された製品ロールを四角形状に整列させたまま
で且つ適数組を一まとめにした状態で順次包装袋
で包装する製品ロール包装装置とを備えて、長尺
ロールを製品寸法づつ切断する工程とその切断さ
れた製品ロールを一まとめにして包装する工程と
を連続して行えるようにしたロール袋詰製品の連
続製造装置に関するものである。
(従来技術) ロール切断装置において長尺ロールを順次製品
寸法づつ切断して製品ロール(例えばトイレツト
用ロールペーパー)を連続して製造するとともに
その製品ロールを製品ロール包装装置で例えば第
6図に示すように4列3段の合計12個づつ一まと
めにして包装するようにした従来のロール袋詰製
品の連続製造装置としては第4図及び第5図に示
すようなものが知られている。この従来のロール
袋詰製品の連続製造装置は、左右2列のロール送
り装置21′,22′上をそれぞれ移送される各長
尺ロールP,Pを、基軸11′の周りで公転しな
がら自転する円板刃物19′によつて順次製品寸
法づつ切断するようにしたロール切断装置1′と、
上下2段で各段2列づつの合計4列の包装機受入
コンベア31′,32′,33′,34′を備え且つ
該各包装機受入コンベアの終端部において四角形
状の4列で適数組(第6図の例では3組)を一ま
とめにした状態で順次包装袋Sで包装するように
した包装機本体40′を備えた製品ロール包装装
置2′とをそれぞれ使用するとともに、ロール切
断装置1′側の製品ロール出口21b′,22b′と
製品ロール包装装置2′の包装機受入コンベア3
1′,32′,33′,34′の各始端部との間にロ
ール切断装置1′の製品ロール出口21b′,22
b′から順次左右2列状態で送り出される各製品ロ
ールQ,Q…を左右同数づつ(例えば8個づつ)
前記上段側の左右2列の包装機受入コンベア3
1′,32′と下段側の左右2列の包装機受入コン
ベア33′,34′とに振り分けて供給するための
上下動式振り分け装置70′を備えて構成されて
いる。この上下動式振り分け装置70′は左右2
列の切換コンベア71′,72′と該切換コンベア
71′,72′を上下方向に枢動させるためのエア
シリンダ73′とを備えている。切換コンベア7
1′,72′の始端部71a′,72a′はそれぞれロ
ール切断装置1′の製品ロール出口21b′,22
b′に接続されており、又、前記エアシリンダ7
3′が縮小している状態では切換コンベア71′,
72′が第4図において実線図示する如く下り傾
斜せしめられて該各切換コンベア71′,2′の終
端部71b′,72b′が下段側包装機受入コンベア
33′,34′の各始端部33a′,34a′に接続さ
れ、逆にエアシリンダ73′が伸長している状態
では切換コンベア71′,72′が鎖線図示する如
く上り傾斜せしめられて該切換コンベア71′,
72′の終端部71b′,72b′が上段側包装機受
入コンベア31′,32′の各始端部31a′,32
a′に接続されるようになつている。そして該切換
コンベア71′,72′が下り傾斜時(エアシリン
ダ縮小時)にはロール切断装置の製品ロール出口
21b′,22b′から順次左右2列状態で送り出さ
れる各製品ロールQ,Q…が各切換コンベア7
1′,72′を介して下段側包装機受入コンベア3
3′,34′上に供給され、逆に切換コンベア7
1′,72′の上り傾斜時(エアシリンダ伸長時)
には該製品ロール出口21b′,22b′から送り出
される各製品ロールQ,Q…が各切換コンベア7
1′,72′を介して上段側包装機受入コンベア3
1′,32′上に供給されるように作用する。尚、
上、下各段側の包装機受入コンベア31′,3
2′,33′,34′上に供給された各製品ロール
Q,Q…は各包装機受入コンベアの終端部31
b′,32b′,33b′,34b′からそれぞれ各列適
数個づつ(例えば3個づつ)四角柱状に整列させ
た状態で順次包装機本体40′において袋詰めさ
れて第6図に示すようなロール袋詰製品Zが製造
されるようになる。尚、一般に製品ロール包装装
置2′側の製品ロール包装能力は、2列切断式の
ロール切断装置1′の製品ロール製造能力より大
幅に高いが、従来では製品ロール包装装置2′の
製品ロール包装能力を2列切断式のロール切断装
置1′の製品ロール製造能力に同期させてかなり
低下させた状態で運転している。
ところが、この従来のロール袋詰製品の連続製
造装置では、次のような諸問題があつた。
(1) 製品ロール包装装置2′側の製品ロール包装
能力はロール切断装置1′側の製品ロール製造
能力に対して大幅な余剰部分があるにもかかわ
らず、その製品ロール包装能力をロール切断装
置1′側の製品ロール製造能力に合わせて低下
させなければならず、ロール袋詰製品の製造能
力が低くなつていた。尚、ロール切断装置1′
側の円板刃物19′の公転速度を高めれば製品
ロール切断スピードはアツプするが、円板刃物
19′の公転速度を円板刃物冷却能力を越える
ほど高めると短時間で円板刃物19′が熱変形
してしまう。又、円板刃物19′の公転速度を
高める際にはロール送り装置21′,22′の間
欠送り速度もそれに同期させて高めなければな
らないが、そのようにするとインデツクスの
加・減速により1回当たりのロール送り寸法が
不揃いになり易く、インデツクスの精度を高め
なければならなくなる。
(2) ロール切断装置1′の製品ロール出口と製品
ロール包装装置2′の包装機受入コンベアとの
間に比較的複雑な構造の製品ロール振り分け装
置70′を介設しなければならないので、ロー
ル袋詰製品の連続製造装置全体の構成が複雑に
なる。
(3) 製品ロール振り分け装置70′は切換コンベ
アが上下動する形式となつているため、エアシ
リンダ73′の縮小、伸長の両作動時に切換コ
ンベアの終端部をそれぞれ上、下各段の包装機
受入コンベアに択一的に接続させなければなら
ず、製品ロール振り分け装置70′の組付時の
位置決めが面倒となるとともに、該製品ロール
振り分け装置70′或いはその近傍に上、下段
の各包装機受入コンベアに同数づつ製品ロール
を振り分けるための機構(例えば計数確認セン
サーからの信号でエアシリンダ73′を伸縮さ
せるようにしたもの)を備える必要があつた。
(4) 上下動式振り分け装置70′の各切換コンベ
ア71′,72′上を搬送される製品ロールQ,
Q…がコンベア切換時に該コンベア71′,7
2′上で一時的に停止せしめられるようになり、
そのときに製品ロールがコンベアでこすられて
傷つき易くなるとともに、該製品ロールQが切
換コンベア71′,72′の出口付近で立ち易く
なる。
(5) 上下動式振り分け装置70′を使用した製品
ロールの連続包装装置では、上段と下段の各包
装機受入コンベア31′,32′,33′,3
4′に交互に製品ロールQが供給されるように
なるため、該各包装機受入コンベア上に多くの
製品ロールQ,Q…をストツクする必要があ
り、そのために該各搬送コンベアの長さを長く
しなければならず、大きな設置スペースが必要
となる。又該包装機受入コンベア31′,3
2′,33′,34′の送り速度を上げなければ
ならないので製品ロールQが立ち易くなる。
(考案の目的) 本考案は上記した従来のロール袋詰製品の連続
製造装置の問題点に鑑み、ロール袋詰製品の製造
能力を向上させることができるようにするととも
に、ロール切断装置と製品ロール包装装置との間
に介設される製品ロールの中間搬送装置の構成を
簡略且つ安価にでき、さらに製品ロールが傷つけ
られたり或いは製品ロールがコンベア上で立つた
りしないようにでき、しかも包装機受入コンベア
の長さを短くできるようにしたロール袋詰製品の
連続製造装置を提案することを目的としてなされ
たものである。
(目的を達成するための手段) 本考案のロール袋詰製品の連続製造装置は、基
軸の周りで公転または揺動しながら自転する回転
軸に円板刃物を取付けてなる刃物回転機構と該刃
物回転機構の下方で前記円板刃物の回転面に対し
て直交方向に向けて並設した4列のロール送り装
置を備えて前記4列のロール送り装置上を移送さ
れる各長尺ロールを前記円板刃物で同時に製品寸
法づつ切断してその切断された各列の製品ロール
をそれぞれの出口から順次搬出し得るようにした
ロール切断装置と、上下2段で且つ各段左右2列
づつの合計4列の包装機受入コンベアと該各包装
機受入コンベアの終端部において該包装機受入コ
ンベア上を搬送される各列の製品ロールを四角形
状に整列させたままで適数組づつ一まとめにした
状態で順次包装袋で包装し得る如くした包装機本
体を備えた製品ロール包装装置とを使用するとと
もに、前記ロール切断装置側の製品ロール出口と
前記製品ロール包装装置側の各包装機受入コンベ
アとの間に、4列のコンベアからなり且つ該各コ
ンベアの各始端部がそれぞれ前記ロール切断装置
側の4つの製品ロール出口に接続されしかも該コ
ンベアの各終端部がそれぞれ前記4列の包装機受
入コンベアの各始端部に接続される如くした中間
搬送装置を介設したことを特徴とするものであ
る。
(作用) 本考案のロール袋詰製品の連続製造装置は、上
記手段により、ロール切断装置側においては4列
の長尺ロールを順次同時に連続して製品寸法づつ
切断し、それによつて製品ロールの製造スピード
を高めることができ、その製品ロール製造スピー
ドに対応して製品ロール包装装置側の製品ロール
包装スピードを調節することにより、ロール袋詰
製品の製造能力を向上させることができるという
作用が得られ、又ロール切断装置と製品ロール包
装装置との間に介設される中間搬送装置を、ロー
ル切断装置側の4つの製品ロール出口と4列の包
装機受入コンベアの各始端部とをそれぞれ接続す
る4列のコンベアで構成しているので該中間搬送
装置の構成を簡単にし得るとともに、製品ロール
が中間搬送装置上を搬送されるときに停止するこ
とがないので、該製品ロールが中間搬送装置のコ
ンベアにこすられて傷つけられたりコンベア上で
立つたりすることがなくなり、しかも包装機受入
コンベアの長さを短くし得るという作用が得られ
る。
(実施例) 以下、第1図ないし第3図を参照して本考案の
好適な実施例を説明すると、この実施例のロール
袋詰製品の連続製造装置は、ロールペーパーの切
断・包装用に構成されていて、基軸11の周りで
公転しながら自転する回転軸18に円板刃物19
を取付けてなる刃物回転機構10と該刃物回転機
構10の下方に並設した4列のロール送り装置2
1,22,23,24を備えて構成された4列切
断式のロール切断装置1と、合計4列の包装機受
入コンベア31,32,33,34と該各包装機
受入コンベアの終端部に設置された包装機本体4
0を備えて構成された製品ロール包装装置2と、
前記ロール切断装置1の製品ロール出口と前記製
品ロール包装装置2の4列の包装機受入コンベア
の始端部との間に介設される4列のコンベア5
1,52,53,54からなる中間搬送装置5を
主要装置として構成されている。
ロール切断装置1の刃物回転機構10の基軸1
1は、機械室7内に架設された架台8の下面に軸
受9,9によつて支持されていて、モータ(図示
省略)によつて駆動されるチエン12によつて適
宜減速回転せしめられるようになつている。該基
軸11の先端部には円板刃物取付用回転軸18を
支持するためのアーム13が該基軸11に対して
直角方向に向けて固定されている。
基軸11の内部には、該基軸11の長さ方向に
貫通する中間軸14が設けられている。この中間
軸14は架台8上に設置されたモータ15によつ
て回転せしめられる。
前記アーム13の一端側には、基軸11から所
定距離だけ隔てた位置に回転軸18が支持されて
いる。この回転軸18は中間軸14からの動力を
受けて回転せしめられるようになつている。この
回転軸18には適宜大きさの直径をもつ円板刃物
19が固定されている。尚、アーム13の他端側
には、図示省略しているが、円板刃物19の包刃
部に当接して該包刃部を研磨する研磨装置と、刃
物包刃部に冷却流体を吹き付けて円板刃物19を
冷却するための冷却装置とがそれぞれ取付けられ
ている。尚、この実施例では円板刃物19は基軸
11の周りで公転するようになつているが、他の
実施例では該円板刃物19は基軸11の下方部で
往復揺動させるようにしてもよい。
4列のロール送り装置21,22,23,24
は、それぞれ円板刃物19が基軸11の周りで公
転して最下位に移動したときの包刃部の下端より
やや下方位置であつて該円板刃物19の回転面に
対して直交方向に向けて並設されている。この4
列の各ロール送り装置21,22,23,24
は、長尺ロールPを円板刃物19の公転周期と同
期させて製品寸法づつ順次間欠的に前方に移送さ
せる作用をする無端チエン式の間欠送り部25と
該間欠送り部25の終端部に連設されたベルト式
の連続送り部26とを備えて構成されている。
尚、各ロール送り装置の間欠送り部25,25…
上には長尺ロール供給装置(図示省略)から長尺
ロールPが順次自動的に供給されるようになつて
おり、該各間欠送り部25,25…上に供給され
た長尺ロールP,P…は無端チエン27に取付け
られた押圧板28によつて押圧移送される。
そしてこのロール切断装置1は、各ロール送り
装置21,22,23,24の間欠送り部25上
にそれぞれ1本づつ載置された各長尺ロールP,
P…を順次製品寸法づつ前方に間欠送りするとと
もに該長尺ロールP,P…の先行側端部をそれぞ
れ自転しながら基軸11の周りで公転する円板刃
物19によつて順次製品寸法づつ切断するように
なつている。従つて円板刃物19が基軸11の周
りを1回公転するたびに4個の製品ロールQ,Q
…が製造されるようになる。長尺ロールPから切
り離された製品ロールQ,Q…は、各ロール送り
装置21,22,23,24の間欠送り部25上
を前方に移送されて該間欠送り部25の終端部2
5bから連続送り部26上に移乗されさらに該各
連続送り部26,26…の終端部から順次外部へ
搬出されるようになる。尚、この各連続送り部2
6,26…の終端部がロール切断装置1の製品ロ
ール出口21b,22b,23b,24bとな
る。尚、符号16は各ロール送り装置21,2
2,23,24部分における円板刃物19が通過
する位置の前、後に設けられたロールキヤツチヤ
ーである。
製品ロール包装装置2側の4列の包装機受入コ
ンベア31,32,33,34は、上、下各段に
それぞれ左右2列づつ並設されている。
4列のコンベア51,52,53,54からな
る中間搬送装置5は、該各コンベア51,52,
53,54の始端部51a,52a,53a,5
4aをそれぞれロール切断装置1側の4つの製品
ロール出口21b,22b,23b,24bに接
続するとともに該各コンベア51,52,53,
54の終端部51b,52b,53b,54bを
それぞれ製品ロール包装装置2側の4列の包装機
受入コンベア31,32,33,34の各始端部
31a,32a,33a,34aに接続させた状
態で設置されている。即ち、中間搬送装置5の4
列のコンベアのうち、2列のコンベア51,52
はやや上り傾斜させた状態でそれぞれ上段側の各
包装機受入コンベア31,32に接続され、他の
2列のコンベア53,53はやや下り傾斜させ且
つ前記上り傾斜させた2列のコンベア51,52
の下側にもぐり込ませる如くした状態でそれぞれ
下段側の各包装機受入コンベア33,34に接続
されている。従つてロール切断装置1側の製品ロ
ール出口21b,22b,23b,24bから搬
出される各列の製品ロールQ,Q…は、該各製品
ロール出口21b,22b,23b,24bに接
続されている中間搬送装置5のコンベア51,5
2,53,54に案内されて自動的に4列の包装
機受入コンベア31,32,33,34側に振り
分けられるようになる。このとき中間搬送装置5
の各コンベア51,52,53,54上では製品
ロールQが停止させられることなく連続して搬送
されるので、製品ロールQが該各コンベア51,
52,53,54にこすられて傷つけられること
がなくなり、しかも製品ロールQが中間搬送装置
5の各コンベア側から包装機受入コンベア31,
32,33,34側に移乗される際に該製品ロー
ルQが立ち難くなる。
製品ロール包装装置2側の4列の包装機受入コ
ンベア31,32,33,34の各終端部31
b,32b,33b,34bには、該各包装機受
入コンベア上を搬送されてくる各製品ロールQ,
Q…を一時的に貯留するためのストツパー装置3
5,35…がそれぞれ設けられていて、各包装機
受入コンベアの終端部31b,32b,33b,
34bにそれぞれ所定個数の製品ロールが貯留さ
れたときにそれを適宜の検知装置(例えば光電
管)で検知してその検知装置からの信号によつて
各ストツパー装置35,35…が同時にストツプ
或いはストツプ解除操作されるようにされてい
る。尚、各包装機受入コンベア31,32,3
3,34側には、ロール切断装置1において4列
状態で順次切断される各列の製品ロールQ,Q…
がそれぞれ中間搬送装置5の各コンベアを介して
連続して同数づつ供給されるようになつているた
め、該各包装機受入コンベア31,32,33,
34の終端部において一時的にストツクしなけれ
ばならない製品ロールQの数を少なくすることが
できるようになり、従つて包装機受入コンベア3
1,32,33,34の長さを従来のものより短
くすることが可能となる。
4列の包装機受入コンベア31,32,33,
34の終端部31b,32b,33b,34bに
設置されている包装機本体40は、各包装機受入
コンベア上を搬送される各列の製品ロールQ,Q
…をその各先行側端部からそれぞれ適数個(第6
図の例では3個)づつ一まとめにした状態で順次
連続して自動的包装し得るように構成されてい
る。
この実施例のロール袋詰製品の連続製造装置の
作用を説明すると、ロール送り装置21,22,
23,24の各間欠送り部25上に供給された各
長尺ロールP,P…は、該間欠送り部25の作動
により順次製品寸法づつ間欠的に前方に移送され
てその先行側端部が順次円板刃物19によつて製
品寸法づつ切断されるようになる。尚、このロー
ル切断装置1では円板刃物19が基軸11の周り
を1回公転するたびに各列1個づつの合計4個の
製品ロールQ,Q…が製造されるようになり、従
来の2列切断式のロール切断装置に比べて製品ロ
ールの製造能力が大幅に向上する。円板刃物19
によつて長尺ロールPから切断された製品ロール
Q,Q…は各間欠送り部25上において後続の製
品ロール或いは長尺ロールによつて順次前方に押
し出され、その間欠送り部25の終端部25bか
ら連続送り部26上に移乗せしめられる。そして
該各製品ロールQ,Q…は各列の連続送り部2
6,26…上を下流側に移送されてロール切断装
置1の製品ロール出口21b,22b,23b,
24bから中間搬送装置5の各コンベア51,5
2,53,54の各始端部51a,52a,53
a,54a上に移乗せしめられて、該各コンベア
によつてそれぞれ4列の包装機受入コンベア3
1,32,33,34へ供給される。尚、該各包
装機受入コンベア31,32,33,34側に
は、ロール切断装置1側で製造された各列の製品
ロールがそれぞれのコンベア51,52,53,
54を通つて各包装機受入コンベア31,32,
33,34側に導かれるようになつているため、
各列同数づつの製品ロールQ,Q…が供給される
ようになる。各包装機受入コンベア31,32,
33,34上に供給された製品ロールQ,Q…
は、該各包装機受入コンベアの終端部31b,3
2b,33b,34bにおいてストツパー装置3
5,35…によつて一時的に貯留された後、その
貯留された製品ロール列の先行側端部側から各列
適数個づつ(3個づつの合計12個)一まとめにし
て包装機本体40側に送り出され該包装機本体4
0において第6図に示すように各列整列させた状
態で順次包装袋Sによつて包装される。
(考案の効果) 本考案のロール袋詰製品の連続製造装置は次の
ような効果がある。
(1) 4列のロール送り装置21,22,23,2
4上を移送される各長尺ロールP,P…を円板
刃物19で同時に順次製品寸法づつ切断するよ
うにした4列切断式のロール切断装置1を備え
ているので、従来の2列切断式のロール切断装
置に比べて製品ロールの製品スピードを大幅に
高めることができ、製品ロール包装装置2側の
製品ロール包装スピードをロール切断装置1側
の製品ロール製品スピードに対応させて調節す
ることにより、ロール袋詰製品の製造能力を高
めることができる。
(2) ロール切断装置1の4列の製品ロール出口2
1b,22b,23b,24bと製品ロール包
装装置2側の上下2段で各段左右2列の合計4
列の包装機受入コンベア31,32,33,3
4との間を、4列のコンベア51,52,5
3,54からなる中間搬送装置5の該各コンベ
ア51,52,53,54でそれぞれ接続して
いるので、その中間搬送装置5の構成及び組付
作業が従来の上下動式の製品ロール振り分け装
置に比べて簡単となるとともに、ロール切断装
置1側の各製品ロール出口21b,22b,2
3b,24bからそれぞれ搬出される各列の製
品ロールQ,Q…をそのままそれぞれの包装機
受入コンベア31,32,33,34側に導く
ことができ、従来の製品ロール振り分け装置を
備えたロール袋詰製品の連続製造装置の場合に
おける上、下各段の包装機受入コンベア31,
32,33,34にそれぞれ同数づつ製品ロー
ルQを振り分けるための機構を削減することが
できる。
(3) 中間搬送装置5の各コンベア51,52,5
3,54上では各製品ロールQが停止すること
なく連続して搬送されるので、製品ロールQが
該コンベア51,52,53,54にこすられ
て傷つけられるというトラブルを未然に防止で
きるとともに、製品ロールQが該中間搬送装置
5の各コンベア側から各包装機受入コンベア3
1,32,33,34側に移乗せしめられる際
に該製品ロールQが立ち難くなる。
(4) 各包装機受入コンベア31,32,33,3
4側には製品ロールQが順次同数づつ連続して
供給されるようになつているため、該各包装機
受入コンベア31,32,33,34の終端部
において一時的にストツクすべき製品ロールQ
の数を少なくしてもよく(従来の上下動式振り
分け装置を使用したものでは製品ロールが間欠
的に供給されるため多くの製品ロールをストツ
クする必要がある)、従つて包装機受入コンベ
ア31,32,33,34の長さを短くするこ
とが可能となつて装置全体の設置スペースが小
さくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかるロール袋詰製
品の連続製造装置の側面図、第2図は第1図の平
面図、第3図は第1図の−矢視図、第4図は
従来のロール袋詰製品の連続製造装置の側面図、
第5図は第4図の平面図、第6図はロール袋詰製
品の斜視図である。 1……ロール切断装置、2……製品ロール包装
装置、5……中間搬送装置、10……刃物回転機
構、11……基軸、18……回転軸、19……円
板刃物、21,22,23,24……ロール送り
装置、31,32,33,34……包装機受入コ
ンベア、40……包装機本体、51,52,5
3,54……コンベア、P……長尺ロール、Q…
…製品ロール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基軸11の周りで公転または揺動しながら自転
    する回転軸18に円板刃物19を取付けてなる刃
    物回転機構10と該刃物回転機構10の下方で前
    記円板刃物19の回転面に対して直交方向に向け
    て並設した4列のロール送り装置21,22,2
    3,24を備えて前記4列のロール送り装置2
    1,22,23,24上を移送される各長尺ロー
    ルP,P…を前記円板刃物19で同時に製品寸法
    づつ切断してその切断された各列の製品ロール
    Q,Q…をそれぞれの出口21b,22b,23
    b,24bから順次搬出し得るようにしたロール
    切断装置1と、上下2段で且つ各段左右2列づつ
    の合計4列の包装機受入コンベア31,32,3
    3,34と該各包装機受入コンベア31,32,
    33,34の終端部において該包装機受入コンベ
    ア31,32,33,34上を搬送される各列の
    製品ロールQ,Q…を四角形状に整列させたまま
    で適数組づつ一まとめにした状態で順次包装袋で
    包装し得る如くした包装機本体40を備えた製品
    ロール包装装置2とを使用するとともに、前記ロ
    ール切断装置1側の製品ロール出口21b,22
    b,23b,24bと前記製品ロール包装装置2
    側の各包装機受入コンベアとの間に、4列のコン
    ベア51,52,53,54からなり且つ該各コ
    ンベア51,52,53,54の各始端部51
    a,52a,53a,54aがそれぞれ前記ロー
    ル切断装置1側の4つの製品ロール出口21b,
    22b,23b,24bに接続されしかも該コン
    ベア51,52,53,54の各終端部51b,
    52b,53b,54bがそれぞれ前記4列の包
    装機受入コンベア31,32,33,34の各始
    端部31a,32a,33a,34aに接続され
    る如くした中間搬送装置5を介設したことを特徴
    とするロール袋詰製品の連続製造装置。
JP11954584U 1984-07-31 1984-07-31 ロ−ル袋詰製品の連続製造装置 Granted JPS6135113U (ja)

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