JPS5934516Y2 - パワ−シフトトラクタのポンプ、ブレ−キ支持装置 - Google Patents

パワ−シフトトラクタのポンプ、ブレ−キ支持装置

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Publication number
JPS5934516Y2
JPS5934516Y2 JP3207479U JP3207479U JPS5934516Y2 JP S5934516 Y2 JPS5934516 Y2 JP S5934516Y2 JP 3207479 U JP3207479 U JP 3207479U JP 3207479 U JP3207479 U JP 3207479U JP S5934516 Y2 JPS5934516 Y2 JP S5934516Y2
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JP
Japan
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shaft
clutch
clutch shaft
power shift
gear
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Expired
Application number
JP3207479U
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English (en)
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JPS55129837U (ja
Inventor
彰 砂子
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Publication date
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として農用のパワーシフトトラクタにおける
パワーシフト用ポンプとイナーシャブレーキの支持装置
に関する。
従来のパワーシフトトラクタにおいては、クラッチハウ
リングとパワーシフトミッションケースの間に挾持した
油路板(センタープレート)でミッションケース内のパ
ワーシフト副クラッチ軸とその上方の主り2ツチ軸の各
前端部を支承し、パワーシフトミッションケースの上部
ニパワーシフト用の油圧切換弁と油圧調整弁を取り付け
、油路板の前面にシールケースとポンプケースを締着し
、シールケースにより副クラッチ軸内の油路と油路板内
の油路を接続する分配器を形成し、又このシールケース
で副クラッチ軸に対するイナーシャブレーキの制動面を
兼ね、前記ポンプケースとその前面に取り付けたカバー
によりポンプ作動室を形成している。
このように従来油路板は隔壁及び軸受支持部材の働きを
すると共に、パワーシフト用作動油の通路を提供してい
るが、シールケースやポンプケースを別に設けなげれば
ならず、部品点数が増し、構造が複雑になる欠込があっ
た。
本考案は油路板の前面を副クラッチ軸に対するイナーシ
ャブレーキの制動面と、主クラツチ軸で作動する油圧ポ
ンプの作動室壁にそれぞれ兼用することにより前記従来
の不具合を回避しようとするもので、次に図面により説
明する。
第1図のパワーシフトミッションケース1内には主り2
ツチ軸2と副クラッチ軸3を含むパフ−シフトミッショ
ン4と、PTO変速主軸5を含むPTO変速装置6が組
み付けてあり、ケース1の前端部(図の左端部)は複数
個のポル)7により油路板(センタープレート)8を介
してクラッチ・・ウジング9に締め付けてあり、後端部
は複数個のボルトによりサブミッションケース10に締
着している。
主クラツチ軸2は継手11、ポンプ軸12及びその前方
の足踏み式摩擦クラッチを介してエンジンに接続してお
り、第1.第2.第3速用の主変速ギヤー13.14.
15及び後進用主変速ギヤー16,17がスジ2イン嵌
合し、スナップリング18により軸方向の摺動が阻止さ
れている。
19はスプライン、20.21は軸受である。
副クラッチ軸3上には主変速ギヤー13,14゜15と
直接噛み合うクラッチギヤー22,23゜24が、又後
進用主変速ギヤー16に対し図示されていないアイドル
ギヤーを介して噛み合うクラッチギヤー25が共に遊嵌
しており、各クラッチギヤー22〜25と副クラッチ軸
30間には油圧を供給した時接続する油圧多板式クラッ
チ(パワーシフトノ2ツチ)26〜29が取り付けであ
る。
副クラッチ軸3上にキー30を介して固定したI形断面
のクラッチハブ31内に環状のピストンg力厭合し、ク
ラッチハブ31とピストン320間の環状の作動室33
はクラッチハブ31と副クラッチ軸3内の油路34,3
5をへて、副クラッチ軸3の前端の環状溝36に接続し
ている。
クラッチ・・ブ31に対し摺動のみ自在に嵌合した摩擦
板37とクラッチギヤー筒状ボス38に摺動のみ自在に
嵌合した摩擦板39が交互に、ピストン32と加圧板4
00間に配置してあり、作動室33に供給した油圧によ
りピストン32が戻しばね410弾力に抗して加圧板4
0側へ移動することにより、両摩擦板37.39が圧接
してクラッチギヤー22と副クラッチ軸3を一体化する
ことができる。
残りのクラッチ27〜29の作動室も同様に副クラッチ
軸3内の油路(図示せず)をへて副クラッチ軸前端の環
状溝42〜44に接続している。
45〜46は軸受、47は一方向クラッチ、48は孔で
ある。
油路板8はパワーシフトクラッチ切換弁の本体(シリン
ダー50を含む)を兼ねており、そこに切換弁スプール
51が昇降自在に嵌合しており(第5図)、この切換弁
の入口52は油路板8内の圧力調整弁(レギュレータバ
ルブ)49と油路53をへてポンプ54の吐出口に接続
し、スプール51の昇降操作により適宜人口52と接続
される出口56〜59は油路板8内の油路60〜63を
へて環状溝36.42〜44へ接続する。
ポンプケース64は複数個のボルト65により油路板8
の前面66に締め付けてあり、油路板前面66はポンプ
作動室を区画する後部側壁を兼ねている。
副クラッチ軸3前端の角軸部70にはイナーシャブレー
キ板71が嵌合し、第1図の如く各パワーシフトクラッ
チ26〜29が遮断されている時には、圧縮ばね720
弾力を受けている2段ピストン13により油路板前面6
6に押し付けられ、副クラッチ軸3に制動力を与えてい
る。
ポンプケース64はイナーシャブレーキケースを兼ね、
又油路板前面66はブレーキ制動面を兼ねる。
75はカバー、76は回り止めピン、17はレリーズロ
ッド、78は座金、79はストッパーピン、80は作動
室である。
パワーシフトクラッチ26〜29の何れかに油圧を供給
してクラッチを接続する時には同時に作動室80へ油路
板8内の油路(図示せず)を介して油圧が供給され)ピ
ストン73かばね72の弾力に抗してストロークL1の
範囲内で前進し、ブレーキ板71を解放する。
これにより副クラッチ軸3は回軸自在となる。
主クラツチ軸2の上方に平行に配置したPTO変速主軸
5には主変速ギヤー13〜15.17と噛み合’IPT
O変速ギヤー82〜85が軸受86を介して回転自在に
支持されており、ギヤー82゜85は互に相手方向へ延
びるボス筒の先端にスプライン外歯87,90を備え、
ギヤー83.84も互に相手方向へ延びるボス筒の先端
にスプライン外歯8B、89を備え、スプライン外歯8
1゜90にはカップリングスリーブ91のスプライン内
歯92が噛合自在に対向している。
カップリングスリーブ91は軸5にキー93を介して固
定したハブ筒94にスプライン嵌合し、外周にシフトフ
ォーク95の嵌昔る環状溝96を有する。
キャー83,84の間には別のシフトフォーク97の嵌
するカップリングスリーブ98が取り付けである。
99.100は軸受である。PTO変速主軸5の後端部
にキー102を介して固定したギヤー103は、主クラ
ツチ軸2と同心のPTO軸駆動用伝動軸104の前端に
スプライン嵌合したギヤー105と常時噛み合う。
伝動軸104は第2図の如く継手106を介して第2伝
動軸107に接続し、伝動軸107と一体のギヤー10
8はギヤー109と噛み合い、ギヤー109はPTO軸
110上にスプライン嵌合している。
111〜116は軸受、117はサブミッションケース
10の後端部に設けた隔壁である。
伝動軸104上には軸受119,120を介して副変速
用カウンターギヤー筒121が支持されており、ギヤー
筒121に一体に設けたギヤー122〜125の内の前
端のギヤー122は、副クラッチ軸3の後端に設けたギ
ヤー126と常時噛み合っている。
127はカウンター軸で、前端部は軸受128を介して
副クラッチ軸3に、又後端部は軸受129を介してケー
ス10にそれぞれ支持され、後端のベベルギヤー130
はデファレンシャル機構のリングギヤー131に噛み合
う。
132.133は副変速用の摺動ギヤー、135は直結
用クラッチであり、134は前輪駆動動力取出部である
第3図においてミッションケース1に締着したカバー1
36(変速レバーリテーナ)は上端の球面座137の部
分でPTO変速レバー138のボ−ル139を支持して
おり、レバー138の下端部の球状部140はシフトフ
ォーク95.97のボス部141に設けた2個の突起1
42の間に嵌入自在に待機している(第4図)。
ボス部141はシフトフォーク軸143に固着してあり
、この軸143はカバー136の孔144に摺動自在に
嵌合し、3個の凹部145の一つにデテントボール14
6が弾性的に嵌まり、シフトノオーク95を中立位置と
その前後の噛合位置に保持する。
ジットフォーク97は別のシフトフォーク軸148(第
4図)に固定してあり、この軸148も同様にカバー1
36に支持されている。
PTO変速レバー138(第3.第4図)によりシフト
フォーク95を後退させ、スリーブ91のスプライン内
歯92をギヤー82のスプライン外歯87に噛み合わせ
るとギヤー82がPTO変速主軸5と一体化し、PTO
第1速か得られる。
この時回転力は主クラツチ軸2からギヤー13゜82、
スリーブ91、−・プ筒94、キー93をへてPTO変
速主軸5に伝わり、そこからキー102、ギヤー103
,105、伝動軸104,107、ギヤー108,10
9をへてPTO軸110へ達する。
シフトフォーク95を第1図の中立位置へ戻し、更に前
進させるとスプライン内歯92はスプライン外歯90と
噛み合い、PTO第3速か得られる。
シフトフォーク95を第1図の中立位置へ戻し、シフト
フォーク97を前方又は後方へシフト操作することによ
りPTO第2.第4速が得られる。
スプール51をリンク機構を介してコラムシフト方式の
切換レバー(図示せず)により昇降させ、例えば入口5
2を第1連用出口56につなぐと、作動油は油路60、
環状溝36、油路35.34をへて作動室33に供給さ
れ、ピストン32が戻しばね41の弾力に抗して加圧板
40側へ移動し、摩擦板37,39の圧接により第1速
クラツチ26が接続する。
そうすると主クラッチ軸20回転力はギヤー13 、2
2、クラッチ26、ハブ31、キー30をへて副クラッ
チ軸3に達する。
以上説明したように本考案によると、油路板前面66が
イナーシャブレーキ板71の制動面の役割を果すと共に
、ポンプ54の作動室壁を兼ねるようにしたので、従来
のものにおけるシールケースを設ける必要がなくなり、
緩み、漏油が防止されるため作動が確実になると共に部
品点数が減り、構造が簡素化する。
大幅なコストダウンも可能である。
又第1図の如くポンプケース64でイナーシャブレーキ
ケースを兼ねると、構造が一層簡素化する。
更に油路板8でシールケースを兼ね、油路板8内に分配
器を形成すると、更に構造が簡素化するばかりでなく、
前後方向長さの短縮に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ前後に連続する部分の縦断左
側面図、第3図はPTO変速レバー支持部の縦断左側面
図、第4図は第3図のfV−IV断面図、第5図は第1
図のV−■断面図である。 1・−・・・・パワージットミッションケース、2・・
・・・・主クラツチ軸、3・・・・・・副クラッチ軸、
8・・・・・・油路板、54・・・・・・ポンプ、66
・・・・・・前面、71・・・・・・イナーシャブレー
キ板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パワーシフトミッションケースの前端に固着した油路板
    にパワーシフト副クラッチ軸とその上方の主クラツチ軸
    の各前端部を支承し、油路板の前面を副クラッチ軸に対
    するイナーシャブレーキの制動面と、主クラツチ軸で作
    動するポンプの作動室壁にそれぞれ兼用したことを特徴
    とするパワーシフトトラクタのポンプブレーキ支持装置
JP3207479U 1979-03-12 1979-03-12 パワ−シフトトラクタのポンプ、ブレ−キ支持装置 Expired JPS5934516Y2 (ja)

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JP3207479U JPS5934516Y2 (ja) 1979-03-12 1979-03-12 パワ−シフトトラクタのポンプ、ブレ−キ支持装置

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JPS55129837U JPS55129837U (ja) 1980-09-13
JPS5934516Y2 true JPS5934516Y2 (ja) 1984-09-25

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