JPS5934511Y2 - トラクタに於ける雨除け装置 - Google Patents

トラクタに於ける雨除け装置

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Publication number
JPS5934511Y2
JPS5934511Y2 JP15895678U JP15895678U JPS5934511Y2 JP S5934511 Y2 JPS5934511 Y2 JP S5934511Y2 JP 15895678 U JP15895678 U JP 15895678U JP 15895678 U JP15895678 U JP 15895678U JP S5934511 Y2 JPS5934511 Y2 JP S5934511Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
seat
zenith
sheet
rolled
Prior art date
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Expired
Application number
JP15895678U
Other languages
English (en)
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JPS5575509U (ja
Inventor
厳一 舟橋
Original Assignee
株式会社クボタ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP15895678U priority Critical patent/JPS5934511Y2/ja
Publication of JPS5575509U publication Critical patent/JPS5575509U/ja
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Publication of JPS5934511Y2 publication Critical patent/JPS5934511Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトラクタに於ける雨除は装置に関する。
周知のように、例えば、乗用トラクタにおいては、機体
に支柱を立設し、該支柱の上端に天頂フレームを構成し
て、該フレームを座席の上方に設けると共に、天頂フレ
ームにシートを張り渡して、日除けを兼ねる雨除は装置
を付設する。
ところで、上記の場合、シートの前後端は天頂フレーム
の前・後部フレームにその外周面に沿って巻いて固定し
ていた。
然し乍ら、従来の前・後部フレームは下面を水平にして
あった。
そのため、シートの前・後部フレームの上面側及び外面
側に付着した雨水がシートを伝わり、シートの前・後部
フレームの下面側にまで導かれて、座席上のオペレータ
に降りかかると云う惧れがあったのが実情である。
本考案は上記実情に鑑み、鋭意研究の結果、巻き返した
シートの端部に雨水が伝わって、座席上のオペレータに
降りかかると云う惧れをなくすと共に、その構造は簡易
と云うトラクタに於ける雨除は装置を提供することを目
的とし、この目的を達成するために、座席の上方に天頂
フレームを設け、該天頂フレームにシートを張り渡し、
シート端部を、天頂フレームに対して、その上方から外
方を介して下方へと巻き返して、その天頂フレーム外方
に位置する部分を垂設部とし、天頂フレーム下方に位置
する部分を巻き返し部としたものにおいて、垂設部を、
下端に向うに従って天頂フレーム外方への張出量が犬と
なる傾斜状とし、巻き返し部を、内端に向うに従って上
位となる傾斜状とし、垂設部下端と巻き返し部外端間に
水切部を設け、巻き返し部内端に連設されるシート端を
、天頂フレームに固定される固定部としたことを特徴と
するものである。
以下、本考案の第1実施例を第1図乃至第5図の図面に
基き説明すれば、1は乗用トラクタの機体、2は該機体
1を構成するミッションケースで、該ケース2の後側に
は、座席3付きの油圧装置4を垂設している。
筐た、ミッションクー32両脇には、フェンダ5付きの
後輪6を備えるための後車軸ケース7を突設しである。
一方安全フレームFは筐ず左右のフェンダ5から夫々支
柱8を座席3を間に挾むように立設し、これがやや前傾
すべく構成され、又両支社8の上端を介して四辺枠状の
天頂フレームTを水平に装備して、該フレームTを座席
3上方に設けである。
この天頂フレームTは左右一対の脇フレーム9と、両脇
フレーム9の前・後に渡設された前部フレーム10、後
部フレーム11とを備えるものである。
前記脇フレーム9はその上端に帯状として開口した流入
口12を形成し全体がU型断面をなすと共に同流入口1
2の内側縁に沿って内向きに突状の帯長舌片13を一体
形成しである。
そしてこの腕フレーム9の前端は蓋片14で閉ざされて
いるが後端は開放されて此処に形成した排出口15から
後方へと雨水が流出されるように構成しである。
一方、前部フレーム10はリップ付溝形材を若干押し潰
した形状にして、これの開口側が後向きになるように両
腕フレーム9間に溶接にて固着している。
なお、前部フレーム10の土壁16は外側から座席3に
向かう巾方向に、即ち、前方側から後方側に向って若干
下り傾斜に形成され、また、フレーム10の外側壁17
も後方側に若干側されている。
更に、フレーム10の下壁18も外側から座席3に向っ
て若干上り傾斜とされている。
更に、後部フレーム11も前部フレーム10と同一形状
に形成してあり、その開口側が前方に向くように両脇フ
レーム9間に固着しである。
20は天頂フレームTの枠内に張り渡すシートで、その
前端部を前部フレーム10の外周面に沿って巻上方から
前方(即ち外方)を介して下方とト巻き返して、シート
20の前部フレーム10の下側角部に対応する部分を水
切部19として、該水切部19よりシート20を前部フ
レーム10の下壁18に沿って座席3に向う若干の上り
傾斜としているが、その傾斜角度は10度程度が好まし
い。
そして、シート20前端を前部フレーム10の下側のリ
ップ部に鋲、リベット、ビス等の止着具21により固定
している。
これより、シート20端部における前部フレーム10の
外側壁17に巻き付けられた部分が、外側壁1T前方に
位置する垂設部28とされて、下端に向うに従って前部
フレーム10前方への張出量が犬となる傾斜状とされて
いる。
また、シート20端部における前部フレーム10の下壁
18に巻き付けられた部分が、下壁18下方に位置する
巻き返し部29とされて、後端(即ち内端)に向うに従
って上位となる傾斜状とされている。
そして、垂設部28下端と、巻き返し部29の前端(即
ち外端)との間に水切部19が設けられている。
更に、巻き返し部29後端に連設されたシート20端が
、前部フレーム10に固定される固定部30とされてい
る。
また、シート20の後端も後部フレーム11に前部フレ
ーム10に対する場合と同様に巻返し固定しである。
なお、両腕フレーム9間には、背面が台形山形状をなす
帯板状の押上げ板22を前後に隔てた状態で、しかも、
天頂フレームT自体よりも若干土寄りに突出する状態で
横設しである。
そして、シート20が押上げ板22によりその中央部が
周囲より高く持上げられるようにして、シート20上に
降った雨水が中央部に溜ることなく、周囲に流れ落ちる
ようにしである。
そして、各側方側に流れ落ちた雨水は流入口12から各
脇フレーム9内に入るようにしである。
23ば丸棒状の押下げバーで、脇フレーム9間の前部フ
レーム10より少し後方に横架し、シート20をこのバ
ー23の下方を通すことによってV形量状の両温り部2
4を形成すると共に、この溜り部24の両脇が各脇フレ
ーム9内に通じるようにしである。
このようにして、上記前方側に流れ落ちた雨水及びシー
ト20の前端上に降った雨水は両温り部24から脇フレ
ーム9内に導かれる。
なお、両温り部24の傾斜角は前部フレーム10の土壁
16の傾斜角と同一にしである。
そして、シート20の後方側においても前方側と同様に
して両温り部24を形成してあり、ここに、シート20
上に降った雨水はすべて脇フレーム9内へ導かれて、脇
フレーム9の排出口15から排出される。
なお、第2図の破線で示す如く、脇フレーム9と支柱8
とを互いに連通させ、これでもって、後輪6へと雨水を
導き出すことも自由である。
また、押下げバー23は板状、枠状のものでもよい。
第6図は本考案の第2実施例を示すもので、前部フレー
ム10を第1実施例の前部フレーム10の下壁18を除
去した形状としである。
そして、シート20の前端部を前部フレーム10の外周
面ニ沿って巻返し、シート20の前部フレーム10の下
端に対応する部分を水切部19として、該水切部19よ
りシート20前端側を座席3に向かう上り傾斜とすると
共に、シート20の前端を脇フレーム9間に渡設した横
棒25に巻いて固定している。
本考案は以上の通りであって、シート端部における天頂
フレーム外方に位置する垂設部を、下端に向うに従って
天頂フレーム外方への張出量が犬となる傾斜状とし、シ
ート端部における天頂フレーム下方に位置する巻き返し
部を、内端に向うに従って上位となる傾斜状とし、垂設
部下端と巻き返し部外端間に水切部を設けたので、シー
トの垂設部を伝わって流れ落ちてきた雨水は水切部で良
好な水切り作用を受けて落下するのであり、雨水が水切
部から巻き返bsを伝わって座席上のオペレータに降り
かかると云う惧れはない。
昔た、巻き返し部内端に連設されるシート端を、天頂フ
レームに固定される固定部としたので、シート端部にお
ける垂設部や巻き返し部の風によるばたつきを少なくで
き、シート端部側のばたつきによる付着した雨水の飛散
を少なくできると共に、その構造は簡易である等の利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示すトラクタ側面図、第
2図は第1図の要部拡大図、第3図は第2図の平面図、
第4図は第3図のIV −IV線矢視断面図、第5図は
第3図の■−V線矢視断面図、第6図は本考案の第2実
施例の要部断面図である。 1・・・トラクタ機体、3・・・座席、8・・・支柱、
9・・・脇フレーム、10・・・前部フレーム、11・
・・後部フレーム、19・・・水切部、20・・・シー
ト、F・・・安全フレーム、T・・・天頂フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座席の上方に天頂フレームを設け、該天頂フレームにシ
    ートを張り渡し、シート端部を、天頂フレームに対して
    、その上方から外方を介して下方へと巻き返して、その
    天頂フレーム外方に位置する部分を垂設部とし、天頂フ
    レーム下方に位置する部分を巻き返し部としたものに釦
    いて、垂設部を、下端に向うに従って天頂フレーム外方
    への張出量が犬となる傾斜状とし、巻き返し部を、内端
    に向うに従って上位となる傾斜状とし、垂設部下端と巻
    き返し部外端間に水切部を設け、巻き返し部内端に連設
    されるシート端を、天頂フレームに固定される固定部と
    したことを特徴とするトラクタに於ける雨除は装置。
JP15895678U 1978-11-17 1978-11-17 トラクタに於ける雨除け装置 Expired JPS5934511Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15895678U JPS5934511Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 トラクタに於ける雨除け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15895678U JPS5934511Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 トラクタに於ける雨除け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5575509U JPS5575509U (ja) 1980-05-24
JPS5934511Y2 true JPS5934511Y2 (ja) 1984-09-25

Family

ID=29151314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15895678U Expired JPS5934511Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 トラクタに於ける雨除け装置

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JP (1) JPS5934511Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015221969A (ja) * 2014-05-22 2015-12-10 日立建機株式会社 建設機械

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015221969A (ja) * 2014-05-22 2015-12-10 日立建機株式会社 建設機械

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JPS5575509U (ja) 1980-05-24

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