JPS5934482B2 - 鬼瓦の成形における裏板の接合方法 - Google Patents

鬼瓦の成形における裏板の接合方法

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JPS5934482B2
JPS5934482B2 JP52153760A JP15376077A JPS5934482B2 JP S5934482 B2 JPS5934482 B2 JP S5934482B2 JP 52153760 A JP52153760 A JP 52153760A JP 15376077 A JP15376077 A JP 15376077A JP S5934482 B2 JPS5934482 B2 JP S5934482B2
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秋則 宮園
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鬼瓦素地の成形における裏板の接合方法に関す
る。
鬼瓦素地の成形において、正面に装飾模様を有し裏面が
開放された箱状に成形された本体の前記裏面の開放端周
縁に対して、前記本体とは別途に鬼瓦の正面形状に沿っ
て平板状に成形された裏板の外周縁部を接合するには、
従来は、第2図に示すように、本体Aの開放端面を水平
状に成形しその上へ裏板Bの周縁を単に載置して接合し
たり、第3図に示すように本体Aの開放端面を内方へ向
って傾斜状に成形した後、その傾斜角に合わせて裏板B
の外周面を加工して接合していたが、何れも単一面での
接合のため接合強度が不充分であるばかりでなく、接合
部がその周辺より早く乾燥して接合部に亀裂が発生し易
い欠点があった。
また前者においては本体Aと裏板Bとの接合線Jが本体
Aの側面に露出して商品価値を低下させ、また後者にお
いては、通常、たとえば第4図に示すように本体Aを成
形下型Mに保持したまま弓づる状の工具Tによって接合
面を傾斜状に加工するとともにこの傾斜角に適合するよ
うに裏板周縁を加工する等の手数を要するという欠点も
あった。
本発明は、上記した従来の欠点に鑑みて、本体と裏板と
を積極的に係止しながら強固に接合することができるば
かりでなく、素地の乾燥による接合部の亀裂を未然に防
止することかでき、しかも接合面を本体自体の成形加工
と同時に形成して生産性を向上させることができる接合
方法を提供することを目的とするものである。
次に本発明の接合方法によって本体と裏板とを接合する
一実施例を第5図〜第7図によって具体的に説明すると
、下型Mと上型Nとによって本体1を成形する際、本体
1の開放端、すなわち図示上端の内周縁には、裏板2の
外周縁部を受承する受承面3と、裏板2の外周側面に当
接するように前記受承面3に直角に連設された当接面4
とを備えた断面り字状の接合面5を形成するとともに、
前記受承面3にをま縦孔状の係止孔6を、上型Nに植設
されたピン7によって、本体1自体の成形と同時に成形
する。
次に第6図に示すように前記接合面5に対して泥漿8を
塗布した後、この接合面5の裏板2の外周縁部を当接さ
せて本体1の開放端内周縁へ裏板2を嵌着するとともに
下方へ向って押圧する。
この際、泥漿8は第7図に示す8Aのように前記係止孔
6内へ押込まれる。
さらに本実施例においては内方へ向うテーパ面を有する
縁押え9によって本体1の開放端外周面を下方へ向って
押圧することにより、縁押え9のテーパ面によって本体
1の開放端外縁部が裏板2に向って第7図に鎖線図示の
ように、斜状に押し込まれて本体1と裏板2との接合が
強化され、一方、泥漿8が接合面5に沿ってさらに均一
に押しのばされるとともに係止孔6内へも深(押し込ま
れて本体1と裏板2とは接合される。
すなわち、本発明による鬼瓦の裏板の接合方法は、鬼瓦
素地の成形において、鬼瓦本体をその裏面が開放する箱
状になるようにプレス加工してから、該本体の裏面の開
放端内周縁に、裏板を接合するために、前記裏板の外周
縁部を受承する受承面と該受承面に直角に形成されて前
記裏板の外周側面に当接する当接面とよりなる断面り字
状の接合面と、前記受承面に縦孔状に穿設された係止孔
とを、前記本体の開放端内周縁に対し、前記本体自体の
プレス加工と同時にプレス成形した後、前記接合面と係
止孔とに泥漿を施してから前記本体の接合面に前記裏板
の周縁を当接せしめ、次に前記本体の開放端外周縁を前
記裏板の外周面に向って押圧することによって前記本体
と前記裏板とを接合することを特徴とするもので、本発
明方法によれば本体と裏板とが、L字状の接合面によっ
て泥漿によって接着されて強固に接合されるばかりでな
く、泥漿中に含有される水分が次第に接合面の周辺に滲
透して、本体と裏板との接合部は他の個所より乾燥がお
くれるため、核部の急速収縮による亀裂を未然に防止す
ることができる。
また係止孔の中へ押し込められた泥漿の固化によって本
体と裏板とが結合されるため、上記した接合をさらに確
実にするものである。
しかも本発明方法によれば、断面り字状の接合面と係止
孔とが本体自体のプレス成形と同時に形成され、接合面
形成のために何等余分の工程を必要としないため、鬼瓦
の素地の成形に際して著しく生産性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は成形を完了した鬼瓦素地の一例を示す一部破断
背面図、第2図は本体と裏板との接合部の従来の一実施
例を示す断面図、第3図は従来の他の実施例を示す断面
図、第4図は第3図の接合実施例の接合面加工の一例を
説明する断面図、第5図〜第7図は本発明方法を実施し
た一実施例を示し、第5図は本体の開放内周縁に裏板接
合面および係止孔を本体の成形と同時に成形した後、上
型を上昇させた状態を示す断面図、第6図は裏板接合面
および係止孔建泥漿を施した後、本体に裏板を嵌着しよ
うとする状態を示す要部拡大断面図、第7図は本体と裏
板との接合を終了した状態を示す要部拡大断面図である
。 1・・・・・・本体、2・・・・・・裏板、5・・・・
・・接合面、6・・・・・・係止孔、8・・・・・・泥
漿。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鬼瓦素地の成形において、鬼瓦本体をその裏面が開
    放する箱状になるようにプレス加工してから、該本体の
    裏面の開放端内周縁に、裏板を接合するために、前記裏
    板の外周縁部を受承する受承面と該受承面に直角に形成
    されて前記裏板の外周側面に当接する当接面とよりなる
    断面り字状の接合面と、前記受承面に縦孔状に穿設され
    た係止孔とを、前記本体の開放端内周縁に対し、前記本
    体自体のプレス加工と同時にプレス成形した後、前記接
    合面と係止孔とに泥漿を施してから前記本体の接合面に
    前記裏板の周縁な当接せしめ、次に前記本体の開放端外
    周縁を前記裏板の外周面に向って押圧することによって
    前記本体と前記裏板とを接合することを特徴とする鬼瓦
    素地の成形における裏板の接合方法。
JP52153760A 1977-12-20 1977-12-20 鬼瓦の成形における裏板の接合方法 Expired JPS5934482B2 (ja)

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JPS5485208A JPS5485208A (en) 1979-07-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6071565A (ja) * 1983-09-29 1985-04-23 東陶機器株式会社 衛生陶器の生素地接着方法
JPS6071566A (ja) * 1983-09-29 1985-04-23 東陶機器株式会社 衛生陶器の生素地接着方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5239707A (en) * 1975-09-26 1977-03-28 Toshio Ishikawa Automatically lining apparatus for ridgeeend tiles

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JPS5239707A (en) * 1975-09-26 1977-03-28 Toshio Ishikawa Automatically lining apparatus for ridgeeend tiles

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