JPS5933750Y2 - 石炭運搬船 - Google Patents

石炭運搬船

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JPS5933750Y2
JPS5933750Y2 JP1166380U JP1166380U JPS5933750Y2 JP S5933750 Y2 JPS5933750 Y2 JP S5933750Y2 JP 1166380 U JP1166380 U JP 1166380U JP 1166380 U JP1166380 U JP 1166380U JP S5933750 Y2 JPS5933750 Y2 JP S5933750Y2
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JP
Japan
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coal
conveyor
ship
supply tank
chain
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Expired
Application number
JP1166380U
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JPS56113096U (ja
Inventor
正義 加納
達也 村橋
康雄 中井
和敬 細萱
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数の船舶と、これら船舶の下部と中央コン
ベヤ区画との間に配設した搬出装置と、中央コンベヤ区
画内に配設したパケットコンベヤとを有する石炭運搬船
に関するものである。
重油燃料の高騰により石炭が見直しされ、その輸入量は
増大する傾向にある。
輸入される石炭は、産地または積出港において、使用者
側の要求により脱灰を行ない、石炭はボイラー燃焼後の
灰の産出量を減少する。
この効果が大きく評価されて、石炭は5間以下に粉砕し
た粉粒石炭の輸送が主体となる傾向にある。
ところでこのような粉粒石炭を輸送する石炭運搬船とし
て、石炭を燃料とする石炭だきの運搬船が考えられる。
しかtalt石炭は多量必要であり、その貯炭槽を機関
室に配備するためには広いスペースが必要となる。
本考案は、貯炭床を極力機関室側に設けることをさけ必
要貯炭は機関室と船舶間のボイドスペースおよび船舶間
に設けた貯炭床を利用しさらに貯炭庫積み炭を供給槽に
搬送するに、揚荷設備の一部を兼用して行なえる石炭運
搬船を提案するもので、以下その一実施例を図面に基づ
いて説明する。
図において1は船舶で、船首尾方向に複数(実施例では
6)の船舶2A、2B、2C,2D。
2E、2Fを有すると共に、中央に中央コンベヤ区画3
を有する。
さらに船舶1は、中央コンベヤ区画3に隣接する船舶2
Cの一部が区画され、該中央コンベヤ区画3との間に貯
炭床20を形成すると共に、船尾船舶2人と機関室21
との間に供給槽22を形成している。
前記貯炭床20ならびに船舶2A〜2Fは横断面におい
て、センターホッパー4とサイドホッパー5A、5Bと
により左右の船底部6A、6Bが形成され、さらに縦断
面において波状の船底ホッパー7に形成されている。
前記船底部6A、6Bで各波底部には船中方向のスクリ
ューコンベヤ8A、8Bが配設され、これらスクリュー
コンベヤ8A、8Bの外端はサイドホッパー5A、5B
に支持されると共に、内端はセンターホッパー4内の空
間9に設けたケース10A、10Bに支持される。
また各スクリューコンベヤ8A、8Bは、ケース10A
、IOBに取付けた駆動装置11A、11Bによって各
別に駆動される。
前記ケースIOA、10B内には船首尾方向のチェンコ
ンベヤ12A、12Bが配設され、これらチェンコンベ
ヤ12A、12Bの終端は中央コンベヤ区画3に至る。
以上8A、8B〜12A、12Bにより搬出装置13を
構成する。
前記中央コンベヤ区画3内には、その受入口に前記チェ
ンコンベヤ12A、12Bが接続するパケットコンベヤ
14が設けられる。
このパケットコンベヤ14は船首側と船尾側と一対設け
られ、夫夫上甲板15を貫通してその吐出口16を該上
甲板15の上方に位置させている。
前記各船舶2A〜2Fの上部には開閉可能なハツチ17
A。
17B、17C,17D、17B、17Fが設けられる
18はその始端が前記パケットコンベヤ14の吐出口1
6に接続するチェンコンベヤで、その終端には船外に振
出し可能な旋回式チェンコンベヤ19が配設される。
23は上甲板15上に配設された燃料炭搬送装置(チェ
ンコンベヤ)で、その始端には前記旋回式チェンコンベ
ヤ19が接続可能であり、さらに終端は前記供給槽22
の上部に接続する。
さらに上甲板15上には各船舶2A〜2Fならびに貯炭
庫20の上部に連通ずる不活性ガス回収管24ならびに
二次ガス供給管25が設けられる。
26は排出機動ファン、27は排出筒で、各船舶2A〜
2Fに夫々設けられる。
28は上甲板15に設置した不活性ガス発生装置、29
は荷役制御室である。
また船底には、架橋防止装置用の不活性ガス供給管30
と、スクリューコンベヤ8A、8Bへの不活性ガス供給
管31と、チェンコンベヤ12A、12Bへの不活性カ
ス供給管32とが配管される。
第4図において33はパージで粉粒体気送装置34が設
けられる。
また35は搭載装置で、ハツチ17A〜17Fに挿入可
能ナチェンコンベヤ36又はベルトコンベヤを有する。
このように実施例では船舶2A〜2Fに対する粉粒体の
積込みをハツチ17A〜17Fを通して行なうようにし
ているが、これは不活性ガスなどの気体を利用する粉粒
体気送方式の積込み管を各船舶2A〜2Fの上部に連通
させる形式であってもよく、また船舶2A〜2Fの上部
にはバグフィルタ−37などの固体気体分離装置を設け
てもよいものである。
先ず積地の作業を説明する。
第4図に示すように船舶1を停泊させた状態で、積地側
の搭載装置35からのチェンコンベヤ36を、又はベル
トコンベヤを、ハツチ17A〜17Fを通して船舶2A
〜2F内に位置させる。
これにより粉粒炭を各船舶2A〜2F内に積込み得る。
さらに同様にして、貯炭庫20ならびに供給槽22に燃
料炭を積込む。
なお積込みは、前述したように気送方式でも行なえるも
のである。
上述のように積込みを終えたのち、船舶1の航行により
輸送を行なうのである。
この輸送中において、機関室21では供給槽22から取
出される燃料炭が使用される。
そして供給槽22の燃料炭が減少してくると貯炭庫20
側から補充される。
すなわち第2図に示すように旋回式チェンコンベヤ19
を燃料炭搬送装置23に接続させた状態で、貯炭庫20
に対応するスクリューコンベヤ8A。
8Bとチェンコンベヤ12A、12B、パケットコンベ
ヤ14、両チェンコンベヤ18,19.ならびに燃料炭
搬送装置23を駆動させる。
すると貯炭庫20内の燃料炭はスクリューコンベヤ8A
8Bによってケース10A、IOB内に取出され、そし
てチェンコンベヤ12A、12Bによって中央コンベヤ
区画3側に搬出される。
次いで燃料炭はパケットコンベヤ14によって上甲板1
5上に持上げられ、そして吐出口16からチェンコンベ
ヤ18に供給される。
引続いて燃料炭は、旋回式チェンコンベヤ19と燃料炭
搬送装置23とを介して供給槽22に送込まれる。
次に揚地の作業を説明する。
停泊点に船舶1を位置させた状態で、旋回式チェンコン
ベヤ19を船外に振出し、その吐出口にバージ33側の
粉粒体気送装置34を接続させる。
そして任意の船舶2A〜2Fのスクリューコンベヤ8A
、8Bと、チェンコンベヤ12A、12B、パケットコ
ンベヤ14、ならびに両チェンコンベヤ18.19を駆
動させる。
すると任意の船舶2A〜2F内の粉粒炭はスクリューコ
ンベヤ8A、8Bによってケース10A、10B内に取
出され、そしてチェンコンベヤ12A、12Bによって
中央コンベヤ区画3側に搬出される。
次いで粉ね炭はパケットコンベヤ14によって上甲板1
5上に持上げられ、そして吐出口16からチェンコンベ
ヤ18に渡さし、次いで旋回式コンベヤ19によってバ
ージ33側に搬送される。
このバージ33上の粉粒炭は粉粒体気送装置34によっ
て陸側に揚荷される。
各船舶2A〜2Fの粉粒体を全て荷揚げした状態で船舶
1は、再び積地側に航行されるのであるが、このときの
燃料は、前述と同様に貯炭庫20ならびに供給艙22の
燃料炭が使用される。
以上述べたように本考案によると、燃料炭を確保するた
めの貯炭庫を船舶側に形成することから機関室側には広
い石炭格納スペースを必要とせず経済的な機関室配置が
でき、さらに貯炭庫から機関室内へ燃料炭を搬送するに
、各船舶からの揚荷設備の一部を兼用して行なうことが
でき、設備の兼用化、コンパクト化を可能にできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は船舶の縦断側
面図、第2図は平面図、第3図は平面断面図、第4図は
横断正面図、第5図は要部の横断正面図である。 1・・・・・・船舶、2A、2B、2C,2D、2E。 2F・・・・・・船舶、3・・・・・・中央コンベヤ区
画、8A。 8b・・・・・・スクリューコンベヤ、12A、12B
・・・・・・チェンコンベヤ、13・・・・・・搬出装
置、14・・・・・・パケットコンベヤ、15・・・・
・・上甲板、16・・・・・・吐出口、17A、17B
、17C,17D、17E。 17F・・・・・・ハツチ、18・・・・・・チェンコ
ンベヤ、19・・・・・・旋回式チェンコンベヤ、20
・・・・・・貯炭庫、21・・・・・・機関室、22・
・・・・・供給槽、23・・・・・・燃料炭搬送装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の船舶と、これら船舶の下部と中央コンベヤ区画と
    の間lこ配設した搬出装置と、中央コンベヤ区画内に配
    設したパケットコンベヤとを有する石炭運搬船において
    、前記船舶の一部を貯炭床に形成し、そして機関室とこ
    れに隣接する船舶との間に供給槽を形成し、前記パケッ
    トコンベヤの吐出口に接続可能で且つ終端が前記供給槽
    に接続する燃料炭搬送装置を設けたことを特徴とする石
    炭運搬船。
JP1166380U 1980-01-31 1980-01-31 石炭運搬船 Expired JPS5933750Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1166380U JPS5933750Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 石炭運搬船

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JP1166380U JPS5933750Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 石炭運搬船

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Publication Number Publication Date
JPS56113096U JPS56113096U (ja) 1981-09-01
JPS5933750Y2 true JPS5933750Y2 (ja) 1984-09-19

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ID=29608271

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JP1166380U Expired JPS5933750Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 石炭運搬船

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