JPS5933729B2 - 橋桁の横引き工法 - Google Patents

橋桁の横引き工法

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JPS5933729B2
JPS5933729B2 JP13722381A JP13722381A JPS5933729B2 JP S5933729 B2 JPS5933729 B2 JP S5933729B2 JP 13722381 A JP13722381 A JP 13722381A JP 13722381 A JP13722381 A JP 13722381A JP S5933729 B2 JPS5933729 B2 JP S5933729B2
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JP
Japan
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bridge girder
rail
pier
bridge
hydraulic
Prior art date
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Expired
Application number
JP13722381A
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English (en)
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JPS5841107A (ja
Inventor
三樹男 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGOYA KOSOKU DORO KODAN
Original Assignee
NAGOYA KOSOKU DORO KODAN
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は橋桁の横引き工法に関する。
一般に、橋を架設する場合先ず橋桁をクレーンで吊り上
げて橋脚上に載置するわけであるが、その際橋桁を橋脚
の所定位置に正確に載置することは、クレーンの作業半
径に一定の制約があることから極めて困難である。
従って、従来は橋桁を橋脚上の適当な位置に一旦載置し
、その後所定位置まで橋桁を横方向に移動させるように
している。
この作業は橋桁の横引きと呼ばれ、橋脚上に複数の橋桁
が載置される場合それらを据付位置まで移動するため必
ず行われる作業であり、従来6橋脚上にチルホール及び
ワイヤ等からなる横引き装置を設け、それら各装置を夫
々別個に人力で操作して橋桁を移動させるようにしてい
る。
ところが、このような従来工法では前記の如く各橋脚上
の横引き装置が別個にしかも人力で操作されるため、橋
桁の各橋脚上における移動量にバラツキを生じ橋桁を迅
速且つ正確に移動させることができず、作業終了までに
多くの労力と時間が費され作業性の悪いものであった。
斯る橋桁の横引き作業性が悪いことによる問題は、既存
の道路上に高架橋を架設する場合交通規制を伴うので特
に深刻な悩みである。
本発明は紙上事情に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は各橋脚上に橋桁を移動させる手段として油圧ジ
ヤツキを設け、それら各油圧ジヤツキを集中制御して同
時に作動させることにより橋桁を移動させるようにし、
橋桁の横引きを迅速且つ正確に行えるようにした工法を
提供することにある。
本発明実施の一例を既存の道路上に架設される高架橋に
おける橋桁の横引き工法について図面により説明すると
、第1図乃至第3図においてAは道路であり、中央分離
帯aをはさんでその両側に夫々車道すと歩道Cとが設け
られている。
dは作業帯であり、前記左右の車道すにおける外側の車
線す、を残して内側の車線b2を防護柵1で閉鎖するこ
とにより設けられ、この作業帯dを介して後述する橋脚
B周囲及び橋脚B上での作業スペースが車道すと区画さ
れて確保されている。
そして、斯る状態で道路Aの中央分離帯aに橋脚Bが設
置される。
橋脚Bは道路Aの幅方向に間隔をおいて複数例えば4つ
設置され、夫々略丁字状の形態とされると共にその上端
の水平辺部B、が比較的長く設定され、該辺部B、に橋
桁Cが載置されるようになつている。
2は前記各橋脚B上節ちその水平辺部B、に敷設された
レールであり、このレール2は鋼材からなる多数の枕木
3を介して平行に2本敷設され、橋脚Bの水平辺部B、
の横方向全長にわたっている。
4は前記レール2上に設置された一対の台車であり、所
定の間隔即ち橋桁Cの横幅とほぼ等しい間隔をおいて配
置されている。
そして、前記台車4を介して各橋脚B上のレール2に橋
桁Cが載置されるが、該橋桁Cは地組みされクレーン等
で吊り上げて台車4上に載置するようにする。
このようにして橋桁Cは各橋脚B上において移動可能に
載置されるわけであるが、斯る橋桁Cを移動させるべく
各橋脚B上にその移動手段が設けられる。
移動手段は各橋脚B上面において橋桁Cの一側方で且つ
レール2上方に沿わせて配置された油圧ジヤツキ5から
なる。
油圧ジヤツキ5は油圧シリンダ5aとロッド5bとから
なり、その一端即ち油圧シリンダ5aがレールクランプ
6を介してレール2に係脱可能に取付固定され、同他端
即ちロッド5bが前記橋桁Cの移動方向後方の台車4に
連結されている。
前記レールクランプ6は油圧によってレール2をその両
韻qから挾持して該レール2に固定され、油圧ジヤツキ
5をレール2に固定状に保持する機能を果すものである
そして、上記各橋脚B上の油圧ジヤツキ5及びレールク
ランプ6は夫々ホースを介して油圧ポンプ等からなる各
別の油圧回路Tに接続されると共に、それら油圧回路7
が1つの制御装置りに接続される。
この制御装置りは前記油圧回路7と電気的に接続され、
それら各油圧回路7を制御して油圧ジヤツキ5及びレー
ルクランプ6の作動を一括して集中fft1mするよう
になっており、任意の1つの橋脚B上又は作業帯dの適
宜箇所に設置されている。
以上の様に橋桁Cを横引きするまでの準備作業が終了し
た後橋桁Cを移動させるわけであるが、その作業は次の
様にして行われる。
即ち、制御装置りを操作することにより各橋脚B上の油
圧ジヤツキ5及びL・−ルクランプ6が同調して作動さ
れる。
この油圧ジヤツキ5及びレールクランプ6の作動を第4
図乃至第6図に示す。
先ず、レールクランプ6がレール2を挾持してそれに固
定された状態で油圧ジヤツキ5を伸張させることにより
、橋桁Cが油圧ジヤツキ5で台車4とともにレール2に
沿って移動される。
次ニ、レールクランプ6の挾持状態を解除し油圧ジヤツ
キ5を縮めることにより、レールクランプ6がレール2
に沿って移動され油圧ジヤツキ5とともに橋桁Cに近接
する。
そして、この状態で再びレールクランプ6をレール2に
挾持固定し次いで油圧ジヤツキ5を伸張させることによ
り、橋桁Cがまた再び移動される。
尚図中8は変位された橋桁Cをそこから動かないよう停
止状態に保持するストッパであり、橋桁Cの移動方向前
方の台車4を固定してその移動を停止させるようになっ
ている。
しかして、以上の様な動作が繰り返し行われることによ
り、橋桁Cが各橋脚B上において均等に間欠的に移動さ
れ、橋脚B上の所定位置例えばその−Iffまで平行移
動される。
尚、上記橋桁Cの移動は橋脚Bの水平辺部B1外端が車
道すの外側の車線b1にかかつているので、その車線に
おける車の通行が規制される信号の合い間(約50秒)
を利用して行われる。
従って、車線b1を完全に閉鎖することなく橋桁Cの横
引きを行うことができ、交通規制を最少限に抑えること
ができる。
斯くて、1つの橋桁Cが橋脚Bの所定位置まで移動され
て横引き作業が終了すると、該橋桁Cは各橋脚B上に固
定されるがその作業工程を第7図乃至第9図に示す。
先ず、橋桁Cの底面部に対応させて橋脚B上に油圧ジヤ
ツキ9を設置し、次いで該ジヤツキ9を伸張させること
により橋桁Cを持ち上げ、台車4を撤去する。
そして、上記油圧ジヤツキ9を縮めることにより、橋桁
Cを降ろしてその底面部両側を橋脚B上に予め設置され
た沓10に固定し、油圧ジヤツキ9を取去る。
この様にして1つの橋桁Cの横引き及び橋脚Bへの固定
作業が終了すると、次々に他の橋桁Cが同様にして橋脚
B上に載置されて横引きされ、且つ橋脚Bに固定される
尚、前記実施例では道路A上に高架橋を架設する際の橋
桁Cの横引きについて説明したが、本発明工法はこれに
限定されるものではなく、例えば線路上の高架橋又は河
川にかけられる橋などにおける橋桁の横引きにも応用で
きることは勿論である。
本発明は以上説明した様に、複数の橋脚の上面に夫々そ
の梁方向に沿ってレールを敷設し、この各橋脚のレール
上に台車を介して橋桁を載置すると共に、上記各橋脚上
において夫々橋桁の一側方で且つレール上方に沿わせて
油圧ジヤツキを配置し、この油圧ジヤツキの一端をレー
ルに係脱可能に取付固定し、同他端を台車に連結する一
方、同ジヤツキの油圧系を1つの制御装置に接続してそ
の作動を集中制御し、同ジヤツキの同調した作動により
橋桁をレールに沿って橋脚の所定位置まで横方向に移動
させるようにしたものである。
しかして、この本発明の構成によれば、各橋脚上におけ
る橋桁の移動が円滑に行われしかもその移動量が夫々均
等となり、橋桁の横引き作業を迅速且つ正確に行うこと
ができ、従来工法に比べ労力と時間を大幅に節減して作
業性を向上させることができる。
依って所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は橋桁が所定位置まで横引きされた状態を示す側
面図、第2図は同正面図、第3図は同平面図、第4図乃
至第6図は油圧ジヤツキ及びレールクランプの作動を示
す説明図、第7図乃至第9図は横引きされた橋桁を橋脚
に固定するまでの工程を示す説明図である。 尚図中 A・・・道路、B・・・橋脚、C・・・橋桁、
2・・・レール、4・・・台車、5・・・油圧ジヤツキ
、D・・・制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の橋脚の上面に夫々その梁方向に沿ってレール
    を敷設し、この各橋脚のレール上に台車を介して橋桁を
    載置すると共に、上記各橋脚上において夫々橋桁の一側
    方で且つレール上方に沿わせて油圧ジヤツキを配置し、
    この油圧ジヤツキの一端をレールに係脱可能に取付固定
    し、同他端を台車に連結する一方、同ジャ、ツキの油圧
    系を1つの制御装置に接続してその作動を集中制御し、
    同ジヤツキの同調した作動により橋桁をレールに沿って
    橋脚の所定位置まで横方向に移動させるようにした橋桁
    の横引き工法。
JP13722381A 1981-08-31 1981-08-31 橋桁の横引き工法 Expired JPS5933729B2 (ja)

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JP13722381A JPS5933729B2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 橋桁の横引き工法

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JP13722381A JPS5933729B2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 橋桁の横引き工法

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JPS5841107A JPS5841107A (ja) 1983-03-10
JPS5933729B2 true JPS5933729B2 (ja) 1984-08-17

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ID=15193652

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JP13722381A Expired JPS5933729B2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 橋桁の横引き工法

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JPH07116762B2 (ja) * 1988-04-14 1995-12-18 ブリヂストンテクノシステム株式会社 燻蒸倉庫の気密断熱構造およびその施工法
JPH0476149A (ja) * 1990-07-17 1992-03-10 Fumio Morigami ゴムアスファルトエマルジョンによる防水工法
JP3175069B2 (ja) * 1993-09-29 2001-06-11 株式会社大林組 ゴムアスファルト系防水組成物
JP4937838B2 (ja) * 2007-05-30 2012-05-23 三井住友建設株式会社 橋梁の架設方法

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