JPS5933705B2 - 湿熱バルキ−セツタ− - Google Patents
湿熱バルキ−セツタ−Info
- Publication number
- JPS5933705B2 JPS5933705B2 JP11907077A JP11907077A JPS5933705B2 JP S5933705 B2 JPS5933705 B2 JP S5933705B2 JP 11907077 A JP11907077 A JP 11907077A JP 11907077 A JP11907077 A JP 11907077A JP S5933705 B2 JPS5933705 B2 JP S5933705B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- yarn
- container
- bulky
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、湿熱により合繊糸にソフトなバルキーを均等
に与えようとする装置に関するものである。
に与えようとする装置に関するものである。
従来は合繊糸に均等なりリンズを与えようとする場合、
成る一定の長さの前記糸を1単位としてそれを紹取りし
て給熱の上自己収縮性を利用してバルキーを与えていた
。
成る一定の長さの前記糸を1単位としてそれを紹取りし
て給熱の上自己収縮性を利用してバルキーを与えていた
。
所が此のような場合にはNバー当り“と称して総を棒に
かけてバルキー出しをした時に、総の棒に接触している
部分が自由に収縮しないことがあって充分に品質の良い
バルキーセットが出来なかったり、又乾熱によってバル
キーを与えようとすると温度むらが起り易く前述同様に
品質のよいバルキーセットが出来なかった。
かけてバルキー出しをした時に、総の棒に接触している
部分が自由に収縮しないことがあって充分に品質の良い
バルキーセットが出来なかったり、又乾熱によってバル
キーを与えようとすると温度むらが起り易く前述同様に
品質のよいバルキーセットが出来なかった。
そして一般には、紡撚糸加工場とセット場所とが異なる
領域に存在するのが一般であるため、どのような方法で
セットするにしても、紡撚糸をチーズに一度巻取ってそ
れを総にするか又はチーズの巻初めと巻終りを結んで連
続糸状となし乾熱連続方式によりセットしている。
領域に存在するのが一般であるため、どのような方法で
セットするにしても、紡撚糸をチーズに一度巻取ってそ
れを総にするか又はチーズの巻初めと巻終りを結んで連
続糸状となし乾熱連続方式によりセットしている。
しかし連続方式は、高圧容器への糸の入口、そこからの
糸の出口の各部分における密閉化が難しい。
糸の出口の各部分における密閉化が難しい。
特に、−耳糸を巻取ってチーズにする限りに於ては必ず
チーズ単位の長さに於て結び目の出ることをさけること
が出来ないために、糸の高圧容器への連続出入れ技術の
改良には限度があり、いまなお十分満足できる技術が見
い出されていない。
チーズ単位の長さに於て結び目の出ることをさけること
が出来ないために、糸の高圧容器への連続出入れ技術の
改良には限度があり、いまなお十分満足できる技術が見
い出されていない。
そこで現状においては最も確実かつ実用的な湿熱バルキ
ーセッターとしてチーズ単位の長さで充分ソフトな湿熱
セットの出来る非連続式の装置の開発が最も現実的であ
る。
ーセッターとしてチーズ単位の長さで充分ソフトな湿熱
セットの出来る非連続式の装置の開発が最も現実的であ
る。
しかし、この装置は糸が熱による自己収縮を起こす際、
糸そのもの〜自由な収縮を阻害するような要素をもつ装
置であってはならない。
糸そのもの〜自由な収縮を阻害するような要素をもつ装
置であってはならない。
また高圧容器へチーズ単位長の糸の出し入れが確実かつ
容易にできるものでなければならない。
容易にできるものでなければならない。
本発明はこうした実情を踏まえて完成したものであって
、従って本発明の目的は密閉高圧容器内にチーズ単位長
さ毎の糸、特に合繊糸に自由な収縮を与えて接糸を回分
的にバルキー加工をするための装置の提供にある。
、従って本発明の目的は密閉高圧容器内にチーズ単位長
さ毎の糸、特に合繊糸に自由な収縮を与えて接糸を回分
的にバルキー加工をするための装置の提供にある。
この目的は、次の装置を採用することによって達成され
る。
る。
扉を有する鋼製の耐圧容器、該容器内に多段に収容され
ている外部駆動型のコンベアーであって、扉を開いたと
き、該コンベアーを移動させてその一端を前記容器の外
に引出すことが可能なコンベアー、並びに前記容器の外
に引出されたコンベアーの一端と係合してコンベアーの
搬送帯を前進または後進させることが可能な駆動源及び
前記コンベアーの一端上に糸管からの糸条の供給が可能
でかつ、コンベアー上に載置された糸条をひき取ること
が可能な糸条の供給引取機構とからなる糸条の湿熱バル
キーセッターとすることによって上記の目的が達成され
る。
ている外部駆動型のコンベアーであって、扉を開いたと
き、該コンベアーを移動させてその一端を前記容器の外
に引出すことが可能なコンベアー、並びに前記容器の外
に引出されたコンベアーの一端と係合してコンベアーの
搬送帯を前進または後進させることが可能な駆動源及び
前記コンベアーの一端上に糸管からの糸条の供給が可能
でかつ、コンベアー上に載置された糸条をひき取ること
が可能な糸条の供給引取機構とからなる糸条の湿熱バル
キーセッターとすることによって上記の目的が達成され
る。
具体的に図面に従って本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明に係る装置を一部縦断した側面図であ
り、そして第2図はコンベアーの一端部等の上面図であ
る。
り、そして第2図はコンベアーの一端部等の上面図であ
る。
本発明の装置は糸条Yの湿熱バルキーセッタ一本体Aと
糸条の供給引取機構その他の部分Bとから構成されてい
る。
糸条の供給引取機構その他の部分Bとから構成されてい
る。
前記本体Aは鋼製の耐圧容器1、該容器の中に多段に収
容されているコンベアー2、及び前記容器と真空発生源
や加圧発生源(図示なし)とを結ぶ圧力系3とから構成
されている。
容されているコンベアー2、及び前記容器と真空発生源
や加圧発生源(図示なし)とを結ぶ圧力系3とから構成
されている。
耐圧容器1の形状は複数個以上のコンベアー2を収容す
る容器であればいかなる形状のものでもよいが、その一
端面に扉4を有する。
る容器であればいかなる形状のものでもよいが、その一
端面に扉4を有する。
このような耐圧容器1としては好ましくは細長い円筒状
の本体を有し、その円筒の軸方向に対して直角な面のな
す方向に扉4がスライドして開く如き形状と構造を有す
るものが用いられる。
の本体を有し、その円筒の軸方向に対して直角な面のな
す方向に扉4がスライドして開く如き形状と構造を有す
るものが用いられる。
コンベアー2は二つのブーIJ5A、5Bに搬送帯6、
例えばベルト、特に好ましくは置網状のベルトがかけら
れた外部駆動型のコンベアーであって、しかも耐圧容器
1の扉4を開いたときその一端2Aが前記容器1の外側
に引出すことが可能なコンベアーとする。
例えばベルト、特に好ましくは置網状のベルトがかけら
れた外部駆動型のコンベアーであって、しかも耐圧容器
1の扉4を開いたときその一端2Aが前記容器1の外側
に引出すことが可能なコンベアーとする。
そのためにはコンベア−2自体が、前記容器内に取付け
た棚段(図示なし)上を移動可能な移動用のコロ7等を
前記容器内に設ける。
た棚段(図示なし)上を移動可能な移動用のコロ7等を
前記容器内に設ける。
そしてそのコロ7の上にコンベアー2の本体8をのせ、
コンベア−2全体を耐圧容器1内で移動可能とする。
コンベア−2全体を耐圧容器1内で移動可能とする。
なお、コンベアー2の扉側にあるブーIJ5Aには、後
述する外部駆動源を係合させたとき該ブーIJ5Aに前
記駆動源の駆動力が伝達するようなジヨイントが設けら
れている。
述する外部駆動源を係合させたとき該ブーIJ5Aに前
記駆動源の駆動力が伝達するようなジヨイントが設けら
れている。
他方、糸条の供給引取機構等Bは、圧力容器1の扉側に
立てられたスタンド9、該スタンドに取りつけられかつ
、上下方向に移動可能な保持器10、該保持器に取付け
られた糸条の旋回供給機11、該旋回機を回転させるモ
ーター12及びコンベアー2を圧力容器から引出したと
き、その一端2AのブーIJ5Aを回転させるためのモ
ーター13とからなっている。
立てられたスタンド9、該スタンドに取りつけられかつ
、上下方向に移動可能な保持器10、該保持器に取付け
られた糸条の旋回供給機11、該旋回機を回転させるモ
ーター12及びコンベアー2を圧力容器から引出したと
き、その一端2AのブーIJ5Aを回転させるためのモ
ーター13とからなっている。
モーター13とプーリ5Aとの間はジヨイント14を介
して係合自在となっている。
して係合自在となっている。
更に、糸条の旋回供給機11に糸管15から糸条を案内
するためのガイド16と11が前記機構Bに設けられて
いる。
するためのガイド16と11が前記機構Bに設けられて
いる。
また圧力系3はバルブ18を有する真空パイプ19とバ
ルブ20を有する蒸気供給パイプ21を含む。
ルブ20を有する蒸気供給パイプ21を含む。
上記構造を有する本発明の装置は次のごとき操作により
運転される。
運転される。
先ず、耐圧容器1の扉4を横に開いてベルトコンベアー
の移動用コロ7上に移動可能なようにセットされたコン
ベアー2を、耐圧容器1中より引出し、引出した先端を
糸旋回供給機11の直下に来るまで引出す。
の移動用コロ7上に移動可能なようにセットされたコン
ベアー2を、耐圧容器1中より引出し、引出した先端を
糸旋回供給機11の直下に来るまで引出す。
その時ベルトコンベアー2を駆動するためのジヨイント
14が自動的にプーリ5Aの軸端と接しモーター13を
回転させることによって適当設定スピードにてベルトコ
ンベアー2のベルトが移動する。
14が自動的にプーリ5Aの軸端と接しモーター13を
回転させることによって適当設定スピードにてベルトコ
ンベアー2のベルトが移動する。
此の移動とタイミングを合わせてチーズ15から引出さ
れた糸Yがガイドローラー11、糸旋回供給器11を経
てコンベアー上にベルト61]程度の径にループ状に巻
きながら供給する。
れた糸Yがガイドローラー11、糸旋回供給器11を経
てコンベアー上にベルト61]程度の径にループ状に巻
きながら供給する。
これは出来るだけ定まった面積上に出来るだけ糸の重な
りをさけるために用いた方法であり、ループ状に巻かな
くとも糸旋回供給器11の代りに振子状の運動をさせて
ベルトの長さ方向に対して直角の方向に糸を並べてもよ
い。
りをさけるために用いた方法であり、ループ状に巻かな
くとも糸旋回供給器11の代りに振子状の運動をさせて
ベルトの長さ方向に対して直角の方向に糸を並べてもよ
い。
要するに糸の重なりが出来るだけ少なくなるようにして
ベルト上に並べれば良い。
ベルト上に並べれば良い。
此のようにして第一段目のベルトに糸を供給し終ると、
ジヨイント14がはずれベルトコンベアー2を耐圧容器
1内に挿入する。
ジヨイント14がはずれベルトコンベアー2を耐圧容器
1内に挿入する。
と同時に保持器10が一段下の段の空位置に降下し同じ
ような操作によって次の段目のコンベアーを上段同様に
耐圧容器1より引出し先端を糸旋回供給機11の直下に
引出し上段同様な操作によって糸を供給し順次下段のコ
ンベアーに移って糸を供給する。
ような操作によって次の段目のコンベアーを上段同様に
耐圧容器1より引出し先端を糸旋回供給機11の直下に
引出し上段同様な操作によって糸を供給し順次下段のコ
ンベアーに移って糸を供給する。
此の一連の糸供給操作が終ると扉4を閉め従来よりの周
知の方法によってバルブ18を経て真空に、その抜弁2
0を経て加湿蒸気を供給しセットを行う。
知の方法によってバルブ18を経て真空に、その抜弁2
0を経て加湿蒸気を供給しセットを行う。
セット完了後はセット前の糸供給方法と丁度逆の方法に
よって糸をチーズに巻取る。
よって糸をチーズに巻取る。
此のような方法でもって湿熱セットを行なえば次の効果
が期待できる。
が期待できる。
(1) 従来の乾熱セットに比してよりソフトな自由
な縮みを与えたセットが可能である。
な縮みを与えたセットが可能である。
(2)高圧容器への連続出し入れの技術的困難さが回避
出来る。
出来る。
(3)連続湿熱セットを行なったと同様の糸に対する条
件と同条件でセットすることが可能である。
件と同条件でセットすることが可能である。
(4)その他に如何なる条件が附加されても糸に他から
力を加えることなく、確実に湿熱セットすることの出来
る。
力を加えることなく、確実に湿熱セットすることの出来
る。
従って本発明の装置によれば画期的湿熱バルキーセット
を行なうことが出来る。
を行なうことが出来る。
第1図は本発明に係る装置を一部縦断した側面図であり
、そして第2図はコンベアーの一端部等の上面図である
。 1・・・・・・耐圧容器、2・・・・・・コンベアー、
4・・・・・・扉、9・・・・・・スタンド、10・・
・・・・保持器、11・・・・・・糸旋回供給機、14
・・・・・・ジヨイント。
、そして第2図はコンベアーの一端部等の上面図である
。 1・・・・・・耐圧容器、2・・・・・・コンベアー、
4・・・・・・扉、9・・・・・・スタンド、10・・
・・・・保持器、11・・・・・・糸旋回供給機、14
・・・・・・ジヨイント。
Claims (1)
- 1 扉を有する鋼製の耐圧容器、該容器内に多段に収容
されている外部駆動型のコンベアーであって扉を開いた
とき該コンベアーを移動させてその一端を前記容器の外
に引出すことが可能なコンベアー並びに、前記容器外に
引出されたコンベアーの一端と係合してコンベアーの搬
送帯を前進または後進させることが可能な駆動源及び前
記コンベアーの一端上に糸管からの糸条の供給が可能で
かつコンベアー上に載置された糸条をひき取ることが可
能な糸条の供給引取機構とからなる糸条の湿熱バルキー
セッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11907077A JPS5933705B2 (ja) | 1977-10-05 | 1977-10-05 | 湿熱バルキ−セツタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11907077A JPS5933705B2 (ja) | 1977-10-05 | 1977-10-05 | 湿熱バルキ−セツタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5455650A JPS5455650A (en) | 1979-05-02 |
JPS5933705B2 true JPS5933705B2 (ja) | 1984-08-17 |
Family
ID=14752133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11907077A Expired JPS5933705B2 (ja) | 1977-10-05 | 1977-10-05 | 湿熱バルキ−セツタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5933705B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109518380B (zh) * | 2019-01-23 | 2021-04-02 | 嘉兴市鸿峰漂染有限公司 | 一种绞纱染色机 |
-
1977
- 1977-10-05 JP JP11907077A patent/JPS5933705B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5455650A (en) | 1979-05-02 |
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