JPS5933573Y2 - 溜り油回収装置 - Google Patents
溜り油回収装置Info
- Publication number
- JPS5933573Y2 JPS5933573Y2 JP14885879U JP14885879U JPS5933573Y2 JP S5933573 Y2 JPS5933573 Y2 JP S5933573Y2 JP 14885879 U JP14885879 U JP 14885879U JP 14885879 U JP14885879 U JP 14885879U JP S5933573 Y2 JPS5933573 Y2 JP S5933573Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- accumulated
- air cylinder
- diaphragm
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
工作機械によって加工物に切削、研削、穿孔等の加工作
業を行う際、通常は切削油、゛研削油、潤滑油等を使用
し、使用後の油は工作機械のベッド上に溜るため、作業
環境を汚染し、作業終了後の清掃に手間と時間がか＼つ
ている現状である。
業を行う際、通常は切削油、゛研削油、潤滑油等を使用
し、使用後の油は工作機械のベッド上に溜るため、作業
環境を汚染し、作業終了後の清掃に手間と時間がか＼つ
ている現状である。
コノ考案は、工作機械に加工物をクランプするに当って
は通常はエアシリンダを用いることに着目し、このエア
シリンダの排気圧を利用して、エアポンプを作動させ、
ベッドに溜った油を回収することを提案するものであっ
て、この考案によれば、従来無為に放出されていたエア
シリンダの排気圧を利用して、ベッドの溜り油を回収で
きるため、作業終了後の清掃の手間が不要となる省力と
、排気圧の有効利用という省エネルギとの両面効果を装
置が得られるものである。
は通常はエアシリンダを用いることに着目し、このエア
シリンダの排気圧を利用して、エアポンプを作動させ、
ベッドに溜った油を回収することを提案するものであっ
て、この考案によれば、従来無為に放出されていたエア
シリンダの排気圧を利用して、ベッドの溜り油を回収で
きるため、作業終了後の清掃の手間が不要となる省力と
、排気圧の有効利用という省エネルギとの両面効果を装
置が得られるものである。
次にこの考案を図面に示す実施例について説明する。
第１図において、１は適宜の形式の工作機械であって、
この工作機械１上に加工物２をエアシリンダ３を備える
クランプ手段４で固定しておいて、ドリル等の加工具５
を介して加工作業を行うようになっており、この際、研
削油等の油を加工部に供給する給油手段６が設けられて
おり、この給油手段６から吐出される油は使用後、工作
機械１のベッド１′上に溜り油７となって溜るのである
。
この工作機械１上に加工物２をエアシリンダ３を備える
クランプ手段４で固定しておいて、ドリル等の加工具５
を介して加工作業を行うようになっており、この際、研
削油等の油を加工部に供給する給油手段６が設けられて
おり、この給油手段６から吐出される油は使用後、工作
機械１のベッド１′上に溜り油７となって溜るのである
。
この考案では、前記ベッド１′上に溜り油回収部分８を
設置するものであって、この溜り油回収部分８は、例え
ば第２図に示すように、前記ベッドＩ上に載置されるボ
ディ９と、このボディ９と、このボディ９上に取付けら
れるボンネット１０を含み、前記ボンネット１０内にお
いて気水密に摺動ｔ−るピストン１１がばね１３の力に
抗して往復動することによって、前記ボディ９内に形成
した吸入弁１４及び吐出弁１５を交互に開閉して、吸入
口１６と吐出口１７とを開閉させ、ポンプ作用を行うよ
うになっており、ピストン１１にこのようなポンプ作用
を行わせるのは、前記エアシリンダ３の排気圧である。
設置するものであって、この溜り油回収部分８は、例え
ば第２図に示すように、前記ベッドＩ上に載置されるボ
ディ９と、このボディ９と、このボディ９上に取付けら
れるボンネット１０を含み、前記ボンネット１０内にお
いて気水密に摺動ｔ−るピストン１１がばね１３の力に
抗して往復動することによって、前記ボディ９内に形成
した吸入弁１４及び吐出弁１５を交互に開閉して、吸入
口１６と吐出口１７とを開閉させ、ポンプ作用を行うよ
うになっており、ピストン１１にこのようなポンプ作用
を行わせるのは、前記エアシリンダ３の排気圧である。
すなわち、前記第１図において、エアシリンダ３へのエ
アの吸排を司る電磁弁１８の吸気管１９を図示しない供
給源に接続し、排気管２０を前記ボンネット１０の圧力
導入口２１に接続するとともに、前記吐出口１７を導管
２２を介して溜り油回収タンク２３に導（のである。
アの吸排を司る電磁弁１８の吸気管１９を図示しない供
給源に接続し、排気管２０を前記ボンネット１０の圧力
導入口２１に接続するとともに、前記吐出口１７を導管
２２を介して溜り油回収タンク２３に導（のである。
上記構成において、電磁弁１８からの排気圧が圧力導入
口２１に導入され、ピストン１１が下降してダイヤフラ
ム１２及びスプリング１３を圧縮変位させ、排気圧が排
気口２４から大気に排出されると同時に、スプリング１
３の復帰力によりダイヤフラム１２は元に戻される。
口２１に導入され、ピストン１１が下降してダイヤフラ
ム１２及びスプリング１３を圧縮変位させ、排気圧が排
気口２４から大気に排出されると同時に、スプリング１
３の復帰力によりダイヤフラム１２は元に戻される。
この時、ダイヤフラム室２５内が負圧となるため、吐出
口１５が閉状態に、かつ吸入弁１４が開状態となり、溜
り油はダイヤフラム室２５内に導入される。
口１５が閉状態に、かつ吸入弁１４が開状態となり、溜
り油はダイヤフラム室２５内に導入される。
再び、排気圧が導入されると、ピストン１１の作動によ
りダイヤフラム１２及びスプリング１３が圧縮変位され
、ダイヤフラム室２５を圧縮し、吸入弁１４を閉状態に
、かつ吐出弁１５が開状態となって、ダイヤフラム室２
５内の油は吐出口１７から吐出され、導管２２を介して
溜り油回収タンク２３に導かれる。
りダイヤフラム１２及びスプリング１３が圧縮変位され
、ダイヤフラム室２５を圧縮し、吸入弁１４を閉状態に
、かつ吐出弁１５が開状態となって、ダイヤフラム室２
５内の油は吐出口１７から吐出され、導管２２を介して
溜り油回収タンク２３に導かれる。
エアシリンダ３による一往復作動ごとに上記動作を繰り
返えし、油をその都度一定量づつ吐出させるのである。
返えし、油をその都度一定量づつ吐出させるのである。
第１図はこの考案の装置の第一実施例の配置図、第２図
はその要部の竪断面図である。 なお図において、１・・・工作機械、２・・・加工物、
３・・・エアシリンダ、１′ ・−・ベッド、Ｉ・・・
溜り油、８・・・溜り油回収部分、１１・・・ピストン
、１３・・・ばね、１６・−・吸入口、１７・・・吐出
口、１８・・・電磁弁、１９・・・吸気管、２０・・・
排気管、２３・・・溜り油回収タンクである。
はその要部の竪断面図である。 なお図において、１・・・工作機械、２・・・加工物、
３・・・エアシリンダ、１′ ・−・ベッド、Ｉ・・・
溜り油、８・・・溜り油回収部分、１１・・・ピストン
、１３・・・ばね、１６・−・吸入口、１７・・・吐出
口、１８・・・電磁弁、１９・・・吸気管、２０・・・
排気管、２３・・・溜り油回収タンクである。
Claims (1)
- 工作機械の加工部に工作物を固定するクランプ手段を作
動するエアシリンダと、前記加工部に研削油等の油を供
給する給油手段とを備えるものにおいて、この給油手段
から吐出されて使用された後の油が溜る工作機械のベッ
ド上に設置される溜り油回収部分が、前記エアシリンダ
の排気圧を作動圧として導入されるピストンと、このピ
ストンと一体的に動作するダイヤフラムを備えるダイヤ
フラム室と、このダイヤフラム室を前記溜り池内に開口
する吸入側に連通させる吸入弁と、前記ダイヤフラム室
を溜り油回収タンクに接続する吐出側に連通させる吐出
弁とを内蔵し、前記エアシリンダの排気圧の導入により
作動するピストン、ダイヤフラムの運動に伴なって前記
溜り油を吸入弁を介してダイヤフラム室に吸入し、次い
でこの油を吐出弁を介して溜り油回収タンクに送出する
ようにして成る溜り油回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14885879U JPS5933573Y2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | 溜り油回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14885879U JPS5933573Y2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | 溜り油回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5667940U JPS5667940U (ja) | 1981-06-05 |
| JPS5933573Y2 true JPS5933573Y2 (ja) | 1984-09-19 |
Family
ID=29379976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14885879U Expired JPS5933573Y2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | 溜り油回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933573Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6035570Y2 (ja) * | 1981-09-04 | 1985-10-22 | エスエムシ−株式会社 | 液体回収装置 |
-
1979
- 1979-10-29 JP JP14885879U patent/JPS5933573Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5667940U (ja) | 1981-06-05 |
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