JPS5933516B2 - 締付け装置 - Google Patents

締付け装置

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JPS5933516B2
JPS5933516B2 JP12066578A JP12066578A JPS5933516B2 JP S5933516 B2 JPS5933516 B2 JP S5933516B2 JP 12066578 A JP12066578 A JP 12066578A JP 12066578 A JP12066578 A JP 12066578A JP S5933516 B2 JPS5933516 B2 JP S5933516B2
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JP
Japan
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bit holder
driven shaft
pin
tightening
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP12066578A
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English (en)
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JPS5548584A (en
Inventor
良一 相根
修 四方
弘忠 杉浦
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Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はねじ、ボルト、ナツト等の締結部品の締付けI
・ルクが常に一定でしかも、設定トルクに正確に一致す
るまでビットが締結部品に係合するようにして締付は作
業を行なう装置に関するものである。
設定トルクに等しい締付はトルクを得る装置として一般
に広(普及しているものに回転駆動源とビットとの間に
機械的なりラッチを配設し、このクラッチの作用により
締付はトルクを設定するものがある。
しかしてこのような装置においては騒音が激しく、締付
はトルクのばらつきが大きい等の問題が多々ある。
またこのような装置の他に電動モータを使用し、これに
かかる負荷電流を検出し、これにより電源を遮断するよ
うにしてオーバトルクがビットに加わるのを防止する装
置もあるが、これは高トルクを必要とする締結部品の締
結には向かずしかも、比較的低いトルクで十分な小ねじ
等の締付けにおいてもねじの座面とワークとの急激な接
触による瞬時の高締付けトルクを受けるから第5図に示
すように設定トルクT2よりも高い締付はトルクとなり
、正確な締付はトルクが得られにくい問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みて案出されたもので、締
付はトルクと設定トルクが正確に一致し、しかも迅速な
締付は作業を可能にすることを目的とする装置であり、
以下本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明を使用した自動ねじ締め機の一実施例で
あり、このねじ締め機の回転1駆動源は変速モータ1で
ある。
ドライバーAは支柱2により垂直に支持されている。
支柱2には支持プレート3が固定してあり、支持プレー
ト3の上部と下部にはガイドプレー) 4 a + 4
bが固定されている。
また支持プレート3にはドライバーAに昇降動作を与え
る昇降用エアーシリンダ5が固定してあり、コノ昇降用
エアーシリンダ5のピストンロッド5aの下端はドライ
バーサポート6に連結されている。
ドライバーサポート6は前後に並行に配置したガイドシ
ャフト7.7により案内されており。
このガイドシャフト7.7は前記ガイドプレート4 a
、4 bに昇降自在に支えられている。
ガイドシャフト7.7にはドライバーサポート6が所定
位置まで上昇するとシャフト7.7も同様に上昇するよ
う止め輪(図示せず)が嵌め込まれている。
ガイドシャフト1,7の上端にはこれらを連結する結連
板8が固定してあり、この連結板8にはガイドシャフト
7.7の下降を制限する調整ストツバ−(図示せず)が
設けられている。
ガイドシャフト7.7の下端にはねじ(図示せず)を1
個宛保持するキャッチャ−9を取付けたキャッチャ−支
持具10が取付けてあり、キャッチャ−9は前記ドライ
バーAの中心線上に設けられている。
ドライバーサポート6にはドライバーケース11が固定
してあり、このドライバーケース11の上方には変速モ
ータ1が設けられている。
変速モータ1の出力軸1aは第2図に示すように主動軸
12に係合しており、この主動軸12は前記ドライバー
ケース11に上端が固定されたフランジ管13に中心線
に沿い回転自在に貫挿されている。
フランジ管13にはこの管13のほぼ中央部のねじり歪
を検出する歪ゲージ14が固着してあり、フランジ管1
3の下端は内面に沿い内歯15aを有する外筒15の上
端に固定されている。
前記主動軸12の下端には太陽歯車12aが形成されて
おり、この歯車12aは3個の遊星歯車16゜16.1
6を介して外筒15の内歯15aに噛み合っている。
この遊星歯車16,16,16は歯車サポート17によ
り回転自在に軸支してあり、しかも遊星歯車16,16
,16は太陽歯車12aを中心に自公転可能である。
主動軸12からの回転動力を遊星歯車機構により減速し
て受ける歯車サポート17の下部には従動軸18が係合
してあり、従動軸18は前記ドライバーケース11の下
端に螺結したガイドスリーブ19の上部に回転自在に支
持されている。
ガイドスリーブ19の下部にはビット20を固定した回
転自在なビットホルダ21が設けてあり、第3図に示す
ようにこのビットホルダ21の上部には前記従動軸18
の下端が遊挿される穴21aが穿設されている。
ビットホルダ21にはこの穴21aと連通ずる切欠き窓
が形成してあり、従動軸18の下端はこの窓22にピン
23により係合されている。
切欠き窓22はピン23が従動軸18の回転方向及び上
下方向に移動可能な範囲だけ削設されている。
18aは従動軸18に設けたつば部である。
またビットホルダ21の上部には調整ナツト24とこの
ナツト24を固定するロックナツト25を螺合してな゛
る調整手段が設けてあり、前記つば部18aと調整ナツ
ト24との間にはスプリング26が配設されている。
スプリング26の両端は夫々つば部18aと調整ナツト
24とに係合されており、通常は従動軸18の回転とは
逆方向にねじりが与えられている。
ビット20とビットホルダ21の緩衝力及び推力の強弱
はこのナツト24を回動し、スプリング26のねじりを
増減することにより調整される。
次にこの実施例の動作を説明する。
ワーク(図示せず)が載置され、締付は位置が設定され
てキャッチャ−9にねじが1個保持された後、昇降用エ
アーシリンダ5に下降開始の信号が入ると、ドライバー
Aはキャッチャ−9と共に下降を開始し、ビット20も
回転を開始する。
この時、変速モータ1は低速回転から徐々に高速となる
更にキャッチャ−9が下降してワークに当接する直前に
て停止した後もドライバーAは下降を続け、ビット20
はねじの頭部に係合し、ワークにねじ込み作業を開始す
る。
この時すでに変速モータ1は高速定回転に達している。
このようにして変速モータ1が作動し、出力軸1aが回
転すると、主動軸12も回転し、主動軸12に伝わった
回転力は太陽歯車12a、遊星歯車16,16,16及
び外筒15を介して歯車サポート17に伝わり、歯車サ
ポート17は遊星歯車機構により減速されて回転する。
更にこの回転力は従動軸18に伝達され、従動軸18に
巻設し、つば部18aに上端を係合し、下端を調整ナツ
ト24に係合してあらかじめねじりが調整されたスプリ
ング26を介して回転力はビットホルダ21に伝達され
、ビット20は回転し、ねじをワークに第4図に示すね
じ込みトルクT1にてねじ込む。
ねじがワークにねじ込まれ、ねじ込みトルクが増加し始
めると、スプリング26のねじりを上まわるトルクがス
プリング26に作用し、従動軸18はビットホルダ21
に対して回転がずれ、第4図の回転角θ1の間だけビッ
ト20は緩衝作用を受ける。
この回転角θ1は切欠き窓22.22の側壁22a 、
22aにピン23が当接するまでの角度である。
この時ねじ込みトルクに対する反力も増加して外筒15
に作用するから歪ゲージ14の信号を受けて回転数判定
回路(図示せず)が働き、高速定回転から低速定回転に
変更される。
このようにしてスプリング26はねじりを上まわるトル
クを受けるからビットホルダ21は従動軸18に対して
完全にずれ、ピン23は第2図のように切欠き窓22,
22内を回転方向及び下方へ移動し、側壁22a 、2
2aに当接・する。
そしてピン23と側壁22a、22aは一体となり、回
転がピン23から直接ビットホルダ21に伝達されてビ
ット20は低速定回転の増締め作用を行なう。
この増締め作用により外筒15が受ける反力があらかじ
め設定されたトルクT2に達すると、締付はトルク設定
回路(図示せず)が働き、変速モータ1は回転し、ねじ
締め作業が終了する。
ねじ締め作業が終了すると、昇降用エアーシリンダ5に
信号が入り、ビット20はキャッチャ−9内に没入し、
引き続きドライバーAは上昇し元の位置に戻り、作業は
完了する。
以上説明した実施例から明らかなように本発明はっは部
18aを有するとともに回転駆動源からの回転力を受け
る従動軸18の下端をビットホルダ21の中心線上に穿
設した穴21aに回転自在に遊挿し、従動軸18の下端
に中心線と交差するピン23を貫挿し、このピン23を
介して従動軸18と一体回転可能に係合する側壁22a
をもち、しかもピン23が回転方向及び」二下方向に移
動可能な範囲だけ削設した切欠き窓22をビットホルダ
21に形成し、このビットホルダ21の上部に調整ナツ
ト24とこのナツト24を固定するロックナツト25を
螺合してなる調整手段を設け、更にこの調整手段により
スプリング26を任意の位置にて固定するようにし、こ
のスプリング26を従動軸1Bに巻設するとともにスプ
リング26の上端を前記従動軸18に係合し、下端を前
記調整手段の調整ナツト24に係合し、ねじ込み開始時
にはビットホルダ21にスプリング26により回転力を
伝達し、締付は時にはビットホルダ21にピン23によ
り回転力を伝達するようにし、しかも調整ナツト24の
螺合によりスプリング26の長さを定めてねじりを調整
自在にしたものであるから緩衝作用の調整が容易である
またスプリングでねじ込みトルクを緩衝しているから締
結部品の座面がワークに密着した時に発生する瞬時の高
締付はトルクを受けることなくねじ込むことができ更に
ビットにスプリングにより推力を与える構成であるから
ビットと締結部品との間の係合が外れたり、ワークの若
干の厚さ誤差が生じても締付は作業に影響を受けること
がない。
しかも緩衝作用が働いて低速定回転となった後、ピンで
ビットホルダを回転させているから、ワークと締結部品
との間にスティックスリップ(付着滑り)が生じず、確
実に第4図に示す設定トルクT2にて締付けることがで
きる等の極めて顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を使用した自動ねじ締め機の実施例を示
す正面図、第2図は要部断面拡大図、第3図は本発明の
要部斜視図、第4図は従動軸とビットホルダの間にトル
ク調整スプリングを配設した本発明に係るねじ込みトル
ク曲線図、第5図は従動軸とビットホルダを直結した従
来のねじ込みトルク曲線図である。 Aはドライバー、1は変速モータ、1aは出力軸、2は
支柱、3は支持プレート、4 a 、4 bはガイドプ
レート、5は昇降用エアーシリンダ、5aはピストンロ
ッド、6はドライバーサポート、7はガイドシャフト、
8は連結板、9はキャッチャ−110はキャッチャ−支
持具、11はドライバーケース、12は主動軸、12a
は太陽歯車、13はフランジ管、14は歪ゲージ、15
は外筒、15aは内歯、16は遊星歯車、17は歯車サ
ポート、18は従動軸、18aはっは部、19はガイド
スリーブ、20はビット、21はピントホルダ、21a
は穴、22は切欠き窓、22aは側壁、23はピン、2
4は調整ナツト、25はロックナット、26はスプリン
グ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転駆動源からの回転力を受ける従動軸18と、こ
    の軸18に貫挿したピン23と、このピン23に係合す
    る切欠き窓22を有するとともに前記従動軸18が遊挿
    されるビットホルダ21と、このビットホルダ21の上
    部に設けた調整手段と、上端を従動軸18に係合すると
    ともに下端を調整手段に係合したスプリング26とから
    構成し、ねじ込み開始時にはスプリング26によりビッ
    トホルダ21に回転力を伝達し、締付は時にはピン23
    によりビットホルダ21に回転力を伝達するようにした
    ことを特徴とする締付は装置。 2 前記切欠き窓22はピン23が回転方向及び上下方
    向に移動可能な範囲だけ削設されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の締付は装置。 3 前記従動軸18はビットホルダ21の中心線上に穿
    設した穴21aに遊挿されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載の締付は装置。 4 前記調整手段はビットホルダ21に螺合した調整ナ
    ツト24とこのナツト24を固定するロックナツト25
    とから構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    、第2項又は第3項記載の締付は装置。 5 前記スプリング26は従動軸18に巻設し、ビット
    ホルダ21に推力を与えるようにしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項、第2項、第3項又は第4項記載
    の締付は装置。
JP12066578A 1978-09-29 1978-09-29 締付け装置 Expired JPS5933516B2 (ja)

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JP12066578A JPS5933516B2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29 締付け装置

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JP12066578A JPS5933516B2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29 締付け装置

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Publication Number Publication Date
JPS5548584A JPS5548584A (en) 1980-04-07
JPS5933516B2 true JPS5933516B2 (ja) 1984-08-16

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ID=14791866

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2600245B2 (ja) * 1988-01-22 1997-04-16 三菱マテリアル株式会社 ベーン材
JP3315248B2 (ja) * 1994-01-28 2002-08-19 日立金属株式会社 ロータリ型圧縮機
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US5591023A (en) * 1995-10-10 1997-01-07 Hitachi Metals, Ltd. Rotary type compressor

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JPS5548584A (en) 1980-04-07

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