JPS5933376B2 - 水槽付家具 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流し台に関し、インテリア性を高め、リビング
あるいは寝室等に設置できるとともに、不使用時には作
業台としても使用できる水槽付家具を提供することを目
的とする。

従来の流し台にあって、水槽および水栓は開放状態であ
り、そのためインテリア性に欠け、使用場所は台所が主
であった。

しかし近年の生活環境の向上にともないリビング等でホ
ームパーティ等がさかんに催され、あるいは家族だんら
んの場としてリビングで飲酒あるいはデザート等を食す
るときに家庭の主婦がその都度台所に行って果物を洗っ
た勺飲酒のための氷あるいはグラスを運んだシ飲酒後の
グラスを台所に持ち帰ったりしなければ々らず、家族と
のだんらん等コミュニケーションの場には溶は込みにく
かった。

また就寝前に飲酒等をする場合にも同じく台所への往復
をする必要があった。

本発明はそれらの問題を解決するためにリビングあるい
は寝室等で使用できる流し台を提供するもので、以下そ
の実施例を第１〜６図にもとすいて説明する。

第１図は本発明の水槽付家具開閉蓋の開成時の外観斜視
図で、１は水槽家具、２は開閉蓋、３は開閉蓋２の閉成
時に同一面となる天板、４はステンレス等の金属でつく
られた水槽部天板５０段押し部５ａに設けられた水栓、
６は水槽部天板５に設けられた水槽である。

前記開閉蓋２は水槽部の端部を枢支部とし水槽部の上面
を覆うとともに立設自在に設けられている。

１は天板５に設けられた小物入れで、７ａ 、７ｂと２
室に区分けされ一室７ａには飲酒のだめの氷を入れ、他
室７ｂにはかくはんするためのマドラ−あるいは氷をつ
かむアイストンク等を入れることができるようになって
いる。

小物入れ７には水槽６内の水がはねても小物入れ７内に
入るのを防ぐだめの小物蓋８が設けられている。

９は開閉蓋２の裏面２ａの前部に設けられた照明器具、
１０は照明器具９のスイッチ、１１は冷蔵庫、１２は冷
蔵庫１１の排熱を排気する排気口、１３は電気コンセン
ト、１４は扉Ａで、ガラス１５を主体として作られてい
る。

１６はガラス棚で、１７は洋酒ビン、グラス等を収納す
る収納庫Ａである。

第２図は開閉蓋２の閉成時の外観斜視図であり、開閉蓋
２を閉成すると水槽６、水栓４が収納されるとともに、
開閉蓋２は天板３と同一面とな９、サイドボード的なイ
ンテリア性の高い家具となる。

第３図は第１図に示すＡ−、＆断面で、１８は扉Ｂ、１
９は収納庫Ｂ、２０は配管２１、排水ホース２２を工事
するだめの配管蓋である。

２３は照明器具９用コードであり、天板５の側壁２４か
ら出て開閉蓋２の中を通って照明器具９へ接続している
。

コード２３は開閉蓋２の開閉に支障のないようにたるみ
を設けておシ、また開放部の両端はブツシュ２５ａ 、
２５ｂにより固定締付されているためコード２３に外力
の影響が直接照明器具９等に影響しないようにしている
。

第４図は第２図に示すＢ−Ｂ’断面である。

第５図は開閉蓋２開閉用の蝶番２６部であり蝶番２６は
スプリング２６ａを用いたものであり開閉蓋２の開成時
にはその開閉蓋２が倒れ彦いように、また、閉じるとき
にはゆるやかに閉じて照明器具９に衝撃力が加わらない
ようにしている。

さらに第６図のように開閉蓋２の前板２ｂの下端２ ｂ
’と照明器具９とにはスキマＡを設け、照明器具９が直
接天板５に当って破損することがないようにしている。

２７はランプである。上記構成において、開閉蓋２の閉
成時には、水槽６、水栓４等が外観的に現われないため
リビング、寝室等インテリア性が高く、ムードの重要な
場所に設置しても調和がとれるとともに、開閉蓋２、天
板３が同一面のためにメモ書き、線書き等の作業も容易
に行える。

またホームバーチ−および家族だんらんで飲酒するとき
には、開閉蓋２を開成すると水槽６、水栓４等が露出し
てくるので、果物を洗ったり、また、冷蔵庫で製氷した
氷を小物入れ７ａにストックしておき、収納庫Ａ１７に
収納しておいた洋酒、グラス等を用いてオンザロックあ
るいは水割シ等をつくることができる。

このとき、小物蓋８があるために水槽６内より飛散して
きた水は小物入れ７内に入ることがないので清潔である
。

特に前記開閉蓋２の裏面２ａの前部には照明器具９がつ
いているために、リビング全体をうす暗くしてパーティ
等を催すときにも水槽６部を照らしながら作業ができる
ので、水槽使用時には部屋を明るくする必要もなく、う
す暗いムードをこわすとと々く使用できる。

しかも照明器具９をピンクとかグリーンの光にすること
により演出を助長する事ができるので演出効果満点であ
る。

しかも、前記照明器具９は水槽作業の邪魔にならなく、
開閉蓋２を閉じたときには照明器具９が水栓４に当らな
いので、照明器具９の保護がはかれ、壕だ、開閉蓋２の
取付位置を高くする必要が々く、家具としての設計が行
いやすい。

このように本発明によれば、水槽にて作業をする場合に
は開閉蓋に付した照明器具によって手元照明するととも
に、その照明器具が水栓の後方上部に位置して前記水槽
作業の邪魔にならなく、また、水はねによシ照明器具に
水が付着することがない。

また、開閉蓋を閉じた場合には水槽、水栓および照明器
具がかくされてインテリア性をそこなうことがないとと
もに、前記照明器具が水栓よシ前方に位置することから
、水栓に照明器具が当ることがなく、前記照明器具の保
護ができるとともに、開閉蓋の閉成時の高さを低くでき
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の水槽付家具の開閉蓋開成時の外観斜視
図、第２図は開閉蓋閉成時の外観斜視図、第３図は第１
図のＡ−１断面図、第４図は第２図のＢ−Ｂ’断面図、
第５図は開閉蓋の蝶番部の部分図、第６図は開閉蓋部の
断面図である。 ２・・・・・・開閉蓋、３・・・・・・天板、４・・・
・・・水栓、６・・・・・・水槽、９・・・・・・照明
器具。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 水槽と、この水槽の後方部に設けた水栓と、前記水
   槽と水栓の上面を覆う立設自在な開閉蓋と、前記開閉蓋
   の裏面前部に設けた照明器具を備えてなる水槽付家具。