JPS5933142A - 車両用内装材の製造方法 - Google Patents
車両用内装材の製造方法Info
- Publication number
- JPS5933142A JPS5933142A JP57143069A JP14306982A JPS5933142A JP S5933142 A JPS5933142 A JP S5933142A JP 57143069 A JP57143069 A JP 57143069A JP 14306982 A JP14306982 A JP 14306982A JP S5933142 A JPS5933142 A JP S5933142A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum forming
- plug
- vacuum
- original fabric
- interior material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両用内装材の製造方法に関し、更に詳細に説
明すると、シートバックのバックガーニッシュやドアの
内側の内装材等の車両用内装材の製造方法に関する。
明すると、シートバックのバックガーニッシュやドアの
内側の内装材等の車両用内装材の製造方法に関する。
従来車両等の内装材は箱型の雌型である真空成形型を用
いて真空成形する事が多く、バックガーニッシュ等の如
く側部に深絞り部を有する内装材の成形に際しては成形
品の肉厚が不均一となシ易く、そのため成形品にネジレ
等の変形を発生させ易く、また底面側の隅角部が特に肉
薄になるため、薄い偽装材を用いる事が出来ず、更にバ
ックガーニッシュの如く、両側部にのみ深絞りが必要な
場合に箱型の雌型の真空成形型を用いると内装材を真空
成形型の外周縁に密接させる必要上内装材の使用量を著
しく増加させる欠点を有し、経済性に欠けるものであっ
た。
いて真空成形する事が多く、バックガーニッシュ等の如
く側部に深絞り部を有する内装材の成形に際しては成形
品の肉厚が不均一となシ易く、そのため成形品にネジレ
等の変形を発生させ易く、また底面側の隅角部が特に肉
薄になるため、薄い偽装材を用いる事が出来ず、更にバ
ックガーニッシュの如く、両側部にのみ深絞りが必要な
場合に箱型の雌型の真空成形型を用いると内装材を真空
成形型の外周縁に密接させる必要上内装材の使用量を著
しく増加させる欠点を有し、経済性に欠けるものであっ
た。
本発明の目的は肉厚が比較的均一で深絞多形状の内装材
が極めて容易に得られ、成形品の隅角部が特に肉薄とな
る虞れがなく、比較的肉薄の内装材の原反を用いても剛
性が劣化する虞れがなく、更に内装材の原反の使用量を
著しく節約する事の出来る車両用内装材の製造方法を提
供するもので、以下図面を参照して詳述する所より明ら
かとなるであろう。
が極めて容易に得られ、成形品の隅角部が特に肉薄とな
る虞れがなく、比較的肉薄の内装材の原反を用いても剛
性が劣化する虞れがなく、更に内装材の原反の使用量を
著しく節約する事の出来る車両用内装材の製造方法を提
供するもので、以下図面を参照して詳述する所より明ら
かとなるであろう。
第１図乃至第３図には本発明方法を実施するための真空
成形装置室の一実施例の概略が夫々示されており、この
真空成形装置１で成形される車両用内装材２の原反２′
としては、塩化ビニルシートまたは布地等からなる表装
材３と、この表装材３の裏面側に積層された基材４とか
らなり、比較的深絞り形状に形成されるものである。前
記基材４は加熱成形可能な部材、例えば熱可塑性合成樹
脂を添加したフェルト等でも良い。
成形装置室の一実施例の概略が夫々示されており、この
真空成形装置１で成形される車両用内装材２の原反２′
としては、塩化ビニルシートまたは布地等からなる表装
材３と、この表装材３の裏面側に積層された基材４とか
らなり、比較的深絞り形状に形成されるものである。前
記基材４は加熱成形可能な部材、例えば熱可塑性合成樹
脂を添加したフェルト等でも良い。
真空成形装置１の真空成形装置は雌型に形成され、この
成形面６には多数の真空穴７が形成され、この真空穴７
に連通して導管８が接続され、この導管８に電磁弁９及
び真空ポンプ１０が連結されている。尚真空成形型５は
型テーブル１１に固定されている。
成形面６には多数の真空穴７が形成され、この真空穴７
に連通して導管８が接続され、この導管８に電磁弁９及
び真空ポンプ１０が連結されている。尚真空成形型５は
型テーブル１１に固定されている。
真空成形型５は第２図に概略的に示す如く、両側部が切
欠された状態の開放部１２が形成されており、本実施例
においては内装材２としてシートバックのバックガーニ
ッシュを成形するための形状を有する。即ち、この真空
成形型５の成形面６中央には断面台形状の突部６ａが形
成され、且つ一側端に凹部６ｂが形成されている。前記
中央部の突部６ａは後述する成形品としてのバックガー
ニッシュ３２の背面側中央の凹部３４に対応し、また一
側端部の凹部６ｂはバックガーニッシュ３２の上端部の
突部３５に対応するように形成されている。
欠された状態の開放部１２が形成されており、本実施例
においては内装材２としてシートバックのバックガーニ
ッシュを成形するための形状を有する。即ち、この真空
成形型５の成形面６中央には断面台形状の突部６ａが形
成され、且つ一側端に凹部６ｂが形成されている。前記
中央部の突部６ａは後述する成形品としてのバックガー
ニッシュ３２の背面側中央の凹部３４に対応し、また一
側端部の凹部６ｂはバックガーニッシュ３２の上端部の
突部３５に対応するように形成されている。
真空成形型５の上方にはプラグ２１が上下動自在に配設
されており、このプラグ２１はプラグテーブル２２に取
付けられ、空気圧または油圧により上下作動する。この
プラグ２１は真空成形型５の開放部１２を含む外周縁に
密接する枠部材２３と、この枠部材２３内部に固着され
た一次成形用の成形面２５を有する成形部材２４とから
構成されている。成形部材２４の成形面２５は、本実施
例では真空成形型５の成形面６の中央の突部６ａの両側
部に当接する一対の突条２５ａを有するものが示されて
いるが、これに限定されるものではなく、内装材２の成
形部に複雑な形状がある部分に、または深絞りが困難な
部分に、更には明確な形状出しを行ないたい部分等に対
応させて一次成形し得る形状であればよい。また枠部材
２３の面側には、真空成形型５の開放部１２を密閉する
遮蔽部２６が形成されている。
されており、このプラグ２１はプラグテーブル２２に取
付けられ、空気圧または油圧により上下作動する。この
プラグ２１は真空成形型５の開放部１２を含む外周縁に
密接する枠部材２３と、この枠部材２３内部に固着され
た一次成形用の成形面２５を有する成形部材２４とから
構成されている。成形部材２４の成形面２５は、本実施
例では真空成形型５の成形面６の中央の突部６ａの両側
部に当接する一対の突条２５ａを有するものが示されて
いるが、これに限定されるものではなく、内装材２の成
形部に複雑な形状がある部分に、または深絞りが困難な
部分に、更には明確な形状出しを行ないたい部分等に対
応させて一次成形し得る形状であればよい。また枠部材
２３の面側には、真空成形型５の開放部１２を密閉する
遮蔽部２６が形成されている。
以上が本発明方法を実施するための真空成形装置の一実
施例の構成であるが、斯る構成に基づき本発明方法の一
実施例を説明すると、まず内装材２の原反２′を加熱装
置３１により加熱し、所定の温度条件のもとでプラグ２
１で原反２′を真空成形型５内に押し込む。このプラグ
２１で原反２′を押し込む際に、原反２′の両端はクラ
ンプ状態とされておらず、またはクランプ状態であって
もクランプ部が真空成形型５に近接する方向に移動し、
原反２′は比較的伸長されないようになされている。
施例の構成であるが、斯る構成に基づき本発明方法の一
実施例を説明すると、まず内装材２の原反２′を加熱装
置３１により加熱し、所定の温度条件のもとでプラグ２
１で原反２′を真空成形型５内に押し込む。このプラグ
２１で原反２′を押し込む際に、原反２′の両端はクラ
ンプ状態とされておらず、またはクランプ状態であって
もクランプ部が真空成形型５に近接する方向に移動し、
原反２′は比較的伸長されないようになされている。
プラグ２１の成形部材２４の成形面２５と、真空成形型
５の成形面６とにより原反２′は第４図に示す如く、一
次成形される。この一次成形の際に原反２′の外周縁は
プラグ２１の枠部材２３により真空成形型５の開放部１
２を含む外周縁に密接され、開放部１２は遮蔽部２６に
より密閉されている。
５の成形面６とにより原反２′は第４図に示す如く、一
次成形される。この一次成形の際に原反２′の外周縁は
プラグ２１の枠部材２３により真空成形型５の開放部１
２を含む外周縁に密接され、開放部１２は遮蔽部２６に
より密閉されている。
従って原反２′には内装材２としてのバックガーニッシ
ュ３２の両側部３３、中央の凹部３４及び上端部の突部
３５に近似する形状が大きな伸長を与えられる事なく形
成される。
ュ３２の両側部３３、中央の凹部３４及び上端部の突部
３５に近似する形状が大きな伸長を与えられる事なく形
成される。
次に、第５図に示す如く、真空成形装置１の真空ポンプ
１０を作動させ、プラグ２１の成形部材２４により成形
されていない残りの部分の全部を真空成形型５の成形面
に沿って真空成形する。この真空成形により原反２′が
内装材２としてのバラクガーニッシュ３２に成形される
（第６図参照）。
１０を作動させ、プラグ２１の成形部材２４により成形
されていない残りの部分の全部を真空成形型５の成形面
に沿って真空成形する。この真空成形により原反２′が
内装材２としてのバラクガーニッシュ３２に成形される
（第６図参照）。
以上が本発明に係る車両用内装材の製造方法の一実施例
であるが、斯る方法に依れば、深絞り部が大きな伸長を
受ける事がなく特に隅角部が肉薄となる事がなく、略々
均一な肉厚の内装材を得る事が出来、従って従来肉薄と
なる部分を見込んで用いていた原反を肉薄のものに変更
して使用出来、また真空成形型の開放部の端縁に原反の
端縁がプラグに、より密接されるので内装材の原反の使
用量を著しく節約する事が出来る経済性に優れた車両用
内装材の製造方法を得る事が出来る。
であるが、斯る方法に依れば、深絞り部が大きな伸長を
受ける事がなく特に隅角部が肉薄となる事がなく、略々
均一な肉厚の内装材を得る事が出来、従って従来肉薄と
なる部分を見込んで用いていた原反を肉薄のものに変更
して使用出来、また真空成形型の開放部の端縁に原反の
端縁がプラグに、より密接されるので内装材の原反の使
用量を著しく節約する事が出来る経済性に優れた車両用
内装材の製造方法を得る事が出来る。
第１図乃至第３図は本発明に係る車両用内装材の製造方
法を実施するための真空成形装置の一実施例の概略を夫
々示すもので、第１図は真空成形装置の一部断面説明図
、第２図は真空成形型とプラグの斜視図、第３図はプラ
グの成形面側の斜視を示す断面説明図、第６図は成形部
れ牟内装材の一例としてのバックガーニッシュの斜視図
である。 図中、１・・・真空成形装置、２・・・内装材、２′・
・・内装材の原反、５・・・真空成形型、７・・・真空
穴、１０・・・真空ポンプ、１２・・・開放部、２１・
・・プラグ、２３・・・枠部側、２４・・・成形部材、
２５・・・成形部材の成形面、３２・・・内装材として
のバックガーニッシュ。
法を実施するための真空成形装置の一実施例の概略を夫
々示すもので、第１図は真空成形装置の一部断面説明図
、第２図は真空成形型とプラグの斜視図、第３図はプラ
グの成形面側の斜視を示す断面説明図、第６図は成形部
れ牟内装材の一例としてのバックガーニッシュの斜視図
である。 図中、１・・・真空成形装置、２・・・内装材、２′・
・・内装材の原反、５・・・真空成形型、７・・・真空
穴、１０・・・真空ポンプ、１２・・・開放部、２１・
・・プラグ、２３・・・枠部側、２４・・・成形部材、
２５・・・成形部材の成形面、３２・・・内装材として
のバックガーニッシュ。
Claims (1)
- 内装材の原反を加熱した状態で側部に開放部を有する雌
型の真空成形型の上方で且つ枠部材と成形部材とを備え
る上下動自在のプラグの下方に配置し、前記プラグを下
降させてプラグ の成形部材で原反を真空成形型の一部
の成形面に押圧して一次成形すると共にプラグの枠部材
で原反の外周縁を真空成形型の開放部を含む外周縁に密
接させ、次に真空成形型と連通する真空ポンプを作動さ
せて原反を真空成形型の全成形面に沿う形状に真空成形
する事を特徴とする車両用内装材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57143069A JPS5933142A (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | 車両用内装材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57143069A JPS5933142A (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | 車両用内装材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5933142A true JPS5933142A (ja) | 1984-02-22 |
| JPS6213188B2 JPS6213188B2 (ja) | 1987-03-24 |
Family
ID=15330191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57143069A Granted JPS5933142A (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | 車両用内装材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933142A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53136061A (en) * | 1977-05-03 | 1978-11-28 | Toyota Auto Body Co Ltd | Method of production of floor mat of automobile |
| JPS5610174A (en) * | 1979-07-05 | 1981-02-02 | Res Inst For Prod Dev | Analgesic and antiphlogistic agent |
| JPS5631006U (ja) * | 1979-08-15 | 1981-03-26 | ||
| JPS572101A (en) * | 1980-06-05 | 1982-01-07 | Nippon Antenna Kk | Attaching member of antenna element |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5245733A (en) * | 1975-10-09 | 1977-04-11 | Tokico Ltd | Gas pressure controlling device |
-
1982
- 1982-08-18 JP JP57143069A patent/JPS5933142A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53136061A (en) * | 1977-05-03 | 1978-11-28 | Toyota Auto Body Co Ltd | Method of production of floor mat of automobile |
| JPS5610174A (en) * | 1979-07-05 | 1981-02-02 | Res Inst For Prod Dev | Analgesic and antiphlogistic agent |
| JPS5631006U (ja) * | 1979-08-15 | 1981-03-26 | ||
| JPS572101A (en) * | 1980-06-05 | 1982-01-07 | Nippon Antenna Kk | Attaching member of antenna element |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6213188B2 (ja) | 1987-03-24 |
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