JPS5932869Y2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPS5932869Y2 JPS5932869Y2 JP15243579U JP15243579U JPS5932869Y2 JP S5932869 Y2 JPS5932869 Y2 JP S5932869Y2 JP 15243579 U JP15243579 U JP 15243579U JP 15243579 U JP15243579 U JP 15243579U JP S5932869 Y2 JPS5932869 Y2 JP S5932869Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow direction
- heat exchanger
- openings
- fin
- heat exchange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、薄板状の伝熱用フィンを備えた熱交換器の改
良に関する。
良に関する。
この種の熱交換器の例としては、第１図に示す自動車用
ラジェータがあり、このラジェータは多数枚の薄板状の
フィン１，１・・・・・・を相互に間隔をもって重積し
、各フィン１に被熱交換流体が内部を流れる液管２，２
・・・・・・を挿通するとともに、各液管２の上下端に
はアッパータンク３およびロアータンク４を接続し、両
タンク３，４の両側にメンバー５゜５を固着したもので
ある。
ラジェータがあり、このラジェータは多数枚の薄板状の
フィン１，１・・・・・・を相互に間隔をもって重積し
、各フィン１に被熱交換流体が内部を流れる液管２，２
・・・・・・を挿通するとともに、各液管２の上下端に
はアッパータンク３およびロアータンク４を接続し、両
タンク３，４の両側にメンバー５゜５を固着したもので
ある。
そして、液管２のフィン１への固定は、）ず第２図Ａに
示すように、フィン１に穿設した、円筒状の立壁７を備
えた開孔６中に、この開口６よりやや小径の液管２を挿
通し、第２図Ｂに示すように、エキスパンダ８により液
管２を拡開して開孔６に圧接せしめて行なっている。
示すように、フィン１に穿設した、円筒状の立壁７を備
えた開孔６中に、この開口６よりやや小径の液管２を挿
通し、第２図Ｂに示すように、エキスパンダ８により液
管２を拡開して開孔６に圧接せしめて行なっている。
しかしながら、このエキスパンダ８による液管２の拡開
時に、拡開された液管２の立壁７が隣位の液管２の開口
６内に嵌入して隣位の立壁７を押し潰し、フィン間隔を
維持できないおそれがある。
時に、拡開された液管２の立壁７が隣位の液管２の開口
６内に嵌入して隣位の立壁７を押し潰し、フィン間隔を
維持できないおそれがある。
そこで、従来から、第３図Ａ、Ｂに示すように熱交換流
体の流通方向と、流通方向に対し直交する方向との両方
向、即ち図面上縦横両方向に整列配置された開孔６の、
フィン１の長手方向における中間位置にスペーサとして
の役割りを果す複数の突部９，９・・・・・・を整列状
に突設し、各開孔６をそれぞれ４つの突部９により囲む
ようにしている。
体の流通方向と、流通方向に対し直交する方向との両方
向、即ち図面上縦横両方向に整列配置された開孔６の、
フィン１の長手方向における中間位置にスペーサとして
の役割りを果す複数の突部９，９・・・・・・を整列状
に突設し、各開孔６をそれぞれ４つの突部９により囲む
ようにしている。
−の突部９は、基片が空気の流れ（矢印）に沿うように
なっており、この突部９の存在により、第４図に示すよ
うに、エキスパンダ８により液管２を拡開してもフィン
１間の間隔は変化せず各フィン１間に良好な通風状態が
期待できる。
なっており、この突部９の存在により、第４図に示すよ
うに、エキスパンダ８により液管２を拡開してもフィン
１間の間隔は変化せず各フィン１間に良好な通風状態が
期待できる。
しかしながら、前記突部９は熱交換流体たる空気の流通
抵抗となり、この突起９があるとないとでは約１５％も
空気抵抗が異なることになり、突起９がある場合熱交換
効率が低下していた。
抵抗となり、この突起９があるとないとでは約１５％も
空気抵抗が異なることになり、突起９がある場合熱交換
効率が低下していた。
本考案は、このような点に鑑み、突起の空気抵抗を減少
するようにしたラジェータなどの熱交換器を提供するこ
とを目的としてなされたもので、熱交換流体の流通方向
に整列した前記突部を、一つ置きに前記流通方向に整列
した前記開孔の間に位置せしめ、フィン面上においてチ
ドリ状に前記開孔を取り囲むように整列配置したもので
ある。
するようにしたラジェータなどの熱交換器を提供するこ
とを目的としてなされたもので、熱交換流体の流通方向
に整列した前記突部を、一つ置きに前記流通方向に整列
した前記開孔の間に位置せしめ、フィン面上においてチ
ドリ状に前記開孔を取り囲むように整列配置したもので
ある。
以下、本考案を第５図に示す実施例により説明する。
第５図において、フィン１には２列の開孔６゜６・・・
・・・がフィン１の長手方向に延在しており、この方向
における隣位の開孔６との中間位置にはそれぞれ突部９
ａ、９ａ・・・・・・が突設されている。
・・・がフィン１の長手方向に延在しており、この方向
における隣位の開孔６との中間位置にはそれぞれ突部９
ａ、９ａ・・・・・・が突設されている。
そしてこの突部９ａは開孔６よりフィン１の縁部側に寄
っている。
っている。
一方、矢印で示す空気の流通方向における一対の開孔６
，６間にはそれぞれ９ｂ、９ｂ・・・・・・が突設され
ており、各開孔６はそれぞれ３つの突部９ａ、９ｂ、９
Ｃにより囲まれ、安定的にフィン１間の間隔を維持でき
ることになる。
，６間にはそれぞれ９ｂ、９ｂ・・・・・・が突設され
ており、各開孔６はそれぞれ３つの突部９ａ、９ｂ、９
Ｃにより囲まれ、安定的にフィン１間の間隔を維持でき
ることになる。
なお、各突部９ａ −ｃは空気の流通方向における切欠
きが形成されているのは、従来のものと同様である。
きが形成されているのは、従来のものと同様である。
前述した構成によれば、空気の流通方向における一対の
開孔６，６間には実質的な空気の流れはなく、ここには
空気漏ができるだけなので、この空気の流通に関係のな
い部分に突部９ｂを設けることにより空気抵抗は減少し
、第３図の従来のものに較べて１０％も空気抵抗が小さ
くなった。
開孔６，６間には実質的な空気の流れはなく、ここには
空気漏ができるだけなので、この空気の流通に関係のな
い部分に突部９ｂを設けることにより空気抵抗は減少し
、第３図の従来のものに較べて１０％も空気抵抗が小さ
くなった。
なお、前述した実施例は自動車用ラジェータについて説
明したが、本考案はこれのみでなく空気調和装置などに
も適用される。
明したが、本考案はこれのみでなく空気調和装置などに
も適用される。
以上説明したように、本考案に係る熱交換器は熱交換流
体の流通方向に整列した突部を、一つ置きに前記流通方
向に整列した開孔間に位置せしめ、フィン面上において
チドリ状に前記開孔を取り囲むように整列配置したので
、突部による熱交換流体の抵抗を減少でき、良好な流通
により効率の良い放熱が期待できるという優れた効果を
奏する。
体の流通方向に整列した突部を、一つ置きに前記流通方
向に整列した開孔間に位置せしめ、フィン面上において
チドリ状に前記開孔を取り囲むように整列配置したので
、突部による熱交換流体の抵抗を減少でき、良好な流通
により効率の良い放熱が期待できるという優れた効果を
奏する。
第１図は一般的な自動車用ラジェータを示す説明図、第
２図Ａ、Ｂは液管のフィンへの固定状態を示す説明図、
第３図Ａは従来の熱交換器の要部を示す平面図、第３図
Ｂは第３図Ａの斜視図、第４図は第３図Ａ、Ｂの熱交換
器における液管のフィンへの固定状態を示す説明図、第
５図は本考案に係る熱交換器の実施例の要部を示す平面
図である。 １・・・・・・伝熱用フィン、２・・・・・・液管、３
・・・・・・アッパタンク、４・・・・・・ロアータン
ク、５・・・・・・メンバー、６・・・・・・開孔、９
ａ−ｃ・・・・・・突部。
２図Ａ、Ｂは液管のフィンへの固定状態を示す説明図、
第３図Ａは従来の熱交換器の要部を示す平面図、第３図
Ｂは第３図Ａの斜視図、第４図は第３図Ａ、Ｂの熱交換
器における液管のフィンへの固定状態を示す説明図、第
５図は本考案に係る熱交換器の実施例の要部を示す平面
図である。 １・・・・・・伝熱用フィン、２・・・・・・液管、３
・・・・・・アッパタンク、４・・・・・・ロアータン
ク、５・・・・・・メンバー、６・・・・・・開孔、９
ａ−ｃ・・・・・・突部。
Claims (1)
- １．多数枚の薄板状の伝熱用フィンを相互に間隔をもっ
て重積し、これら各フィンに複数の開孔を、熱交換流体
の流通方向と、流通方向に対し直交する方向との両方向
に整列状に穿設し、さらにこれら各開孔に被熱交換流体
が内部を流れる液管を挿通するとともに、これら各フィ
ンには隣位のフィンとの間隔を維持するための複数の突
部を、前記流通方向に対し直交する方向における前記開
孔の中間部に、前記流通方向と、流通方向に対し直交す
る方向とに整列状に突設した熱交換器において、前記流
通方向に整列した前記突部を、一つ置きに前記流通方向
に整列した前記開孔の間に位置せしめ、フィン面上にお
いてチドリ状に前記開孔を取り囲むように整列配置して
なる熱交換器。 ２、前記突部には熱交換流体の流通方向に切欠きが形成
されている実用新案登録請求の範囲第１項記載の熱交換
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15243579U JPS5932869Y2 (ja) | 1979-11-05 | 1979-11-05 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15243579U JPS5932869Y2 (ja) | 1979-11-05 | 1979-11-05 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5672091U JPS5672091U (ja) | 1981-06-13 |
| JPS5932869Y2 true JPS5932869Y2 (ja) | 1984-09-13 |
Family
ID=29383308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15243579U Expired JPS5932869Y2 (ja) | 1979-11-05 | 1979-11-05 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932869Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-05 JP JP15243579U patent/JPS5932869Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5672091U (ja) | 1981-06-13 |
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