JPS593248B2 - 陶磁器材料から物品を製造する方法および装置 - Google Patents
陶磁器材料から物品を製造する方法および装置Info
- Publication number
- JPS593248B2 JPS593248B2 JP51035982A JP3598276A JPS593248B2 JP S593248 B2 JPS593248 B2 JP S593248B2 JP 51035982 A JP51035982 A JP 51035982A JP 3598276 A JP3598276 A JP 3598276A JP S593248 B2 JPS593248 B2 JP S593248B2
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- JP
- Japan
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- mold
- liquid
- ceramic material
- upper punch
- punch
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- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Magnetic Ceramics (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば円板状、円筒状等、対称面を有する酸
化物永久磁石を製造する方法および装置１０の改良に関
するものである。
化物永久磁石を製造する方法および装置１０の改良に関
するものである。
従来、円板状、円筒状酸化物永久磁石を製造するに際し
て両端を開放し、成形に際してその一端を下パンチによ
り閉塞し、他端を上パンチにより閉塞する型に陶磁器材
料を液体に懸濁して供給し、１５下パンチ、型側壁およ
び上パンチにより形成する成形用空間の体積を減少せし
めることにより、排液孔から液を排出し、圧密成形する
場合に、上パンチ側からのみ液体を排除して行なうのが
常であり、両面から脱液することは考えられなかつた。
て両端を開放し、成形に際してその一端を下パンチによ
り閉塞し、他端を上パンチにより閉塞する型に陶磁器材
料を液体に懸濁して供給し、１５下パンチ、型側壁およ
び上パンチにより形成する成形用空間の体積を減少せし
めることにより、排液孔から液を排出し、圧密成形する
場合に、上パンチ側からのみ液体を排除して行なうのが
常であり、両面から脱液することは考えられなかつた。
フ０ しかしながら、円筒状永久磁石の成形を例にとる
と、上パンチ面のみから一方向脱液をする場合には、第
１図に示した如き形状の成形体が、焼結後第２図に示す
如く、上面と下面の一方向に整列した粒子配向は得られ
るものの成形密度の相違にフ５ より、湾曲した形状と
なり、（１）焼成後、湾曲を取るため研削をせねばなら
ず、この加工により加エワレが発生する。
と、上パンチ面のみから一方向脱液をする場合には、第
１図に示した如き形状の成形体が、焼結後第２図に示す
如く、上面と下面の一方向に整列した粒子配向は得られ
るものの成形密度の相違にフ５ より、湾曲した形状と
なり、（１）焼成後、湾曲を取るため研削をせねばなら
ず、この加工により加エワレが発生する。
（２）焼成後、希望する配向を出しにくい。
本発明は、以上述べた従来技術の欠点を解決し１０た製
造方法および装置を提供するものである。又異方性湿式
永久磁石の磁界中成形において、磁極である上、下パン
チ面より同時脱水して成形する永久磁石の製造方法およ
び装置を提供するものである。９５本発明を、以下図面
に基づき詳細に説明する。
造方法および装置を提供するものである。又異方性湿式
永久磁石の磁界中成形において、磁極である上、下パン
チ面より同時脱水して成形する永久磁石の製造方法およ
び装置を提供するものである。９５本発明を、以下図面
に基づき詳細に説明する。
第３図は、本発明によるプレス装置の一例を示すもので
あり、第４図は、第３図における１−１断ブ−面図であ
る。
あり、第４図は、第３図における１−１断ブ−面図であ
る。
５は上パンチであり、シリンダー９によつて駆動される
。
。
１０は下パンチであり下部を台座１０ａに固定するが、
型６１は複数個の軸１１ａで移動盤１１ｂに固定し、シ
リンダーにより型６１に設けた成形用窪み内を型壁に対
して相対的に上、下に移動可能とする。
型６１は複数個の軸１１ａで移動盤１１ｂに固定し、シ
リンダーにより型６１に設けた成形用窪み内を型壁に対
して相対的に上、下に移動可能とする。
下パンチ１０の上端部には多孔質の金属テタン３１が装
着される。型６１、上パンチ５および下パンチ１０で形
成される成形用空間４に、酸化物永久磁石の懸濁液を型
の側壁の導入孔１５より供給溝１４に入れ、そして液供
給口３から供給する。下パンチ１０を固定し、型６１お
よび上パンチ５を同時に下降させる可動型によつて、成
形用空間４の体積を減少させ、液体を濾過孔６および多
孔質金属チタン３１経由濾過孔３３から排除することに
より、磁性材料を圧密成形する。第５図にぱ、従来成形
の模式図を、又第６図には本発明による成形の模式図を
示した。
着される。型６１、上パンチ５および下パンチ１０で形
成される成形用空間４に、酸化物永久磁石の懸濁液を型
の側壁の導入孔１５より供給溝１４に入れ、そして液供
給口３から供給する。下パンチ１０を固定し、型６１お
よび上パンチ５を同時に下降させる可動型によつて、成
形用空間４の体積を減少させ、液体を濾過孔６および多
孔質金属チタン３１経由濾過孔３３から排除することに
より、磁性材料を圧密成形する。第５図にぱ、従来成形
の模式図を、又第６図には本発明による成形の模式図を
示した。
矢印は脱水方向を示す。従来は、上パンチ側のみから脱
水していたのに比較して、本発明は上パンチおよび下パ
ンチの両面脱水である。第７図に、上下パンチ方向の配
向度分布を示した。
水していたのに比較して、本発明は上パンチおよび下パ
ンチの両面脱水である。第７図に、上下パンチ方向の配
向度分布を示した。
第７図によつて、両面脱水することによつて均一な配向
が得られ、結果として湾曲のない焼成体の得られること
が理解できる。本発明によれば、以下の如き効果が得ら
れる。
が得られ、結果として湾曲のない焼成体の得られること
が理解できる。本発明によれば、以下の如き効果が得ら
れる。
（１）両面脱水をすることにより、成形用体積の減少が
早くなり、成形速度が２倍に向上する。（２）焼成変形
が防止される。（３）下パンチと型間のクリアランスか
らのスラリー洩れが防止できる。
早くなり、成形速度が２倍に向上する。（２）焼成変形
が防止される。（３）下パンチと型間のクリアランスか
らのスラリー洩れが防止できる。
第１図は従来成形体の配向を示す一部断面図、第２図は
第１図に示した成形体を焼成した場合の形状、配向を示
す一部断面図、第３図は実施例を示す縦断面図、第４図
は第３図に示した装置のＩ−Ｉ断面図、第５図は従来成
形を示す模式図、第６図は本発明による成形を示す模式
図、第７図は上下パンチ方向の配向度分布を示す図であ
る。 １・・・・・・フエライト磁石、５・・・・・・上パン
チ、１０・・・・・・下パンチ、６１・・・・・・成形
型。
第１図に示した成形体を焼成した場合の形状、配向を示
す一部断面図、第３図は実施例を示す縦断面図、第４図
は第３図に示した装置のＩ−Ｉ断面図、第５図は従来成
形を示す模式図、第６図は本発明による成形を示す模式
図、第７図は上下パンチ方向の配向度分布を示す図であ
る。 １・・・・・・フエライト磁石、５・・・・・・上パン
チ、１０・・・・・・下パンチ、６１・・・・・・成形
型。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 両端を開放し、成形に際してその一端を下パンチに
より閉塞し、他端を上パンチにより閉塞する型に陶磁器
材料を液体に懸濁して型の側面より供給し、下パンチ、
型側壁および上パンチから形成する成形空間の体積を減
少せしめて排液孔から液を排出し圧密成形する場合に、
上パンチ側および下パンチ側の両面から脱液することを
特徴とする陶磁器材料から物品を製造する方法。 ２ 陶磁器材料がフェライト磁石であり、製造される物
品が円筒形又は、円柱状永久磁石であることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の製造方法。 ３ 陶磁器材料を液体に懸濁して型の側面より成形空間
に供給する装置および液体を濾過する装置を設けた陶磁
器材料の成形品衰造用型を具えたプレスにおいて、両端
を開放し、成形に際してその一端を濾過孔を有する下パ
ンチにより閉塞し、他端を濾過孔を有する上パンチによ
つて閉塞する少なくとも一個の成形用窪みを上パンチ、
型側壁両方の移動による可動型を具えたことを特徴とす
る陶磁器材料から物品を製造する装置。 ４ 上パンチ先端部および下パンチ先端部の少なくとも
一方に、Ｔｉよりなる多孔性物体を装着したことを特徴
とする特許請求の範囲第３項記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51035982A JPS593248B2 (ja) | 1976-04-02 | 1976-04-02 | 陶磁器材料から物品を製造する方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51035982A JPS593248B2 (ja) | 1976-04-02 | 1976-04-02 | 陶磁器材料から物品を製造する方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52119612A JPS52119612A (en) | 1977-10-07 |
| JPS593248B2 true JPS593248B2 (ja) | 1984-01-23 |
Family
ID=12457077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51035982A Expired JPS593248B2 (ja) | 1976-04-02 | 1976-04-02 | 陶磁器材料から物品を製造する方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593248B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6291655A (ja) * | 1985-10-17 | 1987-04-27 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | ガスエンジン駆動ヒ−トポンプシステムの起動装置 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6046210A (ja) * | 1983-08-25 | 1985-03-13 | 梅屋 薫 | 射出濾過圧密成形法 |
| JPS60122340U (ja) * | 1984-01-27 | 1985-08-17 | 東海カ−ボン株式会社 | ウイスカ−プリフオ−ムの成形装置 |
| JPS6345286Y2 (ja) * | 1984-10-13 | 1988-11-24 | ||
| JPS6381734A (ja) * | 1986-09-26 | 1988-04-12 | Matsushita Electronics Corp | マグネトロン装置 |
| JPH0756777B2 (ja) * | 1986-09-26 | 1995-06-14 | 松下電子工業株式会社 | マグネトロン装置の製造方法 |
| JP5999181B2 (ja) * | 2012-06-29 | 2016-09-28 | 日立金属株式会社 | 希土類系焼結磁石の製造方法 |
-
1976
- 1976-04-02 JP JP51035982A patent/JPS593248B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6291655A (ja) * | 1985-10-17 | 1987-04-27 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | ガスエンジン駆動ヒ−トポンプシステムの起動装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52119612A (en) | 1977-10-07 |
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