JPS5932200B2 - ペクチン質を含む廃水の処理方法 - Google Patents
ペクチン質を含む廃水の処理方法Info
- Publication number
- JPS5932200B2 JPS5932200B2 JP3273177A JP3273177A JPS5932200B2 JP S5932200 B2 JPS5932200 B2 JP S5932200B2 JP 3273177 A JP3273177 A JP 3273177A JP 3273177 A JP3273177 A JP 3273177A JP S5932200 B2 JPS5932200 B2 JP S5932200B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pectic substances
- cod
- wastewater containing
- wastewater
- treating wastewater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はペクチン質を含む廃水の処理方法に関するもの
である。
である。
近年産業廃水の処理が社会的な問題としてとりあげられ
、加工産業における廃水処理もその例外ではなくなって
きて℃・る。
、加工産業における廃水処理もその例外ではなくなって
きて℃・る。
とくに微生物難分解性の高分子多糖類であるペクチン質
を含む廃水は高し・COD値を示すので水質汚濁防止の
観点から効率的な処理方法の確立が望まれて℃・た。
を含む廃水は高し・COD値を示すので水質汚濁防止の
観点から効率的な処理方法の確立が望まれて℃・た。
従来この微生物難分解性のペクチン質は、主として凝集
法などの物理化学的手段により除去されて℃・たが、こ
の方法ではCOD除去率は40%から60%と低く、ま
た、コスト高となる欠点があった。
法などの物理化学的手段により除去されて℃・たが、こ
の方法ではCOD除去率は40%から60%と低く、ま
た、コスト高となる欠点があった。
果実や野菜などの加工食品の製造廃液中に含まれるペク
チン質は0.7〜0.9%濃度の塩酸で加水分解し、ペ
クチン、ペクチニン酸等の僅かしか酸に溶解しなし・物
質とガラクチュロン酸等の塩酸中に溶解する物質になる
。
チン質は0.7〜0.9%濃度の塩酸で加水分解し、ペ
クチン、ペクチニン酸等の僅かしか酸に溶解しなし・物
質とガラクチュロン酸等の塩酸中に溶解する物質になる
。
たとえばミカンの缶詰加工工程から出る酸洗液中には高
分子糖が30%、低分子糖が70%含まれるが、酸に不
溶性のペクチン、ペクチニン酸を0.5から0.6%濃
度のアルカリ液で処理するとペクチン酸となって溶出し
てくる。
分子糖が30%、低分子糖が70%含まれるが、酸に不
溶性のペクチン、ペクチニン酸を0.5から0.6%濃
度のアルカリ液で処理するとペクチン酸となって溶出し
てくる。
かかる処理を施したアルカリ廃液中にもやはり高分子糖
70%、低分子糖30%が含まれる3このようなアルカ
リ廃液中に含まれる高分子糖を生物化学的に分解するこ
とは難しく、従来アルカリ廃液のpHを中性または酸性
にして高分子糖を析出させ、それを網ですくし・取り更
に脱水機にかけ、乾燥してから処分して(・た。
70%、低分子糖30%が含まれる3このようなアルカ
リ廃液中に含まれる高分子糖を生物化学的に分解するこ
とは難しく、従来アルカリ廃液のpHを中性または酸性
にして高分子糖を析出させ、それを網ですくし・取り更
に脱水機にかけ、乾燥してから処分して(・た。
しかしながらこのような方法によってもCOD除去率は
せ℃・ぜし・40%から60%にとどまり、特に最近は
人件費の高騰により処理コストがアップすると℃・5問
題が生じて℃・た。
せ℃・ぜし・40%から60%にとどまり、特に最近は
人件費の高騰により処理コストがアップすると℃・5問
題が生じて℃・た。
かかる事情に鑑みて、本発明者らはペクチン質を生物化
学的に分解しCODを低減せしめる効果のある菌を探索
した結果本発明を完成するに至った。
学的に分解しCODを低減せしめる効果のある菌を探索
した結果本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明はペクチン質を含む原料を加工する工
程で生じたペクチン質を含むアルカリ溶液のpHを中性
または酸性に調節してペクチン質を不溶化させ析出させ
る操作を行なわずに、ペクチン質のアルカリ溶液を直接
生物処理することにより従来、微生物により分解するこ
とが困難であったペクチン質に由来するCOD成分を大
巾に減少させる方法に到達したものであって、ペクチン
質を含む廃水を微生物学的に処理するにあたり該廃水の
pHを7.5〜10.0の範囲に保ちつつシュードモナ
ス(Pseudomonas )属、アシネトバクタ−
(Ac1netobater )属、アルカゲネス(A
lcaligenes )属よりなる群から選ばれる細
菌の1種または2種以上を添加して処理することを主た
る構成要件として(・る。
程で生じたペクチン質を含むアルカリ溶液のpHを中性
または酸性に調節してペクチン質を不溶化させ析出させ
る操作を行なわずに、ペクチン質のアルカリ溶液を直接
生物処理することにより従来、微生物により分解するこ
とが困難であったペクチン質に由来するCOD成分を大
巾に減少させる方法に到達したものであって、ペクチン
質を含む廃水を微生物学的に処理するにあたり該廃水の
pHを7.5〜10.0の範囲に保ちつつシュードモナ
ス(Pseudomonas )属、アシネトバクタ−
(Ac1netobater )属、アルカゲネス(A
lcaligenes )属よりなる群から選ばれる細
菌の1種または2種以上を添加して処理することを主た
る構成要件として(・る。
前記した属の細菌は℃・ずれも、土壌をはじめとして沼
、工場排水等広く自然界に存在して℃・るが本発明の方
法に用℃・られるものとしては、例えばシ3−トモナス
(Pseudomonas ) 0−3 (微工研菌寄
託番号笛388号)、シュードモナス(P seudo
monas ) K P−14(微工研菌寄託番号笛3
557号)、アシネトバクタ− (Ac1netobacter ) K P−7(微工
研菌寄託番号笛3021号1)、アルカリゲネy、 (
A lcaligenes )KP−12(微工研菌寄
託番号笛3184’−り等が挙げられる。
、工場排水等広く自然界に存在して℃・るが本発明の方
法に用℃・られるものとしては、例えばシ3−トモナス
(Pseudomonas ) 0−3 (微工研菌寄
託番号笛388号)、シュードモナス(P seudo
monas ) K P−14(微工研菌寄託番号笛3
557号)、アシネトバクタ− (Ac1netobacter ) K P−7(微工
研菌寄託番号笛3021号1)、アルカリゲネy、 (
A lcaligenes )KP−12(微工研菌寄
託番号笛3184’−り等が挙げられる。
これらの菌のうち微工研菌寄託番号笛388号の細菌の
菌学的性質は特公昭46−28224号公報に記載され
て℃・る通りであり、同じく微工研菌寄託番号笛355
7号、第3021号ならびに第3184号の菌学的性質
は第1表に示す通りである。
菌学的性質は特公昭46−28224号公報に記載され
て℃・る通りであり、同じく微工研菌寄託番号笛355
7号、第3021号ならびに第3184号の菌学的性質
は第1表に示す通りである。
これらの菌は単独で用℃・てもペクチン質を80%以上
分解するが、上記した各属に属する菌株を混合して用℃
・ればペクチン質の分解率がさらに向上し、最高94.
0%のCOD除去率を示すことが判明した。
分解するが、上記した各属に属する菌株を混合して用℃
・ればペクチン質の分解率がさらに向上し、最高94.
0%のCOD除去率を示すことが判明した。
本発明方法を実施するにあたり注意すべき点は系のpH
が酸性にならな(・ようにすること、すなわち溶液のp
Hを7.5〜10.0の範囲に調節することである。
が酸性にならな(・ようにすること、すなわち溶液のp
Hを7.5〜10.0の範囲に調節することである。
系のpHが酸性になると高分子のペクチン質が不溶化し
、それが微生物系に吸着するなどして悪影響をおよぼす
と共にCOD除去率が低下する。
、それが微生物系に吸着するなどして悪影響をおよぼす
と共にCOD除去率が低下する。
通常の活性汚泥を用℃・て下水を処理した場合のMLS
Sは一般に2000〜3000ppm程度であり、また
通常の活性汚泥を用℃・て一般産業廃水を処理した場合
のMLSSは一般に5000ppm程度であるが、本発
明方法によればMLSSをこれらの値と比較して600
0〜18000ppmと℃・う高℃・範囲に設定するこ
とができ、したがってCOD負荷をかなりの程度まで高
めた場合でもペクチン質を含む廃水を有効に処理するこ
とができる。
Sは一般に2000〜3000ppm程度であり、また
通常の活性汚泥を用℃・て一般産業廃水を処理した場合
のMLSSは一般に5000ppm程度であるが、本発
明方法によればMLSSをこれらの値と比較して600
0〜18000ppmと℃・う高℃・範囲に設定するこ
とができ、したがってCOD負荷をかなりの程度まで高
めた場合でもペクチン質を含む廃水を有効に処理するこ
とができる。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
なお実施例中のCOD値の測定はJIS
KO102−1971法により行なった。
実施例 1
ミカン加工工程で出る酸廃水をアルカリ処理してペクチ
ン質を含む廃水となし該廃水をさらにpH8,5、CO
D値600ppmになるように調製した後、栄養源とし
てCOD :窒素:燐の比が100:5:1になるよう
に尿素およびリン酸2カリを添加した。
ン質を含む廃水となし該廃水をさらにpH8,5、CO
D値600ppmになるように調製した後、栄養源とし
てCOD :窒素:燐の比が100:5:1になるよう
に尿素およびリン酸2カリを添加した。
このものを試験原水とした。試験原水200m1を50
0m1の坂ロフラスコに入れ、第2表に示される如きシ
ュードモナス属菌、アシネトバクタ−属菌、アルカリ土
類金属菌および比較対照として保存菌株の中から、シュ
ードモナスエルギノーサ(IF03445株)、バチル
スズブチリス(IF03007株)、エシャリシコリー
(IF03301株)、ペニシリウムツタ−タム(IF
04640株)、アスペルギルスニガー(ATCC62
75株)の混合菌を用(・、それぞれの種母液5mlを
加え30°Cで24時間培養したのち、それぞれのCO
D値を測定し、試験原水に対するCOD除去率を算出し
た。
0m1の坂ロフラスコに入れ、第2表に示される如きシ
ュードモナス属菌、アシネトバクタ−属菌、アルカリ土
類金属菌および比較対照として保存菌株の中から、シュ
ードモナスエルギノーサ(IF03445株)、バチル
スズブチリス(IF03007株)、エシャリシコリー
(IF03301株)、ペニシリウムツタ−タム(IF
04640株)、アスペルギルスニガー(ATCC62
75株)の混合菌を用(・、それぞれの種母液5mlを
加え30°Cで24時間培養したのち、それぞれのCO
D値を測定し、試験原水に対するCOD除去率を算出し
た。
結果を第2表に示した。
第2表から明らかなように本発明の方法で処理した時は
℃・ずれも80%以上のCOD除去率で対照例のCOD
除去率の2倍以上の値を示した。
℃・ずれも80%以上のCOD除去率で対照例のCOD
除去率の2倍以上の値を示した。
実施例 2
実施例1で用(・たシュードモナスQ−3、シュードモ
ナスKP−14、アシネトバクタ−KP −7、アルカ
リゲネスKP−12の各菌株を等量混合した活性汚泥(
汚泥Aと呼ぶ)と一般生活廃水処理に用℃・て℃・る活
性汚泥(汚泥Bと呼ぶ)を使用し、51の曝気槽とそれ
につづく沈殿槽を有する連続廃水処理ミニプラントを用
℃・試験原水の連続処理を行なった。
ナスKP−14、アシネトバクタ−KP −7、アルカ
リゲネスKP−12の各菌株を等量混合した活性汚泥(
汚泥Aと呼ぶ)と一般生活廃水処理に用℃・て℃・る活
性汚泥(汚泥Bと呼ぶ)を使用し、51の曝気槽とそれ
につづく沈殿槽を有する連続廃水処理ミニプラントを用
℃・試験原水の連続処理を行なった。
試験温度は30℃、MLSSは汚泥A、汚泥B共に40
00ppmに保ち、CODの汚泥負荷をMLSS当り1
日0.1 kg、系のpHを10.0から75の範囲内
、特に80から9.0に保つように留意した。
00ppmに保ち、CODの汚泥負荷をMLSS当り1
日0.1 kg、系のpHを10.0から75の範囲内
、特に80から9.0に保つように留意した。
試験開始3日間から10日間の処理結果を10日間の処
理水の平均COD値、平均COD除去率と共に第3表に
示した。
理水の平均COD値、平均COD除去率と共に第3表に
示した。
第3表から明らかなように汚泥Aは94.7%のCOD
除去率を示し、汚泥Bのそれより約26%高いことが分
る。
除去率を示し、汚泥Bのそれより約26%高いことが分
る。
また、本実施例での汚泥Aおよび汚泥BのSVIはそれ
ぞれ40および98であった。
ぞれ40および98であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ペクチン質を含む廃水を好気的生物学的に処理する
に際し、前記廃水のpHを7.5〜10.0の範囲に保
ちながらシュードモナス (pseudomonas )属、アシネトバクタ−(
Ac1netobacter )属、アルカリゲネス(
Alcaligenes )属よりなる群から選ばれる
細菌の1種または2種以上の存在下で処理することを特
徴とするペクチン質含有廃水の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3273177A JPS5932200B2 (ja) | 1977-03-22 | 1977-03-22 | ペクチン質を含む廃水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3273177A JPS5932200B2 (ja) | 1977-03-22 | 1977-03-22 | ペクチン質を含む廃水の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53117255A JPS53117255A (en) | 1978-10-13 |
| JPS5932200B2 true JPS5932200B2 (ja) | 1984-08-07 |
Family
ID=12366974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3273177A Expired JPS5932200B2 (ja) | 1977-03-22 | 1977-03-22 | ペクチン質を含む廃水の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932200B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4477570A (en) * | 1981-09-24 | 1984-10-16 | Occidental Chemical Corporation | Microbial degradation of obnoxious organic wastes into innocucous materials |
| JPH01155995A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-19 | Agency Of Ind Science & Technol | ペクチン含有廃水の改良型活性汚泥処理法 |
| TW593173B (en) * | 2003-10-31 | 2004-06-21 | Univ Nat Central | Biological method for removing organic polymers |
| JP5288347B2 (ja) * | 2008-10-16 | 2013-09-11 | 国立大学法人高知大学 | ペクチン含有廃水の浄化方法 |
-
1977
- 1977-03-22 JP JP3273177A patent/JPS5932200B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53117255A (en) | 1978-10-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2698353B1 (en) | Wastewater treatment using microbial strains | |
| US4440644A (en) | Method for the biological removal of free and complex cyanides and thiocyanates from water | |
| Krul | Dissimilatory nitrate and nitrite reduction under aerobic conditions by an aerobically and anaerobically grown Alcaligenes sp. and by activated sludge | |
| US5407577A (en) | Biological process to remove color from paper mill wastewater | |
| Loan et al. | The role of aquatic plants and microorganisms in domestic wastewater treatment. | |
| CN107244742A (zh) | 一种工业污水中污染物的微生物降解的方法 | |
| US4461834A (en) | Strain of Pseudomonas paucimobilis | |
| DE69807935T2 (de) | Verfahren zur herstellung einer mikrobiellen kultur zur behandlung von abwasser | |
| Jimenez et al. | Mathematical modelling of aerobic degradation of vinasses with Penicillium decumbens | |
| JPS5932200B2 (ja) | ペクチン質を含む廃水の処理方法 | |
| Manganelli et al. | Effect of detergents on sewage microorganisms | |
| CN111117938A (zh) | 一种复合微生物菌剂及其制备方法和高盐含氮废水的处理方法 | |
| JPH10286085A (ja) | ブレバンディモナス・エスピーp3−4株及びオルトリン酸含有水の処理方法 | |
| CN112239273B (zh) | 一种制药废水生化系统人工活性污泥及制备方法与应用 | |
| JPH08192180A (ja) | 有機性廃水の活性汚泥処理方法 | |
| JP3301800B2 (ja) | 有機性排水の処理用汚泥減量剤とその処理方法 | |
| KR910006526B1 (ko) | 미생물을 이용한 폐수정화제의 제조방법 | |
| JPH0679715B2 (ja) | 有機性汚水の生物学的処理方法 | |
| CN113816503A (zh) | 一种生活污水微生物处理复合菌剂 | |
| JP3007860B2 (ja) | ホルムアルデヒド分解方法 | |
| Kandasamy et al. | Biodegradation of cyanide and starch by individual bacterial strains and mixed bacterial consortium isolated from cassava sago wastewater | |
| JPS591119B2 (ja) | 有機性排水の高度処理方法 | |
| JPH0679713B2 (ja) | 有機性汚水の生物学的処理方法 | |
| CN121020896B (zh) | 一种畜牧养殖污水的净化处理工艺 | |
| DE19531519C2 (de) | Zur Denitrifizierung befähigter Mikroorganismus, sowie dessen Verwendung in Verbindung mit einem Verfahren zur Denitrifizierung von Wasser |