JPS5932152Y2 - 回路基板用導電パタ−ン - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回路基板上に形成された導電パターンであって
、回路チェック用の分断個所を有する導電パターンに関
する。

従来より絶縁回路基板上に導電パターンを形成する際に
は、回路電流値や回路抵抗値を測定及びチェックをする
為の分断個所をパターン巾に設けておき、チェックの後
その分断個所を半田で短絡する事が行なわれている。

第１図に従来の導電パターンを示す。

第１図で２が絶縁回路基板で、その上に導電パターン５
が形成されており、その１部に回路チェック用分断個所
１が設けられている。

また３は導電パターンの１部であって外部引出し用リー
ドピン挿入部、４はリードピンである。

そしてこのような従来の導電パターンを用いた場合の作
業工程は、（ａ）回路チェック、（ｂ）分断個所半田付
、（Ｃ）リードピン挿入、（ｄ）リードピン挿入部の半
田付、という４つの工程からなる。

本考案の目的はこれらの作業工程を合理化し、数少ない
工程で電子回路の実装が完成できる導電パターンを提供
する事である。

第２図に本考案の実施例を示す。

本実施例においては導電パターン５の回路チェック用分
断個所６が外部引出し用リードピン４の挿入部分に設け
られている。

従って、本実施例の導電パターンを用いた場合、回路チ
ェック以後の作業工程は（ａ′）回路チェック、（ｂ′
）リードピン挿入、（Ｃ′）リードピン挿入部の半田付
、という３つの工程で良い事になり作業工程を１回減少
させる事が可能となった。

このように本考案を用いれば、導電パターンの分断個所
の半田付と、リードピン挿入部の半田付を同時に行なう
事が可能となり、作業工程の大幅な改善を容易とした。

更に本考案の導電パターンは分断個所として特別のスペ
ースをとる必要がなく、従って導電パターンの面積を小
さくでき電子回路の小型化を図る事ができるといった有
用な効果も有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の導電パターンを示す図、第２図は本考案
の一実施例を示す図である。 図中、１，６・・・・・・分断個所、２・・・・・・絶
縁回路基板、３・・・・・・リードピン挿入部、４・・
・・・・リードピン、５・・・・・・導電パターン。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 回路基板上に形成され、回路チェック用の分断個所を有
   する導電パターンにおいて、 前記分断個所はリードピンの挿入部分に設けた事を特徴
   とする回路基板用導電パターン。