JPS5932040Y2 - 電磁変換部品保持装置 - Google Patents

電磁変換部品保持装置

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JPS5932040Y2
JPS5932040Y2 JP14927778U JP14927778U JPS5932040Y2 JP S5932040 Y2 JPS5932040 Y2 JP S5932040Y2 JP 14927778 U JP14927778 U JP 14927778U JP 14927778 U JP14927778 U JP 14927778U JP S5932040 Y2 JPS5932040 Y2 JP S5932040Y2
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JP
Japan
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rotating
shaft hole
core
fixed
rotating body
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JP14927778U
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English (en)
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JPS5567528U (ja
Inventor
誠一 鈴木
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はビデオテープレコーダの回転ヘッド装置等に
用いられる電磁変換部品保持装置に関する。
ビデオテープレコーダにおいては、信号記録媒体(磁気
テープ)と、入力出力信号処理回路との間に介在される
信号伝達手段として回転ヘッド装置が用いられる。
この回転ヘッド装置として従来第1図、第2図に示す構
成のものが用いられているが、信号伝達能力を向上させ
るうえで、好筐しくない構成となっている。
第1図において、11は回転軸であり、これには同軸一
体にビデオヘッド取付部121を有する回転体12が固
定されている。
そして、ビデオヘッド取付部121の外周囲には、第1
、第2のビデオヘッド13,14が周面に数ミクロン
突出して設けられている。
前記回転体12の一方の回転面には、同軸的に板ばね1
5.16が取付げられるが、この板ばね15゜16は、
その中心部穴周辺が軸方向へ微調移動できるように取付
けられている。
そして、この板ばね15,16の中心部穴周辺の平坦部
には、同軸的にコア11が取付けられている。
このコア17にはさらにコイルis、19が設げられる
もので、各コイル18.19はそれぞれ前記ビデオヘッ
ド13.14に対応するものである。
そして、前記回転体12には、調整ヒス21.22を挿
入するための穴23.24が設けられており、この穴2
3,24を介して前記調整ビス21.22は、板バネ1
5.16を偏位させコイル18.19を下方に押しやる
ことができる。
上記の各部品は回転側の部品である。
次に前記コイル18,19に対応して、固定側コイル2
5゜26がそれぞれ同心的に対応させられる。
そして、このコイル25,26等はコア2Tを介して固
定側円筒体28に接着剤等にて固定されている。
第2図に示す回転ヘッド装置は、ビデオヘッド取付部を
有する回転体30が、軸11に対して締付ビス31によ
って取付けられる構造である。
この回転体30の下側回転面にはコア17を介して第1
図で示したようなコイル18.19が同軸的に取付けら
れている。
なお第1図と共通するような部分は、第1図と同符号を
付して説明は省略する。
上記したような従来の回転ヘッド装置によると、コイル
18,25とコイル19,26とが電磁結合することに
よって、第1チヤンネルの第1のビデオヘッド13の信
号系路及び第2チヤンネルの第2のビデオヘッド14の
信号系路が形成される。
そして回転側のコイル18.19と固定側のコイル25
.26との相互間隔は、信号の伝送効率を決定する要因
であり、相互の距離が大きくなると効率が劣化する。
これらのいわゆる電磁交換部品間の距離は(30μ〜1
00μm)程度と極めて接近している。
またこれらの一対の電磁交換部品間の平行度(各々の向
い合っている面の均一性)が悪いと、−回転中に1回転
中の電磁交換効率が変化してし1うので正確な平行度を
保つ必要がある。
しかしながら、第1図に示すような従来の装置であると
、回転側の板ばね15,16を介して保持されており、
この板ばね15,16は回転軸11と固定関係にある回
転体に固定されている。
そして固定側との距離、平行度は調整ビス21.22に
よって調整される。
よってこの装置によると板ばねとか調整ビスなどの多く
の部品を要し、調整の工程も複雑で時間もかかる。
第2図の装置によると、ビデオヘッド取付用の回転体3
0にあらかじめコイル18.19が取付けられているた
め、コイル1 B 、 25とコイル19.26との相
互間隔及び平行度は、締付ビス31と回転軸11との固
定状態に依存してし15゜この方法によると、第3図a
、bに示すように、軸穴部301と回転軸11のすき間
があるために、締付ビス31を締付けると回転体30が
軸に対して偏心して、lた傾きを生じることになる。
このような状態になると、回転バランスが悪化したり、
平行度を悪化することになる。
この考案は上記従来の欠点を除去すべくなされたもので
、電磁交換部品いわゆるロータリートランスのコイル相
互間隔を精度良く設定できるとともに、平行度を向上し
得、もって、信号の伝送効率、正確度を安定向上せしめ
る電磁変換部品保持装置を提供することを目的とするも
のである。
以下この考案の一実施例を第4図を参照して説明する。
すなわち、第4図に示す装置はビデオテープレコーダに
おける回転ヘッド装置の構造な示すもので、41は回転
軸であり、この回転軸41の先端には、たとえばアルミ
材からなる回転体42が取付けられる。
この回転体42は、その外周囲部にはビデオヘッド取付
部が設定されており、コノ部分に第1.第2のビデオヘ
ッド43,44が周面に数ミクロン突出して設けられて
いる。
さらに、前記回転体42の上面には、この回転体42を
前記回転軸41に固定するための手段が設けられている
この固定手段は、この回転体42の軸穴421を延長す
る如く、上面方向に突出して形成された締付部45等で
構成されている。
この締付部45は、第4図すに示すように、軸方向へ複
数のすり割り部46,47を有し、また、外径は、突出
端から基部に向って除々に大きくなる如く、その肉厚が
設定されている。
また、この締付部45の外周囲には、ねじ溝が形成され
ており、これには、締付はナツト49を螺合できるよう
になされている。
この構造によって、上記回転体42は、前記回転軸41
に固定されることができる。
一方前記回転体42の他方の回転面には、同軸的にリン
グ状のコア50が接着剤によって固定されている。
また、このコア50の下部回転面には同心的な溝が設け
られており、谷溝には、それぞれコイル51,52が配
設されている。
そして径小111のコイル51は第1のビデオヘッド4
3に電気的に接続され、また径大側のコイル52は第2
のビデオヘッド44に電気的に接続されている。
上記の回転体42、コイル51.52等は、回転側の部
材であり、これに対して固定側の部材が同軸的に対応さ
せられる。
すなわち、@記コイル51.52に対しては・コア55
の谷溝に設けられたコ(ル56,57が対向させられる
筐た、前記コア55は、接着剤により有底筒状のシリン
ダ58の内部底面に固定されている。
なお59はベアリング部であり、回転軸41が円滑に回
転できるように構成されている。
この考案の一実施例は上記の如く構成されるもので、特
にコイル51,56、コイル52,57等の対向間隔t
を均一平行に設定でき、いわゆるロータリートランスの
効率を安定して向上できる点に特徴を偏えている。
すなわ−ち、コイル51゜56の信号変換系路、及びコ
イル52,57の信号変換系路はそれぞれ第1.第2の
ビデオヘッド43.44に対する信号の入出力系路とな
るので、固定側と回転側との相互間隔は平行であってか
つ近接していることが要求される。
この考案によると、締付部45及び締付はナツト490
作用によって、前記相互間隔を均一平行にできるもので
ある。
つ1す、回転側を取付けるときは、ロータリートランス
間距離設定物として一定の厚みのシートを、コア55の
上面に配設しておき、これを挾むように回転側を軸に通
して押えつげ、締付はナツト49を締付け、その後シー
トを除去すればよい。
したがって、相互間隔を設定する作業も容易であり、ま
た、調整もシートの厚みを選定することにより簡単に得
られる。
さらにまた、締付部45のすり割りを軸対称に設ければ
、締付はナツト49を締付げた際に軸廻りに均一な締付
は力が働き、回転体42の偏心とか傾きもなく、平行度
を維持し信号の変換性能向上にも極めて有効である。
以上説明したように、この考案によると、電磁変換部品
いわゆるロータリートランスのコイル相互間隔を精度良
く設定できるとともに、平行度を向上し得、もって信号
の伝送効率、正確度を安定向上せしめる電磁変換部品保
持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ従来の電磁変換部品保持装置
の構成説明図、第3図a、bは第2図に示す装置の欠点
部分を示す説明図、第4図aはこの考案電磁変換部品保
持装置の一実施例を示す構成説明図、第4図すは同図a
の要部を示す平面図である。 41・・・・・・回転軸、42・・・・・・回転体、4
5・・・・・・締付部鬼49・・・・・・締付ナツト、
50 、55−、、−、、コア、5L52,56,57
・・・・・・コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底壁に設けられた軸穴を回転軸が回転自在に貫通され、
    底壁面上には前記軸穴に同軸的にリング状の固定側コア
    が配設されこのコアに沿って固定側コイルが形成された
    固定側のシリンダと、このシリンダの前記固定側コア及
    び固定側コイルに間隔をおいて対向する回転側コア及び
    回転側コイルを一方の回転面に設けられるとともに前記
    回転軸が挿される軸穴を同軸的に有する回転体と、この
    回転体の他方の回転面に一体にその軸穴を延長する如く
    延長軸穴を形成し、かつ軸方向へ複数のすり割が形成さ
    れるとともに基端部から突出端に向って外径が先細とな
    るように設定され、外周囲にねじ溝が形成された締付部
    と、この締付部の少なくとも前記基端部よりも小さいね
    じ穴を有し、この締付部に締付けられるナツトとを具備
    したことを特徴とする電磁変換部品保持装置。
JP14927778U 1978-10-30 1978-10-30 電磁変換部品保持装置 Expired JPS5932040Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14927778U JPS5932040Y2 (ja) 1978-10-30 1978-10-30 電磁変換部品保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14927778U JPS5932040Y2 (ja) 1978-10-30 1978-10-30 電磁変換部品保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5567528U JPS5567528U (ja) 1980-05-09
JPS5932040Y2 true JPS5932040Y2 (ja) 1984-09-08

Family

ID=29132452

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JP14927778U Expired JPS5932040Y2 (ja) 1978-10-30 1978-10-30 電磁変換部品保持装置

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