JPS5931982Y2 - くい込み管継手 - Google Patents
くい込み管継手Info
- Publication number
- JPS5931982Y2 JPS5931982Y2 JP1977128112U JP12811277U JPS5931982Y2 JP S5931982 Y2 JPS5931982 Y2 JP S5931982Y2 JP 1977128112 U JP1977128112 U JP 1977128112U JP 12811277 U JP12811277 U JP 12811277U JP S5931982 Y2 JPS5931982 Y2 JP S5931982Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- sleeve
- circumferential
- pipe
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joints With Pressure Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、低圧用管継手における継手本体と締付ナツ
トとの間に介装されて継管の外周面にくい込む圧縮変形
スリーブに関し、特に管径の大きな継手に用いて効果が
あるものである。
トとの間に介装されて継管の外周面にくい込む圧縮変形
スリーブに関し、特に管径の大きな継手に用いて効果が
あるものである。
この種のスリーブはその基端が継手本体のバッキングに
密着し、且つ先端側は締付ナツトの締付によって均等に
変形圧縮されて継管外周面に圧接することが必要である
。
密着し、且つ先端側は締付ナツトの締付によって均等に
変形圧縮されて継管外周面に圧接することが必要である
。
而して従来はスリーブの先端内面に環状楔を突設すると
共にこの先端側から該スリーブの軸方向に複数の摺り割
（スリット）を設けてスリーブのテーパ部に弾性を与え
ることが行われている。
共にこの先端側から該スリーブの軸方向に複数の摺り割
（スリット）を設けてスリーブのテーパ部に弾性を与え
ることが行われている。
しかしこのような構造によってナツトの締付けによる圧
縮変形を容易にする程度の弾性を与えるには、スリット
数を多くして円弧長を小さくしなければならず管径が１
吋以上のものにはコスト高になって実際的でない化スリ
ーブのテーパ部がナツトの締付によって変形する際変形
力がスリーブの基端側にも及んで基端面の平坦性を損わ
しめバッキングとの密着性を悪くする欠点がある。
縮変形を容易にする程度の弾性を与えるには、スリット
数を多くして円弧長を小さくしなければならず管径が１
吋以上のものにはコスト高になって実際的でない化スリ
ーブのテーパ部がナツトの締付によって変形する際変形
力がスリーブの基端側にも及んで基端面の平坦性を損わ
しめバッキングとの密着性を悪くする欠点がある。
この為上記の構造品はテーパ部を比較的長く構成するこ
とができ且つバッキングとの密着維持性を特別に考慮し
た基部構造を有する高圧用のものに採用されていたので
ある。
とができ且つバッキングとの密着維持性を特別に考慮し
た基部構造を有する高圧用のものに採用されていたので
ある。
（例えば実開昭５Ｏ−１１３０１４）
本業面は全長が短かく且つ３〜４吋の管径を有する低圧
用管継手における変形スリーブに関するものであってス
リーブの基端側近傍に、１個の連接部を除いて円周方向
全周に摺り割を設けると共に先端側から前記連接部の中
央及びその対称位置に軸方向の摺り割を、前記円周摺り
割に達しない長さで設けたことを特徴とするものであっ
て高い寸法精度を有し且つ低締付トルクで強固な連結力
が得られる効果を有するものである。
用管継手における変形スリーブに関するものであってス
リーブの基端側近傍に、１個の連接部を除いて円周方向
全周に摺り割を設けると共に先端側から前記連接部の中
央及びその対称位置に軸方向の摺り割を、前記円周摺り
割に達しない長さで設けたことを特徴とするものであっ
て高い寸法精度を有し且つ低締付トルクで強固な連結力
が得られる効果を有するものである。
以下に本業面を第１図の両側継手の実施例について説明
すると、１は継手本体であって、２はネジ部、３は、継
管４の嵌入部、５は、環状シール部材６を収容する凹溝
である。
すると、１は継手本体であって、２はネジ部、３は、継
管４の嵌入部、５は、環状シール部材６を収容する凹溝
である。
７は締付ナツトであり前記本体のネジ２と螺合する雌ネ
ジ８を有し他側内面にはテーパ部９が設けられている。
ジ８を有し他側内面にはテーパ部９が設けられている。
１０は変形スノーブであって１１は基部、１２は基部端
面であって前記シール部材６及び継手本体の端面１′に
圧接している。
面であって前記シール部材６及び継手本体の端面１′に
圧接している。
１３はテーパ部、１４は先端側であってその内面には環
状構１５が突設されている。
状構１５が突設されている。
１６は、基部の近傍に連接部１７を除いて円周方向に切
り込んだ円周摺り割、１８．１９は先端側から軸方向に
前記円周摺り割に達しない長さで設けた軸方向摺り割で
あって、１８は連接部１７の中央位置に、１９はこれと
対称位置に設けられている。
り込んだ円周摺り割、１８．１９は先端側から軸方向に
前記円周摺り割に達しない長さで設けた軸方向摺り割で
あって、１８は連接部１７の中央位置に、１９はこれと
対称位置に設けられている。
摺り割１９と円周摺り割１６との間には僅かな切残し部
２０が形成される。
２０が形成される。
本案変形スリーブを用いた継手構造は第１図のようであ
ってスリーブの基端面１２は環状シール部材６及び継手
本体の端面１′に接圧し基端部内面１１′は継管４を嵌
入しその外周に接触している。
ってスリーブの基端面１２は環状シール部材６及び継手
本体の端面１′に接圧し基端部内面１１′は継管４を嵌
入しその外周に接触している。
而してナツト７を回動するとナツトのテーパ面９はスリ
ーブのテーパ部１３を絞り込んで環状構１５を継管外周
面に喰い込ませる。
ーブのテーパ部１３を絞り込んで環状構１５を継管外周
面に喰い込ませる。
この際スリーブのテーパ部は強大且つ複雑な力を受けて
変形せしめられるがこの変形力は軸方向摺り割１８．１
９と弧状摺り割１６とに吸収されるから基部側には変形
力は及ばず従ってテーパ部は変形しても基部就中基端面
１２は些かも変形せずシール部材及び継手本体端面との
固定密着性を維持するのである。
変形せしめられるがこの変形力は軸方向摺り割１８．１
９と弧状摺り割１６とに吸収されるから基部側には変形
力は及ばず従ってテーパ部は変形しても基部就中基端面
１２は些かも変形せずシール部材及び継手本体端面との
固定密着性を維持するのである。
これによってテーパ部１３もその変形の際不必要な抵抗
を受けずに変形されるので全周にわたり均等な力で継管
に圧接するから締付ナツトの回動は低トルクでも充分な
連結強度が得られるのであり従来より強い振動又は衝撃
にも耐える継手が実現できるのである。
を受けずに変形されるので全周にわたり均等な力で継管
に圧接するから締付ナツトの回動は低トルクでも充分な
連結強度が得られるのであり従来より強い振動又は衝撃
にも耐える継手が実現できるのである。
本案において、円周摺り割１６と、軸方向摺り割１９と
の間の切残し連接部２０はこれによってテーパ部が二分
されて一方のみが変歪されるのを防止すると共にスリー
ブの機械的強度を増大させるための焼入れ時にテーパ部
が変形することを防ぎ寸法精度を維持するのに必要であ
る。
の間の切残し連接部２０はこれによってテーパ部が二分
されて一方のみが変歪されるのを防止すると共にスリー
ブの機械的強度を増大させるための焼入れ時にテーパ部
が変形することを防ぎ寸法精度を維持するのに必要であ
る。
なお本案において軸方向摺り割１８．１９の数は、多数
の実験によって図の如く一対であるのが最も効果的であ
る。
の実験によって図の如く一対であるのが最も効果的であ
る。
第１図は本案品を用いた継手の一部縦断側面図、第２図
は、本案品の斜視図、第３図は先端側端面図、第４図は
ＩＶ−ＩＶ線の断面図である。 １０は変形スリーブ、１１は基部、１３はテーパ部、１
５は環状構、１６は円周摺り割、１７は連接部、１８．
１９は軸方向摺り割、２０は切り残し連接部。
は、本案品の斜視図、第３図は先端側端面図、第４図は
ＩＶ−ＩＶ線の断面図である。 １０は変形スリーブ、１１は基部、１３はテーパ部、１
５は環状構、１６は円周摺り割、１７は連接部、１８．
１９は軸方向摺り割、２０は切り残し連接部。
Claims (1)
- 継管に嵌合する基部と、テーパ部と、テーパ部先端内面
に設けた環状楔を有し、継手本体と締付ナツトとの間に
介装され締付ナツトの回動によって前記テーパ部が前記
継管の外周面に挟着すると共に、基部端面が継手本体の
端面及びバッキングに接圧する管継手用変形圧縮スリー
ブにおいて、基部の近傍に■個の連接部を除いて円周方
向に円周摺り割が設けられると共に前記連接部の中央及
びその対称位置に、テーパ部先端側から軸方向に前記円
周摺り割に達しない長さで一対の軸方向摺り割が設けら
れて前記円周摺り割と一方の軸方向摺り割との間に切り
残し連接部を形成したことを特徴とする管継手変形圧縮
スリーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977128112U JPS5931982Y2 (ja) | 1977-09-22 | 1977-09-22 | くい込み管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977128112U JPS5931982Y2 (ja) | 1977-09-22 | 1977-09-22 | くい込み管継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5453717U JPS5453717U (ja) | 1979-04-13 |
| JPS5931982Y2 true JPS5931982Y2 (ja) | 1984-09-08 |
Family
ID=29091493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977128112U Expired JPS5931982Y2 (ja) | 1977-09-22 | 1977-09-22 | くい込み管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931982Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50113014U (ja) * | 1974-02-23 | 1975-09-16 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52120262U (ja) * | 1976-03-10 | 1977-09-12 |
-
1977
- 1977-09-22 JP JP1977128112U patent/JPS5931982Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50113014U (ja) * | 1974-02-23 | 1975-09-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5453717U (ja) | 1979-04-13 |
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