JPS5931912B2 - 移相合成器の切替方式 - Google Patents
移相合成器の切替方式Info
- Publication number
- JPS5931912B2 JPS5931912B2 JP52000972A JP97277A JPS5931912B2 JP S5931912 B2 JPS5931912 B2 JP S5931912B2 JP 52000972 A JP52000972 A JP 52000972A JP 97277 A JP97277 A JP 97277A JP S5931912 B2 JPS5931912 B2 JP S5931912B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching
- signal
- phase shift
- circuit
- time constant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Television Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテレビジョン（ＴＶ）中継放送装置のダイパー
シティ受信に用いられる切替機能を含む移相合成器の切
換方式に関するものである。
シティ受信に用いられる切替機能を含む移相合成器の切
換方式に関するものである。
かかるダイパーシティ受信においては、合成器の前段に
挿入された複数の信号入力系の切替回路を所定のタイミ
ングで切替える必要があるが、一般にテレビジョン（Ｔ
Ｖ）信号は直流伝送であるため、切替えによつて直流成
分が変動し、この変動している間、受像機の画面にはそ
の影響、例えば横縞数本が表れる。これを第２図に示す
と、図中１４は映像変調信号、１５は映像信号、１６は
切替信号、Ａは切替タイミング、Ｃは水平同期時間をそ
れぞれ示し、映像信号１５は切替タイミングのＢ部分で
大きく変動していることが判る。これを防ぐため、従来
は以下に述べるような切替方式が用いられている。すな
わち、第１図において１、２は信号入力端子、３は信号
出力端子、４、５は同期分離回路、６、９はレベル検出
回路、７、８はブランキング検出回路、１０は論理判定
部、１１、１２は切替回路、１３は合成器であり、信号
入力端子１よりの入力信号は同期分離回路４で検波、同
期分離され、ブランキング検出回路Ｔで同期信号のブラ
ンキング部分を検出される。さらに信号入力端子１より
の入力信号はレベル検出回路６でレベル検出されて論理
判定部１０へ供給される。信号入力端子２よりの入力信
号も同様にして論理判定部１０へ供給される。論理判定
部１０では信号入力端子１、２よりのブランキング信号
、レベル検出信号により論理判定して切替回路１１、１
２に切替命令を与え、切替えられた信号は信号出力端子
３より出力するのである。この様にこの切替方式では画
面に表れない垂直同期のブランキング期間に切替を行い
、画面に前記のような影響が表われないようにしている
が、この様な対策を施こしても画像の乱れを完全に除去
することは困難な上に、ブランキング検出回路の付加に
より、高信頼性を要求されるこの種装置が複雑化して信
頼性の面からも好ましくないという欠点があつた。本発
明は従来のものにみられた上記の欠点を除去するため、
簡単な切替回路に特定数を持たせて切替時における画像
の乱れを防止するようにしたもので、その要旨とすると
ころはテレビジョン中継放送装置のダイパーシティ受信
に用いられる、切替回路を含む移相合成器において、時
定数回路を有し、この時定数により、受像機の画像に影
響を与えないよう受像機のクランプ速度・自動利得制御
速度に対応した切替速度で前記切替回路の切替動作を行
うようにしたことを特徴とする移相合成器の切替方式に
ある。以下本発明を詳細に説明する。第３図は本発明の
実施例を示すもので２１、２２は信号入力端子、２３は
信号出力端子、２４、２５は入力信号のレベル検出回路
、２６は論理判定回路、２７，２８は切替命令を遅らせ
る時定数回路であり、受像機の自動利得制御（ＡＧＯノ
速度、クランプ速度に対応するよう切替命令に時定数を
持たせる。
挿入された複数の信号入力系の切替回路を所定のタイミ
ングで切替える必要があるが、一般にテレビジョン（Ｔ
Ｖ）信号は直流伝送であるため、切替えによつて直流成
分が変動し、この変動している間、受像機の画面にはそ
の影響、例えば横縞数本が表れる。これを第２図に示す
と、図中１４は映像変調信号、１５は映像信号、１６は
切替信号、Ａは切替タイミング、Ｃは水平同期時間をそ
れぞれ示し、映像信号１５は切替タイミングのＢ部分で
大きく変動していることが判る。これを防ぐため、従来
は以下に述べるような切替方式が用いられている。すな
わち、第１図において１、２は信号入力端子、３は信号
出力端子、４、５は同期分離回路、６、９はレベル検出
回路、７、８はブランキング検出回路、１０は論理判定
部、１１、１２は切替回路、１３は合成器であり、信号
入力端子１よりの入力信号は同期分離回路４で検波、同
期分離され、ブランキング検出回路Ｔで同期信号のブラ
ンキング部分を検出される。さらに信号入力端子１より
の入力信号はレベル検出回路６でレベル検出されて論理
判定部１０へ供給される。信号入力端子２よりの入力信
号も同様にして論理判定部１０へ供給される。論理判定
部１０では信号入力端子１、２よりのブランキング信号
、レベル検出信号により論理判定して切替回路１１、１
２に切替命令を与え、切替えられた信号は信号出力端子
３より出力するのである。この様にこの切替方式では画
面に表れない垂直同期のブランキング期間に切替を行い
、画面に前記のような影響が表われないようにしている
が、この様な対策を施こしても画像の乱れを完全に除去
することは困難な上に、ブランキング検出回路の付加に
より、高信頼性を要求されるこの種装置が複雑化して信
頼性の面からも好ましくないという欠点があつた。本発
明は従来のものにみられた上記の欠点を除去するため、
簡単な切替回路に特定数を持たせて切替時における画像
の乱れを防止するようにしたもので、その要旨とすると
ころはテレビジョン中継放送装置のダイパーシティ受信
に用いられる、切替回路を含む移相合成器において、時
定数回路を有し、この時定数により、受像機の画像に影
響を与えないよう受像機のクランプ速度・自動利得制御
速度に対応した切替速度で前記切替回路の切替動作を行
うようにしたことを特徴とする移相合成器の切替方式に
ある。以下本発明を詳細に説明する。第３図は本発明の
実施例を示すもので２１、２２は信号入力端子、２３は
信号出力端子、２４、２５は入力信号のレベル検出回路
、２６は論理判定回路、２７，２８は切替命令を遅らせ
る時定数回路であり、受像機の自動利得制御（ＡＧＯノ
速度、クランプ速度に対応するよう切替命令に時定数を
持たせる。
２９，３０は切替回路、３１は合成器である。
次に動作を説明する。
信号入力端子２１，２２よりの入力信号は、まずレベル
検出回路２４，２５によつて検波され、レベルの大小、
範囲などを検出され、論理判定回路２６に入る。論理判
定回路２６ではレベル検出回路２４，２５よりの信号で
切替回路２９を０Ｎするかまた切替回路３０を０Ｎする
か、合成するかなどを判定して、切替命令を出す。この
切替命令は時定数回路２７，２８で受像機のＡＧＣＶｆ
性、クランプ特性に適合する時定数を持たされる。この
時定数を持つた切替信号は切替回路２９，３０を駆動す
る。そして切替られた信号は合成器３１を通つて信号出
力端子２３より出力する。この切替られた信号の様子を
第４図に示す。第４図の３２は切替られた信号、３３は
受像機で検波された映像信号である。切替られた信号は
受像機で圧縮され、３３に示すように変化がわずかしか
表れない。以上説明したように、本発明によればテレビ
ジヨン中継放送装置のダイバーシテイ受信に用いられる
、切替回路を含む移相合成器において、時定数回路を有
し、この時定数により、受像機の画像に影響を与えない
よう受像機のクランプ速度・自動利得制御速度に対応し
た切替速度で前記切替回路の切替動作を行うようにして
、切替の時のシヨツクが画面に表れないようにしたので
、本方式を用いることにより、従来の装置に比べ、構成
が簡略化され、安価となる利点がある。
検出回路２４，２５によつて検波され、レベルの大小、
範囲などを検出され、論理判定回路２６に入る。論理判
定回路２６ではレベル検出回路２４，２５よりの信号で
切替回路２９を０Ｎするかまた切替回路３０を０Ｎする
か、合成するかなどを判定して、切替命令を出す。この
切替命令は時定数回路２７，２８で受像機のＡＧＣＶｆ
性、クランプ特性に適合する時定数を持たされる。この
時定数を持つた切替信号は切替回路２９，３０を駆動す
る。そして切替られた信号は合成器３１を通つて信号出
力端子２３より出力する。この切替られた信号の様子を
第４図に示す。第４図の３２は切替られた信号、３３は
受像機で検波された映像信号である。切替られた信号は
受像機で圧縮され、３３に示すように変化がわずかしか
表れない。以上説明したように、本発明によればテレビ
ジヨン中継放送装置のダイバーシテイ受信に用いられる
、切替回路を含む移相合成器において、時定数回路を有
し、この時定数により、受像機の画像に影響を与えない
よう受像機のクランプ速度・自動利得制御速度に対応し
た切替速度で前記切替回路の切替動作を行うようにして
、切替の時のシヨツクが画面に表れないようにしたので
、本方式を用いることにより、従来の装置に比べ、構成
が簡略化され、安価となる利点がある。
第１図は従来の方式を説明するプロツク図、第２図は動
作を説明する波形図、第３図は本発明の実施例を示すブ
ロツク図、第４図は本発明の動作を示す波形図である。 ２１，２２・・・・・・信号入力端子、２３・・・・・
・信号出力端子、２４，２５・・・・・ルベル検出回路
、２６・・・・・・論理判定回路、２７，２８・・・・
・・時定数回路、２９，３０・・・・・・切替回路、３
１・・・・・・合成器。
作を説明する波形図、第３図は本発明の実施例を示すブ
ロツク図、第４図は本発明の動作を示す波形図である。 ２１，２２・・・・・・信号入力端子、２３・・・・・
・信号出力端子、２４，２５・・・・・ルベル検出回路
、２６・・・・・・論理判定回路、２７，２８・・・・
・・時定数回路、２９，３０・・・・・・切替回路、３
１・・・・・・合成器。
Claims (1)
- １ テレビジョン中継放送装置のダイバーシティ受信に
用いられる、切替回路を含む移相合成器において、時定
数回路を有し、この時定数により、受像機の画像に影響
を与えないよう受像機のクランプ速度・自動利得制御速
度に対応した切替速度で前記切替回路の切替動作を行う
ようにしたことを特徴とする移相合成器の切替方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52000972A JPS5931912B2 (ja) | 1977-01-08 | 1977-01-08 | 移相合成器の切替方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52000972A JPS5931912B2 (ja) | 1977-01-08 | 1977-01-08 | 移相合成器の切替方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5386112A JPS5386112A (en) | 1978-07-29 |
| JPS5931912B2 true JPS5931912B2 (ja) | 1984-08-04 |
Family
ID=11488527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52000972A Expired JPS5931912B2 (ja) | 1977-01-08 | 1977-01-08 | 移相合成器の切替方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931912B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02168740A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-06-28 | Nec Corp | スペースダイバシティ受信機 |
-
1977
- 1977-01-08 JP JP52000972A patent/JPS5931912B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5386112A (en) | 1978-07-29 |
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