JPH10191148A - ケーブル補償装置 - Google Patents

ケーブル補償装置

Info

Publication number
JPH10191148A
JPH10191148A JP8343733A JP34373396A JPH10191148A JP H10191148 A JPH10191148 A JP H10191148A JP 8343733 A JP8343733 A JP 8343733A JP 34373396 A JP34373396 A JP 34373396A JP H10191148 A JPH10191148 A JP H10191148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
composite
cable
comparison
synchronization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8343733A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nawa
仁志 名和
Yutaka Taguchi
豊 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8343733A priority Critical patent/JPH10191148A/ja
Publication of JPH10191148A publication Critical patent/JPH10191148A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル長を判別して複合映像信号の周波数
特性を自動的に補償することができるケーブル補償装置
を得る。 【解決手段】 ケーブル22を介して伝送されてくる複
合映像信号の周波数特性をそれぞれ異なる設定値に応じ
て補償する複数の補償回路16a,16b,16cと、
上記ケーブルを介して伝送されてくる複合映像信号から
複合同期信号を分離抽出する同期分離回路11と、上記
比較対象成分に対する比較基準成分として複合同期信号
を発生する同期発生回路12と、上記同期分離回路から
出力される複合同期信号と上記同期発生回路から出力さ
れる複合同期信号との位相差に応じた切換信号を発生す
る位相差検出回路13と、上記位相差検出回路から出力
される切換信号に基づいて上記複数の補償回路16a,
16b,16cのうちいずれかの出力を選択切換して出
力する切換回路15とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複合映像信号を
伝送する同軸ケーブル等の信号伝送ケーブルを介して伝
送されてくる複合映像信号の周波数特性を自動的に補償
するためのケーブル補償装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョンカメラの映像信号伝送用に
ケーブルを使用する場合、映像信号レベルはケーブルの
純抵抗及び容量成分などで減衰する。この減衰量は、ケ
ーブルの長さ及び周波数に比例し、ケーブルの太さに反
比例する。つまり、高い周波数ほど、あるいは長いケー
ブルほど減衰量が大きくなり、ケーブルが太いほど減衰
量は小さくなる。
【0003】従来、このケーブルでの減衰を補償するた
めに、映像信号送出側に補償回路を設けたり、映像信号
受信装置側で補償回路を設けたりして、使用時のケーブ
ルの長さや太さなどに応じて適宜補償回路を設定してい
た。また、カメラ側より映像のブランキング期間に専用
のマーカ信号などを挿入し、コントローラ側にて上記マ
ーカ信号の振幅を検出し、検出結果に応じて全域周波数
の利得を制御する方法や、ケーブル長により変化する接
地間容量により、カメラ側より送出された色副搬送波信
号のレベルが変動することをカメラ側で判断し、送出す
る映像信号レベルの増幅度を上げる方法などがある。
【0004】図8は従来のこの種のケーブル補償装置を
示すブロック図である。図8において、16a,16b,
16cは、テレビジョンカメラからの映像信号を入力し
あらかじめ設定された各々異なる減衰補償量に応じて周
波数特性を補償する補償回路で、それぞれの補償回路1
6a,16b,16cにて周波数特性を補正した後の出力
は切換回路15に入力される。この切換回路15は、テ
レビジョンカメラ〜受信装置側間の伝送用ケーブルの長
さまたは太さによって発生する減衰量に基づきスイッチ
1にて手動で切り換えて補償回路16a,16b,16c
のいずれかから出力される映像を選択して、選択した映
像信号を出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のケーブ
ル補償装置は、実際のケーブル長、種類などの条件の下
にあらかじめ異なる設定がされた複数の補償回路16
a,16b,16cのうちいずれかを選択して映像信号を
出力していたので、ケーブル長の割り出しや、ケーブル
の種類の調査に応じて補償回路の選択を行うにも手間が
かかり、また、実施する上で人為的ミスの発生する可能
性もあった。
【0006】また、特開昭57−148477号公報な
どでは、カメラ側より専用のマーカ信号を送出しコント
ローラ側でこのマーカ信号の減衰量を判断し、コントロ
ーラ側の映像補償回路を選択するという方法を採ってい
るが、この方法であると専用のマーカ信号が必要になる
などの問題点があり、また、特開平7−212641号
公報などでは、カメラ側に映像補償回路があるため、カ
メラ本体を小型化しにくいという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ケーブル長を判別して複合映像
信号の周波数特性を自動的に補償することができるケー
ブル補償装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るケーブル
補償装置は、ケーブルを介して伝送されてくる複合映像
信号の周波数特性をそれぞれ異なる設定値に応じて補償
する複数の補償手段と、上記ケーブルを介して伝送され
てくる複合映像信号から比較対象成分を抽出する抽出手
段と、上記比較対象成分に対する比較基準成分を発生す
る比較基準成分発生手段と、上記抽出手段から出力され
る比較対象成分と上記比較基準成分発生手段から出力さ
れる比較基準成分との比較差に応じた切換信号を発生す
る比較手段と、上記比較手段から出力される切換信号に
基づいて上記複数の補償手段のうちいずれかの補償手段
の出力を選択切換して出力する切換手段とを備えたもの
である。
【0009】また、上記抽出手段は、比較対象成分とし
て、上記ケーブルを介して伝送されてくる複合映像信号
から複合同期信号を分離抽出する同期分離手段でなり、
上記比較基準成分発生手段は、比較基準成分として、複
合同期信号及びこれに基づいて上記ケーブルを介して伝
送されてくる複合映像信号に対して外部同期をかけるた
めの外部同期信号を発生する同期発生手段でなり、上記
比較手段は、上記同期分離手段から出力される複合同期
信号と上記同期発生手段から出力される複合同期信号と
の比較差に応じた切換信号を発生することを特徴とする
ものである。
【0010】また、上記比較手段は、上記同期分離手段
から出力される複合同期信号と上記同期発生手段から出
力される複合同期信号との位相差を検出しその位相差に
応じた切換信号を発生することを特徴とするものであ
る。
【0011】また、上記比較手段は、上記同期分離手段
から出力される複合同期信号と上記同期発生手段から出
力される複合同期信号とのレベル差を検出しそのレベル
差に応じた切換信号を発生することを特徴とするもので
ある。
【0012】また、上記抽出手段は、比較対象成分とし
て、上記ケーブルを介して伝送されてくる複合映像信号
の色副搬送波のレベルを検出する色副搬送波レベル検出
手段でなり、上記比較基準成分発生手段は、比較基準成
分として、基準電圧を発生する基準電圧発生手段でな
り、上記比較手段は、上記色副搬送波レベル検出手段で
検出される色副搬送波のレベルと上記基準電圧発生手段
から出力される基準電圧との比較差に応じた切換信号を
発生することを特徴とするものである。
【0013】さらに、上記比較手段は、マイクロコンピ
ュータでなることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明を図面を参照して説明す
る。図1はこの発明の実施の形態1に係るケーブル補償
装置を示す構成図である。図1において、26はテレビ
ジョンカメラ、27はケーブル補償装置が備えられた受
信装置、22はテレビジョンカメラ26〜受信装置27
間の映像伝送用同軸ケーブルを示し、上記テレビジョン
カメラ26側には、映像信号に複合同期信号を重畳して
複合映像信号19を出力する複合映像信号発生回路23
と、上記複合同期信号を発生する複合同期信号発生回路
24と、上記複合同期信号発生回路24から出力される
複合同期信号と外部同期信号14との位相差を比較する
位相比較器25とを備えている。
【0015】また、上記受信装置27側には、上記複合
映像信号19から比較対象成分として複合同期信号18
だけを分離抽出する抽出手段としての同期分離回路11
と、比較基準成分としての複合同期信号17及びこれに
基づいてテレビジョンカメラ26に外部同期をかけるた
めに外部同期信号14を発生する比較基準成分発生手段
としての同期信号発生回路12と、同期分離回路11か
ら出力される複合同期信号18と同期信号発生回路12
から出力される複合同期信号17との位相差を比較検出
しその比較差に応じた切換信号20を出力する位相差検
出回路13と、テレビジョンカメラ26から送られてく
る複合映像信号にケーブル22のケーブル長によって減
衰した信号1成分の補償を行うためのそれぞれ異なる設
定値が設定された補償回路16a,16b,16c,・・
・と、上記位相差検出回路13から出力される切換信号
20に従って補償回路16a,16b,16c,・・・か
ら出力された映像信号のいずれかを選択して複合映像信
号21を出力する切換回路15とを備えている。
【0016】以下、動作について説明する。受信装置2
7において、同期発生回路12で生成した外部同期信号
14をテレビジョンカメラ26に送出する。位相比較器
25では、テレビジョンカメラ26〜受信装置27側の
映像伝送用同軸ケーブル22を通じて受信装置27側よ
り送られてくる外部同期信号14と複合同期信号発生回
路24で生成される同期信号との位相を比較して、同期
信号発生回路24へ位相調整信号を出力する。同期信号
発生回路24は、位相比較器25からの出力を元に外部
同期信号14と位相を合わせるように動作する。複合映
像信号発生回路23は、複合同期信号発生回路24から
出力される複合同期信号に映像を重畳して映像伝送用同
軸ケーブル22を通じて受信装置27に複合映像信号を
送出する。
【0017】同期分離回路11は、テレビジョンカメラ
26側より送られてきた複合映像信号19より映像信号
及び色副搬送波信号を除去した複合同期信号18を出力
する。同期発生回路12より出力される複合同期信号1
7と同期分離回路11より出力される複合同期信号18
とが位相差検出回路13に入力され、複合同期信号17
と複合同期信号18との位相差の大きさにより切換回路
15を切り換えるための切換信号20を出力する。この
切換信号20により、補償回路16a,16b,16cの
映像補償されたいずれかの映像出力が切換回路15を通
じて複合映像信号21として出力される。
【0018】ここで、外部同期信号14と複合同期信号
17,18の位相の遅れの様子を図2に示す。図2中、
外部同期信号14は複合同期信号17の所定のタイミン
グでテレビジョンカメラ26側に同期をかけるための信
号として出力され、Δtが複合同期信号17と18の位
相差として位相差検出回路13により検出される。テレ
ビジョンカメラ26側より送られてきた複合映像信号1
9より送出する複合同期信号18は、映像伝送用同軸ケ
ーブル22を通ってくるため、受信装置27内で生成さ
れる複合同期信号17より、必ず位相が遅れる方向にな
る。位相差検出回路13は、上記位相遅れの程度に応じ
て対応する補償回路16a,16b,16cを選択する切
換信号20を出力し、切換回路20は切換信号により補
償回路16a,16b,16cを切り換える。以上の動作
により、映像伝送用同軸ケーブル22で映像信号の周波
数特性が劣化しても、受信装置27で最適の周波数特性
補償を自動的に行うことできる。
【0019】実施の形態2.上述した実施の形態1で
は、比較手段として、複合同期信号17と複合同期信号
18の位相差の検出を位相差検出回路13で行っていた
が、受信装置27側にマイクロコンピュータ(以下、マ
イコンと称す)が搭載されている場合は、図3に示すよ
うに、マイコン30で代用しても同様の効果を奏する。
【0020】図3中、複合同期信号17、18はマイコ
ン30の入力へ接続されている。マイコン30は、同期
発生回路12で発生した複合同期信号17とテレビジョ
ンカメラ26から送られてくる複合映像信号を同期分離
した複合同期信号18の同一部分(例えばVD)の入力
される時間差(図2中で示すΔt)をマイコン30で検
出し、切換回路15へ切換信号20を出力することで、
実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0021】また、マイコン30での時間差の検出は、
テレビジョンカメラ26より送られてくる複合映像信号
が入力が開始されてからしばらくの間だけ行い、映像伝
送用同軸ケーブル22の長さが決定された後には、マイ
コン30で時間差の検出を行わなくても済むため、マイ
コン30の処理も比較的軽くすむという特長がある。つ
まり、受信機側にあらかじめマイコン30が搭載されて
いる場合、マイコン30に位相差検出回路13の機能を
織り込めば、位相差検出回路13が不要となり、コスト
が低減する。
【0022】実施の形態3.上述した実施の形態1で
は、比較手段として位相差検出回路13を備え、テレビ
ジョンカメラ26〜受信装置27側の映像伝送用同軸ケ
ーブル22の長さを複合同期信号17と複合同期信号1
8の位相差で判別していたが、テレビジョンカメラ26
から送られてくる複合同期信号のSyncレベルの大き
さで代用しても同様の効果を奏する。
【0023】図4は実施の形態3に係るケーブル補償装
置を示すブロック図である。図4において、図1に示す
実施の形態1と同一部分は同一符号を付してその説明は
省略する。新たな符号として、31は同期分離回路11
から出力される複合同期信号18と同期発生回路12か
ら出力される複合同期信号17とのレベル差を検出しそ
のレベル差に応じた切換信号20を切換回路15に出力
するSyncレベル比較器を示す。
【0024】次に動作について説明する。ここで、テレ
ビジョン規格をNTSCとする。テレビジョンカメラ2
6の複合映像信号19はテレビジョン規格(ここでは、
NTSC)に準じている。この規格によると、送出側の
複合同期信号17のSyncレベル(図5中、V1 )は
0.286V(40IRE)と規定されている。図5に
おいて、複合同期信号17,18のSyncのレベル差
はV1>V2となり、この差がケーブル長による減衰を表
す。したがって、複合同期信号17とテレビジョンカメ
ラ26から送られてくる複合映像信号を同期分離した複
合同期信号18をSyncレベル比較器31へ入力し、
この比較結果を切換回路15へ切換信号20を出力する
ことで、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、
対応テレビジョン規格はNTSC以外でも良く、あらか
じめ送受信側で規格が分かっていればよい。
【0025】実施の形態4.上述した実施の形態3で
は、比較手段としてSyncレベル比較器31を備え、
テレビジョンカメラ26〜受信装置27側の映像伝送用
同軸ケーブル22の長さをテレビジョンカメラ26から
送られてくる複合同期信号のSyncレベルの大きさで
判定していたが、色副搬送波信号で代用しても同様の効
果を奏する。
【0026】図6は実施の形態4に係るケーブル補償装
置を示すブロック図である。図6において、図1に示す
実施の形態1と同一部分は同一符号を付してその説明は
省略する。新たな符号として、32は色副搬送波のレベ
ルと基準電圧との比較差に応じた切換信号を発生する比
較手段としての色副搬送波レベル比較器、33は比較基
準成分として基準電圧を発生する比較基準成分発生手段
としての基準電圧発生器、34は比較対象成分としてケ
ーブル22を介して伝送されてくる複合映像信号の色副
搬送波のレベル信号35を抽出検出する抽出手段として
の色副搬送波レベル検出器である。
【0027】次に、動作について説明する。テレビジョ
ンカメラ26の複合映像信号はNTSCの規格に準じて
おり、この規格によると、色副搬送波のレベルは、図7
に示すように、40IRE(286mV)と規定されて
いる。この40IREをある一定の電圧としてテレビジ
ョンカメラ26から送られてくる複合映像信号19中の
色副搬送波信号を色副搬送波レベル検出回路34でレベ
ル(電圧)として抜き出し、色副搬送波レベル比較器3
2での比較結果を切換回路15へ切換信号20を出力す
ることで、実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るケーブル
補償装置によれば、ケーブルを介して伝送されてくる複
合映像信号の周波数特性をそれぞれ異なる設定値に応じ
て補償する複数の補償手段と、上記ケーブルを介して伝
送されてくる複合映像信号から比較対象成分を抽出する
抽出手段と、上記比較対象成分に対する比較基準成分を
発生する比較基準成分発生手段と、上記抽出手段から出
力される比較対象成分と上記比較基準成分発生手段から
出力される比較基準成分との比較差に応じた切換信号を
発生する比較手段と、上記比較手段から出力される切換
信号に基づいて上記複数の補償手段のうちいずれかの補
償手段の出力を選択切換して出力する切換手段とを備え
たので、ケーブル長を判別して該ケーブルを介して伝送
されてくる複合映像信号の周波数特性を自動的に補償す
ることができる。
【0029】また、上記抽出手段は、比較対象成分とし
て、上記ケーブルを介して伝送されてくる複合映像信号
から複合同期信号を分離抽出する同期分離手段でなり、
上記比較基準成分発生手段は、比較基準成分として、複
合同期信号及びこれに基づいて上記ケーブルを介して伝
送されてくる複合映像信号に対して外部同期をかけるた
めの外部同期信号を発生する同期発生手段でなり、上記
比較手段は、上記同期分離手段から出力される複合同期
信号と上記同期発生手段から出力される複合同期信号と
の比較差に応じた切換信号を発生するようにしたので、
同期分離手段から出力される複合同期信号と同期発生手
段から出力される複合同期信号との比較差に応じて切換
信号を発生することで、ケーブル長に応じて複合映像信
号の周波数特性を自動的に補償することができる。
【0030】また、上記比較手段は、上記同期分離手段
から出力される複合同期信号と上記同期発生手段から出
力される複合同期信号との位相差を検出しその位相差に
応じた切換信号を発生するようにしたので、該位相差に
応じて複合映像信号の周波数特性を自動的に補償するこ
とができる。
【0031】また、上記比較手段は、上記同期分離手段
から出力される複合同期信号と上記同期発生手段から出
力される複合同期信号とのレベル差を検出しそのレベル
差に応じた切換信号を発生するようにしたので、該レベ
ル差に応じて複合映像信号の周波数特性を自動的に補償
することができる。
【0032】また、上記抽出手段は、比較対象成分とし
て、上記ケーブルを介して伝送されてくる複合映像信号
の色副搬送波のレベルを検出する色副搬送波レベル検出
手段でなり、上記比較基準成分発生手段は、比較基準成
分として、基準電圧を発生する基準電圧発生手段でな
り、上記比較手段は、上記色副搬送波レベル検出手段で
検出される色副搬送波のレベルと上記基準電圧発生手段
から出力される基準電圧との比較差に応じた切換信号を
発生するようにしたので、色副搬送波のレベルに応じて
複合映像信号の周波数特性を自動的に補償することがで
きる。
【0033】さらに、上記比較手段を、マイクロコンピ
ュータで構成することにより、比較手段を特別に備える
ことは不要となり、コストが低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るケーブル補償
装置を示すブロック図である。
【図2】 図1における外部同期信号14と複合同期信
号17及び複合同期信号18の位相関係を示す波形図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態2に係るケーブル補償
装置を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3に係るケーブル補償
装置を示すブロック図である。
【図5】 図4における複合同期信号17と複合同期信
号18のレベル差を示す波形図である。
【図6】 この発明の実施の形態4に係るケーブル補償
装置を示すブロック図である。
【図7】 テレビジョンカメラ26のNTSC規格にお
ける色副搬送波の規格を示す波形図である。
【図8】従来のこの種のケーブル補償装置を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
11 同期分離回路、1 同期発生回路、13 位相差
検出回路、14 外部同期信号、15 切換回路、16
a,16b,16c 補償回路、17、18 複合同期
信号、30 マイコン、31 Syncレベル比較器、
32 色副搬送波レベル比較器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを介して伝送されてくる複合映
    像信号の周波数特性をそれぞれ異なる設定値に応じて補
    償する複数の補償手段と、 上記ケーブルを介して伝送されてくる複合映像信号から
    比較対象成分を抽出する抽出手段と、 上記比較対象成分に対する比較基準成分を発生する比較
    基準成分発生手段と、 上記抽出手段から出力される比較対象成分と上記比較基
    準成分発生手段から出力される比較基準成分との比較差
    に応じた切換信号を発生する比較手段と、 上記比較手段から出力される切換信号に基づいて上記複
    数の補償手段のうちいずれかの補償手段の出力を選択切
    換して出力する切換手段とを備えたケーブル補償装置。
  2. 【請求項2】 上記抽出手段は、比較対象成分として、
    上記ケーブルを介して伝送されてくる複合映像信号から
    複合同期信号を分離抽出する同期分離手段でなり、上記
    比較基準成分発生手段は、比較基準成分として、複合同
    期信号及びこれに基づいて上記ケーブルを介して伝送さ
    れてくる複合映像信号に対して外部同期をかけるための
    外部同期信号を発生する同期発生手段でなり、上記比較
    手段は、上記同期分離手段から出力される複合同期信号
    と上記同期発生手段から出力される複合同期信号との比
    較差に応じた切換信号を発生することを特徴とする請求
    項1記載のケーブル補償装置。
  3. 【請求項3】 上記比較手段は、上記同期分離手段から
    出力される複合同期信号と上記同期発生手段から出力さ
    れる複合同期信号との位相差を検出しその位相差に応じ
    た切換信号を発生することを特徴とする請求項2記載の
    ケーブル補償装置。
  4. 【請求項4】 上記比較手段は、上記同期分離手段から
    出力される複合同期信号と上記同期発生手段から出力さ
    れる複合同期信号とのレベル差を検出しそのレベル差に
    応じた切換信号を発生することを特徴とする請求項2記
    載のケーブル補償装置。
  5. 【請求項5】 上記抽出手段は、比較対象成分として、
    上記ケーブルを介して伝送されてくる複合映像信号の色
    副搬送波のレベルを検出する色副搬送波レベル検出手段
    でなり、上記比較基準成分発生手段は、比較基準成分と
    して、基準電圧を発生する基準電圧発生手段でなり、上
    記比較手段は、上記色副搬送波レベル検出手段で検出さ
    れる色副搬送波のレベルと上記基準電圧発生手段から出
    力される基準電圧との比較差に応じた切換信号を発生す
    ることを特徴とする請求項1記載のケーブル補償装置。
  6. 【請求項6】 上記比較手段は、マイクロコンピュータ
    でなることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに
    記載のケーブル補償装置。
JP8343733A 1996-12-24 1996-12-24 ケーブル補償装置 Pending JPH10191148A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8343733A JPH10191148A (ja) 1996-12-24 1996-12-24 ケーブル補償装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8343733A JPH10191148A (ja) 1996-12-24 1996-12-24 ケーブル補償装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10191148A true JPH10191148A (ja) 1998-07-21

Family

ID=18363835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8343733A Pending JPH10191148A (ja) 1996-12-24 1996-12-24 ケーブル補償装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10191148A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002271236A (ja) * 2001-03-07 2002-09-20 Cybex Computer Products Corp 等化器およびこれを用いる適応ビデオ送受信器、ならびにビデオ信号からビデオ周波数のひずみを除去するための方法
JP2007208535A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Aiphone Co Ltd 集合住宅インターホンシステム
JP2008005486A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Rgb Systems Inc 導電体によるビデオ信号の伝送損失自動補償方法及び装置
JP2008029000A (ja) * 2006-06-22 2008-02-07 Sony Corp ゲイン制御回路、及び撮像装置と制御装置、並びにゲイン制御方法
US7411629B2 (en) 2004-06-21 2008-08-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for correcting frequency characteristics of carrier chrominance signal
JP2012151591A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Hitachi Kokusai Electric Inc テレビジョンカメラ装置の伝送ケーブル状態表示方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002271236A (ja) * 2001-03-07 2002-09-20 Cybex Computer Products Corp 等化器およびこれを用いる適応ビデオ送受信器、ならびにビデオ信号からビデオ周波数のひずみを除去するための方法
US7411629B2 (en) 2004-06-21 2008-08-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for correcting frequency characteristics of carrier chrominance signal
JP2007208535A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Aiphone Co Ltd 集合住宅インターホンシステム
JP2008029000A (ja) * 2006-06-22 2008-02-07 Sony Corp ゲイン制御回路、及び撮像装置と制御装置、並びにゲイン制御方法
JP2008005486A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Rgb Systems Inc 導電体によるビデオ信号の伝送損失自動補償方法及び装置
US8330550B2 (en) 2006-06-23 2012-12-11 Rgb Systems, Inc. Method and apparatus for automatic compensation of video signal losses from transmission over conductors
JP2012151591A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Hitachi Kokusai Electric Inc テレビジョンカメラ装置の伝送ケーブル状態表示方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100343764B1 (ko) 색차신호 변환회로
KR100246911B1 (ko) 휘도신호와 색호간의 지연차 자동 보상 장치 및 방법
JPS6350271A (ja) テレビジヨン信号クランプ装置
JPH10191148A (ja) ケーブル補償装置
US4670786A (en) Video-camera synchronizing system
KR100717236B1 (ko) 영상 신호 처리 회로
KR100779125B1 (ko) 3라인 상관 검출 장치 및 그 방법, 및 yc 분리 장치 및그 방법
JP3710893B2 (ja) クロック発生回路
JPH04287488A (ja) Cctvシステム
JPH07255020A (ja) ビデオ・フィードバック整合回路およびその方法
US4682213A (en) Magnitude independent hanging dot detector
EP0543351B1 (en) Color contour correction circuit of a color television receiver
KR100406451B1 (ko) 신호처리회로
KR960013303B1 (ko) 텔레비젼 수상기의 휘도신호 지연 제어회로
KR100202564B1 (ko) 칼라 레벨 조정장치
JP3230687B2 (ja) D2規格映像調整装置
JPH09214826A (ja) 撮像装置
JPH0537953A (ja) くし形フイルタ
JP3515172B2 (ja) テレビカメラ装置
KR100211462B1 (ko) 텔레비젼 수상기의 화이트밸런스 조정장치
KR100209378B1 (ko) 휘도신호의 흑레벨 보정장치
KR950007879Y1 (ko) 문자다중방송 데이타 수신율 변동방지회로
JP3719955B2 (ja) 同期分離装置
KR100247087B1 (ko) 텔레비전의 버어스트위치 적응보정장치
JP3329149B2 (ja) クランプパルス発生方法およびその回路