JPS5931895Y2 - 自動車用ウインド−レギユレ−タ - Google Patents
自動車用ウインド−レギユレ−タInfo
- Publication number
- JPS5931895Y2 JPS5931895Y2 JP14695378U JP14695378U JPS5931895Y2 JP S5931895 Y2 JPS5931895 Y2 JP S5931895Y2 JP 14695378 U JP14695378 U JP 14695378U JP 14695378 U JP14695378 U JP 14695378U JP S5931895 Y2 JPS5931895 Y2 JP S5931895Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- sub
- round hole
- hole
- window regulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用ウィンドーレギュレータに関し、特に
X型アームを有するウィンドーレギュレータの枢軸部の
改良に関する。
X型アームを有するウィンドーレギュレータの枢軸部の
改良に関する。
一般に広く用いられているX型アームを有するウィンド
ーレギュレータにおいては、第1図に示すように、車体
(図示省略)に固着されたベース26に、渦巻きバネ2
7により付勢された状態で枢軸28により枢支されたメ
インアーム21の上端に回転自在に軸着したローラ29
と、メインアーム21の略中央部に枢軸25により枢支
され、メインアーム21の表裏に位置するように2分割
されるとともに枢軸25により一体化されたサブアーム
23.23’の上端、下端にそれぞれ回転自在に軸着し
たローラ30 、30’のうちローラ30が嵌入し摺動
する移動レール31上に固設した窓ガラス(図示省略)
を、メインアーム21の下端に固着したギヤー32に噛
合するピニオン(図示省略)を回転してメインアーム2
1を揺動させることにより、水平を保ちつつ昇降させる
ようになっている。
ーレギュレータにおいては、第1図に示すように、車体
(図示省略)に固着されたベース26に、渦巻きバネ2
7により付勢された状態で枢軸28により枢支されたメ
インアーム21の上端に回転自在に軸着したローラ29
と、メインアーム21の略中央部に枢軸25により枢支
され、メインアーム21の表裏に位置するように2分割
されるとともに枢軸25により一体化されたサブアーム
23.23’の上端、下端にそれぞれ回転自在に軸着し
たローラ30 、30’のうちローラ30が嵌入し摺動
する移動レール31上に固設した窓ガラス(図示省略)
を、メインアーム21の下端に固着したギヤー32に噛
合するピニオン(図示省略)を回転してメインアーム2
1を揺動させることにより、水平を保ちつつ昇降させる
ようになっている。
なお、サブアーム23′下端のローラ30が嵌入し摺動
する固定レール33は車体内板に固着している。
する固定レール33は車体内板に固着している。
上記した通り、サブアーム23.23’はメインアーム
21の表裏に位置するのであるが、これは、窓ガラスが
下降する際にメインアーム21あるいはサブアーム23
、23’がウインドレーギュレータを構成する他要素
に干渉しである下降限界を生じさせないためであって、
メインアーム21の表裏に位置するように2分割された
サブアーム23゜23′を一体とするために従来から第
2図に示す枢支構造が採用されてきた。
21の表裏に位置するのであるが、これは、窓ガラスが
下降する際にメインアーム21あるいはサブアーム23
、23’がウインドレーギュレータを構成する他要素
に干渉しである下降限界を生じさせないためであって、
メインアーム21の表裏に位置するように2分割された
サブアーム23゜23′を一体とするために従来から第
2図に示す枢支構造が採用されてきた。
すなわち、サブアーム23.23’の枢軸部に角孔24
,24’を、メインアーム21の枢軸部に丸孔22を形
成し、角孔24゜24′および丸孔22とそれぞれ嵌合
可能な角軸部27 、27’および丸軸部26を有する
枢軸体を、角孔24,24’と丸孔22の適所に組付は
嵌合後、角軸部24 、24’の突出箇所をかしめるも
のであるが、枢軸体25は異形状であるために加工がめ
んどうで、そのために加工費が高く、又、サブアームを
2分割しているために組付後のサブアーム23.23’
間の平行度の精度が悪くなり易ないという欠点があった
。
,24’を、メインアーム21の枢軸部に丸孔22を形
成し、角孔24゜24′および丸孔22とそれぞれ嵌合
可能な角軸部27 、27’および丸軸部26を有する
枢軸体を、角孔24,24’と丸孔22の適所に組付は
嵌合後、角軸部24 、24’の突出箇所をかしめるも
のであるが、枢軸体25は異形状であるために加工がめ
んどうで、そのために加工費が高く、又、サブアームを
2分割しているために組付後のサブアーム23.23’
間の平行度の精度が悪くなり易ないという欠点があった
。
本考案は上記従来機構の欠点を解消して、異形状の枢軸
体を用いることなく、又、サブアームを2分割すること
なく、円滑な作動を有し、精度高く強度十分な枢支構造
を提供しようというものである。
体を用いることなく、又、サブアームを2分割すること
なく、円滑な作動を有し、精度高く強度十分な枢支構造
を提供しようというものである。
以下、本考案を図に基づいて説明する。
第3図は本考案によって構成されたウィンドーレギュレ
ータの正面図であって、メインアーム1を揺動させて、
メインアーム1とサブアーム3が移動した状態の枢支箇
所の拡大図が第4図、第4図のB−B線に沿う断面図が
第5図である。
ータの正面図であって、メインアーム1を揺動させて、
メインアーム1とサブアーム3が移動した状態の枢支箇
所の拡大図が第4図、第4図のB−B線に沿う断面図が
第5図である。
第4図、第5図において、メインアーム1に形成された
丸孔2に、第6図に示すサブアーム3の丸孔2径よより
小である幅を有する挿通腕4を挿通し、さらに第7図に
示す挟持片10の嵌入端部11を嵌入孔6内へ嵌め込ん
だ後、挟持片10とサブアーム3の当接面15をスポッ
ト溶接等で固着することにより、本考案が提供しようと
する枢支構造が得られるのである。
丸孔2に、第6図に示すサブアーム3の丸孔2径よより
小である幅を有する挿通腕4を挿通し、さらに第7図に
示す挟持片10の嵌入端部11を嵌入孔6内へ嵌め込ん
だ後、挟持片10とサブアーム3の当接面15をスポッ
ト溶接等で固着することにより、本考案が提供しようと
する枢支構造が得られるのである。
ここにおいて、サブアーム3の立設部8の外周5と挟持
片10の立設部14の外周13とは共に丸孔2内周に配
設されているので円滑な回動が得られ、また第5図に示
すようにメインアーム1の丸孔2周辺がサブアーム3に
固着された挟持片10の一端に設けたフランジ12と、
メインアーム3に設けたエンボス7とに挟持されている
とともに、メインアーム3に設けたフランジ9と、メイ
ンアーム3の嵌入孔6に嵌入した挟持片10の嵌入端部
11とに挟持されているために、メイン、アーム1とサ
ブアーム3の上下方向の必要ガタは適正に維持される。
片10の立設部14の外周13とは共に丸孔2内周に配
設されているので円滑な回動が得られ、また第5図に示
すようにメインアーム1の丸孔2周辺がサブアーム3に
固着された挟持片10の一端に設けたフランジ12と、
メインアーム3に設けたエンボス7とに挟持されている
とともに、メインアーム3に設けたフランジ9と、メイ
ンアーム3の嵌入孔6に嵌入した挟持片10の嵌入端部
11とに挟持されているために、メイン、アーム1とサ
ブアーム3の上下方向の必要ガタは適正に維持される。
以上のように本考案によると、サブアームをメインアー
ムに枢支するにあたり、異形状の枢軸の代りに加工容易
な挟持片を使用するために加工コストがきわめて低減す
るとともに、従来、2分割されたサブアームを一体に組
付ける際に治具を使用していたのであるが、本考案にお
いてはサブアームは2分割されていないために治具を使
用する必要がなく、そのために治具にセットするという
煩られしさから解放され、組付は性向上に供するところ
大なるもめである。
ムに枢支するにあたり、異形状の枢軸の代りに加工容易
な挟持片を使用するために加工コストがきわめて低減す
るとともに、従来、2分割されたサブアームを一体に組
付ける際に治具を使用していたのであるが、本考案にお
いてはサブアームは2分割されていないために治具を使
用する必要がなく、そのために治具にセットするという
煩られしさから解放され、組付は性向上に供するところ
大なるもめである。
第1図は一般に用いられているウィンドーレギュレータ
の正面図、第2図は第1図のA−A線に沿う断面図、第
3図は本考案によるウィンドーレギュレータの正面図、
第4図は第3図の状態からメインアーム1とサブアーム
3が移動した状態の枢支箇所正面図、第5図は第4図の
B−B線に沿う断面図、第6図はサブアーム3の要部を
拡大して示したもので、イ図は正面図、0図はイ図のC
−C線に沿う断面図、第7図は挟持片を拡大して示した
もので、イ図は正面図、0図はイ図のDD線に沿う断面
図。 1・・・・・・メインアーム、2・・・・・・丸孔、3
・・・・・・サブアーム、4・・・・・・挿通孔、6・
・・・・・嵌入孔、8・・・・・・サブアームの立設部
、10・・・・・・挟持片、11・・・・・・嵌入端部
、12・・・・・・フランジ、14・・・・・・立設部
、15・・・・・・当接面。
の正面図、第2図は第1図のA−A線に沿う断面図、第
3図は本考案によるウィンドーレギュレータの正面図、
第4図は第3図の状態からメインアーム1とサブアーム
3が移動した状態の枢支箇所正面図、第5図は第4図の
B−B線に沿う断面図、第6図はサブアーム3の要部を
拡大して示したもので、イ図は正面図、0図はイ図のC
−C線に沿う断面図、第7図は挟持片を拡大して示した
もので、イ図は正面図、0図はイ図のDD線に沿う断面
図。 1・・・・・・メインアーム、2・・・・・・丸孔、3
・・・・・・サブアーム、4・・・・・・挿通孔、6・
・・・・・嵌入孔、8・・・・・・サブアームの立設部
、10・・・・・・挟持片、11・・・・・・嵌入端部
、12・・・・・・フランジ、14・・・・・・立設部
、15・・・・・・当接面。
Claims (1)
- X型アームを有する自動車用ウィンドーレギュレータに
おいて、略中央部に丸孔2を設けたメインアーム1と、
略中央部を境にしてこの丸孔2に挿通可能な挿通腕4を
設けるとともにこの挿通腕4に連なり丸孔2の内面に回
動自在にする当接する立設部8および丸孔2周縁の上面
に当接するフランジ9を備えたサブアーム3と、底面の
当接面15がこのサブアーム3に固着され一端である嵌
入端部11が前記立設部8の嵌入孔6に嵌入され他端は
前記丸孔2の内面に回動自在に当接する立設部14およ
゛び丸孔2周縁の上面に当接するフランジ12を備えた
挟持片10とから成る自動車用ウィントレーレギュレー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14695378U JPS5931895Y2 (ja) | 1978-10-24 | 1978-10-24 | 自動車用ウインド−レギユレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14695378U JPS5931895Y2 (ja) | 1978-10-24 | 1978-10-24 | 自動車用ウインド−レギユレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5562765U JPS5562765U (ja) | 1980-04-28 |
JPS5931895Y2 true JPS5931895Y2 (ja) | 1984-09-07 |
Family
ID=29127954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14695378U Expired JPS5931895Y2 (ja) | 1978-10-24 | 1978-10-24 | 自動車用ウインド−レギユレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931895Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100403415B1 (ko) * | 2001-02-06 | 2003-10-30 | 주식회사 광진엔지니어링 | 자동차용 도어 윈도우 레귤레이터의 밸런스 암 |
-
1978
- 1978-10-24 JP JP14695378U patent/JPS5931895Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5562765U (ja) | 1980-04-28 |
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