JPS5931672Y2 - フオ−クリフト - Google Patents

フオ−クリフト

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Publication number
JPS5931672Y2
JPS5931672Y2 JP1976041445U JP4144576U JPS5931672Y2 JP S5931672 Y2 JPS5931672 Y2 JP S5931672Y2 JP 1976041445 U JP1976041445 U JP 1976041445U JP 4144576 U JP4144576 U JP 4144576U JP S5931672 Y2 JPS5931672 Y2 JP S5931672Y2
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JP
Japan
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mast
roller
web
loading platform
rollers
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Expired
Application number
JP1976041445U
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English (en)
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JPS52132576U (ja
Inventor
宏允 小倉
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外マストおよび内マストよりなる直立柱と荷台
をもつフォークリフトに関する。
フォークリフトにおいては、直立柱を形成する外マスト
と内マストとの間、および内マストと荷台(リフトブラ
ケット)との間には、それぞれローラを介在させて、相
対的に昇降運動を行う様になっている。
このフォークリフトではローラは外マスト、内マストに
それぞれ固定され、相対運動を円滑に行うとともに、負
荷時に生ずる横方向推力等を受ける機能をもっているが
、ローラ側面と直立柱のウェブとの摩擦抵抗により、円
滑な昇降運動を妨げる恐れがある。
このため、直立柱とローラとの接触方法に種々の考えが
なされて来た。
その例を挙げると、昇降用のローラとは別に、横方向の
負荷を受けるためのサイドローラを設ける方法(例えば
実公昭47−994がある。
しかし、この場合ローラの数が多くなり、そのうえ組立
に手間がかかる欠点がある。
さらに他の例として、第5図に示すようにローラを傾斜
させる方法(例えば特公昭35−8810)がある。
第5図において、aは外マスト、bは内マスト、Cはリ
フトブラケット、dは外マストaに取付けたローラ、e
はリフトブラケットCに取付けたローラ(下部)であり
、上記各ローラd、eはそれぞれ反対方向に傾斜させで
ある。
このようにすれば、ローラ側面と直立柱のウェブとは前
面接触ではないので摩擦抵抗は低下するが、この場合で
もローラ傾斜角は小さい(約2)ので、マストノ加工精
度により、或いは摩擦により接触面積が大きくなって来
る欠点がある。
本考案はマストの昇降運動に関し不具合点を解決し、円
滑な荷役作業を行うように改良し、製品の機能を高める
ことを目的とし、(イ)マストのウェブに傾斜面を設け
るとともに、ローラも傾斜させて取りつげること、(ロ
)ウェブ傾斜面とローラのなす角(クサビ角)が最適と
なる様に、ローラ先縁部に連なる傾斜面を設けると共に
、前記傾斜面を有するローラ先縁部の曲率半径を、前記
ウェブ傾斜面とフランジ面が形成する隅角部の曲率半径
より大きくすることにより、マスト、リフトブラケット
の昇降時における摩擦抵抗を減少し、ウェブの著しい摩
蝕を防止してマスト、リフトブラケットの寿命を増し、
製品機能を向上する様にしたものである。
本考案を第1図乃至第4図に示された実施例に基いて説
明する。
第1図はマスト全体の側面図、第2図および第3図はそ
れぞれ第1図の■−■線および■−■線に沿った横断平
面図、第4図は第2図のA部の詳細図である。
上記図において、1は外マスト、2は内マスト、3はリ
フトブラケット(荷台)である。
外マスト1にはローラ4が内マスト2にはローラ5が、
またリフトブラケット3にはローラ6.7がそれぞれ回
転可能に取付けられており、ローラ4は内マスト2の外
側フランジ13面を転動し、ローラ5は外マスト1の後
部フランジ10面を転動し、ローラ6は内マスト2の前
部7ランジ11面を転動し、またローラ7(破線で示す
)は内マスト2の後部フランジ12面を転動する。
なお、リフトブラケット3には内マスト2の横振れを防
止するために、サイドローラが枢支されるが、本考案に
は関係ないので、省略する。
8は外マスト1のウェブ、9は内マスト2のウェブであ
り、外マスト1のウェブ8と後部フランジ10の接合部
には、第3図のように傾斜面14が設けられている。
また第2図に示すように内マスト2のウェブ9と前部フ
ランジ11の接合部には、傾斜面15が設けられ、ウェ
ブ9と外側フランジ13の接合部には傾斜面16が設け
られている。
また、外マスト1のローラ4と内マスト20ローラ5、
およびリフトブラケット3のローラ6と7は、その軸心
がそれぞれ互いに反対方向に僅かに傾斜(第4図にαで
示す)して枢支されている。
なお、上記ローラTは近傍にサイドローラ(図示せず)
が枢支されているので、横振れの支持には関与しない。
ローラTを除く各ローラ4,5,6.には下記のように
先縁部に連なる斜面が設げられており、夫々のウェブの
傾斜面と当接してなすクサビ角が最適となるよう、各角
度は選定されている。
第4図は各ローラ4,5,6.中ローラ4を代表的に選
んで示したもので、他のローラ5,6についても同様で
あるから、第4図によりローラ4について具体的に説明
する。
ローラ4の先縁部近(のマストウェブ対向面には傾斜面
17(傾斜角β)を設けており、同傾斜面1γはウェブ
9(内マスト2)の外側7ランジ13側(外面)に設け
られた傾斜面16(傾斜角γ)と当接してなすクサビ角
(傾斜角δ)を最適なる約2となる様に選定し、ローラ
4の軸心傾斜角αを約2、ローラ先縁部上記傾斜角βを
約4、ウェブ9の上記傾斜角γを約4の最適角度にする
即ち、ローラ側傾斜面17がウェブ側傾斜面16とをな
すクサビ角δ〉ウェブ側傾斜面16の傾斜角γとなって
いる。
ローラ4では先縁部傾斜面1γは上記の如く内マスト2
のウェブ9外面の傾斜面16に当接するが、ローラ5で
は第3図のごとく外マスト1のウェブ8の後部フランジ
10側(内面)の傾斜面14に当接し、ローラ6では第
2図の如く内マスト2の前部フランジ11側(内面)の
傾斜面15に当接し、ローラ7においては上記ローラ4
,5,6と異なり、図示の如く当接しておらず前に述べ
た内マスト2の後部フランジ12面を転動する。
また上記各ローラ4,5,6とも、第4図に示す如くロ
ーラ先縁部の曲率半径R1を、前記ウェブ傾斜面とフラ
ンジ面が形成する隅角部の曲率半径R2より大きく、即
ちR1〉R2とすることによって、ローラ先縁部が隅角
部に当接することのない様になっている。
作用を説明する。
荷台の負荷により、外マスト10ロー24は内マスト2
の外側7ランジ13に接触しく第2図)、内マスト2の
ローラ5は外マスト1の後部フランジ10に接触しく第
3図)リフトブラケット30ローラ6は内マスト2の前
部フランジ11に接触(第2図)するとともに、他方の
ローラ7は同内マスト2の後部フランジ12に接触する
これと同時に、前記負荷によって生ずる横方向推力等に
より、前記各ロー−y4 、5 。
6、はそれぞれ傾斜面16,14,15に接触する。
即ち、ローラ4は第2図、第4図のように、内マスト2
のウェブ9とフランジ13の接合部傾斜面16に、ロー
ラ5は第3図に示す外マスト1のウェブ8と7ランジ1
0の接合部傾斜面14に、またローラ6は第2図に示す
内マスト2のウェブ9と前記フランジ11の接合部傾斜
面15に、それぞれ接触する。
従って、マスト1,2にかかる前後方向の負荷は、各ロ
ーラ4,5,6,7の転動面とフランジ面との間で受け
られ、左右方向の負荷は各ローラ4.5,6.先縁部に
連なる斜面17(第4図において代表的にローラ4につ
いて説明した)と、上記各ウェブの傾斜面16(ローラ
4に対して)、傾斜面14(ローラ5に対して)、傾斜
面15(ローラ6に対して)とで受けられる。
次に、リフトブラケット3をほぼ最上昇させた状態で、
外マスト1を後方へ移動すれば、各ローラ4乃至7は前
方へと移行するが、横方向推力等が継続して作用してい
ると、ローラ4は内マスト2のウェブ9に、ローラ5は
外マスト1のウェブ8に圧接される。
そして、そのまま外マスト1を垂直状態に復元して、ロ
ーラ4,5の転動面がフランジ13.10に再移行する
とき、ローラ4゜5の先縁部はそれぞれ傾斜面16,1
4に圧接されるので、ローラとウェブの形成するクサビ
角δ(第4図に代表して示される)が大きすぎると、前
記傾斜面16.14は局部的に著しい摩蝕を受けるが、
本考案では前記したとおり各ローラ4゜5.6先縁部に
傾斜面1Tを有しており、これによってローラとウェブ
のなすクサビ角δをウェブ側傾斜面16のなす角度γよ
り小さい約2°と最適数値に設定すれば、圧接による摩
擦抵抗は小さく円滑な昇降運動を行うことができる。
要するに、本考案は相対的に昇降運動可能の外マストと
内マストよりなる直立柱と荷台を持つフォークリフトに
おいて、前記荷台の上下部にそれぞれ傾いて枢支され、
荷台の負荷により内マスト2の前部フランジ面11に接
触転勤するローラ6と後部フランジ面12に接触転勤す
るローラ7、および前記荷台下方の外マスト1と内マス
ト2に軸心がそれぞれ互いに反対方向に傾斜して枢支さ
れ、荷台の負荷により内マスト2の外側フランジ面13
と外マスト1の後部フランジ面10にそれぞれ接触転動
するローラ4,5を有し、前記荷台側の内マスト後部フ
ランジ面12を転動するローラ7を除く他のローラ4,
5,6の各先縁部近くのマストウェブ対向面にそれぞれ
傾斜面17を設け、該傾斜面1γは荷台の負荷によって
生ずる横方向推力等によって接触するマストウェブ側の
傾斜面15,16,14と適当なりサビ角δを形成する
と共に、同クサビ角δは前記ウェブ側傾斜面15.16
,14の傾斜角γより小さくし、且つ前記各ローラ先縁
部の曲率半径R1を前記ウェブ側傾斜面15,16,1
4とフランジ面11,13゜10で形成する隅角部の曲
率半径R2より大きくしたことを特徴とするフォークリ
フトである。
即ち、本考案によれば各ローラはそれぞれ軸傾斜αをも
ってウェブ側と空間を形成しているので、転勤接触部の
摩耗の進行によってもローラ全面がウェブと接触するこ
とはない。
つまり、ローラ軸心傾斜とローラ傾斜角を設けることに
よりマスト材隅部のみの傾斜面で容易かつ安価に目的と
する機能を発揮することが出来る。
特に荷台側の内マスト後部フランジ面を転勤するローラ
7を除く他のローラ4,5,6の各先縁部近くのマスト
ウェブ対向面に設けられた傾斜面1γは、マストウェブ
面側傾斜面15,16,14と適当なりサビ角δを形成
し、しかも同クサビ角δ(2)くウェブ側傾斜面の傾斜
角γ(4)の関係(実線により最適)にあると共に、前
記ローラ先縁部の曲率半径R1〉R2隅角部の曲率半径
の関係にあるので、荷台の負荷によって生ずる横方向推
力等によってローラ傾斜斜面1Tがウェブ側傾斜面16
に圧接した場合、摩擦抵抗は著しく低減され、ウェブ面
の摩蝕を防ぎ円滑な昇降運動を行うことができる。
従って、ウェブの摩蝕を防ぎ寿命を増し、製品機能が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の1実施例を示し、第1図は
全体の側面図、第2図および第3図はそれぞれ第1図の
■−■線および■−■線に沿って切断し、矢視方向に見
た1部所面平面図、第4図は第2図のA部の詳細図であ
り、第5図は従来の直立柱とローラとの接触方法の1例
を示す1部横断平面図である。 図において、1・・・・・・外マスト、2・・・・・・
内マスト、3・・・・・・リフトブラケット(荷台)、
4・・・・・・外マスト1に枢支され、内マスト2の外
側フランジ面13を転動するローラ、5・・・・・・内
マスト2に枢支され、外マスト1の後部フランジ面10
を転動するローラ、6・・・・・・荷台3に枢支され、
内マスト2の前部フランジ面11を転動するローラ、T
・・・・・・ローラで荷台3に枢支され、内マスト2の
後部フランジ面12を転動し、横振れの支持に関与しな
い、8・・・・・・外マスト1のウェブ、9・・・・・
・内マスト2のウェブ、14・・・・・・ウェブ8と後
部フランジ10の接合部に設けた傾斜面、15・・・・
・・ウェブ9と前部フランジ11の接合部に設けた傾斜
面、16・・・・・・ウェブ9と外側フランジの接合部
に設けた傾斜面、第4図はローラ4,5,6に共通であ
り、17・・・・・・ローラ先縁部に連なる傾斜面(傾
斜角β)で、前記傾斜面16(傾斜角γ)と当接してδ
で示すクサビ角をなす、R□・・・・・・各ローラ4,
5,6の先縁部の曲率半径、R2・・・・・・ウェブ傾
斜面とフランジ面が形成する隅角部の曲率半径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対的に昇降運動可能の外マストと内マストよりなる直
    立柱と荷台をもつフォークリフトにおいて、前記荷台の
    上下部にそれぞれ傾いて枢支され荷台の負荷により内マ
    ストの前部フランジ面に接触転勤するローラと後部フラ
    ンジ面に接触転勤するローラおよび前記荷台下方の外マ
    ストと内マストに軸心がそれぞれ互いに反対方向に傾斜
    して枢支され、荷台の負荷により内マストの外側フラン
    ジ面と外マストの後部フランジ面にそれぞれ接触転勤す
    るローラを有し、前記荷台側の内マスト後部フランジ面
    を転勤するローラを除く他のローラの各先端部近くのマ
    ストウェブ対向面にそれぞれ傾斜面を設け、該傾斜面は
    荷台の負荷によって生ずる横方向推力等によって接触す
    るマストウェブ側の傾斜面と適当なりサビ角δを形成す
    ると共に、同クサビ角δは前記ウェブ側傾斜面の傾斜角
    γより小さくし、且つ前記各ローラ先縁部の曲率半径を
    前記ウェブ側傾斜面と7ランノ面で形成する隅角部の曲
    率半径より大きくしたことを特徴とするフォークリフト
JP1976041445U 1976-04-02 1976-04-02 フオ−クリフト Expired JPS5931672Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976041445U JPS5931672Y2 (ja) 1976-04-02 1976-04-02 フオ−クリフト

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JP1976041445U JPS5931672Y2 (ja) 1976-04-02 1976-04-02 フオ−クリフト

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JPS52132576U JPS52132576U (ja) 1977-10-07
JPS5931672Y2 true JPS5931672Y2 (ja) 1984-09-06

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ID=28500532

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JP1976041445U Expired JPS5931672Y2 (ja) 1976-04-02 1976-04-02 フオ−クリフト

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4728852U (ja) * 1971-04-27 1972-12-01
JPS4820783U (ja) * 1971-07-16 1973-03-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4946469U (ja) * 1972-07-31 1974-04-23

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