JPS5931594B2 - 防錆剤 - Google Patents
防錆剤Info
- Publication number
- JPS5931594B2 JPS5931594B2 JP10129679A JP10129679A JPS5931594B2 JP S5931594 B2 JPS5931594 B2 JP S5931594B2 JP 10129679 A JP10129679 A JP 10129679A JP 10129679 A JP10129679 A JP 10129679A JP S5931594 B2 JPS5931594 B2 JP S5931594B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rust
- present
- acid
- ammonium group
- aqueous solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23F—NON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
- C23F11/00—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent
- C23F11/08—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids
- C23F11/10—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids using organic inhibitors
- C23F11/12—Oxygen-containing compounds
- C23F11/124—Carboxylic acids
- C23F11/126—Aliphatic acids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄、鋼、鋳鉄等の金属の腐蝕防止に有効な防錆
剤に関するもので 下記一般式Ｒ＿１□Ｏ（ＣＨ２）Ｃ
ＯＯＸ 〔但しＲ＿１ 、Ｒ＿２、Ｒ＿３は水素原子もしくは炭
素数３〜１６のアルキル基（ただし、Ｒ＿、、Ｒ＿２、
Ｒ＿３が同時に水素原子であることはない）、ｎは１又
は２の整数、Ｘは１価の金属原子、アンモニウム基及び
アミン中和Ｎ−アンモニウム基を示す。
剤に関するもので 下記一般式Ｒ＿１□Ｏ（ＣＨ２）Ｃ
ＯＯＸ 〔但しＲ＿１ 、Ｒ＿２、Ｒ＿３は水素原子もしくは炭
素数３〜１６のアルキル基（ただし、Ｒ＿、、Ｒ＿２、
Ｒ＿３が同時に水素原子であることはない）、ｎは１又
は２の整数、Ｘは１価の金属原子、アンモニウム基及び
アミン中和Ｎ−アンモニウム基を示す。
〕にて表わされる化合物の少くとも１種又は２種以上を
含有することを特徴とする新規で優れた防錆剤に関する
ものである。従来防錆剤としては、亜硝酸塩、ホウ酸塩
、縮合ホウ酸塩、リン酸塩、リン酸エステル塩、縮合リ
ン酸塩、脂肪酸塩、多塩基酸塩等々枚挙にいとまがない
程の種々の化合物が提供され、効果のある化合物として
更に多くのものが知られている。
含有することを特徴とする新規で優れた防錆剤に関する
ものである。従来防錆剤としては、亜硝酸塩、ホウ酸塩
、縮合ホウ酸塩、リン酸塩、リン酸エステル塩、縮合リ
ン酸塩、脂肪酸塩、多塩基酸塩等々枚挙にいとまがない
程の種々の化合物が提供され、効果のある化合物として
更に多くのものが知られている。
しかしながらこれらの化合物は、使用液の濃度を高くし
ないと防錆性能の持続性に乏しく、その上発泡性や廃液
処理等に問題がある。本発明者等は、かかる問題を解決
すべく鋭意研究の結果本発明の一般式で示される化合物
が低濃度で防錆効果に優れていることを見い出し、本発
明に至つたものである。
ないと防錆性能の持続性に乏しく、その上発泡性や廃液
処理等に問題がある。本発明者等は、かかる問題を解決
すべく鋭意研究の結果本発明の一般式で示される化合物
が低濃度で防錆効果に優れていることを見い出し、本発
明に至つたものである。
一般式で表わされる防錆剤成分は、アルキルフェノキシ
アルキレンカルボン酸塩型化合物であるが（以下本発明
の主化合物と称す）であり、本発明の主化合物はアルキ
ルフェノールのフェノラードにモノハロゲンアルキレン
カルボン酸塩を反応させるなどの公知の方法によつて容
易に得ることが出来る。
アルキレンカルボン酸塩型化合物であるが（以下本発明
の主化合物と称す）であり、本発明の主化合物はアルキ
ルフェノールのフェノラードにモノハロゲンアルキレン
カルボン酸塩を反応させるなどの公知の方法によつて容
易に得ることが出来る。
用いるアルキルフェノールとしては、プロピルフェノー
ル、イソプロピルフェノール、ジイソプ、ロピルフエノ
ール、トリプロピルフェノール、ブチルフェノール、ジ
ブチルフェノール、トリブチルフェノール、オクチルフ
ェノール、ノニルフエノール、ジノニールフエノール及
びドデシルフエノール等々がある。
ル、イソプロピルフェノール、ジイソプ、ロピルフエノ
ール、トリプロピルフェノール、ブチルフェノール、ジ
ブチルフェノール、トリブチルフェノール、オクチルフ
ェノール、ノニルフエノール、ジノニールフエノール及
びドデシルフエノール等々がある。
本発明の目的からは、炭素数４のブチルフエノール、特
にターシヤリーブチルフエノールが最も好ましい、アル
キル基の炭素数が大きくなるに従い防錆性能と消泡性能
は低下する。
にターシヤリーブチルフエノールが最も好ましい、アル
キル基の炭素数が大きくなるに従い防錆性能と消泡性能
は低下する。
モノハロゲンアルキレンカルボン酸塩として使用出来る
ものは、モノクロロ酢酸、モノクロロプロピオン酸、モ
ノプロム酢酸等があるが、本発明の目的と経済性からモ
ノクロロ酢酸を用いることが好ましい。
ものは、モノクロロ酢酸、モノクロロプロピオン酸、モ
ノプロム酢酸等があるが、本発明の目的と経済性からモ
ノクロロ酢酸を用いることが好ましい。
一般式における塩の生成に用いる化合物としては苛性ソ
ーダ、苛性カリ及び水酸化リチウム等の水溶液及びアン
モニア水等の無機のアルカリがあるが、その他アミン付
加塩があり、それらのものとして、炭素数６以下のアル
カノールアミン、炭素数４以下のアルキル基を有するア
ルキルアミン及びそのアルキルアルカノールアミン、環
状アミン、ポリアルキレンポリアミン等がある。
ーダ、苛性カリ及び水酸化リチウム等の水溶液及びアン
モニア水等の無機のアルカリがあるが、その他アミン付
加塩があり、それらのものとして、炭素数６以下のアル
カノールアミン、炭素数４以下のアルキル基を有するア
ルキルアミン及びそのアルキルアルカノールアミン、環
状アミン、ポリアルキレンポリアミン等がある。
経済的には、苛性ソーダ、苛性力１八アルカノールアミ
ンを用いるのが好ましい。本発明の主目的は防錆剤とし
てアルキルフエノキシアルキレンカルボン酸塩を用いる
ことにあるが用いるアミンの種類に依つては、例えば、
モルホリン及びシクロヘキシルアミン等の選ばれた環状
アミンを用いることにより、一層効果が向上することが
ある。
ンを用いるのが好ましい。本発明の主目的は防錆剤とし
てアルキルフエノキシアルキレンカルボン酸塩を用いる
ことにあるが用いるアミンの種類に依つては、例えば、
モルホリン及びシクロヘキシルアミン等の選ばれた環状
アミンを用いることにより、一層効果が向上することが
ある。
本発明の防錆剤は公知の防錆剤に比較し以下の点で卓越
している。
している。
（１）低濃度で防錆効果が優れている。
（２）防錆被膜後の塗装においても悪影響を及ぼさない
。
。
（３）低気泡性である。
（４）通常の凝集沈降法、加圧浮上法などの処理で除去
が可能であり、また焼却も可能であり、更に適当な汚泥
を選択することにより微生物処理も可能である。
が可能であり、また焼却も可能であり、更に適当な汚泥
を選択することにより微生物処理も可能である。
本発明に用いる化合物は通常０．５〜２％濃度で効果を
発揮する。
発揮する。
以下実施例を挙げ本発明を具体的に説明しその防錆効果
の優れていることを示す。
の優れていることを示す。
実施例 １
ｐ−Ｔｅｒｔブチルフエノキシ酢酸２５（重量％）トリ
エタノールアミン ２５〃このｐ−Ｔｅｒｔブ
チルフエノキシ酢酸トリエタノールアミン塩水溶液を固
形分が、０．５〜２．０重量（至）水溶液になるよう水
で適宜調整する。
エタノールアミン ２５〃このｐ−Ｔｅｒｔブ
チルフエノキシ酢酸トリエタノールアミン塩水溶液を固
形分が、０．５〜２．０重量（至）水溶液になるよう水
で適宜調整する。
１００ｍ１ビーカ一に試料液１００ｍ１を入れ、鋳物の
切り粉を５ｇ採取しよく攪拌し５分間浸漬後、試料液を
除去し、２『Ｃ８Ｏ％（Ｒ．Ｈ．）の雰囲気下に放置し
、発錆状態を観察した。
切り粉を５ｇ採取しよく攪拌し５分間浸漬後、試料液を
除去し、２『Ｃ８Ｏ％（Ｒ．Ｈ．）の雰囲気下に放置し
、発錆状態を観察した。
この結果は表一１に示す。尚使用した鋳物の切り粉は、
ＦＣ−２０の鋳物を不水溶性切削油（ＪＩＳ２種３号）
でドリル加工によつて生じた切り粉を使用し、この切り
粉をエーテル、アルコールで洗浄、脱脂、乾燥したもの
を試供した。
ＦＣ−２０の鋳物を不水溶性切削油（ＪＩＳ２種３号）
でドリル加工によつて生じた切り粉を使用し、この切り
粉をエーテル、アルコールで洗浄、脱脂、乾燥したもの
を試供した。
実施例 ２
上記の処方で調整したＰ−Ｓｅｃブチルフエノキシ酢酸
トリエタノールアミン塩水溶液を用い実施例１と同様に
して防錆試験を行つた。
トリエタノールアミン塩水溶液を用い実施例１と同様に
して防錆試験を行つた。
結果を表１に示す。実施例 ３
上記処方で調整したＤｉ−Ｓｅｃブチルフエノキシ酢酸
トリエタノールアミン塩水溶液を用い実施例１と同様に
して防錆試験を行つた結果を表１に示す。
トリエタノールアミン塩水溶液を用い実施例１と同様に
して防錆試験を行つた結果を表１に示す。
実施例 ４
上記の処方で調整したノニルフエノキシ酢酸トリエタノ
ールアミン塩水溶液を用い実施例１と同様にして防錆試
験を行つた。
ールアミン塩水溶液を用い実施例１と同様にして防錆試
験を行つた。
結果を表１に示す。実施例 ５実施例１で調整したＰ−
Ｔｅｒｔブチルフエノキシ酢酸トリエタノールアミン塩
水溶液１．０％をアルミニウム板、銅板、亜鉛板につい
て室温、４８時間、ＪＩＳＫ２５２５−８に準じて腐蝕
試験を行つた。
Ｔｅｒｔブチルフエノキシ酢酸トリエタノールアミン塩
水溶液１．０％をアルミニウム板、銅板、亜鉛板につい
て室温、４８時間、ＪＩＳＫ２５２５−８に準じて腐蝕
試験を行つた。
結果は表−２に示す。
実施例 ６
実施例１〜３で調整した固形分１％水溶液を１００ｍ１
共栓付きメスシリンダーに５０ｍ１試料を入れ１０回強
振後直ちに静置し、消泡性能として泡高（ｍｌ）を観察
した。
共栓付きメスシリンダーに５０ｍ１試料を入れ１０回強
振後直ちに静置し、消泡性能として泡高（ｍｌ）を観察
した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、Ｒ＿１、Ｒ＿２、Ｒ＿３は水素原子もしくは炭
素数３〜１６のアルキル基（ただしＲ＿１、Ｒ＿２、Ｒ
＿３が同時に水素原子であることはない）、ｎは１又は
２の整数、Ｘは１価の金属原子、アンモニウム基及びア
ミン中和Ｎ−アンモニウム基を示す〕にて表わされる化
合物の少くとも１種又は２種以上を含有することを特徴
とする防錆剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10129679A JPS5931594B2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | 防錆剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10129679A JPS5931594B2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | 防錆剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5625974A JPS5625974A (en) | 1981-03-12 |
| JPS5931594B2 true JPS5931594B2 (ja) | 1984-08-02 |
Family
ID=14296861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10129679A Expired JPS5931594B2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | 防錆剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931594B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0237678Y2 (ja) * | 1985-01-09 | 1990-10-11 | ||
| JPH0310142Y2 (ja) * | 1985-11-13 | 1991-03-13 | ||
| JPH0433675B2 (ja) * | 1984-04-18 | 1992-06-03 | Shimano Kk |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62111553U (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-16 | ||
| JPS6466544A (en) * | 1987-09-08 | 1989-03-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | Chemical analyzer |
-
1979
- 1979-08-10 JP JP10129679A patent/JPS5931594B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0433675B2 (ja) * | 1984-04-18 | 1992-06-03 | Shimano Kk | |
| JPH0237678Y2 (ja) * | 1985-01-09 | 1990-10-11 | ||
| JPH0310142Y2 (ja) * | 1985-11-13 | 1991-03-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5625974A (en) | 1981-03-12 |
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