JPS5931564Y2 - 保持容器 - Google Patents

保持容器

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Publication number
JPS5931564Y2
JPS5931564Y2 JP18908881U JP18908881U JPS5931564Y2 JP S5931564 Y2 JPS5931564 Y2 JP S5931564Y2 JP 18908881 U JP18908881 U JP 18908881U JP 18908881 U JP18908881 U JP 18908881U JP S5931564 Y2 JPS5931564 Y2 JP S5931564Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ham
container
plate portion
elongated
end plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18908881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5894656U (ja
Inventor
繁男 田内
宏 清水
光男 桜井
Original Assignee
田内鉄工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 田内鉄工株式会社 filed Critical 田内鉄工株式会社
Priority to JP18908881U priority Critical patent/JPS5931564Y2/ja
Publication of JPS5894656U publication Critical patent/JPS5894656U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5931564Y2 publication Critical patent/JPS5931564Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、保持容器に関するものであり、更に詳細に述
べるならば、流動状態にあるハムを加熱処理して固形化
するときにハムを収容して圧縮保持するのに便利な保持
容器に関するものである。
従来、流動状態にあるハムを加熱して固形するときに使
用する容器は、例えば、第1図に示す如く、細長い形に
網目状板で作られており、一方の端にヒンジ止めされた
蓋1を開けて、開口2から流動状態にある1本のハムを
入れ、そのあと蓋1を再び閉じると、その蓋1に取付け
られタバネ式押圧内蓋(不図示)が、ハムを押するよう
になされていた。
このような構造では、細長いハムを長手方向に押圧しな
ければならず、ハム内部に均一の圧力をかけにくいだけ
でなく、内蓋の押圧力を大きくしなければならない。
更に、細長いハムを長手方向に圧縮する場合、ハムを包
んでいる薄いフィルムにシワができやすく、製品の外観
を悪くする。
更に、固形後にハムを取り出しにくい。
これは、固形化されたハムが容器の内面にぴったり接触
しており、細長いハムを長手方向に取り出すには、長い
距離すべらして出さなけれは゛ならないことと、ハムの
側面量てが容器に接触しているために接触面積が広いこ
とのための考えられる。
そこで、本考案は、上述した如き従来例の欠点を解消し
た保持容器を提供せんとするものである。
すなわち、本考案によれば、一対の端板部分及びそれら
端板部分を結合する細長い一対の側板部分と1つの底板
部分を有しそして底板部分と対向する側に端板部分と側
板部分とに規定される細長い開口を有する細長い容器と
、各端板部分の外側に取付けられた係止ピン部材と、そ
れら係止ピン部材に係止するフックを両端部に枢着した
縦断部材と、その縦断部材に取付けられ縦断部材から離
れる方向にバネ偏倚された、容器の開口内にほぼぴった
り入る細長い蓋とからなる、内容物を圧縮保持する保持
容器が提供される。
このような構成の保持容器にあっては、細長いハムを横
断方向に押すので、その押圧力は小さくてすみ、更に、
ハムの長手方向に延びる蓋によりハム内部に均一な力を
容易に作用させることができ、且つハムを横断方向に押
すのでハムにシワを作る可能性は極めて小さくなる。
そしてまた、固形化されたハムは、端板部分と側板部分
に密着しているが、横断方向に取り出すだけであるので
、従来のものに比べてすべらして取り出す距離が短く、
また、ハムの側部は三面でしか接触しておらず、そして
、その内の底面は底板部分からすぐに離れ、接触面積が
従来のものに比べて小さいために、容器から容易に取り
出すことができる。
以下、添付図面を参照して本考案による保持容器の実施
例を説明する。
第2図は、本考案による保持容器の実施例の一部断面正
面図であり、第3図は端面図であり、そして、第4図は
、頂面図である。
図示の保持容器は、一対の端板部分10及びそれら端板
部分10を結合する細長い一対の側板部分12と底板部
分14を有しそして底板部分14と対向する側に端板部
分10と側板部分12とに規定される細長い開口16を
有する細長い容器18と、各端板部分10の外側に取付
けられたU字形ブラケツ) 20に軸支された係止ピン
部材22と、それら係止ピン部材22に係止するフック
24をピン26を介して両端部に枢着したチャンネル型
の縦断部材28と、その縦断部材28に取付けられ縦断
部材28から離れる方向にバネ30により偏倚された細
長い蓋32とを具備している。
そして、その蓋32は、容器18の開口16内にほぼぴ
ったり入る大きさであり、そして、その両側部34は、
わん曲しており、また、容器18の側板部分と底板部分
との間に角36もわん曲している。
蓋32の上部中央には、長手方向に延びるチャンネル形
金具38が溶接され、その金具38の上部2ケ所に、雌
ネジ40が直立して溶接され、その雌ネジ40には、前
述したバネ30を間に挾むように、縦断部材28に設け
た穴からボルト42がネジ込まれている。
更に、容器18の底には、必要に応じて、穴44が設け
られている。
また、フック24は、図示のような形に成形された中実
なフックを使用すれば、安価にできる。
そして、以上述べた各部材は、好ましくステンレス鋼で
つくる。
ステンレス鋼でつくれば、耐熱性や、容器の洗浄や滅菌
処理の点で都合がよい。
以上の如き保持容器は、次のように使用する。
まずフック24をピン22から外して蓋32を容器18
から取り出して、容器18内に例えば流動状態のハムを
入れる。
そのあと、再び蓋32をして、縦断部材28をバネ30
に抗して押してフック24をピン22に係止して、蓋を
止める。
このようにフック22により容器18に係止されている
縦断部材28に対してバネ30によって下方に押される
蓋32は、細長いハムを横断方向に押すので、バネ30
の押圧力は小さくてすみ、更に、ハムの長手方向に延び
る蓋32によりハム内部に均一な力を容易に作用させる
ことができ、且つ横断方向に押すのでハムにシワを作る
可能性は極めて小さい。
そしてまた、固形化されたハムは、端板部分10と側板
部分12に密着しているが、横断方向に取り出すだけで
あるので、従来のものに比べてすべらせて取り出す距離
が短く、また、ハムの側部は三面でしか接触しておらず
、そして、その内の底面は底板部分14からすぐに離れ
、接触面積が従来のものに比べて小さいために、ハムを
下にするだけで容器から容易に取り出すことができる。
そして、底の穴44は、ハムの取り出しのとき、ハムと
容器との間に形成される空間を大気圧と等しく維持させ
るので、固形化されたハムの取り出し更に容易にする。
なお、縦断部材28は、把手として使用できる。
以上述べた実施例は、第3図かられかるように、断面が
ほぼ四角のハム用のもので゛あるが、断面円形のハムの
場合には、蓋の横断形状を半円形にし、側板部分の下半
分と底板部分の横断形状を半円形にすればよいことは当
業者には明らかで゛あろう。
また、容器18は、プレス加工により一体的に形成して
も、端板、側板、底板を溶接してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の保持容器の概略斜視図、第2図は、本
考案による保持容器の一部断面正面図、第3図はその端
面図、そして、第4図は、その頂面図である。 18・・・・・・容器、22・・・・・・フック、28
・・・・・・縦断部材、30・・・・・・バネ、32・
・・・・・蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の端板部分及びそれら端板部分を結合する細長い一
    対の側板部分と1つの底板部分を有しそして底板部分と
    対向する側に端板部分と側板部分とに規定される細長い
    開口を有する細長い容器と、各端板部分の外側に取付け
    られた係止ピン部材と、それら係止ピン部材に係止する
    フックを両端部に枢着した縦断部材と、その縦断部材に
    取付けられ、縦断部材から離れる方向にバネ偏倚された
    、容器の開口内にほは゛ぴったり入る細長い蓋とからな
    る、内容物を圧縮保持する保持容器。
JP18908881U 1981-12-18 1981-12-18 保持容器 Expired JPS5931564Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18908881U JPS5931564Y2 (ja) 1981-12-18 1981-12-18 保持容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18908881U JPS5931564Y2 (ja) 1981-12-18 1981-12-18 保持容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5894656U JPS5894656U (ja) 1983-06-27
JPS5931564Y2 true JPS5931564Y2 (ja) 1984-09-06

Family

ID=30103169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18908881U Expired JPS5931564Y2 (ja) 1981-12-18 1981-12-18 保持容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5931564Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109533544A (zh) * 2018-12-06 2019-03-29 洪江市三哥竹业有限责任公司 一种具有防潮功能的竹筐

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109533544A (zh) * 2018-12-06 2019-03-29 洪江市三哥竹业有限责任公司 一种具有防潮功能的竹筐

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5894656U (ja) 1983-06-27

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