JPS61110312U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は、本考案の一実施例を示
すもので、第１図は斜視図、第２図ないし第４図
は作用を説明するために示したもので、それぞれ
中央縦断面図である。 １……容器本体、２ａ……後壁部、３……中容
器、４……蓋体、６……収納部、７……フツク、
８……係止片、８ａ……外面、９……収納室、１
０……凹部、１０ａ……奥面、１０ｂ……両側面
、１１，１２，１３……フツク、１６……起立片
、１７……押ボタン、１８……突起軸、１９……
押圧板、２０……押上げ部、ｄ……間隙。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 容器本体の後壁部に、この容器本体の収納部を
   覆う中容器と、該中容器の収納室を覆う蓋体とが
   縦回動自在にヒンジ結合された二段式コンパクト
   容器において、前記中容器の前壁部には、この中
   容器の前面、および表裏面の３面に開口する如く
   コ字状に切り欠いてなる凹部が形成されるととも
   に、該凹部の裏面にはその上下に位置してフツク
   が突設され、前記容器本体の前壁部には中容器の
   下側フツクに係合して中容器を仮止めするフツク
   を内面にもつ係止片が設けられ、かつ該係止片の
   外面は容器本体の前面に向かつて下り勾配に傾斜
   しており、一方前記蓋体の自由端には、その下面
   から突出し内面に中容器の上側フツクに係合する
   フツクをもつ起立片が設けられ、さらに前記中容
   器の凹部の両側面には該凹部内に収まる大きさの
   押ボタンが縦回動自在に取り付けられており、か
   つ該押ボタンは外部から押圧操作される押圧板と
   、該押圧板の内面から突出して蓋体の起立片下面
   に当接する押上げ部とからなり、前記押圧板は容
   器本体の係止片外面に臨む位置まで延出しており
   、さらに該押圧板の内面と係止片の外面との間隙
   は、押ボタンの回動時に蓋体の起立片を押し上げ
   て両フツクの係合を外した位置において、押圧板
   の内面が係止片の外面に触れる程度の大きさに設
   定されていることを特徴とする二段式コンパクト
   容器。