JPS5931499B2 - α.ω−イミノニトリルの製法 - Google Patents
α.ω−イミノニトリルの製法Info
- Publication number
- JPS5931499B2 JPS5931499B2 JP51029011A JP2901176A JPS5931499B2 JP S5931499 B2 JPS5931499 B2 JP S5931499B2 JP 51029011 A JP51029011 A JP 51029011A JP 2901176 A JP2901176 A JP 2901176A JP S5931499 B2 JPS5931499 B2 JP S5931499B2
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- Japan
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- iminonitrile
- formula
- general formula
- methyl group
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
R1 R”
□□ 〔□NR2
Θ
R1 R。
□NR2+〔ν〕Li(
^
本発明は、α・ω−脂肪族イミノニトリル化合物の製法
である。
である。
本発明の詳細を実施例に準じて説明すればクロトンアル
ドイミンとLiNR2とを反応させてカルバニオンの生
成後脂肪族ニトリルと反応させることによつてα・ω−
イミノニトリルを生成する。
ドイミンとLiNR2とを反応させてカルバニオンの生
成後脂肪族ニトリルと反応させることによつてα・ω−
イミノニトリルを生成する。
またLiNR2を脂肪族ニトリルと反応させた後クpト
ンァルドィンを反応させても同じα・ω−イミノニトリ
ルを生成する。これらからその反応過程は次の如く考え
られる。夫CN 、i1 HNC□NR2 この反応操作は、実施例に見る如く、−78℃のような
低温で、リチウムアミドをアルドイミンと反応し、更に
脂肪族二トリルと混合後、通常は室温附近で反応を完結
させればよ℃・oまたリチウムアミドを脂肪族二トリル
と混合した後アルドイミンを混合してもよ℃・o反応終
了後は氷水等で触媒分解後水洗、乾燥、必要によつては
抽出等の通常の手法で処理した後、蒸留等によつてα・
ωイミノニトリルを採取すればよ℃・o本発明に使用さ
れる不飽和N−アルキルイミノ化合物(α・β不飽和ア
ルドイミン)としては一般式(1)で示される化合物で
あり、式中R1は水素又はメチル基であり、R2はメチ
ル、エチル、プロピル、ブチル等の低級アルキル基であ
る。
ンァルドィンを反応させても同じα・ω−イミノニトリ
ルを生成する。これらからその反応過程は次の如く考え
られる。夫CN 、i1 HNC□NR2 この反応操作は、実施例に見る如く、−78℃のような
低温で、リチウムアミドをアルドイミンと反応し、更に
脂肪族二トリルと混合後、通常は室温附近で反応を完結
させればよ℃・oまたリチウムアミドを脂肪族二トリル
と混合した後アルドイミンを混合してもよ℃・o反応終
了後は氷水等で触媒分解後水洗、乾燥、必要によつては
抽出等の通常の手法で処理した後、蒸留等によつてα・
ωイミノニトリルを採取すればよ℃・o本発明に使用さ
れる不飽和N−アルキルイミノ化合物(α・β不飽和ア
ルドイミン)としては一般式(1)で示される化合物で
あり、式中R1は水素又はメチル基であり、R2はメチ
ル、エチル、プロピル、ブチル等の低級アルキル基であ
る。
また使用される脂肪族二トリルとしては、一般式(2)
で示される化合物であり、式中R3は水素又化メチル基
である。触媒として使用されるリチウムアルキルアミド
は、そのアルキル基が例えばブチル、プロピル、エチル
等の低級アルキル基よりなるものが使用され、また反応
は、エーテル、低級炭化水素等の低℃・融点の溶媒が使
用される。これらのアルドイミン:脂肪族二トリルの反
応モル比は1:1であればよく、あるいはいずれか一方
を過剰に使用しても支障はな℃・。またリチウムアルキ
ルアミドは、アルドイミン又は脂肪族二トリルに対し当
モル以下の使用が実用的であい。このようにして得られ
たα・ω−イミノニトリルは一般式(3)で示され、(
式中R1.R2、R3は前記に同じ)合成香料や有機工
業薬品の原料としての用途が期待される。
で示される化合物であり、式中R3は水素又化メチル基
である。触媒として使用されるリチウムアルキルアミド
は、そのアルキル基が例えばブチル、プロピル、エチル
等の低級アルキル基よりなるものが使用され、また反応
は、エーテル、低級炭化水素等の低℃・融点の溶媒が使
用される。これらのアルドイミン:脂肪族二トリルの反
応モル比は1:1であればよく、あるいはいずれか一方
を過剰に使用しても支障はな℃・。またリチウムアルキ
ルアミドは、アルドイミン又は脂肪族二トリルに対し当
モル以下の使用が実用的であい。このようにして得られ
たα・ω−イミノニトリルは一般式(3)で示され、(
式中R1.R2、R3は前記に同じ)合成香料や有機工
業薬品の原料としての用途が期待される。
実施例 1
β−メチルクロトンアルドイミン(すなわちN〔3−メ
チル−2−ブテニリデン〕−t−ブチルアミン)とリチ
ウムジイソプロピルアミドとをモル比1:1で無水エー
テル中−78℃で1時間反応した(カルバニオンの生成
)。
チル−2−ブテニリデン〕−t−ブチルアミン)とリチ
ウムジイソプロピルアミドとをモル比1:1で無水エー
テル中−78℃で1時間反応した(カルバニオンの生成
)。
このカルバニオンにモル比1となる量の蒸留したばかり
のイソブチロニトリルを−78℃で滴下混合した後、室
温にまで徐々に昇温し攪拌しながら24時間反応した。
のイソブチロニトリルを−78℃で滴下混合した後、室
温にまで徐々に昇温し攪拌しながら24時間反応した。
反応生成物を砕氷上に注ぎ、次いで有機層を水洗した後
、蒸留してN−ブチル一〔1・1・2・2−テトラメチ
ルブチニーレン]α・ω−イミノニトリルを収率61%
で得た。
、蒸留してN−ブチル一〔1・1・2・2−テトラメチ
ルブチニーレン]α・ω−イミノニトリルを収率61%
で得た。
(B.p.88〜95℃/1.5mmHg)同様にクロ
トンアルドイミン(すなわちN〔2−ブテニリデン〕−
t−ブチルアミン)を使用した場合には、N−ブチル−
〔1・1・2−トリメチルブテニーレン〕−α・ω−イ
ミノニトリルを収率29%で得た。
トンアルドイミン(すなわちN〔2−ブテニリデン〕−
t−ブチルアミン)を使用した場合には、N−ブチル−
〔1・1・2−トリメチルブテニーレン〕−α・ω−イ
ミノニトリルを収率29%で得た。
Cb.p.88〜92゜c/2詣Hg)実施例 2
実施例1とは反応順序を逆転させた。
すなわちイソブチロニトリルとリチウムジイソプロピル
アミドとを混合した後、β−メチルクロトンアルドイミ
ンを反応させた以外は実施例1と全く同様に操作して、
N−ブチル〔1・1・2・2−テトラメチルーブチニー
レン〕α・ω−イミノニトリルを収率41%で得た。尚
、実施例1、2で得られたα・ω−イミノニトリルは夫
々NMR.MASS.IR等でその構造を確認した。
アミドとを混合した後、β−メチルクロトンアルドイミ
ンを反応させた以外は実施例1と全く同様に操作して、
N−ブチル〔1・1・2・2−テトラメチルーブチニー
レン〕α・ω−イミノニトリルを収率41%で得た。尚
、実施例1、2で得られたα・ω−イミノニトリルは夫
々NMR.MASS.IR等でその構造を確認した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(1)で示される不飽和N−アルキルイミノ
化合物と、一般式(2)で示されるニトリル化合物とを
リチウムジアルキルアミドの存在下に反応させることを
特徴とする一般式(3)で示されるα・ω−イミノニト
リルの製法。 ▲数式、化学式、表等があります▼式(1)▲数式、化
学式、表等があります▼式(2)▲数式、化学式、表等
があります▼式(3)(式中R^1は水素、メチル基、 R^2はメチル基、エチル基、プロピル基、R^3は水
素、メチル基を表す。 )。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51029011A JPS5931499B2 (ja) | 1976-03-17 | 1976-03-17 | α.ω−イミノニトリルの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51029011A JPS5931499B2 (ja) | 1976-03-17 | 1976-03-17 | α.ω−イミノニトリルの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52113923A JPS52113923A (en) | 1977-09-24 |
JPS5931499B2 true JPS5931499B2 (ja) | 1984-08-02 |
Family
ID=12264454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51029011A Expired JPS5931499B2 (ja) | 1976-03-17 | 1976-03-17 | α.ω−イミノニトリルの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931499B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6812186B2 (en) * | 2002-03-27 | 2004-11-02 | Council of Industrial Research | Preparation of new layered double hydroxides exchanged with diisopropylamide for C-C bond forming reactions |
-
1976
- 1976-03-17 JP JP51029011A patent/JPS5931499B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52113923A (en) | 1977-09-24 |
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