JPS5931488Y2 - 自動車用シ−トのシ−トベルト格納構造 - Google Patents
自動車用シ−トのシ−トベルト格納構造Info
- Publication number
- JPS5931488Y2 JPS5931488Y2 JP6804479U JP6804479U JPS5931488Y2 JP S5931488 Y2 JPS5931488 Y2 JP S5931488Y2 JP 6804479 U JP6804479 U JP 6804479U JP 6804479 U JP6804479 U JP 6804479U JP S5931488 Y2 JPS5931488 Y2 JP S5931488Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- backrest
- connecting frame
- fixing plate
- seat belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばリヤシート等にシートベルト用格納部
を形成した自動車用シートに関し、バックレスト本体を
枠組み形成する枠線を利用することにより、シートベル
トの格納空間の形成を簡便にしたものである。
を形成した自動車用シートに関し、バックレスト本体を
枠組み形成する枠線を利用することにより、シートベル
トの格納空間の形成を簡便にしたものである。
従来、この種の自動車におけるシートベルトの格納構造
としては、実公昭４０−３１３１号公報に開示されてい
るように、座席の表部に格納凹所を設け、この格納凹所
の開口部にバネで弾設した開閉蓋板を設けて不使用時に
該凹所に収納したベルトが脱出しないように構造してな
るものが周知である。
としては、実公昭４０−３１３１号公報に開示されてい
るように、座席の表部に格納凹所を設け、この格納凹所
の開口部にバネで弾設した開閉蓋板を設けて不使用時に
該凹所に収納したベルトが脱出しないように構造してな
るものが周知である。
しかしながら、このような従来の格納構造のものでは、
格納スペースが充分に得ることができず、たとえ蓋板に
より巻回格納状態にあるベルトを弾圧してもはみ出す可
能性があるなどの欠点が生じていた。
格納スペースが充分に得ることができず、たとえ蓋板に
より巻回格納状態にあるベルトを弾圧してもはみ出す可
能性があるなどの欠点が生じていた。
この考案は、上記した従来の欠点を解消することを目的
としたもので、その要旨とするところは、バックレスト
本体の平端部前面側に開口するシートベルト格納部を形
成するにあたり、該バックレスト本体を枠組み形成する
前後両枠線間に、前方が開放する連結枠及び固定板を組
込み固定し、かつ該連結枠を間に介して前記前枠線を分
断して連結するとともに、前記連結枠と固定板とで形成
される空間に、間口が前面に開口しかつその奥行をバッ
クレスト本体の後方傾斜に沿って上方に深く形成した形
態からなる収納箱体を配置固定したことを特徴とするも
のである。
としたもので、その要旨とするところは、バックレスト
本体の平端部前面側に開口するシートベルト格納部を形
成するにあたり、該バックレスト本体を枠組み形成する
前後両枠線間に、前方が開放する連結枠及び固定板を組
込み固定し、かつ該連結枠を間に介して前記前枠線を分
断して連結するとともに、前記連結枠と固定板とで形成
される空間に、間口が前面に開口しかつその奥行をバッ
クレスト本体の後方傾斜に沿って上方に深く形成した形
態からなる収納箱体を配置固定したことを特徴とするも
のである。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
第１図に示すように、図中１は自動車のりャシートを構
成するバックレスト本体で、その下端部には、間口が前
面に開口するシートベルト用格納部２が形成されている
。
成するバックレスト本体で、その下端部には、間口が前
面に開口するシートベルト用格納部２が形成されている
。
該格納部２は、第２図に示すように、前記バックレスト
本体１の下端面に間口が前面に向って開口しかつその奥
行をバックレストの後方傾斜に沿って上方に深く形成し
た収納箱体３を挿入配置してなり、該収納箱体３は前記
バンクレスト本体１を枠組み形成する枠線１０の前枠線
１１及び後枠線１２間に組込まれる連結枠４及び固定板
５を介して取付けられている。
本体１の下端面に間口が前面に向って開口しかつその奥
行をバックレストの後方傾斜に沿って上方に深く形成し
た収納箱体３を挿入配置してなり、該収納箱体３は前記
バンクレスト本体１を枠組み形成する枠線１０の前枠線
１１及び後枠線１２間に組込まれる連結枠４及び固定板
５を介して取付けられている。
すなわち、上記収納箱体３を取付げるには、第３図及び
第４図に示すように、バックレスト本体１の下端部に相
当する枠線１０の前枠線１１と後枠線１２との間に、前
方が開放した連結枠４を配置し、かつ該連結枠４の下枠
４ａに固定板５を取付けるとともに、該固定板５を前記
後枠線１２に固定する一方、前記前枠線１１を途中で分
断し、かつ前記後枠線１２とのずれを防ぎながら、前記
連結枠４の上枠４ｂに連結することにより、前方が開放
鳴た空間６を形成し、前記連結枠４の前方の開放された
部分に収納箱体３の開口が位置するようにして、前記空
間６に収納箱体３を挿入する。
第４図に示すように、バックレスト本体１の下端部に相
当する枠線１０の前枠線１１と後枠線１２との間に、前
方が開放した連結枠４を配置し、かつ該連結枠４の下枠
４ａに固定板５を取付けるとともに、該固定板５を前記
後枠線１２に固定する一方、前記前枠線１１を途中で分
断し、かつ前記後枠線１２とのずれを防ぎながら、前記
連結枠４の上枠４ｂに連結することにより、前方が開放
鳴た空間６を形成し、前記連結枠４の前方の開放された
部分に収納箱体３の開口が位置するようにして、前記空
間６に収納箱体３を挿入する。
そして前記固定板５に収納箱体３をリベット７止めする
ことにより、バックレスト本体の下端部に、間口が前面
に開口した格納部２が得られるのである。
ことにより、バックレスト本体の下端部に、間口が前面
に開口した格納部２が得られるのである。
なお、上記連結枠４の上枠４ｂと分断された前枠線１１
とは、Ｃ型クリップにより連結されており、乗員が着座
した際に、後方に撓む前枠線１１と上枠４ｂとがずれな
いように、また連結枠４に対して前枠線１１が多少回動
できるように設けられている。
とは、Ｃ型クリップにより連結されており、乗員が着座
した際に、後方に撓む前枠線１１と上枠４ｂとがずれな
いように、また連結枠４に対して前枠線１１が多少回動
できるように設けられている。
このように、本考案は、バックレスト本体の下端部前面
側に開口するシートベルト格納部を形成するにあたり、
該バックレスト本体を枠組み形成する前後両枠線間に、
前方が開放する連結枠及び固定板を組込み固定し、かつ
該連結枠を間に介して前記前枠線を分断して連結すると
ともに、前記連結枠と固定板とで形成される空間に、間
口が前面に開口位置する収納箱体を配置固定したことを
特徴とし、これによってシートベルトの格納空間をバッ
クレストの下端部に容易に形成することができるなど、
実用性にすぐれた効果を奏するものである。
側に開口するシートベルト格納部を形成するにあたり、
該バックレスト本体を枠組み形成する前後両枠線間に、
前方が開放する連結枠及び固定板を組込み固定し、かつ
該連結枠を間に介して前記前枠線を分断して連結すると
ともに、前記連結枠と固定板とで形成される空間に、間
口が前面に開口位置する収納箱体を配置固定したことを
特徴とし、これによってシートベルトの格納空間をバッ
クレストの下端部に容易に形成することができるなど、
実用性にすぐれた効果を奏するものである。
第１図は本考案に係る自動車用シートの一実施例を示す
説明図、第２図は第１図■−■線における要部拡大断面
図、第３図及び第４図はバックレストを枠組み形成する
枠線を利弔したシートベルト格納空間の組込み構造を示
す要部拡大説明図である。 １・・・・・・バックレスト本体、１０・・・・・・枠
線、１１・・・・・・前枠線、１２・・・・・・後枠線
、２・・・・・・格納部、３・・・・・・収納箱体、４
・・・・・・連結枠、５・・・・・・固定板、６・・・
・・・空間。
説明図、第２図は第１図■−■線における要部拡大断面
図、第３図及び第４図はバックレストを枠組み形成する
枠線を利弔したシートベルト格納空間の組込み構造を示
す要部拡大説明図である。 １・・・・・・バックレスト本体、１０・・・・・・枠
線、１１・・・・・・前枠線、１２・・・・・・後枠線
、２・・・・・・格納部、３・・・・・・収納箱体、４
・・・・・・連結枠、５・・・・・・固定板、６・・・
・・・空間。
Claims (1)
- バックレスト本体の平端部前面側に開口するシートヘル
ド格納部を形成するにあたり、該バックレスト本体を枠
組み形成する前後両枠線間に、前方が開方する連結枠及
び固定板を組込み固定し、かつ該連結枠を間に介して前
記前枠線を分断して連結するとともに、前記連結枠と固
定板とで形成される空間に、間口が前面に開口しかつそ
の奥行をバックレスト本体の後方傾斜に沿って上方に深
く形成した形態からなる収納箱体を配置固定したことを
特徴とする自動車用シートのシートベルト格納構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6804479U JPS5931488Y2 (ja) | 1979-05-21 | 1979-05-21 | 自動車用シ−トのシ−トベルト格納構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6804479U JPS5931488Y2 (ja) | 1979-05-21 | 1979-05-21 | 自動車用シ−トのシ−トベルト格納構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55168453U JPS55168453U (ja) | 1980-12-03 |
| JPS5931488Y2 true JPS5931488Y2 (ja) | 1984-09-06 |
Family
ID=29301927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6804479U Expired JPS5931488Y2 (ja) | 1979-05-21 | 1979-05-21 | 自動車用シ−トのシ−トベルト格納構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931488Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-21 JP JP6804479U patent/JPS5931488Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55168453U (ja) | 1980-12-03 |
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