JPS5931047B2 - 光学機械用羽根 - Google Patents
光学機械用羽根Info
- Publication number
- JPS5931047B2 JPS5931047B2 JP50037511A JP3751175A JPS5931047B2 JP S5931047 B2 JPS5931047 B2 JP S5931047B2 JP 50037511 A JP50037511 A JP 50037511A JP 3751175 A JP3751175 A JP 3751175A JP S5931047 B2 JPS5931047 B2 JP S5931047B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- blades
- shutter
- coil
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B9/00—Exposure-making shutters; Diaphragms
- G03B9/08—Shutters
- G03B9/36—Sliding rigid plate
- G03B9/40—Double plate
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/005—Diaphragms
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
- Diaphragms For Cameras (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光学機械用羽根、特に電磁力で駆動される光学
機械用羽根に関するものである。
機械用羽根に関するものである。
カメラ内部の構造をできるだけ部品の少ない簡単なもの
にすることは、カメラを軽量かつ小型にし、作動を確実
にして故障を少なくするばかりでなく、さらにはコスト
ダウンに寄与するもので、極めて重要であり、カメラの
設計においては常に要望されていることである。
にすることは、カメラを軽量かつ小型にし、作動を確実
にして故障を少なくするばかりでなく、さらにはコスト
ダウンに寄与するもので、極めて重要であり、カメラの
設計においては常に要望されていることである。
カメラ内部の各機構を機械的手段のみによつて作動させ
るのは構造が複雑となり、部品数が増大するばかりでな
く、故障を招く原因ともなるため好ましくない。
るのは構造が複雑となり、部品数が増大するばかりでな
く、故障を招く原因ともなるため好ましくない。
そのため、特に近年では、カメラの作動部の主要部分を
占めるシャッター、絞り等を電気的に制御し、作動させ
ることが注目され、既に周知のように電気回路によつて
制御されるシャッター、絞り等を備えたカメラが多数提
供されている。しかしながら、従来のこの種のカメラに
おいては、電気回路は各部の作動のタイミングを制御す
るだけであつて、実際の駆動はスプリング等の機械力に
よつているのが殆どである。
占めるシャッター、絞り等を電気的に制御し、作動させ
ることが注目され、既に周知のように電気回路によつて
制御されるシャッター、絞り等を備えたカメラが多数提
供されている。しかしながら、従来のこの種のカメラに
おいては、電気回路は各部の作動のタイミングを制御す
るだけであつて、実際の駆動はスプリング等の機械力に
よつているのが殆どである。
すなわち、シャッターセットなどの操作でスプリングカ
を蓄積し、そのスプリングカをロック部材で保持せしめ
ておき、電気回路によつて制御されるソレノイド等によ
つて所望の時にそのロック部材を外し、その蓄積された
スプリングカを解放しその力で作動部材を駆動するよう
になつているのが普通である。このように蓄積されたス
プリングカをソレノイドの作用で解放するようにしたカ
メラにおいては、露出制御は電気回路で行なうことがで
きるものの部材の運動の動力はスプリング等の機械力に
よつているため、機械的力を伝達するための運動伝達機
構が必要とされ、カメラの構造は相当複雑になり、製造
コストも高い。したがつて、部材の運動の駆動力をも電
気的力、特にコイルと永久磁石の組合せ等の電磁力に求
めようとする考えがある。
を蓄積し、そのスプリングカをロック部材で保持せしめ
ておき、電気回路によつて制御されるソレノイド等によ
つて所望の時にそのロック部材を外し、その蓄積された
スプリングカを解放しその力で作動部材を駆動するよう
になつているのが普通である。このように蓄積されたス
プリングカをソレノイドの作用で解放するようにしたカ
メラにおいては、露出制御は電気回路で行なうことがで
きるものの部材の運動の動力はスプリング等の機械力に
よつているため、機械的力を伝達するための運動伝達機
構が必要とされ、カメラの構造は相当複雑になり、製造
コストも高い。したがつて、部材の運動の駆動力をも電
気的力、特にコイルと永久磁石の組合せ等の電磁力に求
めようとする考えがある。
しかしながら、コイルの駆動力はコイルの巻数とコイル
を流れる電流の大きさによつて決定されるため、カメラ
内の限られたスペースに収能される電池等の小電源によ
つて駆動するためにはコイルの巻数を増さねばならず、
したがつてコイルが極めて大きくなるため、従来は実現
困難であつた。
を流れる電流の大きさによつて決定されるため、カメラ
内の限られたスペースに収能される電池等の小電源によ
つて駆動するためにはコイルの巻数を増さねばならず、
したがつてコイルが極めて大きくなるため、従来は実現
困難であつた。
本発明者は以前にこのような現状に鑑みて、カメラ内の
制限されたスペースに配された小さい電源でも大きい電
気的、駆動力を発揮することを可能にする電源回路を発
明し、出願した。(特開昭49−30261号)同発明
はこれによつて、電気的駆動力(コイルの電磁力)でカ
メラ内の作動部材を高速で駆動することを可能にし、カ
メラ内の機械的構造を簡単にし、部品数を減らしてカメ
ラ製作上のコストを大巾に減らすことを目的とするもの
であつた。本発明は前述のようなことに鑑み、上記発明
の電源回路で駆動するのに好適で軽量かつコストの安い
光学機械用羽根を提供することを目的とするものである
。
制限されたスペースに配された小さい電源でも大きい電
気的、駆動力を発揮することを可能にする電源回路を発
明し、出願した。(特開昭49−30261号)同発明
はこれによつて、電気的駆動力(コイルの電磁力)でカ
メラ内の作動部材を高速で駆動することを可能にし、カ
メラ内の機械的構造を簡単にし、部品数を減らしてカメ
ラ製作上のコストを大巾に減らすことを目的とするもの
であつた。本発明は前述のようなことに鑑み、上記発明
の電源回路で駆動するのに好適で軽量かつコストの安い
光学機械用羽根を提供することを目的とするものである
。
すなわち本発明の光学機械用羽根は例えば黒色顔料を含
有せしめて、遮光性を有するようにした熱可塑性樹脂ま
たは熱硬化性樹脂の厚みのほぼ中央にシート状コイル(
プリントコイル等の薄型電磁コイル)を封入してなるこ
とを特徴とするものである。
有せしめて、遮光性を有するようにした熱可塑性樹脂ま
たは熱硬化性樹脂の厚みのほぼ中央にシート状コイル(
プリントコイル等の薄型電磁コイル)を封入してなるこ
とを特徴とするものである。
周知のようにシヤツタ一や絞りは必要に応じて1/50
0秒、1/1000秒というような極めて短い時間だけ
開放する場合があり、このような時のシヤツタ一羽根や
絞り羽根の運動速度は極めて大きい。
0秒、1/1000秒というような極めて短い時間だけ
開放する場合があり、このような時のシヤツタ一羽根や
絞り羽根の運動速度は極めて大きい。
このような高速運動においては羽根の質量による慣性が
シヤツタ一羽根や絞り羽根の速度に影響し、始動時の遅
れや停止時の慣性運動までが問題となる。したがつてシ
ヤツタ一羽根、絞り羽根等の光学機械用羽根(以後単に
羽根と称する)はできる限り軽いのが望ましい。従来の
羽根は厚さ0.04U1程度の鉄鋼又は鉄系合金(ステ
ンレス)等のシートから形成されていて、表面で光が反
射されないように表面に黒色艷消しの塗膜を施してある
のが殆どである。
シヤツタ一羽根や絞り羽根の速度に影響し、始動時の遅
れや停止時の慣性運動までが問題となる。したがつてシ
ヤツタ一羽根、絞り羽根等の光学機械用羽根(以後単に
羽根と称する)はできる限り軽いのが望ましい。従来の
羽根は厚さ0.04U1程度の鉄鋼又は鉄系合金(ステ
ンレス)等のシートから形成されていて、表面で光が反
射されないように表面に黒色艷消しの塗膜を施してある
のが殆どである。
しかしながら、このような従来の金属羽根は、金属性で
あるが故にまた特にシヤツタ一兼用の絞り羽根などの場
合には複数枚の羽根が密接に重なり合つて摺動するため
、各羽根のエツジが鋭い刃物のような作用をして、前記
のような表面の塗膜を削りとつてしまう場合が多い。
あるが故にまた特にシヤツタ一兼用の絞り羽根などの場
合には複数枚の羽根が密接に重なり合つて摺動するため
、各羽根のエツジが鋭い刃物のような作用をして、前記
のような表面の塗膜を削りとつてしまう場合が多い。
この削りとられた塗膜は粉塵となつてレンズの表面に落
下し、フレア一を引き起こしたり、画質を低下させる原
因となつたりする。また金属光沢を消すために、艶消し
塗装をする作業も、1枚1枚の羽根が僅か数10ミクロ
ンの厚みであるために相当困難であり、まだコスト高と
もなる。
下し、フレア一を引き起こしたり、画質を低下させる原
因となつたりする。また金属光沢を消すために、艶消し
塗装をする作業も、1枚1枚の羽根が僅か数10ミクロ
ンの厚みであるために相当困難であり、まだコスト高と
もなる。
更に、金属羽根の場合には、比重が最低でも7.0と相
当大きく、前記のように高速運動の際の質量による慣性
が問題となつていた。
当大きく、前記のように高速運動の際の質量による慣性
が問題となつていた。
特開昭49−84232号にはこのような欠点を除去し
、更に羽根を軽量化するために「非有機質の繊維材料に
、黒色顔料を配合した熱硬化性樹脂液を含浸せしめ、こ
れを硬化処理してなる成形物の表面に艷消し用の微小な
凹凸を設けたことを特徴とする光学機械用羽根」を使用
することが提案されている。
、更に羽根を軽量化するために「非有機質の繊維材料に
、黒色顔料を配合した熱硬化性樹脂液を含浸せしめ、こ
れを硬化処理してなる成形物の表面に艷消し用の微小な
凹凸を設けたことを特徴とする光学機械用羽根」を使用
することが提案されている。
このような合成樹脂製の羽根は軽量であり遮光性を与え
たり、表面に反射が起こらないようにしたりする加工が
簡単であるなどの長所を有している。
たり、表面に反射が起こらないようにしたりする加工が
簡単であるなどの長所を有している。
本発明の羽根はこのような合成樹脂性の羽根の厚みのほ
ぼ中央にシート状コイルを封入して一体的な樹脂成形も
しくは貼合せによるラミネート成形をしたことを特徴と
するものである。
ぼ中央にシート状コイルを封入して一体的な樹脂成形も
しくは貼合せによるラミネート成形をしたことを特徴と
するものである。
前記のように電磁力でシヤツタ一羽根や絞り羽根を高速
で駆動するためには、それらの羽根が機械的に駆動する
時以上に軽量であるのが望ましいのは言うまでもなく、
更に、各羽根の駆動のために各羽根に固定されるコイル
め{羽根の外面に露出していたのでは、羽根どうしや他
の部材との接触時に不都合であるため、このように羽根
内部にコイルを封入した羽根が望ましいのである。以下
図面を参照して本発明の実施例について詳しく説明する
。
で駆動するためには、それらの羽根が機械的に駆動する
時以上に軽量であるのが望ましいのは言うまでもなく、
更に、各羽根の駆動のために各羽根に固定されるコイル
め{羽根の外面に露出していたのでは、羽根どうしや他
の部材との接触時に不都合であるため、このように羽根
内部にコイルを封入した羽根が望ましいのである。以下
図面を参照して本発明の実施例について詳しく説明する
。
第1A図は本発明の光学機械用羽根(以後単に羽根と称
する)に使用されるプリントコイルの1例を示す平面図
、第1B図はそのIB−1B線に沿つた側面図である。
する)に使用されるプリントコイルの1例を示す平面図
、第1B図はそのIB−1B線に沿つた側面図である。
このコイル1は平面状のポリエステルフイルム2上にア
ルミニウム、銅、銀等を5〜10ミクロン厚に真空蒸着
し、写真腐蝕法によつてコイルとしたもので、引出し端
子3,4を有している。
ルミニウム、銅、銀等を5〜10ミクロン厚に真空蒸着
し、写真腐蝕法によつてコイルとしたもので、引出し端
子3,4を有している。
このようなシート状コイルは従来公知であり、どのよう
に製造したものであつても、薄くかつ軽量であればよい
。本発明の羽根は第1Aおよび1B図に示すようなシー
ト状コイルを遮光性を有するプラスチツクシート(厚さ
約50−200ミクロンが望ましい)の厚みのほぼ中央
に位置するように封入し、このコイルに通電することに
よつて羽根自体が磁化されるようにしたことを特徴とす
るものであり、羽根全体の形状は使用目的に応じて変え
ることができる。
に製造したものであつても、薄くかつ軽量であればよい
。本発明の羽根は第1Aおよび1B図に示すようなシー
ト状コイルを遮光性を有するプラスチツクシート(厚さ
約50−200ミクロンが望ましい)の厚みのほぼ中央
に位置するように封入し、このコイルに通電することに
よつて羽根自体が磁化されるようにしたことを特徴とす
るものであり、羽根全体の形状は使用目的に応じて変え
ることができる。
この羽根1を構成するプラスチツクシート2は、ポリア
セタール、ポリカーボネート、ポリエステル等の熱可塑
囲樹脂又はレゾール型フエノール樹脂、キシレン樹脂と
フエノール樹脂の共縮合樹脂、ジアリルフタレート樹脂
、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性
樹脂にカーボンブラツク等の黒色顔料を含有せしめて遮
光性を有するようにしたもので、羽根は多少の剛性を必
要とするため必要に応じて炭素繊維や硬質ゴムなどの繊
維状補強剤を含有せしめる。
セタール、ポリカーボネート、ポリエステル等の熱可塑
囲樹脂又はレゾール型フエノール樹脂、キシレン樹脂と
フエノール樹脂の共縮合樹脂、ジアリルフタレート樹脂
、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性
樹脂にカーボンブラツク等の黒色顔料を含有せしめて遮
光性を有するようにしたもので、羽根は多少の剛性を必
要とするため必要に応じて炭素繊維や硬質ゴムなどの繊
維状補強剤を含有せしめる。
なお、このような羽根の製造方法としては、第1Aおよ
び1B図に示したようなシート状コイルを黒色顔料、繊
維補強剤等を混入したポリマーとともに、この中央に位
置するように射出成形してもよいし、2枚のプラスチツ
クシートの間に挟んでラミネートしてもよいし、その他
従来公知の種種の方法を使用することができるが、0.
05mm〜0.2m程度の厚みにして、できるだけ軽量
にするのが望ましい。
び1B図に示したようなシート状コイルを黒色顔料、繊
維補強剤等を混入したポリマーとともに、この中央に位
置するように射出成形してもよいし、2枚のプラスチツ
クシートの間に挟んでラミネートしてもよいし、その他
従来公知の種種の方法を使用することができるが、0.
05mm〜0.2m程度の厚みにして、できるだけ軽量
にするのが望ましい。
また特にシヤツタ一羽根や絞り羽根として使用する時に
は適当な方法で表面を艶消し処理して使用するのが望ま
しい。
は適当な方法で表面を艶消し処理して使用するのが望ま
しい。
第2,3図に示すのは本発明の1実施例であり、フオー
カルプレンシヤツタ一の先幕または後幕に相当する羽根
に使用されるものである。
カルプレンシヤツタ一の先幕または後幕に相当する羽根
に使用されるものである。
本実施例の羽根10は長方形をしており、第3図に示す
ようにプラスチツクシート11の厚みの中央に第1図に
示すようなシート状コイル12が封入されていて、コイ
ル励磁用の接点13を有している。
ようにプラスチツクシート11の厚みの中央に第1図に
示すようなシート状コイル12が封入されていて、コイ
ル励磁用の接点13を有している。
この羽根10を2枚使用し、一方の羽根を先幕、他方の
羽根を後幕とし、さらに、両羽根の周囲に永久磁石から
なる磁界を設け、遮光状態においた前記一方の羽根に通
電して走行させた後、所望の露出時間に対応した一定時
間経路後、前記他方の羽根に通電して走行させ、再び遮
光状態とすれば、電磁力駆動のフオーカルプレンシヤツ
タ一とすることができる。
羽根を後幕とし、さらに、両羽根の周囲に永久磁石から
なる磁界を設け、遮光状態においた前記一方の羽根に通
電して走行させた後、所望の露出時間に対応した一定時
間経路後、前記他方の羽根に通電して走行させ、再び遮
光状態とすれば、電磁力駆動のフオーカルプレンシヤツ
タ一とすることができる。
また本実施例においては、このようにフオーカルプレン
シヤツタ一の先幕もしくは後幕として使用するために、
羽根全体の形状を長方形としたが、この羽根全体の形状
は使用目的に応じて適当に選択するものである。
シヤツタ一の先幕もしくは後幕として使用するために、
羽根全体の形状を長方形としたが、この羽根全体の形状
は使用目的に応じて適当に選択するものである。
例えば第4図に示す本発明の他の実施例においては矩形
の羽根の一端にくさび状切込みを施し、これを2枚対向
させて使用するようにしている。
の羽根の一端にくさび状切込みを施し、これを2枚対向
させて使用するようにしている。
第4図において本実施例の羽根20は略長方形で一方の
端部にくさび形切欠き21を有し、他方の端部付近に、
接点23,24を有するプリントコイル22を封入して
有している。その他は第1の実施例と全く同様である。
第5図および第6図は本実施例の羽根20を2枚、いわ
ゆるキロチッシャッターのシヤツタ一羽根として使用し
た例を示す平面図および縦断面図である。第5図および
第6図において、第4図に示すような第1、第2のシヤ
ツタ一羽根31,41がシヤツタ一枠30の2本のガイ
ド溝30a,30b(第6図)に別々に摺動自在に挿入
されている。
端部にくさび形切欠き21を有し、他方の端部付近に、
接点23,24を有するプリントコイル22を封入して
有している。その他は第1の実施例と全く同様である。
第5図および第6図は本実施例の羽根20を2枚、いわ
ゆるキロチッシャッターのシヤツタ一羽根として使用し
た例を示す平面図および縦断面図である。第5図および
第6図において、第4図に示すような第1、第2のシヤ
ツタ一羽根31,41がシヤツタ一枠30の2本のガイ
ド溝30a,30b(第6図)に別々に摺動自在に挿入
されている。
この2枚のシヤツタ一羽根31,41は遮光時には第5
図に示すようにリード線を兼ねたバネ32,42によつ
てストツパ一31a,41aに当接せしめられている。
また、第1、第2のシヤツタ一羽根31,41の中に封
入されているプリントコイル33,43とシヤツタ一枠
30の両端部付近に設けられている第1、第2の永久磁
石34,44との間に生ずる磁力で第1のシヤツタ一羽
根31は左方へ、第2のシヤツタ一羽根41は右方へ前
記バネ32,42の力に抗して摺動せしめられるように
なつている。この時両羽根31,41のくさび形の切欠
き31b,41bがフイルムアパーチヤ一FAを開放し
、フイルムを露光する。両羽根31,41の復動すなわ
ち、フイルムアパーチヤ一FAを再閉鎖する動作は前記
バネ32,42の力で行なわ江 このシヤツタ一のシヤ
ツタ一速度は第1、第2のコイル33,43に通電する
時間の長さを変えることによつて制御される。更に高速
のシヤツタ一速度を得るには第1、第2のコイル33,
43に逆極性の電流を流し、復動も電磁力で行なうよう
にすればよい。なお、このシヤツタ一は第1、第2のシ
ヤツタ一羽根31,41の走行する長さを段刀ム等の適
当な手段で変えることによつて、両羽根の端部のくさび
形の切欠き31b,41bが提供する開口の大きさを変
えることができ、これによつてシヤツタ一と絞りを兼用
するようにすることができる。
図に示すようにリード線を兼ねたバネ32,42によつ
てストツパ一31a,41aに当接せしめられている。
また、第1、第2のシヤツタ一羽根31,41の中に封
入されているプリントコイル33,43とシヤツタ一枠
30の両端部付近に設けられている第1、第2の永久磁
石34,44との間に生ずる磁力で第1のシヤツタ一羽
根31は左方へ、第2のシヤツタ一羽根41は右方へ前
記バネ32,42の力に抗して摺動せしめられるように
なつている。この時両羽根31,41のくさび形の切欠
き31b,41bがフイルムアパーチヤ一FAを開放し
、フイルムを露光する。両羽根31,41の復動すなわ
ち、フイルムアパーチヤ一FAを再閉鎖する動作は前記
バネ32,42の力で行なわ江 このシヤツタ一のシヤ
ツタ一速度は第1、第2のコイル33,43に通電する
時間の長さを変えることによつて制御される。更に高速
のシヤツタ一速度を得るには第1、第2のコイル33,
43に逆極性の電流を流し、復動も電磁力で行なうよう
にすればよい。なお、このシヤツタ一は第1、第2のシ
ヤツタ一羽根31,41の走行する長さを段刀ム等の適
当な手段で変えることによつて、両羽根の端部のくさび
形の切欠き31b,41bが提供する開口の大きさを変
えることができ、これによつてシヤツタ一と絞りを兼用
するようにすることができる。
なお、上記実施例においては共にシヤツタ一羽根として
使用した例を示したが、本発明の羽根はその他にも、遮
光羽根、絞り羽根等の光学機械用羽根に使用することが
できるものである。以上詳しく説明したように本発明の
光学機械用羽根はプラスチツクシートの間に薄いシート
状のコイルを封入したものであるから、極めて軽量であ
り、しかもコイルが外部に露出していないから走行時に
他の部材にひつかかる心配もなく、コイルと永久磁石の
組合せによる電磁力で駆動する装置に適している。
使用した例を示したが、本発明の羽根はその他にも、遮
光羽根、絞り羽根等の光学機械用羽根に使用することが
できるものである。以上詳しく説明したように本発明の
光学機械用羽根はプラスチツクシートの間に薄いシート
状のコイルを封入したものであるから、極めて軽量であ
り、しかもコイルが外部に露出していないから走行時に
他の部材にひつかかる心配もなく、コイルと永久磁石の
組合せによる電磁力で駆動する装置に適している。
もちろん、従来金属製であつた羽根をプラスチツク製と
したことによる製造コストの低下その他の効果を期待で
きるのは言うまでもない。
したことによる製造コストの低下その他の効果を期待で
きるのは言うまでもない。
第1Aおよび1B図は本発明の羽根に使用するコイルの
1例を示す平面図および側断面図、第2図は本発明の羽
根の1実施例の平面図、第3図はその一線に沿つた横断
面図、第4図は他の実施例の羽根を示す平面図、第5図
はその羽根を使用したシヤツタ一の例を示す正面図、第
6図はその−線に沿つた断面図である。 1,12,22,33,43・・・・・・コイル、3,
4・・・・・・接点、10,20,31,41・・・・
・・羽根、11・・・・・・プラスチツクシート、13
,23,24・・・・・・接点、21,31b,41b
・・・・・・切欠き、32,42・・・・・・リード線
を兼ねたバネ。
1例を示す平面図および側断面図、第2図は本発明の羽
根の1実施例の平面図、第3図はその一線に沿つた横断
面図、第4図は他の実施例の羽根を示す平面図、第5図
はその羽根を使用したシヤツタ一の例を示す正面図、第
6図はその−線に沿つた断面図である。 1,12,22,33,43・・・・・・コイル、3,
4・・・・・・接点、10,20,31,41・・・・
・・羽根、11・・・・・・プラスチツクシート、13
,23,24・・・・・・接点、21,31b,41b
・・・・・・切欠き、32,42・・・・・・リード線
を兼ねたバネ。
Claims (1)
- 1 ほぼ一様な厚さを有する遮光性プラスチックシート
と、該プラスチックシートの厚みの中央に位置するよう
に該プラスチックシート内に封入されたシート状コイル
からなる光学機械用電磁駆動羽根。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50037511A JPS5931047B2 (ja) | 1975-03-28 | 1975-03-28 | 光学機械用羽根 |
US05/667,418 US4024552A (en) | 1975-03-28 | 1976-03-16 | Electromagnetically driven optical blade |
DE19762612121 DE2612121A1 (de) | 1975-03-28 | 1976-03-22 | Optische lamelle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50037511A JPS5931047B2 (ja) | 1975-03-28 | 1975-03-28 | 光学機械用羽根 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51113620A JPS51113620A (en) | 1976-10-06 |
JPS5931047B2 true JPS5931047B2 (ja) | 1984-07-31 |
Family
ID=12499547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50037511A Expired JPS5931047B2 (ja) | 1975-03-28 | 1975-03-28 | 光学機械用羽根 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4024552A (ja) |
JP (1) | JPS5931047B2 (ja) |
DE (1) | DE2612121A1 (ja) |
Families Citing this family (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4443743A (en) * | 1978-10-05 | 1984-04-17 | Mcdonnell Douglas Corporation | Two axis actuator |
DE3003462C2 (de) * | 1979-01-31 | 1987-03-26 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Elektrodynamischer Antrieb für einen Verschluß einer Kamera |
JPS55120019A (en) * | 1979-03-12 | 1980-09-16 | Mamiya Koki Kk | Moving coil device for camera |
JPS55120018A (en) * | 1979-03-12 | 1980-09-16 | Mamiya Koki Kk | Electromagnetic driving device for camera |
JPS5636631A (en) * | 1979-09-03 | 1981-04-09 | Canon Inc | Rotor of electromagnetic drive shutter |
EP0039712B1 (en) * | 1979-10-18 | 1986-09-03 | BURROUGHS CORPORATION (a Delaware corporation) | Flat-coil actuator array for multi-head disk drive |
US4318145A (en) * | 1979-10-18 | 1982-03-02 | Burroughs Corporation | Multiple-transducer/actuator array |
US4490635A (en) * | 1980-09-24 | 1984-12-25 | Quantum Corporation | Pure torque, limited displacement transducer |
US4333722A (en) * | 1980-12-22 | 1982-06-08 | Eastman Kodak Company | Method of controlling electromagnetic actuator in a camera, and actuator controllable thereby |
US4338009A (en) * | 1981-06-08 | 1982-07-06 | Eastman Kodak Company | Bistable actuating mechanism for optical apparatus |
US4514064A (en) * | 1981-11-04 | 1985-04-30 | Copal Company Limited | Electromagnetic shutter |
US4384778A (en) * | 1981-11-09 | 1983-05-24 | Eastman Kodak Company | Integral, planar electromagnetic camera element/actuator |
US4415251A (en) * | 1982-01-21 | 1983-11-15 | Polaroid Corporation | Camera shutter having bobbin driven blades |
US4413895A (en) * | 1982-03-22 | 1983-11-08 | Eastman Kodak Company | Electromagnetic actuator having a compliant armature |
US4408857A (en) * | 1982-03-22 | 1983-10-11 | Eastman Kodak Company | Method and circuit for controlling an electromagnetic actuator in photographic apparatus |
US4458227A (en) * | 1982-04-12 | 1984-07-03 | Polaroid Corporation | Electromagnetic actuators |
US4497557A (en) * | 1982-06-25 | 1985-02-05 | Polaroid Corporation | Electromagnetic shutter mechanism |
US4514065A (en) * | 1982-07-19 | 1985-04-30 | Polaroid Corporation | Thin blade members having magnetic repelling forces therebetween |
JPS5924833A (ja) * | 1982-08-02 | 1984-02-08 | Hitachi Ltd | 電磁駆動シヤツタ |
US4760294A (en) * | 1982-09-13 | 1988-07-26 | Hansen Thomas C | Linear motor with independently controlled coils |
US4531820A (en) * | 1983-06-22 | 1985-07-30 | Polaroid Corporation | Electromagnetic actuator generating equal and opposing force vectors |
US4558938A (en) * | 1983-12-28 | 1985-12-17 | Polaroid Corporation | Twin rotatable electromagnetically driven blade mechanism |
US4621916A (en) * | 1983-12-28 | 1986-11-11 | Polaroid Corporation | Magnetic positioning and contouring of a blade mechanism |
US4558937A (en) * | 1984-02-06 | 1985-12-17 | Polaroid Corporation | Electromagnetic blade mechanism |
US4724452A (en) * | 1986-11-03 | 1988-02-09 | Eastman Kodak Company | Shutter |
US5606387A (en) * | 1996-04-03 | 1997-02-25 | Eastman Kodak Company | Electromagnetic camera shutter with a conductive strip on the blade and a permanent magnet aperture |
US5608484A (en) * | 1996-04-04 | 1997-03-04 | Eastman Kodak Company | Electromagnetic camera shutter |
US5828920A (en) * | 1996-04-23 | 1998-10-27 | Eastman Kodak Company | Translational electromagnetic camera shutter for variable aperture applications |
DE60026786D1 (de) * | 1999-05-03 | 2006-05-11 | Elop Electrooptics Ind Ltd | Optische Abtasteinrichtung |
US6226116B1 (en) * | 1999-11-30 | 2001-05-01 | Eastman Kodak Company | Magnetic micro-shutters |
US6313937B1 (en) | 1999-11-30 | 2001-11-06 | Eastman Kodak Company | Electrically actuated magnetic micro-shutters |
EP1403882B1 (en) * | 2002-09-03 | 2012-06-13 | Rigaku Corporation | Parabolic mirror and movable X-ray source for obtaining parallel x-ray beams having different wavelengths |
US6857751B2 (en) * | 2002-12-20 | 2005-02-22 | Texas Instruments Incorporated | Adaptive illumination modulator |
WO2008120195A1 (en) * | 2007-03-30 | 2008-10-09 | Opgal Optronic Industries Ltd. | Electromagnetic shutter for imaging sensors |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3092002A (en) * | 1960-09-23 | 1963-06-04 | Frenk Helmuth | Shutter for photographic apparatus |
US3191516A (en) * | 1961-05-11 | 1965-06-29 | Beckman & Whitley Inc | Quick acting shutter |
GB1093779A (en) * | 1965-08-21 | 1967-12-06 | Rover Co Ltd | Electro-mechanical transducer |
SE331788B (ja) * | 1969-06-06 | 1971-01-11 | Hasselblad |
-
1975
- 1975-03-28 JP JP50037511A patent/JPS5931047B2/ja not_active Expired
-
1976
- 1976-03-16 US US05/667,418 patent/US4024552A/en not_active Expired - Lifetime
- 1976-03-22 DE DE19762612121 patent/DE2612121A1/de not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51113620A (en) | 1976-10-06 |
US4024552A (en) | 1977-05-17 |
DE2612121A1 (de) | 1976-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5931047B2 (ja) | 光学機械用羽根 | |
JPS5931046B2 (ja) | 光学機械用羽根 | |
US4051499A (en) | Linear motor-driven focal plane shutter | |
US5706120A (en) | Device for controlling an amount of light allowed to reach a photosensitive surface | |
US6565270B2 (en) | Light quantity controller and camera system including the same | |
JPS58118628A (ja) | 電磁制御シヤツタ− | |
US4514065A (en) | Thin blade members having magnetic repelling forces therebetween | |
JP2002090801A (ja) | 光量制御装置 | |
JP6693753B2 (ja) | 羽根駆動装置、フォーカルプレンシャッタ、及び撮像装置 | |
US20020034390A1 (en) | Light quantity controller | |
JP4204311B2 (ja) | 光量調節装置 | |
JP4954553B2 (ja) | 光量調節装置及びカメラ | |
US3124049A (en) | Automatic exposure control for camera | |
US4497557A (en) | Electromagnetic shutter mechanism | |
US4643553A (en) | Electro-magnetically driven shutter | |
JPH03231723A (ja) | シャッター | |
US4322152A (en) | Electromagnetic release mechanism | |
JP6595830B2 (ja) | 羽根駆動装置および羽根駆動装置を備えた光学機器 | |
US3673942A (en) | Camera shutter | |
JPS6158012B2 (ja) | ||
JPH0326508Y2 (ja) | ||
JP2005080493A (ja) | 駆動装置、光量調節装置及び撮影装置 | |
JP2007017581A (ja) | シャッタ装置 | |
JPH03107832A (ja) | 電磁駆動露光量調節装置 | |
JPH0810309B2 (ja) | 電動式露光調整装置 |