JPS5931040Y2 - コンデンサ式x線装置 - Google Patents

コンデンサ式x線装置

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JPS5931040Y2
JPS5931040Y2 JP13597378U JP13597378U JPS5931040Y2 JP S5931040 Y2 JPS5931040 Y2 JP S5931040Y2 JP 13597378 U JP13597378 U JP 13597378U JP 13597378 U JP13597378 U JP 13597378U JP S5931040 Y2 JPS5931040 Y2 JP S5931040Y2
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JP
Japan
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circuit
voltage
charging
control circuit
signal
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JP13597378U
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JPS5551869U (ja
Inventor
彬 瀧下
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株式会社日立メデイコ
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は三極X線管制御回路等の異状発生による過大
X線量の照射及び装置部品の焼損等を防止するために、
三極X線管のグリッドバイアス電圧を検出してその検出
信号をもって充放電制御回路を制御するようになしたコ
ンデンサ式X線装置の改良に関するものである。
コンデンサ式X線装置は、予め高圧コンデンサに電荷を
蓄え、その電荷をX線管を通じて放電することによりX
線を放射する装置であるが、三極X線管を制御する回路
が高電圧回路に接続されていることから高電圧回路に発
生する異状電圧の影響を受は易く、又部品点数が多いた
め他の部品に比べて故障率が高いという問題点がある。
ところが、この故障の大半は三極X線管のグリッドバイ
アス電圧が発生しないことから生じるもので、その状態
が充電開始前に生じると内部の半導体素子、或いは電源
トランスの焼損を招く恐れがあり、放電開始前に生じる
と過大線量のX線を被検者に照射することになる。
この考案はかかる欠点を有するコンデンサ式X線装置を
改良したもので、以下にその一実施例を示した図面に基
いて詳述する。
1は外部電源に接続され装置各部に規定の電圧を供給す
る調整器付変圧器、2は充電信号C1によりオンオフ制
御され、高電圧発生装置3に電圧を供給する充電スイッ
チ、高電圧発生装置3は高電圧変圧器、高電圧コンテ゛
ンサ、及び整流素子等からなり、倍電圧結線方式或いは
コツクロフトワルトン結線方式を用いて入力端子a、l
)より印加される電圧を高圧直流電圧に変換し端子c、
dより出力してX線管に印加する。
4は陽極eフイラメントf及びグリッドgからなる三極
X線管、5は端子り、iより供給される電圧を絶縁変圧
器を介して昇圧し且つ直流変換し、端子j、kに前記三
極X線管4のグリッドバイアス電圧(約−2000V)
を発生し、端子lより入力する放電信号D1によって前
記バイアス電圧をゼロにし、端子mより入力する放電停
止信号でオン(−2000■)にする三極X線管制御回
路、6はX線管電流を高電圧発生装置3の低圧側で測定
し、その電流量が一定値に達すると前記放電停止信号D
2を発生するmAs(ミIJアンペア×秒)制御回路、
7は端子n、oより供給される電圧を降圧して端子p、
qにフィラメント電圧を発生する絶縁変圧器から戊るX
線管フィラメント加熱変圧器、8は放電停止信号D2に
より抵抗値を変え前記X線管フィラメント加熱変圧器で
発生するフィラメント電圧を予熱の状態から規定のフィ
ラメント電圧とする加熱の状態に切換する可変抵抗素子
、9は高電圧発生装置で発生する高電圧を測定し、あら
かじめ設定した電圧に達すると充電値正信号C2を発生
する自動充電停止回路、14はグリッドバイアス検出回
路で三極前制御回路5で発生するグリッドバイアス電圧
を端子r、sより入力して検出し、低圧側出力端子■よ
り充電・放電準備完了信号Rを発し充電制御回路12、
及び放電制御回路13にその信号Rをそれぞれ入力させ
る。
12は上記準備完了信号Rが与えられているときのみ充
電釦を押して発する充電信号S1の入力が可能で充電信
号を発生し充電停止信号C2で信号を停止する充電制御
回路、13は前記同様準備完了信号Rが与えられている
ときのみ放電釦を押して発する放電信号S3の入力が可
能で、一度放電信号S3が入力すれば以後の準備完了信
号の有無に関係なく第1段階として放電信号D2を発し
、第2段階で放電信号D1を発生する放電制御回路であ
る。
以上による本考案のコンデ゛ンサ式X線装置の動作を以
下に説明する。
電源変圧器1を外部電源に接続すると、三極X線管制御
回路5は三極X線管4のグリッドバイアス電圧を発生し
、それを三極X線管4に印加し、三極X線管4を管電流
阻止状態に付勢し、又可変抵抗素子8を介して電圧を与
えるX線管フィラメント加熱変圧器7は予熱の状態のフ
ィラメント電圧を発生しX線管フィラメントを予熱の状
態にする。
次に充電釦を押すと発生する充電信号S1により充電制
御回路12は充電信号C1を発生し、その信号C1をス
イッチ素子2に入力することにより同素子を導通状態と
して、高電圧発生装置3への電圧の供給を開始する。
高電圧発生装置3は電圧の供給を受けて高圧コンデンサ
の充電を開始し、次第にその電圧を上昇させる。
この電圧は図示していないが一般に充電電圧計で直続す
るようになっておりその値を読みとり希望する電圧に達
すると充電停止釦を押し、それによって発生する充電停
止信号S2により充電を停止するか、又は自動充電停止
回路9のあらかじめ設定した電圧に達すると充電停止信
号C2により充電を停止する。
前記高電圧発生装置3で発生した高電圧で二極X線管4
を付勢して、X線放射開始前の状態にする。
グリッドバイアス電圧検出回路14はたとえば第2図に
示すような回路構成を有する。
図示構成の回路において、入力端子r、sは三極X線管
制御回路5の端子j、kに接続され、そのバイアス電圧
は抵抗R1,R2を通じて接続されたツェナーダイオド
ZD1の両端子間に電圧E□を発生する。
−前端子t、uに入力する電圧を絶縁トランスTによっ
て降圧し整流回路Xによって整流して得られる電源電圧
はR2に設定される。
ここでEl>R2とすることによりトランジスタTr1
は逆電位に付勢されて不導中となり、従ってそのコレク
タ電流をベース電流とするトランジスタTr2も不導中
となる。
トランジスタTr2はホトカプラ15の発光ダイオード
LEDと並列に接続され直流電源Eに接続されると共に
、前記の状態で電流は発光ダイオードLEDを発光させ
る。
次にグリッドバイアス電圧が発生しない場合はR2>E
l=Oとなり、トランジスタTr1及びTr2は導通と
なり、発光ダイオードLEDは消光する。
発光ダイオードLEDの発光は光導体で低圧側に配置し
たホトトランジスタPTで受光しその検出電流を準備完
了信号Rとして上記光。
放電制御回路12.13にそれぞれ与えられる。
充電制御回路12に上記準備完了信号Rが与えられると
始めて充電を可能とし、又放電制御回路13は充電信号
S3を与える以前準備完了信号Rが与えられていて始め
て放電制御する。
反対に装置の異状でバイアス電圧が発生しない場合には
、準備完了信号Rがオフで各制御回路に与えられないこ
とから、充、放電制御は不能となる。
以上のように本考案によるコンテ゛ンサ式X線装置は三
極X線管制御装置の故障又はグリッドバイアス回路の短
絡等によりグリッドバイアス電圧が零となった場合、充
電においては装置回路素子の保護を行い、又放電におい
ては過大X線量を被検者に照射する心配がなくなる等の
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示すブロックタイヤダラム、第
2図はグリッドバイアス電圧検出回路の詳細図である。 12・・・・・・充電制御回路、13・・・・・・放電
制御回路、14・・・・・・グリッドバイアス電圧検出
回路、15・・・・・・ホトカブラ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)三極X線管のグリッド回路に接続された三極X線
    管制御回路と、この制御回路により上記グリッド回路に
    供給されるグリッドバイアス電圧を検出してグリッドバ
    イアス検出信号を発生するグリッドバイアス検出回路と
    、このグリッドバイアス検出信号が入力した状態におい
    てのみ充電信号を出力して充電を可能にする充電制御回
    路と、放電制御を行なう前に上記グリッドバイアス検出
    信号が与えられた状態においてのみ三極X線管のフィラ
    メントを規定の電圧で点火する放電信号の発生を可能に
    する放電制御回路とで構成されたコンデンサ式X線装置
    において、上記グリッドバイアス検出回路が、上記グリ
    ッド回路への三極X線管制御回路の出力を入力とする入
    力端子間に接続されたツェナーダイオードと、所定の基
    準電圧を発生する直流電源装置と、上記ツェナーダイオ
    ードの両極間の電圧と上記基準電圧との電圧差によって
    動作するスイッチング回路と、このスイッチング回路の
    動作により制御されて上記グリッドバイアス検出信号を
    出力する出力手段とで構成されていることを特徴とする
    コンデンサ式X線装置。
  2. (2)前記直流電源装置が、−次側がX線装置の主変圧
    器の二次側に接続された絶縁変圧器と整流回路とからな
    り、前記スイッチング回路がトランジスタ回路からなり
    、前記出力手段がホトカプラよりなることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のコンデンサ式X線
    装置。
JP13597378U 1978-10-02 1978-10-02 コンデンサ式x線装置 Expired JPS5931040Y2 (ja)

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JPS5551869U JPS5551869U (ja) 1980-04-05
JPS5931040Y2 true JPS5931040Y2 (ja) 1984-09-03

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