JPS5930629Y2 - 直流高電圧発生装置 - Google Patents

直流高電圧発生装置

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JPS5930629Y2
JPS5930629Y2 JP11173878U JP11173878U JPS5930629Y2 JP S5930629 Y2 JPS5930629 Y2 JP S5930629Y2 JP 11173878 U JP11173878 U JP 11173878U JP 11173878 U JP11173878 U JP 11173878U JP S5930629 Y2 JPS5930629 Y2 JP S5930629Y2
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JP
Japan
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high voltage
shield
shield body
voltage generator
bodies
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JP11173878U
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JPS5529941U (ja
Inventor
隆 村岡
俊樹 中村
Original Assignee
日新電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、整流回路とケースとの間の絶縁耐力向上用
のシールド体を、はぼ半円状とするとともに、シールド
体の端末部をほぼ半球状とし、シールド体を、絶縁耐力
の低下を招くことなく配設し、シールド体の材料費の半
減を図るとともに、整流回路を構成する整流素子の交換
等の作業性を向上させた直流高電圧発生装置に関する。
一般に、直流高電圧発生装置は、第1図に示すように、
接地されたケース1内に、複数個の整流回路2を縦続接
続して直流高電圧発生部3を構成し、各整流回路2の近
傍周囲に、シールド体4゜4′を配設し、そのシールド
体4,4′によす、各整流回路2の近傍の電界緩和を行
ない、整流回路2とケース1との間の絶縁耐力の向上を
図っている。
なお、5は整流回路2の各整流素子が載置された整流デ
ツキであり、隣接する整流デツキ5,5間には、整流回
路2の発生電圧に対応する電位差か生じている。
また、6は直流高電圧発生部3の上部に形成された高圧
充電部である。
ところで、従来のシールド体4,4′の配設手段は、整
流回路2の近傍周囲において、2個ずつの半円状のシー
ルド素体4a、4a’を、それぞれ一端部をリード線l
をもって電気的に接続して円環状のシールド体4,4′
を形成するとともに、そのシールド体4,4′の開口部
7,7′が重なり合わないように整流回路2の近傍全周
に亘って配設し、下方のシールド体4が整流回路2の発
生電圧の1の電位に、上方のシールド体4′が発生電圧
の各誘電位にそれぞれ電位固定されている。
たとえば、整流回路2の発生電圧が8Eの場合、下方の
シールド体4が2Eに、上方のシールド体4′が6Eに
それぞれ電位固定されている。
したがって、前記従来例は、整流回路2の全周に亘って
2個のシールド体4,4′が配設されているため、整流
デツキ5,5間の空間が狭くなり、手先すら入らず、整
流素子の取り替えの際、シールド体4,4′を取外さね
ばならず、作業性が悪い。
また、シールド素体4a、4a’の一端部を電気的に接
続して円環状のシールド体4,4′を構成するため、も
う一方の開口部7,7′も電気的に接続してしまう作業
ミスが生じやすい。
この考案は、以上の点に留意してなされたものであり、
つぎにこの考案を、第1図および1実施例を示した第4
図以下の図面とともに詳細に説明する。
ケース1内に、複数個の整流回路2を縦続接続して直流
高電圧発生部3を構成し、各整流回路2の近傍周囲に、
複数個のシールド体4,4′を配設した直流高電圧発生
装置において、各シールド体4.4′をほぼ半円状とす
るとともに、シールド体4.4′の端末部4b、4b’
をほぼ半球状とし、第4図ないし第6図に示すように、
2個のシールド体4,4′を、上下方向において、隣接
するシールド体4,4′の端末部4b、4b’を端末部
4b、4b’の球面半径Rの2倍以上の距離Lオーバラ
ップさせて円環状とし、各々整流回路2のほぼ半周に亘
って配設し、低電位の整流素子に対応する下方のシール
ド体4を、整流回路2の発生電圧の上の電位(たとえば
2B)に、高電位の整流素子に対応する上方のシールド
体4′を発生電圧の冬の電位(たとえば6E)に、それ
ぞれ電位固定する。
なお、第5図におけるRfは整流要素を示す。
したがって、前記実施例において、シールド体4.4′
の端末部4b、4b’がオーバラップしているため、両
端末部4b、4b’間に電界が集中せず、部分的絶縁破
壊を起すこともなく、従来と同様に、シールド4,4′
により、ケース1と整流回路2との間の絶縁耐力の向上
が図られている。
また、はぼ半周しかシールド体4,4′が配置されてい
ないため、整流デツキ5,5間に空隙が生じ、シールド
体4,4′を取外すことなく、整流素子Rfの交換等を
行なうことができる。
さらに、従来のように、シールド素体4a、4a’を電
気的に接続する作業がないため、シールド体4,4′を
電気的に円環状に接続する危険がない。
なお、前記実施例は、2個のシールド体4,4′により
、整流回路2の近傍の電界緩和を行なっているが、3個
以上のシールド体を配設する際は、前記と同様に、隣接
する端末部を、上下方向において端末部の球面半径の2
倍以上オーバラップするようにすれば、この考案の効果
を得ることができる。
以上のように、この考案の直流高電圧発生装置によると
、シールド体をほぼ半円状にするとともに、各シールド
体の端末部をほぼ半球状とし、各シールド体を、上下方
向において隣接するシールド体の端末部を端末部の球面
半径の2倍以上オーバラップさせて円環状に配設するこ
とにより、絶縁耐力の低下を招くことなく、シールド体
の材料費を半減することができ、また、整流回路を構成
する整流素子の交換等の作業性を向上することができ、
さらに、作業工程も削減でき、それにともなって作業ミ
スをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は直流高電圧発生装置の概略断面図、第2図およ
び第3図は従来のシールド体部の配置説明図および要部
正面図、第4図以下の図面はこの考案の直流高電圧発生
装置の1実施例を示し、第4図はシールド体部の配置説
明図、第5図は要部平面図、第6図は要部正面図である
。 1・・・・・・ケース、2・・・・・・整流回路、3・
・・・・・直流高電圧発生部、4 、4’・・・・・シ
ルード体、4b、4b’・・・・・・端末部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内に、複数個の整流回路を縦続接続して直流高電
    圧発生部を構成し、前記各整流回路の近傍周囲に、複数
    個のシールド体を配設した直流高電圧発生装置において
    、前記各シールド体をほぼ半円状とするとともに、前記
    各シールド体の端末部をほぼ半球状とし、前記各シール
    ド体を、上下方向において隣接するシールド体の端末部
    を前記端末部の球面半径の2倍以上オーバラップさせて
    円環状に配設した直流高電圧発生装置。
JP11173878U 1978-08-14 1978-08-14 直流高電圧発生装置 Expired JPS5930629Y2 (ja)

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JP11173878U JPS5930629Y2 (ja) 1978-08-14 1978-08-14 直流高電圧発生装置

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JP11173878U JPS5930629Y2 (ja) 1978-08-14 1978-08-14 直流高電圧発生装置

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JPS5529941U JPS5529941U (ja) 1980-02-27
JPS5930629Y2 true JPS5930629Y2 (ja) 1984-08-31

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ID=29059877

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JPS5529941U (ja) 1980-02-27

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