JPS5930333A - 無線回線設定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数のチャネルを使用することができる移動
局と固定局間における通話回線を設定するための無線回
線設定方法ｌこ関する。

従来のこの種回線設定方法は，第１図に示すように，移
動局１と固定局２間の回線設定を行なうために、他の移
動局１．１’，固定局２，２′間等で使用中の周波数を
すべて把握管理する制御部ＣＯＮＴを設けて、例えば他
の移動局１′と固定局２′間で周波数ｆ２が使用されて
いるときは、移動局１と固定局２間には周波数ｆ，を割
当てるようにしている。別の移動局．固定局間で周波数
ｆ，が使用されている場合であっても，距離が遠くて相
互に干渉を受けないような場合は，移動局１と固定局２
間に周波数ｆ１を割当てることもできる。このような従
来方式では周波数の管理が一元化されているため容易に
回線設定が可能である。しかし、例えばコードレス電話
機のように，相互に独立した２つの無線系を近接して設
置するような場合には，共通の制御部を設置することが
できないため相互に干渉妨害を与えるという欠点がある
。例えば隣家でそれぞれコードレス電話機を設置する場
合には管理者が異なるため共通制御部を設置することが
できない。たとえ、共通制御部を設置したとしても、新
しいコードレス電話機を設置するたびに連絡回線を設け
、かつ制御部の容量を増加させ名必要があるため、実行
が困難である。

本発明の目的は、上述の従来の欠点を解決し、共通の制
御部を設けないで、移動局と固定局間で使用チャネルを
決定することが可能な無線回線設定方法を提供すること
にある。

本発明の無線回線設定方法は、移動局および固定局間で
通話可能な複数の無線チャネルを移動局および固定局で
それぞれ常時モニタして使用中でない空チヤネル番号を
それぞれ記憶しておき、発呼時には１発呼側の記憶した
上記空チヤネル番号を制御チャネルによって他方へ通知
し１着側では該通知された空チヤネル番号を自己が記憶
している空チヤネル番号と照合して共通に使用できる１
つのチャネルを選定したのち、前記制御チャネルを使用
して発呼側へ通知し、該選定された無線・チャネルによ
って移動局と固定局間の無線回線を設定することを特徴
とする。

次に、本発明について、図面を参照して詳細に説明する
。

第２図は１本発明の方法の実施に適した移動局および固
定局の構成の一例を示すブロック図である。すなわち、
移動局１および固定局２は、制御回路３．シンセサイザ
４．メモリ５．送信機６゜制御用受信機７１通信用受信
機８．電話機９を備えている。固定局２は電話機９の代
りに電話線ｌＯに接続される場合もある。今、移動局１
と固定局２間にはＮチャネルの電波が割当てられていて
、任意のチャネルを使用できるものとする。ただし、他
の移動局固定局間で現在使用中のチャネルを使用すれば
相互に干渉妨害を与えることになる。移動局１は、待期
中は常時上記Ｎチャネルを順番に（例えば無定位循環方
式により）モニタしている。すなわち１通信用受信機８
をレベルモニター用として使用し、シンセサイザ４の周
波数を順次循環的に切替えることにより、各チャネルの
受信レベルを制御回路３に送り、制御回路３は受信レベ
ルが規定値より低いチャネル番号をメモリ５に記録する
。これらのチャネルを使用したときは、少くとも下りチ
ャネルによる妨害を受けることはない。チャネル番号は
、シンセサイザ４から制御回路３に送られる周波数又は
チャネル番号信号によって知ることができる。メモリ５
に記録できる空チヤネル番号の数は最大ｎ（≦Ｎ）であ
るとする。ｎの大きさは、大きい程よいが、最低限ｌチ
ャネルは移動局ｌと固定局２間で共通に空チャネルとし
て記録されていないと１通話チャネルを設定できない。

従って割当てチャネル数Ｎと呼損との見合いで決定する
が、具体的にはゾーンの繰返し数等とも関連するため個
々の方式設計によって適宜選定される。従って、移動局
ｌのメモリ５には、現在の空チヤネル番号が０〜ｎ個記
憶されている。

一方、固定局２も、上記同様の動作により現在の空チヤ
ネル番号をメモリ５内に記憶している。

このチャネルによっては、少くとも上りチャネルが妨害
を受けることはない。ただし、移動局ｌと設置位置が異
なるため伝搬損失の差等により、空チヤネル番号は移動
局のそれとは一部異なること（５） がある。すなわち、移動局１では一定レベル以下の電波
も固定局２では一定レベル以上で受信されることがあり
、またその逆もあり得るから、移動局の検出した空チヤ
ネル番号と、固定局の検出した空チヤネル番号とは必ず
しも一致しない。

今、例えば移動局ｌから固定局２に通話したい場合は、
移動局ｌで電話機９のフックをあげると。

メモリ５に記録されている空チヤネル番号（Ｏ〜ｎ）と
移動局１の電話機番号ＩＤが送信機６から制御チャネル
を使用して送信される。固定局２では制御用受信機７で
常時制御チャネルをモニタしている。そして、制御用受
信機７は、上記電話機番号ＩＤを検出したときのみ動作
するように制御回路３によって制御されていて、このＩ
Ｄを検出すると移動局１から送られた空チヤネル番号を
制御回路３を介してメモリ５に送る。そして、制御回路
３は、あら力１じめメモリ５に記録した空チヤネル番号
と上記空チヤネル番号とを比較し、一致するチャネル番
号を１つ選定し、該チャネルを通話チャネルとする。そ
して、送信機６から制御チ（６） ヤネルによって移動局１の電話機番号ＩＤと上記通話チ
ャネル番号を送信する。移動局１は制御用受信機７でそ
れを受信して１通信用受信機８および送信機６を該チャ
ネルｌこ設定する。また、固定局２においても同様に上
記チャネルに通信用受信機８および送信機６を設定する
。すなわち、該チャネルにより無線回線が設定され、電
話機９は電話線１０と接続される。なお、固定局２は、
上述のチャネル番号比較により共通の空チヤネル番号が
得られなかったときは、送信機６から移動局１の電話機
番号ＩＤとビジー信号を送出し、移動局ｌはこれを受信
して電話機９にビジートーンを送出する。固定局２から
移動局１に対して発呼する場合でも同様な動作により回
線設定が可能である。

上述において、移動局１と固定局２間の電波形式（例え
ば変調方式、符号化方式等）は何を用いてもよい。また
、移動局１の電話機番号ＩＤと、固定局２の電話機番号
（又は識別番号）ＩＤとは。

移動局ｌと固定局２とが１対１である場合は、同一の番
号であっても良いが、固定局２が複数の移（７） 動局１と接続される場合には、それぞれにすべて異なる
電話機番号（識別番号）ＩＤを定めておくことζこより
各端末を識別することができる。

また、制御用受信機７を設けないで、通信用受信機８を
使用して制御用チャネルを間欠的にモニタするようにす
ることも可能である。

以上のように１本発明においては、移動局と固定局でそ
れぞれ別個に干渉波の検出を行なっていて、いずれ−ど
も干渉波が検出されない空チャネルによって通話チャネ
ルを設定する方法を採用したから、近傍に存在する他の
移動局、固定局がどのように配置されていても、干渉妨
害を受けない通話チャネルを設定できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の無線回線設定方法の一例を示す図、第２
図は本発明の無線回線設定方法の実施に適した移動局お
よび固定局の構成の一例を示すブロック図である。 図において、１．１′・・・移動局、　２　、２’・・
・固定局。 ３・・・制御回路、４・・・シンセサイザ％　５・・・
メモリ。 （８） ６・・・送信機、７・・・制御用受信機、８・・・通信
用受信機、９・・・電話機、１０・・・電話線。 出願人日本電信電話公社 代理人　弁理士　住　１）俊　宗 （９） 第１図 第２図 ノ　　／

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 移動局および固定局間で通話可能な複数の無線チャネル
   を移動局および固定局でそれぞれ常時モニタして使用中
   でない空チャネル番号をそれぞれ記憶しておき、発呼時
   には，発呼側の記憶した上記空チャネル番号を制御チャ
   ネル６こよって他方へ通知し、着側では該通知された空
   チャネル番号を自己が記憶している空チャネル番号と照
   合して共通に使用できる１つのチャネルを選定したのち
   ，前記制御チャネルを使用して発呼側へ通知し，該選定
   された無線チャネルによって移動局と固定局間の無線回
   線を設定することを特徴とする無線回線設定方法。