JPS5930317B2 - パタ−ンニンシキホウシキ - Google Patents

パタ−ンニンシキホウシキ

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JPS5930317B2
JPS5930317B2 JP50144927A JP14492775A JPS5930317B2 JP S5930317 B2 JPS5930317 B2 JP S5930317B2 JP 50144927 A JP50144927 A JP 50144927A JP 14492775 A JP14492775 A JP 14492775A JP S5930317 B2 JPS5930317 B2 JP S5930317B2
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JP
Japan
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mesh
propagation
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black
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JP50144927A
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孝弥 藤田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パターン認識方式、特に認識対象図 ・形の
形状にもとずく影響を場の形で白メッシュ領域に伝播せ
しめて特徴抽出を行なうに当つて、黒メッシュに予め定
めた多値レベルの値φを与えると共に、該値φの影響を
静電界場に対応せしめて場の伝播を行なわせる場伝播回
路をもうけ、該場伝播回路からの出力にもとずいて特徴
抽出を行なうようにしたパターン認識方式に関するもの
である。
一般に文字、記号、図形等(本説明書においては簡単の
ため図形と総称する)のパターン認識に当つては、図形
を例えば飛点走査器で走査して1次元の電気信号に変換
し、雑音等を除去する前処理操作をへて、特徴抽出部に
送られる。
そして該特徴抽出部において特徴を抽出した上で判定部
において標準図形からの標準パターンと対応づけを行な
つてパターン認識を行なう。上記特徴抽出部の処理に当
つて、図形のストロークを追跡する方式が存在するも、
該方式は図形の細部特徴を抽出する際には有利であるが
図形の大局的な特徴を抽出する際には必らずしも有利で
はない。
このため、2次元的な平面パターンから特徴を抽出する
方式として、図形ストロークの影響を場の形で白メッシ
ュ領域に伝播せしめる処理を行ない、これによつて大局
的な特徴を抽出することが行なわれる。しかし、従来の
この種の方式においては、場の伝播を行なつてゆく処理
が複雑であつた。本発明は下記の点を簡単な構成で解決
することを目的としており、認識対象図形の黒メッシュ
に予め定めた電位を与えたときの静電界場に対応せしめ
て場の伝播をとらえ、図形の特徴を抽出してゆくように
することを目的としている。
そしてそのため本返明のパターン認識方式は認識対象図
形を白黒2値に量子化した白黒メッシュにもとづいてパ
ターン認識を行なうパターン認識方式において、上記図
形黒メッシュに予め定めた多値レベルの値を与えると共
に、nXnメッシュの観測窓を用いて認識対象図形を走
査し、各走査位置におけるnXnメッシュの周囲画素値
により中央画素のレベルを決定して該多値レベル値をも
つ黒メッシュによる影響を静電界場に対応せしめて上記
白メッシュ上に多値レベル情報の形で伝播せしめる場伝
播回路をそなえ、該場伝播回路から得られた上記多値レ
ベル値をとる白メッシュの情報を、1つまたは複数個分
時系列に対応して検出し、上記認識対象図形の特徴抽出
に利用するようにしたことを特徴としている。以下図面
を参照しつつ説明する。第1図は本発明により静電界場
に対応せしめた場の伝播態様を表わす一例、第2図は本
発明による静電界場を決定してゆく3×3メツシユの観
測窓を説明する説明図、第3図は本発明に用いる場伝播
回路の一実施例構成、第4図は本発明による処理を行な
う一実施例構成を示す。
第1図は漢字「水」を対象とした場の伝播状況を表わし
ており、図中1は認識対象図形、2は図形枠、3−1、
3−2、・・・・・・3−10は夫々等電位線、4ない
し8は夫々電位の決線、9ないし13は夫々電位の谷部
を表わしている。
本発明の場合、第1図図示の如く、図形1の黒メツシユ
に予め定めた電位を与えたときに、該電位によつて白メ
ツシユ領域に静電界場が伝播される状況を調べるように
する。
即ち(1)上記電位の谷部9ないし13がどの座標位置
に現われるか、(4)該電位の谷部9ないし13の電位
レベルがどの程度であるか(図中6、4、9などは電位
レベルを表わしている)、(11i)上記沢線がどの方
向に向つているかなどを決定し、大局的な特徴を抽出す
るようにする。なお、本発明の場合認識対象図形の黒メ
ツシユと図形枠2とに共に予め定めた電位を与える方式
を採用することもできる。この場合および/または漢字
「口」の如き図形に対して場の伝播を考慮する場合、場
の伝播処理を有限回数で停止すると、いずれの方向に向
つても電位が大となる即ち電位の穴部が発生される。本
発明の場合、該穴部を電位の目と称し、これもあわせて
大局的特徴の重要な1つとして利用するようにされる。
上記図形黒メツシユに対し、または図形黒メツシユと図
形枠との両者に対し、予め定めた電位を与えたときにそ
の周囲に現われる静電界場はラプラスの式を満足する。
なお上記(1)式において、φは電位、X,yはx軸、
y軸座標を表わしている。本発明の場合上記(1)式を
解くために、差分方程式に直し、第2図図示のメツシユ
1′5」の電位決定のため、 1φ,(t)=τ{
φ2(t−1)+φ4(t−1)+φ6(t−1)+φ
8(t−1)} (2)なる差分方程式を用いるよう
にする。
即ち、第1図図示の場の伝播を行なうに当つて、次の如
く行なわれる。(1)先ず図形1の黒メツシユに夫々例
えば値「15」を与えると共にその周囲のすべての白メ
ツシユに値「0」を与えた原パターンを用意する。
(2)そして第2図図示の如き3×3メツシユの観測窓
14によつて上記原パターン上を走査し、上記第(2)
式にしたがつてメツシユ「5」の電位レベルφ5を決定
し、第1次伝播パターンを得る。
即ち、メツシユ「5」の電位レベルを決定するに当つて
、該メツシユ「5」の上下左右に位置するメツシユ「2
」、「4」、「6」、「8」における原パターン上の電
位レベルを用いるようにする。そして得られた結果を第
1次伝播パターンとして得る。(3)ついで、上記第1
次伝播パターンに対して観測窓を作用せしめて、上記第
(2)式にしたがつた演算を行なつて第2次伝播パター
ンを得る。
(4)以下同様に第3次、第4次、・・・・・・ 第n
次伝播パターンを得る。第1図は第10次伝播パターン
に対応しているものと考えてよい。第3図は、上述の場
の伝播を処理する場伝播回路の一実施例構成を示してい
る。
図中、15,16,17は夫々1走査列シフトレジスタ
で第1図図示図形枠内を垂直方向走査するものとしたと
きの1垂直走査列上に存在する各メツシユの情報(多値
レベル値で表わされる)が順次シフトされてゆくもの、
18,19,20は夫々3メツシユ分のシフトレジスタ
でレジスタ15,16,17上をシフトされてくる連続
する3メツシユ分の情報が順にシフトされるもの、21
は演算回路で第(2)式にしたがつた処理を行なうもの
、22は選択回路であつて上記レジスタ19上のメツシ
ユ「5」の情報を調べ上記演算回路21からの出力情報
と上記メツシユ「5」の情報とのいずれか1方を選択し
て出力するものを表わしている。上記原パターンおよび
一般に第r次伝播パターン上の各メツシユに対応して、
各メツシユ毎に16レベルのレベル値を決定すべく4ビ
ツト情報が与えられている。第3図図示の如く夫々4ビ
ツトよりなる各メツシユ情報がシフトレジスタ15,1
6,17内をシフトされてゆく間に、各レジスタ15な
いし17の出力端から連続する3メツシユ分のメツシュ
情報がレジスタ18,19,20に与えられる。
この結果あるタイミングにおいて、第2図図示の観測窓
14によつて観測できるメツシユ「1」ないし「9」の
メツシユ情報φ1ないしφ,が、レジスタ18,19,
20上に保持される。そして、次のタイミングにおいて
すべてのメツシユ情報がシフトされると、レジスタ18
,19,20上には第2図観測窓14を上記パターンに
対して下方に1メツシユだけ移動せしめたときのメツシ
ユ情報がセツトされることになり、以下シフト処理が進
んでゆく間に観測窓14によるパターン全体についての
走査が行なわれる。上記の如くレジスタ18,19,2
0上にセツトされたメツシユ情報のうち情報φ2、φ4
、φ6、φ8は、演算回路21に供給され、上記第(2
)式にしたがつた演算が行なわれ、その結果が選択回路
22に導びかれる。
このときメツシユ「5」がもともと黒メツシユであつた
場合、当該メツシユ「5」は上述の如くレベル値[15
」をとるべきである。このため、当該メツシユ「5」の
値(4ビツトで表現されている)は直接選択回路22に
導びかれ、もしも該4ビツトが「111Uである場合(
値「15」である場合)には、上記演算回路21による
演算結果を採用することなく、上記「1111」が選択
される。即ち、レジスタ18,19,20上にセツトさ
れたメツシユ「5」に対応する情報φ5(t−1)が「
1111」をとるとき、当該メツシユ[5」の新しい情
報φ.5(t)として「1111」が採用され、上記情
報φ5(t−1)が[1111」でないとき、当該メツ
シユ「5」の新しい情報φ5(t)として第(2)式に
したがつた演算結果が採用される。そして走査が進んで
ゆくにつれて、自動的にすべてのメツシユについて新し
い情報が決定され、上述の如く原パターンから第1次伝
播パターンが、第1次伝播パターンから第2次伝播パタ
ーンが・・・・・・得られる。
そしてその過程を利用して順次大局的特徴を抽出してゆ
くことにより、大分類から小分類へと候補カテゴリを減
少せしめてくるようにすることが可能となる。第4図は
本発明による処理を行なう一実施例構成を示し、図中2
3は原パターン発生部、24ないし26は夫々場伝播回
路で第1次ないし第n次伝播パターンを発生するもの、
27ないし28は第1次ないし第n次伝播パターン格納
部を表わしている。
原パターン発生部23は、白黒2値に量子化されたメツ
シユ情報が与えられると、黒メツシユに対して値「15
」である4ビツト情報「1111」を発生せしめ、白メ
ツシユに対して値「0」である4ビツト情報「0000
」を発生せしめる。第1次伝播パターンの場伝播回路2
4ないし第n次伝播パターンの場伝播回路26は夫夫第
3図に示した構成と同じ構成をそなえていると考えてよ
い。そして回路24から第1次伝播パターンが発生され
て格納部27に格納される。また回路25から第2次伝
播パターンが発生され、・・・・・・回路26から第n
次伝播パターンが発生されて格納部28に格納される。
そして各格納部の内容は伝播経過にしたがつた伝播パタ
ーンとして例えば時系列順に調べられて、各種の大局的
特徴が抽出される。なお第4図において各パターン格納
部27・・・・・・28を省略して、各場伝播回路24
ないし26から各パターンを4ビツトのシリアル情報と
して取出すと共に、各場伝播回路24,25・・・・・
・の出力を直接次の各場伝播回路25、・・・・・・2
6に導びくことができることは言うまでもない。以上説
明した如く、本発明によれば静電界場に対応せしめた場
の伝播を利用するようにしている。このため、場の伝播
処理のための構成が簡単となり、あわせて大局的な特徴
を抽出することが可能となる。また大局的特徴抽出過程
を利用して候補カテゴリを順次減少せしめている処理を
可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により静電界場に対応せしめた場の伝播
態様を表わす一例、第2図は本発明による静電界場を決
定してゆく3×3メツシユの観測窓を説明する説明図、
第3図は本発明に用いる場伝播回路の一実施例構成、第
4図は本発明による処理を行なう一実施例構成を示す。 図中、1は認識対象図形、2は図形枠、3−1ないし3
−10は夫々等電位線、4ないし8や9ないし13は夫
々特徴部、14は観測窓、15ないし17はシフト・レ
ジスタ、18ないし20はレジスタ、21は演算回路、
22は選択回路、23は原パターン発生部、場伝播回路
を表わす。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 認識対象図形を白黒2値に量子化した白黒メッシュ
    にもとづいてパターン認識を行なうパターン認識方式に
    おいて、上記図形黒メッシュに予め定めた多値レベルの
    値を与えると共に、n×nメッシュの観測窓を用いて認
    識対象図形を走査し、各走査位置におけるn×nメッシ
    ュの周囲画素値により中央画素のレベルを決定して該多
    値レベル値をもつ黒メッシュによる影響を静電界場に対
    応せしめて上記白メッシュ上に多値レベル情報の形で伝
    播せしめる場伝播回路をそなえ、該場伝播回路から得ら
    れた上記多値レベル値をとる白メッシュの情報を、1つ
    または複数個分時系列に対応して検出し、上記認識対象
    図形の特徴抽出に利用するようにしたことを特徴とする
    パターン認識方式。
JP50144927A 1975-12-08 1975-12-08 パタ−ンニンシキホウシキ Expired JPS5930317B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50144927A JPS5930317B2 (ja) 1975-12-08 1975-12-08 パタ−ンニンシキホウシキ

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JP50144927A JPS5930317B2 (ja) 1975-12-08 1975-12-08 パタ−ンニンシキホウシキ

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JPS5269239A JPS5269239A (en) 1977-06-08
JPS5930317B2 true JPS5930317B2 (ja) 1984-07-26

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JP50144927A Expired JPS5930317B2 (ja) 1975-12-08 1975-12-08 パタ−ンニンシキホウシキ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5840782B2 (ja) * 1978-05-04 1983-09-07 日本電信電話株式会社 図形処理方式
JP2592756B2 (ja) * 1993-01-14 1997-03-19 株式会社エイ・ティ・アール視聴覚機構研究所 文字切り出し装置およびこれを用いた文字認識装置

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JPS5269239A (en) 1977-06-08

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