JPS5930195Y2 - エキゾ−ストブレ−キ - Google Patents
エキゾ−ストブレ−キInfo
- Publication number
- JPS5930195Y2 JPS5930195Y2 JP11980579U JP11980579U JPS5930195Y2 JP S5930195 Y2 JPS5930195 Y2 JP S5930195Y2 JP 11980579 U JP11980579 U JP 11980579U JP 11980579 U JP11980579 U JP 11980579U JP S5930195 Y2 JPS5930195 Y2 JP S5930195Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- valve
- pressure side
- exhaust
- low pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は内燃機関に使用されるエキゾーストブレーキ
に関する。
に関する。
一般にエキゾーストブレーキは、第１図に示したような
バタフライバルブ式が広く用いられている。
バタフライバルブ式が広く用いられている。
このブレーキは、弁軸１に取付けられたブレーキ弁２が
弁本体３内に回動することにより、排気ガスを遮断し作
動するように構成されている。
弁本体３内に回動することにより、排気ガスを遮断し作
動するように構成されている。
この種のブレーキは、高温の排気ガスと接することから
、設計上膨張を考慮して各部に間隙が設けられている。
、設計上膨張を考慮して各部に間隙が設けられている。
この間隙に、外部への排気ガス漏れ等を防止するため、
シールリング４が使用されている。
シールリング４が使用されている。
しかし、ブレーキ作動時には、第２図に示すように、高
圧側５の排気ガスが、このシールリング４や弁軸１と弁
本体３との隙間を通って外部に漏れやすい不具合があっ
た− この考案は、このような不具合を解消するもので、エキ
ゾーストブレーキの効きを損わずに、高圧側（エンジン
側）のガスを低圧側（マフラー側）に逃がすことができ
、弁軸部から排気管外部へのガスシール性を向上させる
ことができ、しかもシール構造を簡単化することができ
るエキゾーストブレーキを提供することを目的とする。
圧側５の排気ガスが、このシールリング４や弁軸１と弁
本体３との隙間を通って外部に漏れやすい不具合があっ
た− この考案は、このような不具合を解消するもので、エキ
ゾーストブレーキの効きを損わずに、高圧側（エンジン
側）のガスを低圧側（マフラー側）に逃がすことができ
、弁軸部から排気管外部へのガスシール性を向上させる
ことができ、しかもシール構造を簡単化することができ
るエキゾーストブレーキを提供することを目的とする。
この考案は、ブレーキ弁の弁軸と弁本体との間に形成さ
れる軸受孔内に上記ブレーキ弁の高圧側から流れ込むガ
ス流が上記ブレーキ弁の低圧側に導かれる導出路を備え
たことを特徴とする。
れる軸受孔内に上記ブレーキ弁の高圧側から流れ込むガ
ス流が上記ブレーキ弁の低圧側に導かれる導出路を備え
たことを特徴とする。
以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。
第３図はこの考案の第一の実施例による弁軸の構造を示
す部分拡大図である。
す部分拡大図である。
１は弁軸であり、２はバタフライ形式のブレーキ弁、３
は弁本体、４はシールリングである。
は弁本体、４はシールリングである。
ブレーキ弁２はその両側に取付けた弁軸１を介して、弁
本体３に回動操作可能に取付げられている。
本体３に回動操作可能に取付げられている。
５は高圧側である。
この高圧側５は、ブレーキ弁２が排気ガス流を遮断した
ときに、排気ガス流入により高圧となる。
ときに、排気ガス流入により高圧となる。
６は低圧側で、ブレーキ弁２により高圧側５と遮断され
たとき、ガスが流入せず低圧となる。
たとき、ガスが流入せず低圧となる。
Ｉは排気ガスの導出路である。
この導出路γは、弁軸１に設けられ、直径２〜３ｍｍψ
の貫通孔である。
の貫通孔である。
この導出路γは、シールリング４の高圧側５に近い部分
と低圧側６のブレーキ弁２に近い部分とを結ぶように形
成されている。
と低圧側６のブレーキ弁２に近い部分とを結ぶように形
成されている。
この導出路７は、ブレーキ作動時に、ブレーキ弁２によ
り遮断された排気ガス流を高圧側５から低圧側６に導く
。
り遮断された排気ガス流を高圧側５から低圧側６に導く
。
第４図はこの考案の第二の実施例による弁軸の構造を示
す部分拡大図である。
す部分拡大図である。
導出路７は、低圧側６の弁軸１の側部に設けられ、幅２
ｍｍ＋深さ２調程度の溝である。
ｍｍ＋深さ２調程度の溝である。
この導出路７は、低圧側６のシールリング４に近い端部
と低圧側６のブレーキ弁に近い端部を結ぶように形成さ
れている。
と低圧側６のブレーキ弁に近い端部を結ぶように形成さ
れている。
この導出路７は、ブレーキ作動時に、ブレーキ弁２によ
り遮断された排気ガス流を、高圧側５からシールリング
４の近傍を通して、低圧側６に導く。
り遮断された排気ガス流を、高圧側５からシールリング
４の近傍を通して、低圧側６に導く。
このような構造によれば、シールリング４の近傍で排気
ガスが狭い通路を通過するので、速度の大きい気流とな
り、ベルヌーイの定理によりこの部分の気圧が相対的に
低下する。
ガスが狭い通路を通過するので、速度の大きい気流とな
り、ベルヌーイの定理によりこの部分の気圧が相対的に
低下する。
従って、シールリング４の周囲から外部に漏出するガス
の量が少なくなる。
の量が少なくなる。
以上、この考案のエキゾーストブレーキによれば、ブレ
ーキ弁の弁軸に排気ガスの導出路を設けたので、ブレー
キの効きを損わずに、高圧側のガスを低圧側に逃がすこ
とができる。
ーキ弁の弁軸に排気ガスの導出路を設けたので、ブレー
キの効きを損わずに、高圧側のガスを低圧側に逃がすこ
とができる。
これにより、弁軸部のガスシール性を向上させることが
でき、シール構造が簡単化できる優れた効果がある。
でき、シール構造が簡単化できる優れた効果がある。
第１図はエキゾーストブレーキを説明する構造図。
第２図は従来のエキゾーストブレーキの弁軸部の構造を
示す拡大図。 第３図はこの考案の第一の実施例によるエキゾーストブ
レーキの弁軸部の構造を示す拡大図。 第４図はこの考案の第二の実施例によるエキゾーストブ
レーキの弁軸部の構造を示す拡大図。 １・・・・・・弁軸、２・・・・・・ブレーキ弁、３・
・・・・・弁本体、４・・・・・・シールリング、５・
・・・・・高圧側、６・・・・・・低圧側、７・・・・
・・導出路。
示す拡大図。 第３図はこの考案の第一の実施例によるエキゾーストブ
レーキの弁軸部の構造を示す拡大図。 第４図はこの考案の第二の実施例によるエキゾーストブ
レーキの弁軸部の構造を示す拡大図。 １・・・・・・弁軸、２・・・・・・ブレーキ弁、３・
・・・・・弁本体、４・・・・・・シールリング、５・
・・・・・高圧側、６・・・・・・低圧側、７・・・・
・・導出路。
Claims (1)
- ブレーキ弁の弁軸と弁本体との間に形成される軸受孔内
に上記ブレーキ弁の高圧側から流れ込むガス流が上記ブ
レーキ弁の低圧側に導かれる導出路を上記弁軸に備えた
エキゾーストブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11980579U JPS5930195Y2 (ja) | 1979-08-30 | 1979-08-30 | エキゾ−ストブレ−キ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11980579U JPS5930195Y2 (ja) | 1979-08-30 | 1979-08-30 | エキゾ−ストブレ−キ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5638128U JPS5638128U (ja) | 1981-04-10 |
| JPS5930195Y2 true JPS5930195Y2 (ja) | 1984-08-29 |
Family
ID=29352002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11980579U Expired JPS5930195Y2 (ja) | 1979-08-30 | 1979-08-30 | エキゾ−ストブレ−キ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930195Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-30 JP JP11980579U patent/JPS5930195Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5638128U (ja) | 1981-04-10 |
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