JPS5930144B2 - 金属パイプの樹脂コ−テイング方法 - Google Patents
金属パイプの樹脂コ−テイング方法Info
- Publication number
- JPS5930144B2 JPS5930144B2 JP17213279A JP17213279A JPS5930144B2 JP S5930144 B2 JPS5930144 B2 JP S5930144B2 JP 17213279 A JP17213279 A JP 17213279A JP 17213279 A JP17213279 A JP 17213279A JP S5930144 B2 JPS5930144 B2 JP S5930144B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal pipe
- resin
- resin coating
- metal pipes
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属パイプの表面に樹脂をコーティングする方
法に関する。
法に関する。
配電盤のパイプ母線のごとく表面に絶縁樹脂をコーティ
ングして用いられる金属パイプはその表面に均一厚みの
強固な絶縁膜が、できるだけ短時間に形成されることが
のぞましい。
ングして用いられる金属パイプはその表面に均一厚みの
強固な絶縁膜が、できるだけ短時間に形成されることが
のぞましい。
樹脂コーティングはその意味で適切な手段であるが、従
来粉体樹脂を金属パイプの外周面に厚膜にコーティング
する場合には、(1)金属パイプを加熱炉内の高温雰囲
気中で予熱して、パイプの温度の高い状態で粉体樹脂を
吹き付けるか、または粉体流動槽に浸漬することによつ
てコーティングする方法。
来粉体樹脂を金属パイプの外周面に厚膜にコーティング
する場合には、(1)金属パイプを加熱炉内の高温雰囲
気中で予熱して、パイプの温度の高い状態で粉体樹脂を
吹き付けるか、または粉体流動槽に浸漬することによつ
てコーティングする方法。
(2)金属パイプに常温の状態で粉体樹脂を静電霧化方
式によつて電着させ、その後加熱炉内の高温雰囲気中で
溶解硬化させる方法。
式によつて電着させ、その後加熱炉内の高温雰囲気中で
溶解硬化させる方法。
の2通りの方法がある。
上記(1)、(2)の方法はいずれも1工程におけるコ
ーティング膜厚に限界があり、1mm以上の厚膜コーテ
ィングとするためには数回にわたつて工程を繰り返す必
要があり、作業性が悪くて時間がかかり、均一な膜厚と
することが困難である。そのうえ金属パイプが長尺物の
場合には大形の加熱炉あるいは流動槽が必要となり装置
が高価になるといつた欠点がある。本発明は上記の欠点
を除去し、簡単な方法で短時間に均一な厚膜コーティン
グを可能とする金属パイプの樹脂コーティング方法を提
供することを目的とする。
ーティング膜厚に限界があり、1mm以上の厚膜コーテ
ィングとするためには数回にわたつて工程を繰り返す必
要があり、作業性が悪くて時間がかかり、均一な膜厚と
することが困難である。そのうえ金属パイプが長尺物の
場合には大形の加熱炉あるいは流動槽が必要となり装置
が高価になるといつた欠点がある。本発明は上記の欠点
を除去し、簡単な方法で短時間に均一な厚膜コーティン
グを可能とする金属パイプの樹脂コーティング方法を提
供することを目的とする。
次に本発明の実施例を図面にもとづき説明する。
図は本発明に使用する金属パイプの樹脂コーティング装
置を示す縦断面図である。金属パイプ1の両端をマスキ
ング治具の目的を持つたチャック2および2’ではさみ
込み、これらのチャックを軸受台3および3’で支える
。金属パイプ1およびチャック2、2’の内側にシーズ
ヒータ4を貫通させチャック2の端部に摩擦円板5およ
びスリップリング6を取付け、スリップリング6にはシ
ーズヒータ4のリード線が接続されるようになつている
。チャック2は固定台7に取付けたモータ8によつて、
その軸端に取付けた摩擦ローラ9および上記摩擦円板5
を介して回転させられる。電源10から固定台7に取付
けたブラシ11および上記スリップリング6を介してシ
ーズヒータ4に通電すれば、金属パイプ1は内面より加
熱されながら回転する。この状態で矢印方向より熱硬化
性の粉体樹脂をスプレーガン等により吹きかければ、粉
体樹脂は金属パイプ1の表面に溶着し、所定の膜厚とな
るまで連続してコーティングされ、吹き付けを止めて暫
時加熱回転を続ければ膜は硬化して強固なコーティング
膜を形成する。粉体樹脂を吹き付け中、余剰の樹脂は固
定台Tに取付けた受皿12で受け、回収口13より回収
して再利用することもできるようになつている。軸受台
3’は、その固定ボルトをゆるめればチャック2’を取
付けたまま移動させることができるようになつており、
金属パイプ1より引き抜いて移動させ、シーズヒータ4
のスリツプリング6への接続部を離せば、金属パイプ1
はシーズヒータ4を入れたままチヤツク2より引き抜く
ことができ、シーズヒータを取り外せば両端部に生地部
を残しだ樹脂コーテイングのほどこされたパイプができ
上る。両端の生地部は接続部として用いられる。本発明
によれば、金属パイプの内部に加熱源を設け、これを内
部から加熱するので加熱炉を必要とせず、一定の場所で
パイプの加熱および樹脂の溶着硬化を行なうことができ
、金属パイプの表面に連続して短時間に均一厚の厚膜樹
脂膜をコーテイング形成することができるので、コーテ
イング工程の短縮および製品の品質向上に効果がある。
置を示す縦断面図である。金属パイプ1の両端をマスキ
ング治具の目的を持つたチャック2および2’ではさみ
込み、これらのチャックを軸受台3および3’で支える
。金属パイプ1およびチャック2、2’の内側にシーズ
ヒータ4を貫通させチャック2の端部に摩擦円板5およ
びスリップリング6を取付け、スリップリング6にはシ
ーズヒータ4のリード線が接続されるようになつている
。チャック2は固定台7に取付けたモータ8によつて、
その軸端に取付けた摩擦ローラ9および上記摩擦円板5
を介して回転させられる。電源10から固定台7に取付
けたブラシ11および上記スリップリング6を介してシ
ーズヒータ4に通電すれば、金属パイプ1は内面より加
熱されながら回転する。この状態で矢印方向より熱硬化
性の粉体樹脂をスプレーガン等により吹きかければ、粉
体樹脂は金属パイプ1の表面に溶着し、所定の膜厚とな
るまで連続してコーティングされ、吹き付けを止めて暫
時加熱回転を続ければ膜は硬化して強固なコーティング
膜を形成する。粉体樹脂を吹き付け中、余剰の樹脂は固
定台Tに取付けた受皿12で受け、回収口13より回収
して再利用することもできるようになつている。軸受台
3’は、その固定ボルトをゆるめればチャック2’を取
付けたまま移動させることができるようになつており、
金属パイプ1より引き抜いて移動させ、シーズヒータ4
のスリツプリング6への接続部を離せば、金属パイプ1
はシーズヒータ4を入れたままチヤツク2より引き抜く
ことができ、シーズヒータを取り外せば両端部に生地部
を残しだ樹脂コーテイングのほどこされたパイプができ
上る。両端の生地部は接続部として用いられる。本発明
によれば、金属パイプの内部に加熱源を設け、これを内
部から加熱するので加熱炉を必要とせず、一定の場所で
パイプの加熱および樹脂の溶着硬化を行なうことができ
、金属パイプの表面に連続して短時間に均一厚の厚膜樹
脂膜をコーテイング形成することができるので、コーテ
イング工程の短縮および製品の品質向上に効果がある。
図は本発明に使用する金属パイプの樹脂コーテイング装
置を示す一部切欠いた正面図である。 1:金属パイプ、2,2′:チヤツク、3,3/:軸受
台、4:シーズヒータ、5:摩擦円板、6:スリツプリ
ング、7:固定台、8:モータ、9:摩擦ローラ、10
:電源、11:ブラシ、12:受皿、13:回収口。
置を示す一部切欠いた正面図である。 1:金属パイプ、2,2′:チヤツク、3,3/:軸受
台、4:シーズヒータ、5:摩擦円板、6:スリツプリ
ング、7:固定台、8:モータ、9:摩擦ローラ、10
:電源、11:ブラシ、12:受皿、13:回収口。
Claims (1)
- 1 金属パイプの内部に加熱源を設け、この加熱源によ
り金属パイプを内部から加熱して、回転させながら金属
パイプの外周面に熱硬化性の粉体樹脂をかけて溶着、硬
化させるようにしたことを特徴とする金属パイプの樹脂
コーティング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17213279A JPS5930144B2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | 金属パイプの樹脂コ−テイング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17213279A JPS5930144B2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | 金属パイプの樹脂コ−テイング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5695376A JPS5695376A (en) | 1981-08-01 |
JPS5930144B2 true JPS5930144B2 (ja) | 1984-07-25 |
Family
ID=15936151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17213279A Expired JPS5930144B2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | 金属パイプの樹脂コ−テイング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930144B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6783837B1 (en) * | 1999-10-01 | 2004-08-31 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Fibrous creased fabrics |
-
1979
- 1979-12-29 JP JP17213279A patent/JPS5930144B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5695376A (en) | 1981-08-01 |
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