JPS5930140B2 - 自動シ−ル剤塗布装置 - Google Patents

自動シ−ル剤塗布装置

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JPS5930140B2
JPS5930140B2 JP10357477A JP10357477A JPS5930140B2 JP S5930140 B2 JPS5930140 B2 JP S5930140B2 JP 10357477 A JP10357477 A JP 10357477A JP 10357477 A JP10357477 A JP 10357477A JP S5930140 B2 JPS5930140 B2 JP S5930140B2
Authority
JP
Japan
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sealant
nozzle
article
application surface
numerical control
Prior art date
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Expired
Application number
JP10357477A
Other languages
English (en)
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JPS5438337A (en
Inventor
常司 戸上
晃 塩澤
孝 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP10357477A priority Critical patent/JPS5930140B2/ja
Publication of JPS5438337A publication Critical patent/JPS5438337A/ja
Publication of JPS5930140B2 publication Critical patent/JPS5930140B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動二輪車用エンジン・ケースなど、シール
剤を塗布したうえで組立てる物品の組立てに適する自動
シール剤塗布装置に関するものである。
従来より、各種の産業において省力化の要請から、組立
工程の自動化が推進されている。
エンジン・ケースのようにシール剤を用いて密封状態を
維持するように接合される物品の組立てにおいても、シ
ール剤を自動的に塗布面に塗布する自動シール剤塗布装
置が、組立ラインに導入されている。第1図はこのよう
な従来使用されている自動シー、 ル剤塗布装置の原理
を示す図である。この図において1は図示しない移送装
置によつて間歇的に移送される物品であり、そのシール
剤塗布面2は下方を指向しかつ上下方向に昇降可能とな
るように保持されている。3は前記物品1の下方に配設
された回転ドラムであり、全体はほぼ四角柱状に形成さ
れ、かつ各面4が前記物品1の塗布面2に対向する位置
において、この塗布面2と平行になるよう、900毎に
間歇的に回転する。
5はシール剤6を収容する液槽であり、シール剤6には
前記回転ドラム3の下方が浸漬されている。
Tはローラーであり、前記液槽5の内面に一端を固定さ
れたコイルばね8によつて前記回転ドラム3の外周面に
常時押圧されている。なお、このローラー1は、シール
剤6から周面が露出する位置の近傍に設けられ、塗布面
2に対向する面4に付着するシール剤の厚さを一定にす
る作用をする。ここで、回転ドラム3が900だけ矢印
A方向に間歇的に回転すれば、面4に付着するシール剤
はローラーTによつて一定の厚さに保たれ、このJ 面
4は物品1の塗布面2に対向する位置までくる。
次に物品1を下降させてその塗布面2を面4上のシール
剤に接触させれば、シール剤は塗布面2に付着する。以
上のように構成された従来の自動シール剤塗1 布装置
においては、物品1を昇降させるばかりでなくこの物品
1の下方に液槽5を配設する必要があるから、一連の組
立作業を連続的に行なう釦立ラインに使用しにくいだけ
でなく、シール剤の塗布量の調節が困難であつた。
そのため、不要な部分にシール剤が付着したり、また塗
布面の幅が狭い部分にはシール剤量が多すぎて接合面か
らシール剤が溢出したり逆に塗布面の幅が広い部分には
シール剤が不足してしまうと・いう問題があつた。この
ような従来の装置に対し、物品のシール剤塗布面に臨み
、かつこの塗布面に沿つて移動するシール剤供給用ノズ
ルを備え、塗布面の狭・広に応じてこのノズルからのシ
ール剤供給量を変化させることが考えられているが、比
較的粘度の高いシール剤はその供給量を正確に計量して
変化させることは非常に困難で、良好な結果を得ること
ができなかつた。この発明は、従来の装置にあつた以上
のような問題点に鑑みなされたもので、物品のシール剤
塗布面に臨むシール剤供給ノズルを、数値制御装置によ
つて、前記塗布面に沿つて移動させると共にこの塗布面
の幅の狭・広に対応してノズルの移動蓮度を増・減させ
ることにより、塗布面に塗布されるシール剤の量を正確
に調整することのできる自動シール剤塗布装置を提供す
ることを目的とするものである。
以下第2図に基いてこの発明の詳細な説明する。第2図
はこの発明を適用した自動シール剤供給装置を示す斜視
図である。
この図において9はシール剤が塗布される物品を示し、
コンベア等からなる移送装置10上に搭載され、間歇的
に移送される。また、この物品9はシール剤が塗布され
る所定の位置において、ガイドピン等よりなる位置決め
装置によつて正確に位置決めされている。11は前記移
送装置10に隣接して設けられた数値制御装置であり、
本体12は基台13上をモータ14によつて矢印B方向
に移動され、また前記本体12に挿通されその先端15
が前記物品9近傍にある作動腕16は、モータ17によ
つて矢印C方向に移動される。
18は開閉バルブであり、前記作動腕16の先端15に
上下動可能に取付けられており、エア・シリンダ19に
よつて矢印D方向の位置決めがされる。
20は前記開閉バルブ18の下方に突設されたノズルで
あり、後記するシール剤圧送装置21から前記開閉バル
ブ18を介して圧送されたシール剤を、前記物品9のシ
ール剤塗布面に供給する。
21は図に示すように前記作動腕16から離れた位置に
設置されたシール剤圧送装置であり、シリンダ22内に
充填されたシール剤をピストン23およびエア・シリン
ダ24により押圧している。
この押圧されたシール剤は、シール剤供給ホース25を
通つて前記開閉バルブ18に供給されている。この開閉
バルブ18は物品9の塗布面に塗布している間は一定量
のシール剤をノズル20に供給し続ける。移送装置10
によつて移送され、所定の位置に位置決めされた物品9
は、そのシール剤塗布面を上方に向けて静止している。
制御信号によつて作動腕16は矢印BおよびC方向に移
動すると共に、ノズル20は矢印D方向に移動し、ノズ
ル20の先端は前記物品9のシール剤塗布面に対向する
位置に配置される。そして制御信号によつて開閉バルブ
18を開けば、シール剤圧送装置21から圧送されたシ
ール剤はノズル20から物品9のシール剤塗布面に供給
され、シール剤の塗布が始まる。この時数値制御装置1
1は、前記ノズル20がシール剤塗布面に沿つて移動す
るようにモータ14,17およびエア・シリンダ19を
制御している。またこの時のノズル20の移動速度はシ
ール剤塗布面の幅の狭・広に応じて増・減するように、
数値制御装置11によつて制御されている。なお、この
実施例では物品1の間歇的移送および位置決めはコンベ
アにより自動的に行つているが、これを手動で行つても
よいことは勿論である。
この発明は以上のように数値制御装置によつて、ノズル
をシール剤塗布面に沿つて移動させると共にこの塗布面
の幅の狭・広に対応してノズルの移動速度を増・減する
ように制御し、塗布面の幅が狭い部分には小量の、反対
に塗布面の幅が広い部分には大量のシール剤を塗布する
ように構成されているから、常に塗布面に適量のシール
剤を塗布することができる。従つてこの塗布面に被冠さ
れる物品が接合された場合にもシール剤が接合面から溢
出して外観を損ねたり他の運動部分にシール剤が付着し
たりすることがない。また、数値制御装置とノズルの移
動速度の制御を連動させたから、制御信号のみを変更す
ることにより、多品種少量生産を行なう組立ラインにも
容易に適応できる。さらに数値制御における直線補間や
円弧補間を利用することによつて任意の形状の塗布面、
例え土下方向に起状のある塗布面であつても適量のシー
ル剤を塗布できるだけでなく、塗布面の近傍にこの塗布
面より隆起した部分があつてもシール剤の塗布が可能で
ある。また作動腕の先端にはノズルと開閉バルブが設け
られ、シール剤圧送装置は別位置に配置されているから
、シール剤の消費に伴なう重量変動が作動腕に何ら影響
を及ぼさず、したがつて数値制御装置による作動腕の動
作が安定するという利点がある。
また、同様の理由から大容量のシール剤タンクが利用で
きるため、シール剤の補給頻度が少なくなるという作業
能率上の利点も期待できる。さらに、作動腕先端部に設
けた開閉バルブでシール剤の供給・停止を行なうから、
動作が迅速かつ的確になると共に、開閉バルブの下流に
あるシール剤量が少ないため開閉バルブを閉じた後のい
わゆる「たれ」が起きないという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動シール剤塗布装置の原理を示す図、
第2図はこの発明を適用した自動シール剤塗布装置を示
す斜視図である。 9・・・・・・物品、10・・・・・・移送装置、11
・・・・・・数値制御装置、20・・・・・・ノズル、
21・・・・・・シール剤圧送装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シール剤が塗布される物品9を間歇的に移送する移
    送装置10と、この移送装置に対設され先端部が前記物
    品のシール剤塗布面に臨む作動腕16と、この作動腕1
    6の先端部に配設された開閉バルブ18およびシール剤
    供給用ノズル20と、このノズル20を前記シール剤塗
    布面に沿つて移動させると共にこの塗布面の幅の狭・広
    に対応してノズルの移動速度を増・減させる数値制御装
    置11と、前記作動腕16から離れて設置されホース2
    5および前記開閉バルブ18を介して前記ノズル20に
    シール剤を圧送するシール剤圧送装置21とを備えたこ
    とを特徴とする自動シール剤塗布装置。
JP10357477A 1977-08-31 1977-08-31 自動シ−ル剤塗布装置 Expired JPS5930140B2 (ja)

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JP10357477A JPS5930140B2 (ja) 1977-08-31 1977-08-31 自動シ−ル剤塗布装置

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Publication Number Publication Date
JPS5438337A JPS5438337A (en) 1979-03-22
JPS5930140B2 true JPS5930140B2 (ja) 1984-07-25

Family

ID=14357552

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JP10357477A Expired JPS5930140B2 (ja) 1977-08-31 1977-08-31 自動シ−ル剤塗布装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018074109A1 (ja) 2016-10-17 2018-04-26 Jfeスチール株式会社 油井用高強度継目無鋼管およびその製造方法

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