JPS5929946B2 - フラットケ−ブル用コネクタ - Google Patents

フラットケ−ブル用コネクタ

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JPS5929946B2
JPS5929946B2 JP55076087A JP7608780A JPS5929946B2 JP S5929946 B2 JPS5929946 B2 JP S5929946B2 JP 55076087 A JP55076087 A JP 55076087A JP 7608780 A JP7608780 A JP 7608780A JP S5929946 B2 JPS5929946 B2 JP S5929946B2
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flat cable
block
insulator
cover
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宏 遠藤
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NIPPON AVIATION ELECTRONICS
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、絶縁物内に相互に離隔して平行に埋設された
複数の導体よりなる平形可撓性ケーブルをプリント基板
等に着脱可能に接続するために使用されるコネクタに関
するもので、特に上記導体が信号導体と信号導体を高周
波的に遮蔽する目的で信号導体と交互の位置に配列され
る接地導体とから構成されろ平形可撓性ケーブルの接続
用に適したコネクタに関する。
信号導体と接地導体とから構成される平形可撓性ケーブ
ル(L)、下フラットケーブルという)は通常その高周
波特性が規定されておわまた各導体の直径が細<かつ導
体間のピッチが小さいので該フラットケーブルをプリン
ト基板等に接続するために使用されるコネクタにおいて
はその高周波特性に及ぼす影響をできるだけ少くしまた
導体が互(・に短絡したわしないような構造であるとと
もに組立が容易であわかつ形状は大きくな<高密度実装
に適したものであることが望ましい。
第1図はフラットケーブルをプリント基板に接続する場
合に使用される従来のコネクタの−伊lであつて、コネ
クタ10は中継用基板11、接触子12、・・ウジング
13、カバー14等からなわ、フラットケーブル20は
その端末にお(・て絶縁物21を取わ除き導体22を露
出させる。
中継用基板11上には透孔を有する中継用のパターン1
5を所要数形成しておき、導体22の端部を上記パター
ン15に半田付け等で接続するとともに接触子12の一
端も透孔を貫通させた状態で同じ<パターン15に半田
付け等で固定する。接触子12の他端はやや彎曲して弾
性を有する接触片16を形成し、一方プリント基板IT
上には上記各接触子12と対応する位置にピン端子18
が植設されているので、フラットケーブル20の結線さ
れたコネクタ10をその各接触片16が対応する各ピン
端子と接触するように嵌合させろことによりフラットケ
ーブル20の各導体22が接触子12及びピン端子18
を経てプリント基板IT上の回路(図示せず)に接続さ
れることとなる。しかし第1図のようなコネクタでは導
体22と接触子12とを中継用のパターン15に接続し
なければならないから半田付け等を各パターンごとに2
個所行なう必要がありしかも露出された導体22はある
距離の間、空間で隣接しているのでその個所において短
絡しやすく従つて組立時に十分注意を要し組立時間が多
くなるばかりでなくコネクタ内に中継用の基板を別途に
設けるためコネクタの形状が大となつて高密度実装化に
不適であり取扱(・にくい等の欠点があつた。本発明は
臥上のような諸欠点を解決するためのものであつて、フ
ラツトケーブルをその高周波特性に及ぼす影響は最小と
してプリント基板等に接続することができ、特に露出さ
れた導体間で短絡するようなおそれがなく、しかも導体
をコンタクトに結線するのに半田付け等が不要であつて
各導体を同時に圧接結線することができるので作業が迅
速であり、しかも外形が小さく高密度実装に適したフラ
ツトケーブル用コネクタを提供することを目的とする。
以下本発明にかかるフラツトケーブル用コネクタ(以下
本コネクタという)の一実施例について図面を参照しつ
つ説明する。
第2図は本コネクタ30にフラツトケーブル20を結線
した状態を−部断面とした斜視図で示したものであつて
本コネクタ30は絶縁物製でプロツクA4lとプロツク
B42とからなるカバー40と、同じく絶縁物製で上記
カバー40と一体に結合しうるインシユレータ60と、
該インシユレータ60内に所要数配列して装着される弾
性金属製のコンタクトArO及びコンタクトBrlと、
同じく上記インシユレータに装着される弾性金属製のア
ースバ一80とからなつている。またフラツトケーブル
20はシート状の軟質絶縁物21内に互いに平行して信
号導体23と接地導体24とを交互に配列して埋設した
ものであり、また信号導体23及び接地導体24はそれ
ぞれ一定のピツチで配列されて(・るから結果的に両者
のピツチは等しい。以下各部の構造につき更に詳細に説
明する。
第3図はカバー40の一部断面斜視図であつてプロツク
A4lとプロツクB42とに分離されている状態を示す
。プロツクB42の長手方向の両端にはコネクタ組立時
にインシユレータ60と結合するための係合腕43,4
35が設けられ、また同じく長手方向にあつて互いに対
向する面44,44′上には略三角柱状をなす係止突起
45,45′が突設されている。プロツクA4lは略長
方形をなしその長手方向の長さは上記のプロツクB42
(/)対向する面44,44f間の距離に等し〈また長
手方向の端面46,46′と側面47とのなす稜の個所
にはプロツクA4lとプロツクB42とを結合させると
きにプロックBの係止突起45,4Vと係合する凹所4
8,48′が凹設されている。次にカバー40とインシ
ユレータ60と結合させたときにインシユレータ60と
対向するプロックA4lの面50には中間部に鞍状の凹
部52を有する複数個の突条51がカバーの長手方向と
直角の方向に突設されており、該突条51間は使用され
るフラットケーブルの信号導体間のピッチと等しい間隔
にて配列するV字形断面のV字溝53を形成し、該V字
溝53の先端部の巾は上記の信号導体の直径よねも小さ
くなつている。各V字溝53の中心線上にはカバーとイ
ンシユレータを結合させたときに各コンタクトの圧接部
(後出)が挿入されるための挿入孔A54が穿設されて
おり、該挿入孔の開口部は略長方形をなしそのカバー長
手方向の長さはV字溝53間のピツチに近い寸法である
が、各挿入孔A54はコンタクトの配列に対応して千鳥
状に配列されているので隣接する挿入孔同士が連続して
しまうようなことはない。またカバー40を組立てた場
合にプロックAの面50と隣接するプロツクBの面55
には屋根状の突出部を有する突条56がプロックの長手
方向と直角方向に突設されており、該突条56間はフラ
ツトケーブルの接地導体のピッチと等しい間隔にて配列
するU字形析面のU字溝5rを形成するが該U字溝の巾
は上記接地導体が通過しうる程度となつている。
また各U字溝の中心線はカバー40の組立時に隣接する
プロツクA4lのV字溝の中間即ち凹部52の中心線と
一致するように構成されているほか、各U字溝5rの中
心線上にはプロツクAの場合と同じくカバーとインシユ
レータとを結合させたときにグランドバ一80の圧接部
(後出)が挿入されるための挿入孔B58が穿設されて
いるが、該挿入孔Bが長方形の開口部を有しかつ千鳥状
に配列されている点は上記挿入孔A54の場合と同様で
ある。次に第4図はインシユレータ60とコンタクトA
rO、コンタクトBrl及びアースバ一80を互(・に
分離しかつ一部省略した断面図で示したものである。コ
ンタクトA7Oは一端の対の接触部12,12と他端の
圧接部A73と中間R4及び小突起75よりなる。圧接
部Ar3は中間部から接触部と反対の方向に延ひ、その
先端は両側からそれぞれ鋭角をなして切り込まれた端面
によジガイド部76が形成され更に該ガイド部に連続し
てスリツト部Rrが形成されるが該スリツト部の巾は使
用されるフラツトケーブルの信号導体の直径よりもやや
小さくしてある。またコンタクトB7lはコンタクトA
7Oと接触部R2,r2、中間部74及び小突起R5に
ついては同一であつて、圧接部B78は一たん中間部か
ら接触部と反対の方向に延び更に外方に向つて直角に曲
けられたのち再び接触部と反対の方向に直角に曲げられ
ているがその他のガイド部R6及びスリツト部Rrの構
造はコンタクトA7Oと同一である。
次にアースバ一80は使用されるフラツトケーブルの巾
とほぼ同じ長さのバ一部81と圧接部C82、圧接部D
83、固定片A84、固定片B85、バネ片A86、バ
ネ片B87よりなる。
圧接部C82と圧接部D83とはほぼ同形でバ一部81
の→1から圧接部Cが、また他側から圧接部Dがそれぞ
れ一方に直角に曲げられかつ互いに千鳥状に配列され隣
接する各圧接部の間隔はフラツトケーブルの接地導体間
のピツチに等しくなつているほかその先端には上記コン
タクトの圧接部と同一形状のガイド部76及びスリツト
部7rを形成する。
固定片A84は複数個設けられ圧接部C82と同じ側に
突出してからほぼ直角に曲げられて延び、また固定片B
85も複数個設けられて圧接部D83と同じ側に突出す
る。バネ片A86及びバネ片B8rは圧接部Cと同じ側
でかつアースバ一80をインシユレータ60に装着した
場合にアースバ一と接続すべき特定のコンタクトA7O
又はコンタクトB7lと対向する位置に所要数が突出す
る。そして突出後、バネ片A86はやや外方にまたバネ
片B87はやや内方に曲げられかつその先端は逆方向に
やや彎曲して接触のための突条部88を形成する。次に
インシユレータ60は一方の面に囲壁61と該囲壁より
やや低く構成された平面部62とを形成し、平面部62
にはコンタクト孔63、圧入孔64、バネ片孔65を配
列し囲壁61には圧入切込み66が設けられるほか、そ
の長手方向の端面にはコネクタ組立時カバー40の係合
腕43,432と係合する係合突起67,6r5が突設
されている。コンタクト孔63は平面部62から直角に
インシユレータを貫通して設けられ平面部と反対側の面
の開口部は端子挿入孔68となる。コンタクト孔は2列
に千鳥状に配列され上記の圧入切込み66より遠い方の
列にはコンタクトA7Oが、また近い方の列にはコンタ
クトB7lがそれぞれ挿入される。
圧入孔64はアースバ一の固定片A84が圧入される孔
で固定片Aの直角に曲がつたのち延ひる部分が十分嵌入
しうる深さとする。バネ片孔65はバネ片A86及びバ
ネ片B8rが挿入される孔で独立せず所定のコンタクト
孔の→1j面に連通して設けられバネ片の挿入時孔の内
壁面とは触れない程度の大きさとなつている。
また圧入切込み66は固定片B85が圧入される凹所で
その底面は平面部62と同一平面をなす。コンタクトA
rO及びコンタクトB7lはその接触部R2,r2を先
にしてコンタクト孔63内に挿入されるが挿人時中間部
R4がコンタクト孔内壁に密接するとともに小突起R5
が同じく内壁に圧入状態となるのでコンタクトはコンタ
クト孔から容易に抜け出すことはない。またアースバ一
80はその固定片A84を圧入孔64に、固定片B85
を圧入切り込み66に、バネ片A86及びバネ片B8r
をバネ片孔65にそれぞれ一致させてインシユレータ6
0に押圧することにより上記のごとく固定片A84及び
固定片B85がそれぞれ圧入孔64及び圧入切り込み6
6に圧入されバ一部80の下面が平面部62と密接した
状態でインシユレータに固定される。なお各コンタクト
およびアースバ一を装着した状態でコンタクトAの圧接
部Ar3とコンタクトBの圧接部R8ならびにアースバ
一の圧接部C82及び圧接部D83はそれぞれ同じ高さ
となりまた圧接部C及び圧接部Dのスリツト部7rはコ
ンタクトA、コンタクトBの隣接する圧接部のスリツト
の丁度中間の線上にあるように配列される。バネ片A8
6及びバネ片B87はバネ片孔65に連通するコンタク
ト孔63内にその突条部88が突出し該コンタクト孔に
挿入されたコンタクトA又はコンタクトBの中間部74
に弾性接触し電気的に接続する。
以上のごとく構成された本コネクタにフラツトケーブル
を結線するには次のような手法がとられる。
(第3図、第5図、第6図、第r図参照)先ず第3図の
ごとくカバー40をプロツクA4lとプロツクB42と
に分離し、次に第5図のように接続すべきフラットケー
ブル20はその端末に近い部分の絶縁物21を必要長の
み取除いて信号導体23及び接地導体24よりなる複数
の導体をプロツクA4l及ひプロツクB42のV字溝及
びU字溝の長さ収上露出させたのち、該フラツトケーブ
ル20をその絶縁物21の個所で挟むようにプロツクA
4lをプロツクB42に接近させるがこの場合絶縁物2
1の導体露出部分に接する端面25はプロックAの面5
0又はプロツクBの面55よりも内方に入つた状態とし
ておく。
そしてプロックAとプロックBとを互いに押圧すると両
者は絶縁物製であるから互いに多少変形しプロツクAの
端面46,462がプロックBの係止突起45,455
を乗りこえて通過したのち凹所48,485が上記係止
突起に達すると凹所48が係止突起45に、また凹所4
85が係止突起45′にそれぞれ係合し、プロツクA4
lの端面46,462がそれぞれプロツクB42の面4
4,445に対向した位置で第5図のごとくプロックA
とプロツクBとは結合状態となる。なおこの場合対向す
るプロックA4lの側面59とプロツクB42の側面5
9′とは密接せずフラットケーブル20の絶縁物21を
含む厚みよりも僅かに小さい距離だけ離れているのでフ
ラットケーブルはプロツクAとプロツクBの間で十分挾
持されることとなる。次に第5図の状態からフラツトケ
ーブルの端末部分に力を加え同図のa方向にフラツトケ
ーブルを屈曲させると第6図のように各導体はプロック
A4lの面50に接近するが、面50に設けられたV字
溝53の間隔はフラットケーブルの信号導体23のピツ
チに一致しているので信号導体のみは各V字溝内に嵌入
するが接地導体24は凹み52上に止まる。
そしてフラツトケーブル20になおりを加えることによ
り信号導体23はV字溝53の先端部に押圧され前記の
ように該先端部の巾が信号導体の直径よりも小さいこと
から信号導体はV字溝内に軽く圧入された状態となる。
ここで信号導体23のピッチと等しいピッチで配列され
た櫛歯状の刃91を有する切断工具A9OをプロツクA
4lの面50の側からフラットケーブルに近づけ、各刃
91をそれぞれ各信号導体23上におき面50に向つて
押圧すると信号導体はすべて切断されるがしかし接地導
体24は刃91間の凹所に入るたため切断されることな
く残る。
次に第r図のようにフラットケーブルの端末部分にb方
向の力を加えてプロツクB42の側に屈曲させてゆくと
、既に切断された信号導体23はV字溝53内に圧入さ
れたまま残り接地導体24のみがb方向に屈曲され、プ
ロックB42の面55上のU字溝56の配列が接地導体
のピツチと一致しているので、フラットケーブルになお
り方向の力を加えることにより各接地導線23は容易に
U字溝56内に嵌入する。次にこの状態でほぼフラツト
ケーブルの巾と等しい長さの平板状の歯93を有する切
断工具B92をプロックB42の面55の側からフラッ
トケーブルに近づけ、歯93と面55の間に各接地導体
24をはさみ押圧すると接地導体はすべて切断される。
は上の操作によりフラットケーブル20はプロツクA4
lとプロツクB42の間で挟持されかつその導体は信号
導体と接地導体との両方の群に完全に分離されてそれぞ
れプロツクAのV字溝内とプロックBl7)U字溝に互
(・に平行して配列される。このフラットケーブルを挟
持するカバー40を、導体を配列した側をインシユレー
タ6に装着されたコンタクト及びアースバ一の圧接部に
対向させてインシユレータ60に接近させると第2図の
ようにカバーとインシユレータとは一体に結合される。
即ちカバーの接近により信号導体23はコンタクトAr
O及びコンタクトBrlの圧接部A73及びB78のガ
イド部76に達しその斜面に沿つてスリツト部R7に近
づく。
同時に接地導体24もアースバ一80の圧接部C82及
びD83のガイド部R6の斜面に沿つてスリツト部Rr
に近づく。この場合上記のようにコンタクトA及びBの
圧接部A及びBは千鳥状に信号導体のピツチと等し(・
間隔で配列し、またグランドバ一80の圧接部C及ひD
も接地導体のピツチと等し(・間隔でかつ丁度圧接部A
及びBの各中心線の中間にあるように配列されているか
らすべての信号導体は圧接部A及びBに、接地導体は圧
接部C及びDはそれぞれ一致する。そしてカバー40を
インシユレータ60になお押圧しつつ接近させると、圧
接部Ar3及び圧接部B78はプロツクA4lの挿入孔
A54内に、また圧接部C82及び圧接部D83はプロ
ックB42の挿入孔B58内にそれぞれ嵌入するととも
に、各導体はV字溝及ひU字溝の底面により各圧接部の
スリツト部Rrに向つて押圧される。各スリツト部の巾
は対応する導体の直径よりもやや小さくなつているから
押圧により各導体は多少変形してスリツト部の中にその
端面と圧接状態のまま進入してゆく。そしてプロックB
42の面55につながり係合腕43,43′に接する台
部55′(第3図参照)がインシユレータ60の周壁6
1の一部に当接するとカバー40は停止するが既に各導
体は各スリツト内に十分進入しており圧接部と完全な圧
接状態となる。一方カバー40をインシユレータ60に
押圧することによりカバーの係合腕43,43′がイン
シユレータ60の係合突起6r,6pに当り、次に係合
腕の先端部は弾件変形して係合突起を乗りこえてから弾
性復帰しこれにより係合腕43,43′は係合突起67
,675と係合状態になるから、カバー40とインシユ
レータ60とは一体に結合され容易に分離することはな
い。このようにしてフラツトケーブルを結線した本コネ
クタを、第1図の場合と同様にプリント基板上に植設さ
れたピン端子の上方からコンタクトA及ひBの接触部を
各ピン端子に対向させて嵌合することにより、各コンタ
クトはピン端子に接続しフラツトケーブルからプリント
基板に至る回路が形成されることになるが、特に各接地
導体はすべてアースバ一に結線され更にアースバ一はバ
ネ片A又はBにより任意のコンタクトに接続することが
できるから多くの接地導体を容易に一括してコンタクト
により任意のプリント基板回路に接続できる。また本コ
ネクタを分解する必要がある場合には指又は工具等によ
り係合腕43,432を互いにやや外方に変形させて係
合突起67,6rIから外し、カバー40とインシユレ
ータ60とを離れる方向に力を加え各導体をスリツト部
から外せば容易に行(・うる。更にブカツクA4lとブ
aツクB42を分離させることも係止突起45,452
を凹所48,485から外すことにより行いうることは
明らかであろう。なお本コネクタに使用されるカバーは
分割式ではなく一体構造のものでもよくその一実施例を
第8図に示す。同図においてカバー100は絶縁物製の
一体構造であつてその長手方向に長溝101が設けてあ
り、フラツトケーブルはこの長溝を通過してから前記実
施例と同様の方法で導体を成形される。従つて分割され
ない以外はカバー100の構造はカバー40と同一であ
る。但しカバー40に比しフラットケーブルを挟持する
力は弱いのでこの場合には同じく第8図に示すようなケ
ーブル押え具110を使用してフラツトケーブルを保持
することが望まい・。
ケーブル押え具110は絶縁物製の長方形のプロックで
あつてその一面にはフラツトケーブルの巾とほぼ同じ長
さの凹所111と段部112が形成され、また長手方向
の端部には窓114,1145を有する絶縁物製又は金
属製の係合板113,1135が凹所111と同じ側に
立設されている。そしてフラットケーブルの導体を成形
して配列したカバー100を前記実施例と同じくインシ
ユレータ120に押圧して導体を各圧接部に結線させた
のち、ケーブル押え具のみ断面とした第9図aのごとく
フラツトケーブル20をカバー100の背面に沿つて直
角に曲げその上から更にケーブル押え具110をかぶせ
押圧してゆくと、係合板113,113Iがカバー10
0の係合腕43,432の内側を摺動しつつ前進する。
一方インシユレータ120の長手方向の端面にはカバー
と係合するための係合突起67,672のほかに上記カ
バーの係合板に設けた窓114と1142内に嵌入しう
る大きさの突起121,12Vが上記係合突起6r,6
75よりもカバーに近(・位置に設けられているから、
ケーブル押え具110を押圧することにより係合板11
3,1132はまずその端部が上記の突起121,12
Vに当接するが、突起の斜面122,122′のために
弾性変形しつつ突起上にのり上げてなお前進する。そし
て窓114,1145が突起121,121fと一致す
る位置に達すると、該突起は上記窓内に嵌人して係合板
113,1135は弾性復旧し係合板と突起とは係合状
態となるから、ケーブル押え具110はその凹所111
と段部112とによりカバー100との間にフラツトケ
ーブルを挟持してカバー及びインシユレータと一体に結
合される。以上説明したように本発明のコネクタは、接
続すべきフラットケーブルの信号導体と接地導体とを互
いに反対の方向に完全に分離し絶縁物製のカバーの一面
に設けた溝の中に別hに配設するから導体間で短絡する
おそれがなく、また各導体を圧接部のスリット部に圧入
して圧接させることによりコンタクト及ひグランドバ一
に同時に結線しうる構造となつているから複数の導体の
結線が迅速かつ容易に行ないうるのみならず結線を外す
場合も同様に容易であり、更に接地導体はす纂てグラン
ドバ一に接続されるとともに該グランドバ一にはバネ片
を設けて任意のコンタクトと接続させることにより全接
地導体を→括してプリント基板等の任意の回路に接続さ
せることができるので、フラツトケーブルの接続のため
にコネクタを使用することによる高周波特性に及ぼす影
響を最小にできる等の多くのすぐれた効果を発揮しうる
【図面の簡単な説明】
第1図はフラットケーブル用の従来のコネクタの一例で
あり、第2図はフラツトケーブルを結線した本発明のコ
ネクタの一実施例の斜視図であり、第3図はカバーを2
個のプロックに分離した状態の斜視図であり、第4図は
インシユレータとコンタクトとアースバ一とを分離した
状態を示す斜視図であり、第5図はフラットケーブルを
挟持してカバーAとカバーBを結合させた状態の斜視図
であジ、第6図及び第r図はフラツトケーブルの導体を
成形する手順を示す図であり、第8図は本発明のコネク
タにおけるカバーの他の実施例とケーブル押え具との斜
視図であジ、第9図は第8図のカバーとケーブル押え具
とを使用したコネクタの組立状態を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに間隔をおいて平行に並んだ複数個の溝を一面
    に有しかつ互いに係合するための構造を備えた2個のブ
    ロックよりなるカバーと、複数個のコンタクト孔と圧入
    孔とバネ片孔とを有するインシュレータと、一端に圧接
    部を有し、かつ上記インシュレータに装着される複数個
    のコンタクトと、複数個の圧接部とバネ片と固定片とを
    有しかつ上記インシュレータに装着されるアースバーと
    を含みフラットケーブルを結線するフラットケーブル用
    コネクタ。 2 バネ片孔がコンタクト孔と連通して設けられバネ片
    がコンタクトと接触しうることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のフラットケーブル用コネクタ。 3 カバーが1個のブロックよりなることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のフラットケーブル用コネク
    タ。
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