JPS5929867B2 - 電子写真露光装置 - Google Patents
電子写真露光装置Info
- Publication number
- JPS5929867B2 JPS5929867B2 JP1865479A JP1865479A JPS5929867B2 JP S5929867 B2 JPS5929867 B2 JP S5929867B2 JP 1865479 A JP1865479 A JP 1865479A JP 1865479 A JP1865479 A JP 1865479A JP S5929867 B2 JPS5929867 B2 JP S5929867B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- exposure
- photoreceptor
- slit
- light beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、静止原稿台に固定された原画像の走査にとも
なつて感光体への画像露光光束の入射角が変化して行く
電子写真露光装置に関する。
なつて感光体への画像露光光束の入射角が変化して行く
電子写真露光装置に関する。
さらに詳しくは導電層、光導電層、表面絶縁層を順に重
ねた三層構成感光体等表面絶縁層を有する感光体および
レンズ移動光学系を使用して感光体に除電同時原画像露
光を施して静電潜像を形成する電子写真装置において、
原画像の適正露光を行うための露光装置に関する。第1
図は特公昭42−23910号、特公昭43−2474
8号、特公昭47−28053号に開示された電子写真
法の原理を示すもので導電層、光導電層、表面絶縁層を
順に重ねた三層構成感光体等の表面絶縁層を有する感光
体1上に一次帯電器2で一様に一次帯電し、次いでAC
又は一次帯電器2とは逆極性のDC除電器3で原画像投
影光を照射しつつ一次帯電電荷を除電し、次(・でラン
プ4で一様光を照射し、感光体1上に原画像パターンに
応じた正負の静電潜像を得る。
ねた三層構成感光体等表面絶縁層を有する感光体および
レンズ移動光学系を使用して感光体に除電同時原画像露
光を施して静電潜像を形成する電子写真装置において、
原画像の適正露光を行うための露光装置に関する。第1
図は特公昭42−23910号、特公昭43−2474
8号、特公昭47−28053号に開示された電子写真
法の原理を示すもので導電層、光導電層、表面絶縁層を
順に重ねた三層構成感光体等の表面絶縁層を有する感光
体1上に一次帯電器2で一様に一次帯電し、次いでAC
又は一次帯電器2とは逆極性のDC除電器3で原画像投
影光を照射しつつ一次帯電電荷を除電し、次(・でラン
プ4で一様光を照射し、感光体1上に原画像パターンに
応じた正負の静電潜像を得る。
なお感光体1上の静電潜像は現像装置により現像された
後転写装置により転写される。ところで最近は単位時間
あたりに多数枚のコピー能力を有する機械が要求される
こととなり、一次帯電器2および除電器3の帯電能力、
除電能力も十分大きいものであることが要求される。こ
のため帯電器、除電君等の開口部は30Om7J/se
cの周速の機械では40〜50關の開口巾が必要となつ
てくる。一方高速機といえども、コンパクトな機械構成
が要求され、感光ドラム1の大きさも直径にしてせいぜ
い130mm乃至150mm程度に限定される。このよ
うな感光ドラムを使用する機械においては、感光ドラム
の曲率上ライン潜像の結像性を保証するためには露光光
束巾を10〜15mmに押える必要がある。第1図に示
した電子写真法においては第2図に示すように除電器3
の背面に露光規正のスリット5を有するスリット板6を
設けて感光ドラム1上での露光巾が10〜15m?nに
なるように光束を規正することが必要となる。第2図に
レンズ移動光学系を使用した時の露光スリット5、除電
器3および照射光束の関係を示す。
後転写装置により転写される。ところで最近は単位時間
あたりに多数枚のコピー能力を有する機械が要求される
こととなり、一次帯電器2および除電器3の帯電能力、
除電能力も十分大きいものであることが要求される。こ
のため帯電器、除電君等の開口部は30Om7J/se
cの周速の機械では40〜50關の開口巾が必要となつ
てくる。一方高速機といえども、コンパクトな機械構成
が要求され、感光ドラム1の大きさも直径にしてせいぜ
い130mm乃至150mm程度に限定される。このよ
うな感光ドラムを使用する機械においては、感光ドラム
の曲率上ライン潜像の結像性を保証するためには露光光
束巾を10〜15mmに押える必要がある。第1図に示
した電子写真法においては第2図に示すように除電器3
の背面に露光規正のスリット5を有するスリット板6を
設けて感光ドラム1上での露光巾が10〜15m?nに
なるように光束を規正することが必要となる。第2図に
レンズ移動光学系を使用した時の露光スリット5、除電
器3および照射光束の関係を示す。
すなわち、図示の如く感光体への画像露光光束(照射光
束)の入射角は、以下のように、原稿の走査にともなつ
て変化して行く。A、B、Cは原稿Tの先端、中央およ
び後端部分の画像を示し、11、12、13は、A、B
、Cを感光ドラム1上に投影する場合のレンズ8の移動
(原稿面に、原稿とレンズ間にミラーがあればそのミラ
ーによる原稿面の鏡像面に平行に移動する)位置であり
、A、B、Cの光像は、露光スリット5を通して感光ド
ラム1上のa、b、c各点に投影され、感光ドラム1上
に原画像対応の静電潜像を形成する。
束)の入射角は、以下のように、原稿の走査にともなつ
て変化して行く。A、B、Cは原稿Tの先端、中央およ
び後端部分の画像を示し、11、12、13は、A、B
、Cを感光ドラム1上に投影する場合のレンズ8の移動
(原稿面に、原稿とレンズ間にミラーがあればそのミラ
ーによる原稿面の鏡像面に平行に移動する)位置であり
、A、B、Cの光像は、露光スリット5を通して感光ド
ラム1上のa、b、c各点に投影され、感光ドラム1上
に原画像対応の静電潜像を形成する。
このように原稿7上の各部分は除電器3内の異なる領域
に人射することとなる。この時、除電器3のコロナ放電
の強さは、第2図内に破線で示した通りの分布を示して
いるため、除電同時露光の除電効率が異なり、明部電位
の差が生じ、中間調画像の再現性に変化を生じる等の欠
点を生じることとなる。これを横軸に感光ドラムに与え
られる露光量(1ux.sec)、縦軸に感光ドラム表
面の電位Mを目盛つた図である第3図について説明する
に、同図中曲線3−A,3−B,3cは、それぞれ原稿
7、レンズ8、感光体1上の露光点を結ぶ光路がA−1
1−A,B−12−B,C−13−Cの場合の特性曲線
であり、露光光束と除電コロナの強く分布している部分
が重なる時に効率の良い除電が行なわれ、カブリ等のな
い複写画像が得られるが、露光光束が除電器3の周辺領
域に入射する場合には、除電効率が不十分であり、カブ
リのある画像となる等の欠点を有していることを示して
いる。本発明は、画像露光光束が入射する位置で感光体
を除電する除電器を備え、原画像の走査にともなつて感
光体への画像露光光束の入射角が変化して行く電子写真
装置において6画像露光光束の入射位置をほぼ一定に保
ち、これによつて高品質の複写画像を得ることを目的と
する。
に人射することとなる。この時、除電器3のコロナ放電
の強さは、第2図内に破線で示した通りの分布を示して
いるため、除電同時露光の除電効率が異なり、明部電位
の差が生じ、中間調画像の再現性に変化を生じる等の欠
点を生じることとなる。これを横軸に感光ドラムに与え
られる露光量(1ux.sec)、縦軸に感光ドラム表
面の電位Mを目盛つた図である第3図について説明する
に、同図中曲線3−A,3−B,3cは、それぞれ原稿
7、レンズ8、感光体1上の露光点を結ぶ光路がA−1
1−A,B−12−B,C−13−Cの場合の特性曲線
であり、露光光束と除電コロナの強く分布している部分
が重なる時に効率の良い除電が行なわれ、カブリ等のな
い複写画像が得られるが、露光光束が除電器3の周辺領
域に入射する場合には、除電効率が不十分であり、カブ
リのある画像となる等の欠点を有していることを示して
いる。本発明は、画像露光光束が入射する位置で感光体
を除電する除電器を備え、原画像の走査にともなつて感
光体への画像露光光束の入射角が変化して行く電子写真
装置において6画像露光光束の入射位置をほぼ一定に保
ち、これによつて高品質の複写画像を得ることを目的と
する。
第4図は本発明の実施説明図である。
除電器3の背面に設けられた露光スリツト5はレンズ8
の移動につれて露光域での感光体1の法線に垂直な直線
土を移動(矢印)する。
の移動につれて露光域での感光体1の法線に垂直な直線
土を移動(矢印)する。
これによつて画像露光光束の入射位置がほぼ一定に保た
れる。原稿の等倍像を形成するとして、原稿サイズをL
。、レンズの焦点距離をf、スリツト5と感光体1の距
離をdとするとスリツト5の移動距離はL。d/4fと
なり、この構成により除電領域と露光領域の相対関係は
一定に維持されるため、画像再現性は第3図の3−bの
カーブに一致させることが可能となる。つまり前記の除
電効率の差を防止してカブリ、中間調濃度差等のない高
品質の複写画像を得ることができる。第4図にはA点を
露光している時の露光スリツト5の移動位置を示した。
れる。原稿の等倍像を形成するとして、原稿サイズをL
。、レンズの焦点距離をf、スリツト5と感光体1の距
離をdとするとスリツト5の移動距離はL。d/4fと
なり、この構成により除電領域と露光領域の相対関係は
一定に維持されるため、画像再現性は第3図の3−bの
カーブに一致させることが可能となる。つまり前記の除
電効率の差を防止してカブリ、中間調濃度差等のない高
品質の複写画像を得ることができる。第4図にはA点を
露光している時の露光スリツト5の移動位置を示した。
ところでレンズ移動光学系の場合には、レンズの移動位
置により原稿と露光点を結ぶ線と原稿面の法線とのなす
角度θが変化し、一様原稿照明を行つた時には、感光体
上の照度はCOs4θに比例する。
置により原稿と露光点を結ぶ線と原稿面の法線とのなす
角度θが変化し、一様原稿照明を行つた時には、感光体
上の照度はCOs4θに比例する。
原稿の大きさ420mm、焦点距離200mmのレンズ
を用いた時には、原稿端部A,Cの投影光照度は原稿中
央部Bの投影光照度に比べて13%低下するため、画像
濃度にムラを生ずることとなる。
を用いた時には、原稿端部A,Cの投影光照度は原稿中
央部Bの投影光照度に比べて13%低下するため、画像
濃度にムラを生ずることとなる。
本発明実施例においては、この画像濃度ムラを防止する
ために、露光スリツト5の移動時に、角度θに対応して
露光スリツト5を傾けていることに特徴を有している。
第5図に露光スリツト5移動の概要を示す。
ために、露光スリツト5の移動時に、角度θに対応して
露光スリツト5を傾けていることに特徴を有している。
第5図に露光スリツト5移動の概要を示す。
スリツト5中心S。は前述直線上を移動し6スリツトを
傾けるためスリツト端部Sl,S2は図示する破線上を
移動するように構成される。露光領域における投影光照
度はCOs4θに比例するので、スリツト5の前述直線
に対する傾角をαとすると露光光束巾はCOsαに比例
して拡大されるため0084θ×COsα一ー定の関係
をみたすように(例えば原稿サイズ420mm、レンズ
焦点距離200m7!Lの時、θ−0の時、傾角α−2
9を傾印了感光体1上への露光光量を一定に保つことヵ
に童、これにより高品質の複写画像を得ることが可能と
なるものである。いずれにせよ、本発明によれば、画像
露光光束が入射する位置で感光体を除電する除電器を備
え、原画像の走査にともなつて感光体への画像露光光束
の入射角が変化して行く電子写真複写装置において、感
光体近傍に配置した露光スリツトを原画像の走査にとも
なつて移動させることにより、上記画像露光光束の入射
位置をほぼ一定に保つから、高品質の複写画像を得るこ
とが可能となる。
傾けるためスリツト端部Sl,S2は図示する破線上を
移動するように構成される。露光領域における投影光照
度はCOs4θに比例するので、スリツト5の前述直線
に対する傾角をαとすると露光光束巾はCOsαに比例
して拡大されるため0084θ×COsα一ー定の関係
をみたすように(例えば原稿サイズ420mm、レンズ
焦点距離200m7!Lの時、θ−0の時、傾角α−2
9を傾印了感光体1上への露光光量を一定に保つことヵ
に童、これにより高品質の複写画像を得ることが可能と
なるものである。いずれにせよ、本発明によれば、画像
露光光束が入射する位置で感光体を除電する除電器を備
え、原画像の走査にともなつて感光体への画像露光光束
の入射角が変化して行く電子写真複写装置において、感
光体近傍に配置した露光スリツトを原画像の走査にとも
なつて移動させることにより、上記画像露光光束の入射
位置をほぼ一定に保つから、高品質の複写画像を得るこ
とが可能となる。
第1図は電子写真法の原理を示す概要図、第2図はレン
ズ移動光学系、スリツト板、除電器および感光体の関係
を示す配置図、第3図は感光体表面電位と露光量の関係
グラフ図、第4図は本発明露光装置の一実施例の作動説
明図、第5図は同じく別の実施例の作動説明図である。 1・・・・・・感光体、2・・・・・・一次帯電器、3
・・・・・・除電器、4・・・・・−ランプ、5・・・
−・・スリツト、6・・−・・・スリツト板、7・・・
・・・原稿、8・・・・・・レンズ、9・・・・・・現
像装置、10・・・・・・転写装置。
ズ移動光学系、スリツト板、除電器および感光体の関係
を示す配置図、第3図は感光体表面電位と露光量の関係
グラフ図、第4図は本発明露光装置の一実施例の作動説
明図、第5図は同じく別の実施例の作動説明図である。 1・・・・・・感光体、2・・・・・・一次帯電器、3
・・・・・・除電器、4・・・・・−ランプ、5・・・
−・・スリツト、6・・−・・・スリツト板、7・・・
・・・原稿、8・・・・・・レンズ、9・・・・・・現
像装置、10・・・・・・転写装置。
Claims (1)
- 1 画像露光光束が入射する位置で感光体を除電する除
電器を備え、静止原稿台に固定された原画像の走査にと
もなつて、感光体への画像露光光束の入射角が変化して
行く電子写真露光装置において、感光体近傍に露光用ス
リットを配置し、このスリットを上記原画像の走査にと
もなつて移動させることにより上記画像露光光束の入射
位置をほぼ一定に保つことを特徴とする電子写真複写装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1865479A JPS5929867B2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 電子写真露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1865479A JPS5929867B2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 電子写真露光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55111966A JPS55111966A (en) | 1980-08-29 |
JPS5929867B2 true JPS5929867B2 (ja) | 1984-07-24 |
Family
ID=11977597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1865479A Expired JPS5929867B2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 電子写真露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929867B2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-20 JP JP1865479A patent/JPS5929867B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55111966A (en) | 1980-08-29 |
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