JPS5929775B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPS5929775B2
JPS5929775B2 JP11975976A JP11975976A JPS5929775B2 JP S5929775 B2 JPS5929775 B2 JP S5929775B2 JP 11975976 A JP11975976 A JP 11975976A JP 11975976 A JP11975976 A JP 11975976A JP S5929775 B2 JPS5929775 B2 JP S5929775B2
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JP
Japan
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cooking
relay
cleaning
sensor
output
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JP11975976A
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和則 曾根高
敦 西野
邦夫 木村
正樹 池田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオーブン等の調理器に関するものである。
一般にオーブン等の調理器はその機能上、庫内壁面を汚
染しやすい性質があり、長時間あるいは長期間使用した
場合、調理物、油滴等の飛散により、汚染類の坦積、焼
付きが起り、炭素質残渣が強く付着し、壁面をきれいに
掃除するにはかなりの労力と時間を要する問題があった
このような調理器庫内壁面の汚染を除去する方法として
は、庫内壁面に触媒をホーロー質で担持し、調理中、壁
面に飛散した油類を触媒によってCO2とH2Oに酸化
して除去する連続式セルフクリーニング法と、調理によ
って庫内壁面に飛散した食物残渣、油滴類を調理後、5
00〜550℃の温度で2時間以上空燃して炭化させ、
その後ブラシなどで掃き落とす燃焼式などがある。
しかしながら燃焼式は調理時間(15分〜1時間)、調
理温度(150℃〜350℃)に対して庫内壁面の浄化
に要する時間が長く、また高温が必要であり、エネルギ
ー的にも、経済的にも不利な欠点がある。
そのため近年、調理中に飛散した油類を触媒酸化して除
去する連続式セルフクリーニング型オーブンが注目され
つつある。
ところがセルフクリーニング型オーブンにおいても、調
理時間内に飛散した油類を完全に酸化除去することは困
難であり、わずかな汚染、特に油の飛散が集中する場所
の汚染は顕著な汚染とじて残っていた。
このような汚染を放置して、セルフクリーニング型オー
ブンを使用していると、セルフクリーニングのための触
媒の性能低下及び短命化となり、十分な効果が発揮され
ない問題が生じる。
これは触媒表面が汚染物質によって覆われるにつれ、触
媒への酸素供給が不十分となり、油の酸化能、即ち触媒
性能が低下するからである。
極端な場合、触媒表面が完全に汚染物質に覆われ、触媒
としての効力がまったく失われてしまう。
このような汚染物質が触媒表面を覆って、触媒性能が低
下する状態はセルフクリーニング壁面に連続的に多量の
油が供給され、触媒表面が酸素不足になり、油が触媒酸
化されることなく、ついには油が光沢ある黒かつ色の強
く焼付いた状態となり(これを以後ワニス化と呼ぶ)、
触媒としてまったく動きをなさなくなる。
したがってこのように多量の油がセルフクリーニング壁
面に付着して触媒能が低下する前に、空燃して完全付着
している残存油性分を酸化除去する必要がある(ここで
空燃とは、調理物をオーブン内に入れずに、庫内温度を
上げ、庫内壁面に付着した油類を酸化する方法をいう)
特にセルフクリーニングオーブンの場合、空燃温度は2
50℃〜400℃、時間は15分〜1時間と燃焼式に比
べてすべて有利であるが、従来のセルフクリーニング型
オーブンにおいて、セルフクリーニング表面がどのよう
な状態になったら、どの程度空燃操作を行えばよいかわ
からなかった。
例えば1回調理した後、すぐ空燃すれば、たしかにセル
フクリーニングのための触媒の性能劣化は見られないが
、調理1回につさ1回の空燃操作は手間もかかり、また
エネルギー的にも経済的にも不利である。
一方調理複数回につき1回の空燃操作はエネルギー的に
も経済的にも有利であるが、すでにセルフクリーニング
表面が油でワニス化し、触媒性能が低下した状態では、
空燃操作を行っても、元の触媒性能をとりもどすことが
できない問題がある。
即ち元の触媒性能をとりもどすことができ、しかもエネ
ルギー的にも経済的にも有利な必要最低限の空燃時期が
明確ではなかった。
本発明はこのような汚染蓄積物質が空燃操作により完全
に除去できる空燃時期を知らせるようにして、自動的に
酸化除去動作(以後クリーニング動作と称す)するよう
にしたものである。
以下その一実施例を図面にしたがって説明すると、1は
調理器本体、2はその調理庫、3は調理庫内の上下に設
けた熱源、4は受皿5ならびに調理用網5aを載置する
支持具で、左右対称に設けである。
6はセルフクリーニングのための触媒をコーティングし
た庫内壁である。
γは上記庫内壁6に設けたセンサーで、汚染度を電気信
号に変換して、ランプ8等の表示手段を作動させるもの
で□ ある。
第3図は上記センサー7として汚染物の電気特性を検知
して作動するものを示し、9は庫内壁6より絶縁するた
めの絶縁基板、10はこの絶縁基板9上に設けた電極で
、その表面に耐着した汚染物による静電容量の変化によ
って電気信号を出すようになっている。
この電極10は白金、金銀、アルミニウム、ステンレス
のような合金等の金属や炭素等の無機物でも使用可能で
あるが、好ましくは導電性のすぐれた銀等の耐摩耗性の
すぐれた・ 金属が良い。
第4図は第3図のセンサーを用いた場合の自動クリーニ
ング回路を示し、まずセンサー7とコイル11ならびに
トランジスタ12とで発振部13を構成し、その出力端
に抵抗14とコンデンサ15.16とからなる浦波器1
7を介してトランジスタ18,19.20群からなるス
イッチング回路21を接続し、その出力部にクリーニン
グ制御回路22を接続しである。
このクリーニング制御回路22はトランジスタ23と第
1リレー24ならびに後述する第2リレー接点25aと
からなる。
また26はタイマー回路で、トランジスタ27とコンデ
ンサ28、抵抗29,30で決められた時定数に応じて
オン、オフが制御されるトランジスタ31.32と、こ
のトランジスタ31゜32によって通電を制御される第
2リレー25とからなり、前記第1リレー24の作動に
よってタイマー回路26を作動させるバイパスリレー接
点24aを備えている。
33はタイマー回路26を介して接続された温度制御回
路で、ヒータ3への通電を制御するものであり、調理温
度を設定する可変抵抗器35と自動クリーニング用の一
定温度を設定する抵抗36とに切換える第1リレー接点
24cを備えている。
なお8は第1リレー接点24bの閉成によって点灯する
クリーニング表示灯である。
上記構成において、調理を進めていくと庫内壁6ととも
にセンサー7にも汚れが付着していく。
そしてこの汚れの量が多くなると次第にセンサー1の容
量が大きくなり、発振部13からの周波数が次第に低く
なる。
この周波数を受ける浦波器17はローパスフィルターに
より成り、低い周波数はど大きな出力が得られる様にな
っている。
したがって周波数が低くなると瀘波器1γの出力が犬と
なる。
そしてこの瀘波器17の出力が設定値以上になると、ト
ランジスタ18,19,20゜23がオンとなり、第1
リレー24を励磁する。
これにより第1リレー接点24bが閉じ、クリーニング
表示灯8を点灯するとともに、もう一つの第1リレー接
点24cがクリーニング温度(300℃)設定用抵抗3
6に切換わる。
さらにまたバイパスリレー接点24aが常開端子36a
側に切換わり、タイマー回路26を作動状態とする。
このタイマー回路26はコンデンサ28と抵抗29゜3
0で定められた時定数に応じてトランジスタ31へのベ
ース電位が変化し、ある一定時間(例えば60分)トラ
ンジスタ31,32をオフに保つ。
この間にバイパスリレー接点24aを介してヒータ3に
電気が流れ、空燃(クリーニング動作)が行なわれる。
そして一定時間過ぎると、トランジスタ31のベース電
位が規定値まで上昇し、トランジスタ31.32はオン
になり、第2リレー25が作動して第2リレー接点25
aが切れ、第1リレー24が励磁されなくなる。
これにより第1リレー接点24bがオフとなり、表示灯
8が切れるとともに、バイパスリレー接点24aもタイ
マー回路側端子36bに切換わる。
また第2リレー接点25bも切れ、ヒータ3への通電も
切れる。
また第2リレー接点24cも調理制御用35へと復帰す
る。
このようにして自動的に汚染された壁面を浄化すること
ができる。
なおトランジスタ20はトランジスタ19を自己保持す
るためのもので、発振部13の出力が変動しても安定し
てクリーニングを一定時間待なうために設けられる。
また第2リレー接点25cは第2リレー25が動作した
とき開成され、前記トランジスタ20の自己保持を解く
ごとく構成している。
以上から明らかなように瀘波器17での設定値を、空燃
を必要とする必要最低限の汚染時のセンサー7からの出
力に設定しておけば、自動的にクリーニングをすること
ができるものである。
この空燃を必要とする必要最低限の汚染度はあらかじめ
実験によって求めることができ、例えばセルフクリーニ
ング機能付きの電気オーブンではにわとりのもも焼き1
本の調理を5回行なった時の汚染度であった。
そしてこの時のセンサーTからの出力を設定値にしてお
き、空燃を行なわせばほぼ満足のいく状態までセルフク
リーニング機能を回復させることができ、長期間にわた
ってこれを良好に保つことができた。
また本実施例ではスイッチング回路21の出力端に手動
スイッチ38を設け、この手動スイッチ38を介してス
イッチング回路21からの出力をクリーニング表示灯3
7側へと流すことができるようにしである。
したがって手動スイッチ38を切換えることにより、セ
ンサー7が所定の汚染量を検出すればこれを表示し、こ
れを見て使用者がスイッチ39を閉じてヒータ34によ
りクリーニングさせることもできる。
すなわち自動あるいは手動クリーニングが任意に選択で
きるようにしである。
第5図はセンサー7として汚染物の光特性を検知して作
動するものを用いた場合の実施例を示し、投光部40と
受光部41を庫内側壁面に設け、その表面を耐熱性を有
する光透過部材42で覆ったもので、受光部41が受け
る投光部40からの光量の変化を検知して作動するもの
である。
すなわち調理中に飛散する油滴等の量に応じて光量が変
化することを利用したものである。
なお実施例では電気信号として静電容量変化による汚染
度の感知を詳述したが、その他の電気抵抗を利用する方
法も本発明の範囲に入るものである。
さらに光信号として、その他の光電効果を有するものを
使用することも本発明の範囲に入るものである。
また庫内に内蔵したセンサーは着脱自在とし、掃除が簡
単にできるようにすることもでき、さらに光信号を用い
る場合には、庫内灯と併用することも可能である。
また表示手段としてはランプのほかにブザーも考えられ
、特に限定されることはない。
また実施例では電気オーブンについて詳述したが、ガス
オーブン、ガスグリル、業務用大型レンジ等の調理器に
ついても同様の機能を有するものである。
さらに本発明は自己浄化型被覆層を塗装したセルフクリ
ーニング機能付きの調理器について詳述したが、市販の
調理器(自己浄化能のないもの)、あるいは燃焼式の調
理器にも同様に適用できるものである。
このように本発明は一定の汚染度をセンサーで検知すれ
ば自動的に空燃浄化を開始するので、例えば触媒性能を
ほぼ完全に元の状態に復帰させて良好なものとすること
ができるとともに、その空燃時期も適格であるがら空燃
に要するエネルギー的、経済的ロスも少なく押えること
ができるなど、その効果は犬なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における調理器を示す斜視図
、第2図A、Bはその調理器に用いる受皿と調理用網を
示す斜視図、第3図は同センサーの説明図、第4図は電
気回路図、第5図はセンサーの他の実施例を示す説明図
である。 2・・・調理庫、計・・熱源、γ・・・センサー、8・
・・表示手段、24・・・第1リレー、25・・・第2
リレー、26・・・タイマー回路、24a・・・バイパ
スリレー接点、38・・・手動スイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 調理庫と、この調理庫内の壁面汚染度を電気信号に
    変換するセンサーと、このセンサーからの出力が一定以
    上になると熱源を発熱させて調理庫内を空燃浄化する手
    段とからなる調理器。 2 上記手段はセンサーからの出力が一定以上になると
    作動する第1リレーと、この第1リレーの作動によって
    動作するタイマー回路と、前記タイマー回路の動作終了
    によって第1リレーならびに熱源の作動を停止させる第
    2リレーとで構成したことを特徴とする特許 の調理器。 3 上記手段はセンサーからの出力が一定以上になると
    これを表示する表示手段と作動を開始する第1リレーと
    を切換える手動スイッチを備え、この手動スイッチを切
    換えることによって熱源の作動を手動でも行なえるよう
    にしたことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載
    の調理器。 4 上記センサーは汚染物の電気特性を検知して電気信
    号に変換するものであることを特徴とする前記特許請求
    の範囲第1項記載の調理器。 5 上記センサーは汚染物の光学特性を検知して電気信
    号に変換するものであることを特徴とする前記特許請求
    の範囲第1項記載の調理器。
JP11975976A 1976-10-04 1976-10-04 調理器 Expired JPS5929775B2 (ja)

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JP11975976A JPS5929775B2 (ja) 1976-10-04 1976-10-04 調理器

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JPS5344670A JPS5344670A (en) 1978-04-21
JPS5929775B2 true JPS5929775B2 (ja) 1984-07-23

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010038446A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
WO2020235855A1 (ko) * 2019-05-17 2020-11-26 전자부품연구원 하이브리드 투습방지층 제조방법

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