JPS5929653Y2 - 電気かみそり - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電気かみそりに関するものである。

従来、鏡をコンパクトに収納できひげそり時に見易い位
置にセントすることができるものとして、ケースに屈曲
自在のアームを設けそのアームに鏡付刃部を取付けたも
のがあった。

しかしながら、使用時に揺れやすく捷た刃部を被せると
きにアームを延ばす必要があり面倒であるという欠点か
あった。

したがって、この考案の目的は、使用時に鏡が揺れずま
たキャップをするときに操作が簡単な電気かみそりを提
供することである。

この考案の一実施例を第１図ないし第９図に示す。

すなわち、この回転式電気かみそりは、ノ・ウジング１
の内部に電池（図示省略）、正逆回転モータ２を内装し
、ハウジング１の側部にスイッチハンドル３を設け、頭
部側面に刃部４を構成している。

そしてハウジング１０頭部上面に、両側面に凹み５を形
成したスライド溝６を形成し、スライド溝６の端部より
逆Ｔ字形の摺動子７を摺動自在に嵌め込む。

摺動子７の上端部には横方向にボルト孔８を穿孔し、ボ
ルト孔８の両端開口に、刃部用キャンプ９の側部に形成
した一対の取付孔１０．１０を重ね合せ、さらにコイル
ばね１１を介在してボルト１２を通しナツト１３で締付
けろ。

一方、キャップ９の内面には鏡１４な取付ける。

このように構成して刃部４にキャップ９を被冠する場合
は、第４図のように摺動子７を刃部４側に最接近させ、
キャンプ９をボルト１２の１わりに回転して被冠する。

一方、ひげそり時は第５図のように、キャンプ９を開き
、摺動子７をスライドさせ後方に位置させて見易い適度
の距離を確保するとともに、ばね１１により適度な角度
に傾けて維持させる。

ナト、適宜にキャップ９をスライ ド溝６の端部より取
外すことかできる。

つぎに、刃部４の内部構造は第６図むよび第７図に示す
ように、外刃１５、内刃１６、ファン１７、一方向クラ
ッチ爪付き継手１８からなっており、モータ２のモータ
軸１９に継手１８を連結し、継手１８のクラッチ爪２０
にファン１７を嵌合し、継手１８に内刃１６を嵌合し、
外刃１５は外刃フレーム２１をハウジング１に螺合して
取付ける。

一方向クラッチ爪２０は弾性を有し、ファン１７はクラ
ッチ爪２０に対してモータ２の逆回転のときかみ合うよ
うに受歯２２が凹設されている。

このように構成して、モータ２が正回転（第８図矢印穴
）するときは、ファン１７は回転せず内刃１６のみが回
転してかみそり動作する。

この場合、外刃１５内にひげ屑が落下してもファン１７
が内刃１６の作動によるひけぐず攪拌な押える作用をす
るたみ、ひげ屑飛散が起こり難く、使用中における外刃
１５のひげ導入穴よりの飛散な押える効果がある。

つぎに、モータ２を逆回転（第９図矢印Ｂ）すると、内
刃１６の逆回転とともにファン１７が回転し、外刃１５
内に溜ったひけ屑を強制攪拌して外刃１５のひけ屑導入
穴よりひけ屑を外部へ放出し、手を汚すことなく簡単に
ひげ屑除去ができ、したがって切味を長期に維持できる
。

以上のように、この考案の電気かみそりは、ノ・ウジン
グに摺動子をスライド自在に設け、との摺動子に鏡付キ
ャップを枢着したため、鏡をコン７〈クトに収容できる
とともに見易い位置にセットでき、しかも使用時に鏡が
揺れないので顔を見やすくまたキャップを被せるとき操
作が簡単であるとという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例の斜視図、第２図はその部
分分解斜視図、第３図は要部断面図、第４図および第５
図は動作状態の側面図、第６図は刃部の拡大断面図、第
７図はその分解斜視図、第８図および第９図はファンの
動作状態の平面図である。 １・・・ハウジング、４・・・刃部、６・・・スライド
溝、７・・・逆Ｔ字形摺動子、９・・・キャップ、１１
・・・ばね、１２・・・ボルト、１４・・・鏡。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ハウジングと、このハウジングの頭部に装着されたかみ
   そり刃部と、この刃部に接離自在となるように前記ハウ
   ジングに摺動自在に設けられた摺動子と、との摺動子に
   揺動自在に枢着烙れて前記刃部を被冠するキャップと、
   このキャンプの内面に設けられた鏡とな備えた電気カミ
   ソリ。