JPS5929469B2 - オ−トバイの制動機構 - Google Patents

オ−トバイの制動機構

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JPS5929469B2
JPS5929469B2 JP6387381A JP6387381A JPS5929469B2 JP S5929469 B2 JPS5929469 B2 JP S5929469B2 JP 6387381 A JP6387381 A JP 6387381A JP 6387381 A JP6387381 A JP 6387381A JP S5929469 B2 JPS5929469 B2 JP S5929469B2
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wheel
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、前後輪を有するオートバイの制動機構の改良
に関する。
オートバイのような単軌道式車両に特有の制動上の問題
があることはかねてから知られていることである。
前輪の滑べりにより操従制御機能が失なわれると、車輌
が急転例するのが普通である。
オートバイは、前輪と後輪両方に同時に制動力をかける
ことによりぐあいよく制動することができるが、前輪と
後輪にかける制動力の比率を適切に変えることによりぐ
あいよく制動することもできる。
しかし、従来の一般的なオートバイの制動機構は、前輪
と後輪別々に制御を行なうようにされていて、後輪に制
動をかける右側の足踏みペダルと前輪に制動をかける右
側の手回しレバーを備えている。
オートバイの運転者、とくに、比較的搭乗経験の浅い運
転者は、非常停止のさい後輪にだけ制動をかける傾向が
あり、その結果、減速効果が低く、衝突を起こす危険が
大きい。
非常停止のときでも後部制動だけをかけるのは、前輪が
滑べることをおそれるためであり、また運転者の不慣れ
のため右側の制動ハンドルのグリップをゆるくしか回わ
さないためである。
1組の制御機構を利用して、同じ力を前輪制動機構と後
輪制動機構の両方にかけることも可能である。
しかし、このやり方では、たいていの場合、減速のため
前輪に重みが転移するので、最大可能な減速を確保する
ことはできない。
後輪にかける制動力のパーセントよりも大きい所定パー
セントの制動力を前輪にかける制動機構は、いろいろな
制動状態のもとて車両に普通の場合より早い制動をかけ
るさい有利であるが、はとんどすべての制動状態のもと
て最適切であるわけではない。
滑べりがない状態ではわずかな減速しか生じないような
滑り易い道路条件のもとでは、前輪への重量の転移はご
くわずかであり、大きい比率の制動力を前輪にかけるこ
とは実質的に最大制動能力を減らす一方、滑べりが生じ
る可能性を増すものである。
非常に大きい減速を行なうことができる良好な道路条件
のもとでは、前輪に大きい割合の制動力をかけることが
望ましい。
前輪の制動と後輪の制動の割合を自動的に変えて非常の
さい可能なかぎり滑べりを最小程度に抑えて最大減速を
可能にすることができる制動機構を用意することが好ま
しい。
このような制動機構は、前輪が滑べることが非常に危険
なオートバイのような二輪車の場合、とくに好ましい。
しかして、オートバイのような二輪車の制動機構であっ
て、広い範囲にわたるいろいろな道路条件のもと、前輪
の滑べりを可能な限り最小程度に抑えながら車両に最大
可能な減速を与えることができる制動機構が本発明によ
って提供されたのである。
本願の第1番目の発明によれば、前輪と後輪とを有する
オートバイの制動機構であって、前輪に可変制動力をか
けるように作動する前部制動機構と、後輪に可変制動力
をかけるように作動する後部制動機構と、あるレベル範
囲にわたって動作する制動制御装置と、該制動制御装置
の動作レベルが実質的に七狛を越えており、且つ滑りや
すくない路面上において0.5G以上の減速度をもたら
す所定の高い動作レベルまでの範囲に含まれるすべての
動作レベルにおいて、前記制動制御装置の動作レベルが
漸進的に増加するにしたがって前記前部制動機構と前記
後部制動機構とを作動させて前記前輪と前記後輪に漸進
的に強くなる制動力を適用するとともに、前記制動制御
装置の動作レベルが漸進的に増加するにしたがって該前
輪と該後輪に適用される総計の制動力に対する該前輪に
適用される制動力の比率が次第に増加するように前記前
部制動機構を作動させる(後に、第3図のグラフ30.
40.42をもって説明される)、前記制動制御装置の
動作レベルに応動する応動装置と、を備えたことを特徴
とするオートバイの制動機構提供される。
この第1番目の発明は、後に説明する第4図から第9図
までに示されたすべての実施例に対応するものである。
また、本願の第2番目の発明によれば、前輪と後輪とを
有し、搭乗者の座席が前輪よりも後輪により近く備えら
れているオートバイの制動機構であって、前輪に可変制
動力をかけるように作動する前部制動機構と、後輪に可
変制動力をかけるように作動する後部制動機構と、ある
レベル範囲にわたって動作する制動制御装置と、少なく
とも所定の動作レベルまで、前記制動制御装置の動作レ
ベルが漸進的に増加するにしたがって前記前部制動機構
と前記後部制動機構とを作動させて前記前輪と前記後輪
に漸進的に強くなる制動力を適用するとともに、前記制
動制御装置の動作レベルが漸進的に増加するにしたがっ
て該前輪と該後輪に適用される総計の制動力に対する該
前輪に適用される制動力の比率が次第に増加するように
前記前部制動機構を作動させる、前記制動制御装置の動
作レベルに応動する応動装置とを備え、この応動装置は
、乾燥した滑りやすくない路面上において0.1G以下
の減速度をもたらす動作レベルにおいて前記制動制御装
置が軽く動作されるとき、該後輪に適用するよりも小さ
な制動力を該前輪に適用し、もって、滑りやすい路面上
において該前輪が回転しなくなることを阻止するように
なっていることを特徴とするオートバイの制動機構が提
供される。
この第2番目の発明に対応する実施例は後に説明する第
5図及び第6図に示されているが、応動装置に若干の修
正を行なうことによって、第4図、第7〜8図及び第9
図に示された構成も第2番目の発明の実施例となり得る
ことは、後の説明によって容易に理解されるであろう。
更に、本願の第3番目の発明によれば、後に説明する第
5図及び第6図に示す実施例の構成を含むより具体的な
構成を備えたオートバイの制動機構が提供される。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に
説明する。
第1図と第2図は、前輪12と、後輪14と、ブレーキ
・シュをディスク・ブレーキに当てる前部ブレーキ・ア
クチュエイタ−17と後部ブレーキ・アクチュエイタ−
19を備えた制動機構16とより成るオートバイ10を
示したものである。
一人の運転者を乗せたオートバイの重心18は、地面よ
り上約50cIrLの高さHに位置している。
オートバイにブレーキをかけると、矢印20と22によ
り表示されている制動力が働らいてオートバイは減速す
る。
このとき、矢印24により表示されている車体の慣性力
がオートバイを前進させようとする。
制動の間、反対向きの力が距離H離れた状態で作用する
結果、前輪12に普通の運転のときより大きい重力が作
用し、後輪14に普通の運転のときより小さい重力が作
用するようトルクが生じることになる。
前輪に転移した重量のパーセントは、オートバイの減速
度に左右され、したがって前後輪が地面を滑べらない限
り、前後輪の減速度に左右される。
できるだけ短い距離でオートバイイが停止するように最
大可能な減速度を与えるため、このような制動をかけて
いる間、前後輪が支える重量に比例して制動力または制
動トルクを前後輪に作用させることが望ましい。
滑りやすい路面では車輪がスリップするまえに軽度に減
速するようにする。
したがって重量の転移はごくわずかであり、はぼ同じ制
動力が両方の車輪に作用することになる。
乾燥した平らな道路上での非常停止のさい、車輪が滑べ
るまえに約0.8Gの非常に大きい減速度が生じるよう
にする(ここでGは重力の加速度であって、約10 m
/ 5ee2である)。
したがって、非常に大きい減速が行なわれている間、前
輪への重量の転移は大きく、後輪にかける制動力のおそ
らく3倍程度の制動力を前輪にかけることによりもつと
も効果的な停止を行なうことができよう。
第3図は、第2図に示されている運転者が一人搭乗した
オートバイについてどちらかの車輪が滑べるまえにいろ
いろな減速状態で前後輪に作用させることができる力の
最大量を示したグラフ(「曲線」とも呼ぶ)30である
しかして、このグラフ30は、中型のオートバイについ
て実施されたテスト結果を示す。
第2図を見れば判るように、このオートバイの重心は(
距離Dfにある)前輪の方よりも(距離Drにある)後
輪の方に近い。
したがって、グラフ30のうち0.1Gの減速度を表わ
すグラフの点32でのごとく、初期後部制動力は前部制
動力より(約30%程度)大きい。
約0.35Gの減速度を表わす点34では制動力はほぼ
等しい。
0.5Gの減速度を表わす点36では後車輪にかけた制
動力よりも約50%大きい制動力が前輪にかかったので
ある。
0.8Gの減速度を表わす点38では滑りが生じるまえ
に後輪にかけた制動力の約3倍の制動力が前輪にかかっ
たのである。
制動を表わす真の尺度は車輪にかかる制動トルクである
ことはいうまでもない。
グラフ30は、制動力に比例した制動トルクをかけるほ
ぼ同一の前部制動装置と後部制動装置を備えたオートバ
イに作用する相対的な力を表わしたものである。
滑べりを判なうことはくいろいろな減速度で前輪と後輪
にかけることができる最大制動力または最大制動トルク
を表わしている曲線30の形状は、ホイール・ベースW
に対する重心の高さHの割合に左右される(第2図参照
のこと)。
運転者が一人乗った代表的な中型のオートバイの場合、
重心18は地上約50(11771のところに位置して
おり、一方、ホイール・ベースは前記重心の高さの2.
5倍から3倍の大きさである。
もし、別格乗者すなわち相乗者が座席に座っている場合
、重心は後方且つ上方に移動する。
この場合、第3図に示されているグラフ40が付加する
ことができる最大制動力を正確に示している。
オートバイを制御する場合、前輪の滑べりを防ぐことが
非常に重要である。
したがって搭乗者が一人の場合でも第3図の参照数字4
2で表示されているタイプのグラフを使用することが好
ましい。
この場合、理想的な制動力より若干大きい制動力を後輪
にかけて、まず後輪で滑べりが生じるようにすることが
できる。
なお、もし、4輪車に類似の制動機構を使用する場合、
2輪車の場合とは重心の位置が異なることを考慮して曲
線30に示されている特性を幾分調節した制動力を利用
することができる。
なぜなら、4輪車の場合、車輪のすべりは2輪車の場合
はど重大なことではないからである。
第3図の曲線44に示されている特性を用意して後輪に
かける力の増加を防ぎながら、前輪にかける力を徐々に
増加させるため、後輪にかける力の大きさを制限するだ
けの簡単な機構を利用することも可能である。
この構成によりつねに均等な力をかける場合より効果的
な制動を行なうことができるが曲線44は曲線42より
はかなり効果が低いようである。
その理由は、曲線44によれば、前輪が滑べる前に後輪
がかならず滑べるようになるために、常に必要以上の制
動力を後輪に適用している(曲線44と曲線42とを比
較されたい)から、特に0.4Gのような中程度の減速
度や、0.8Gのような高い減速度において、後輪を制
動するために必要な力よりもかなり犬なる(従って、無
駄な)力が後輪を制動するために適用されることになっ
てしまうからである。
もし、曲線44に類似した曲線を4輪車に適用する場合
、この類似した曲線が曲線30上の点36を通るように
して、曲線30により一層近似させることができる。
そのようにすれば、曲線42と比較して、前輪により大
きな割合の制動力が適用されることになるから、前輪に
滑りが生ずるかもしれないが、4輪車の場合には、前輪
の滑りは2輪車におけるほど重大な問題を生ぜしめない
から差支えないのである。
マスター・シリンダーを使用して油圧媒体を圧送してブ
レーキ・シュを動かす油圧式アクチュエイターに油圧媒
体を供給するタイプの制動機構は、後輪に圧力逃し弁を
付加することにより変更を行なうことができる。
このような逃し弁を使用すれば、とくに、非常制動の間
のように圧力が急上昇したとき前記逃し弁が開弁するよ
うな限界を越えて圧力を若干高めることができる。
この結果、参照数字45により示すような制動特性を得
ることができるが、このグラフ45は、0.4Gのよう
な中程度の減速度ではグラフ44よりも理想グラフ42
の方に接近しているが、0.7Gから0.8Gのような
大きい減速度では理想曲線42から離れている。
これは、釘として表現することができるdf 前輪制動力に関する後輪制動力の変化(ここで、drは
後輪制動力の増分の変化であり、dfは前輪制動力の増
分の変化である)が前輪制動力の増加にしたがって一定
の割合で減少する状態を曲線42(ならびに曲線30と
40)が表わしているからである。
このことは、曲線42が凸面状に湾曲し、一方、曲線4
4と45が直線であることから理解することができよう
非常停止するためグラフ42の特性をもったオートバイ
を制動する場合、運転者が車輪の一方(後輪)が滑べり
つつあることを検知するまでブレーキをかけ、しかるの
ち若干ブレーキをゆるめて滑りを伴なうことなくできる
だけ早く停止するようにする。
曲線40と42の間の特性となるように運転者が制動特
性を調節することができるようにすることも可能である
しかし、いっさい調節を行なうようにはなっていない場
合には、運転者が一人しか乗っていないときにはオート
バイの運転は乱暴になりがちでその結果非常制度するこ
とが多くなることを考慮して、曲線42の特性を具備せ
しめることが好ましい。
第4図は、第3図のグラフ42に従がって前輪制動力と
後輪制動力を作用させることによりオートバイを制動す
るために使用することができる制動機構16Aを図解し
たものである。
この制動機構16Aは、オートバイのフレーム48に軸
支されている軸46に回動可能に取り付けられたフート
・パッド50付きペダル44′(即ち制動制御装置)を
備えており、ペダル44′は運転者の右足により前記ペ
ダル44′を押し下げ、ブレーキの操作量を変えるブレ
ーキ制御装置として機能するようになっている。
ペダル44′といっしょに回動するアーム52は1対の
カム54と56を備えている。
オートバイは、以下においてピストンとも呼ぶプランジ
ャー62を備えた油圧マスター・シリンダー60より成
る前部制動装置または機構58を備えており、前記プラ
ンジャー62を押し動かすと管路64をへて油を圧送し
、たとえば、ディスク・ブレーキに接面するブレーキ・
シュを油圧アクチュエイターを操作することにより前輪
に制動力を作用させることができる。
後部制動装置または機構66も同様に構成されていて、
油圧マスター・シリンダー68は以下においてピストン
とも呼ぶプランジャー70を備えており、該プランジャ
ー70を押し動かして、管路72をへて後輪ブレーキ・
アクチュエイターに油圧媒体を圧送するようになってい
る。
プランジャー62,70は、カム54.56に当接して
いる従動子74,76を担持している。
フート・パッド50を押し下げると、カム54゜56を
備えたアーム52は、ピストンに取り付けたカム従動子
に向かって移動する。
両ピストン62.70は互に平行に動き、もし、カム5
4゜56がどちらもフラットで平行している場合、すべ
ての制動力レベルにおいて後部ブレーキにかける制動力
よりも約50%以上も大きい制動力が前部ブレーキに作
用する。
しかし、カム54,56の形状は、前輪と後輪にかかる
制動力の相対的な比率を変えるよう設計されている。
フート・パッドを押し下げて、オートバイの制動を始め
ると、前輪用ピストン62は、後輪用ピストン70より
も約30%大きく移動し、これにより後輪より大きい制
動力が前輪に作用する。
しかして、フードパッド50をもつと大きく強く押し下
げて、アーム52を大きく回動させると、圧送される油
圧媒体のうちかなり多くの部分が前部制動装置に圧送さ
れ、後輪に対する制動トルクの比率よりも前輪に対する
制動トルクの比率が次第に増加する。
第4図に示されている機構の中に設けられている戻しは
ね80は、制動をかけていないとき、アーム52を引き
寄せてストッパー82に押し当てる働らきをしている。
油圧シリンダー装置を使用する代りに、いろいろな機械
的なリンク機構を使用して、カム従動子74,76を制
動装置に連結することが可能であることはもちろんのこ
とである。
前述した第4図の実施例においては、アーム52と、該
アームに備えられたカム54,56とが、制動制御装置
即ちペダル44′の動作レベル(ペダルの押し下げ量)
に応動する応動装置を構成する6第5図は別の実施例の
制動機構16Bを示したものであって、この制動機構1
6Bはフレーム199に備えた第1の軸92のまわりに
回動する押し下げ可能なペダル(即ち、制動制御装置)
90を備えており、該ペダル90は第1のアーム94に
固定されている。
従って、ペダル90を押し下げると第1のアーム94は
第1の軸92のまわりに回動する。
また、第2のアーム96が第1のアーム94上に備えた
第2の軸98のまわりで回動可能に取り付けられている
第2のアーム96には第3の軸102を介してカム部材
100が回動自在に取り付けられている。
メイン・スプリング104の内端1041は第1のアー
ム94に連結されており、外端104oは第2のアーム
96に連結されている。
メイン・スプリング104は第2のアーム96を回動さ
せるように作用するので該第2のアーム96に担持され
ているカム部材100は前輪用マスター・シリンダー1
10と後輪用マスター・シリンダー112のための1対
のプランジャ(即ち、カム従動子)106,108を押
し動かすようになっている。
前記マスター・シリンダー110,112は管路114
,116をへて前輪制動装置と後輪制動装置にそれぞれ
接続されている。
なお、第1のアーム94、第2のアーム96、カム部材
100及びスプリング104は、ペダル即ち制動制御装
置90の動作レベル(即ち、押し下げ量)に応動する応
動装置を構成している。
第6図に示されている位置までフート・パッド50aを
押し下げると、第1のアーム94が第1の軸92のまわ
りに回動し、スプリング104が圧縮される。
さらに、スプリング104は第2のアーム96を第2の
軸98のまわりに回動させて、カム部材100をプラン
ジャー106,108に向かって移動させ、ブレーキを
作動させる。
メイン・スプリング104により付加される力は、第3
の軸102と、プランジャー106,108の運動線1
20,122との間の距離に応じて、プランジャー10
6とプランジャー108との間に分配される。
2つのプランジャー106.108は平行な運動線12
0 、122に沿って運動する。
ペダル90を踏み込んで最初のあいだは第5図に示すご
とく、第3の軸102とプランジャー106の間の距離
fは、第3の軸102とプランジャー108の間の距離
rよりも大きくなっている。
従って、最初のあいだは、後輪用のプランジャー108
には前輪用のプランジャー106より大きな力が及ぼさ
れ、後輪には前輪より大きい制動トルクが適用される(
プランジャー106を押す力がXで、プランジャー10
8を押す力がYであるとすると、fX=rYであるから
、f > rであればXくY、即ち後輪により大きい制
動トルクが適用されることが理解し得よう)。
このようにする理由は、第3図を参照して前述したよう
に、乾燥した滑りやすくない路面上において0.1G以
下の減速度をもたらす動作レベル(即ち、ペダルの押し
下げ量)において前記制動制御装置(即ち、ペダル)9
0が軽く動作にされるとき、後輪に適用するよりも小さ
な制動力を前輪に適用し、もって、搭乗者の座席が前輪
よりも後輪により近く備えられているオートバイにおい
て、滑りやすい路面上において前輪が回転しなくなるこ
とを阻止するようにするためである。
もし、第2のアーム96の第2の軸98が第1の軸92
に接近した位置に位置ぎめされている場合には、距離f
とrはほぼ一定(変化しない)である。
しかし、第2の軸98はかなりの距離だけ第1の軸92
から左の方(第5図で)にずれているので、ペダル90
を押し下げる量が大きくなるに従がって、第2の軸98
が上方に移動し、かくて、第3の軸102も上方に移動
して第6図に示した状態になり、第3の軸102とプラ
ンジャー106との間の距離f2が、第3の軸102と
プランジャー108の間の距離r2より小さくなる。
従って、プランジャー108よりもプランジャー106
の方が大きな力が及ぼされることになり、後難よりも前
輪により大きい制動トルクが適用されるようになる(
f2X=r2Yであるから、f2<r2ならばx>y
)。
2つのプランジャー106゜108に及ぼされる押圧力
は、第3の軸102とプランジャー106 、108の
運動線120゜122との間の距離に逆比例するわけで
ある。
かくて、ペダル90を押し下げる量が漸進的に増加する
にしたがって前輪と後輪に漸進的に強くなる制動力が適
用されるとともに、前輪と後輪に適用される総計の制動
力に対する前輪に適用される制動力の比率が次第に増大
することになる(第3の軸102は漸進的に位置が上昇
していくから)。
相対的に制動トルクを制御するため、異なった寸法のマ
スター・シリンダーまたは補足的に修正されたマスター
・シリンダー110,112を使用することが可能なこ
とはもちろんのことである。
第7,8図は第5,6図に示されている制動機構16B
に類似した要領で動作するが、一段とコンパクトな構成
で成る別の制動機構16Cを示すものである。
この制動機構16Cにおいては、フート・パッド50b
を押し下げると、ペダルすなわち制動制御装置130が
フレーム198に固定されている第1の軸132のまわ
りで回動し、ペダル130に固定されている第1のアー
ム134も共に第1の軸132のまわりで回動する。
第1のアーム134は第2の軸138を備え、この第2
の軸138には第2のアーム136が回動自在に支持さ
れている。
第1のアーム134と第2のアーム136との間に配置
されたメイン・スプリング140は第2のアーム136
を押圧し、第2のアーム136を第2の軸138のまわ
りに時計方向に回動させる。
第2のアーム136には第3の軸143が備えられ、第
3の軸143にはカム部材142が回動可能に支持され
ている。
カム部材142は前輪用マスター・シリンダー148の
プランジャー144と、後輪用マスター・シリンダー1
50のプランジャー146とに当接している。
なお、第1のアーム134、第2のアーム136、カム
部材142及びスプリング140が応動装置を構成する
ものである。
フート・パッド50bを踏んでペダル130が押し下げ
られて第1の軸132のまわりにペダル130が時計方
向に回動するにつれて、ペダル130に連結されている
第1のアーム134も第1の軸132のまわりに時計方
向に回動する。
従って、第2の軸138は下方の位置138Xの方向に
下がり、また、第3の軸143も下方の位置143Xの
方向に下がり、かくて、第3の軸143とプランジャー
146との間の距離が、第3の軸143とプランジャー
144との間の距離よりも犬となり、総計の制動力に対
する前輪に適用される制動力の比が、第5図、第6図の
場合と同様に、次第に増大することになる。
第7図の制動機構16Cにおいて、第2の軸138を位
置138A又は138Bに変えることによって、前輪に
適用される制動力の比率が増加する割合を増減させるこ
とができるし、また、カム部材142を第2のアーム1
36に取付けている第3の軸143を下方へ143Xに
向かって位置を変えることによって、前、後輪に適用さ
れる制動力の割合を変えることができる。
第5図と第7図の制動機構16B 、 16Cにおいて
は、前部制動機構と後部制動機構の相対的な挙動(即ち
、両プランジャーの動き、従って、カム部材の傾き)と
は関係なく、前部制動機構と後部制動機構とに相対的な
制動力を与えるようになっている。
すなわち、もし前後の制動機構の一方にゆるみがあれば
、カム部材100,142が回動して2つのプランジャ
ーのうち一方を他方よりもより大きく移動させるという
ように挙動(2つのプランジャーの動き)は変わるので
あるが、カム部材の軸と、プランジャーとの間の距離に
変わりがない以上、2つのプランジャーに及ぼされる相
対的な力が影響されるわけはない。
フート・パッド50bに作用する力を一定とした場合に
カム部材142の第3の軸143が移動する量は、第1
の軸132と第2の軸138との間の距離に左右される
だけでなく、メイン・スプリング140のはね定数にも
左右される。
第7図の制動機構16Cは、急なカーブを曲がるために
運転者が足を地面につけてオートバイを倒れないように
して運転している時とか、又はオートバイを押している
時とかのように、運転者が制動をかけるために足を使え
ないような場合に使用されるための、手動補助ブレーキ
に用いることができる。
この場合、手動補助ブレーキにより第1のアーム134
を第1の軸132のまわりに回動させることができるよ
うに、簡単な手動操作ケーブルを第1のアーム134に
接続すれば良い。
第9図は、前輪と後輪の制動装置を操作するための前輪
制動用のケーブル160と後輪制動用のケーブル162
を用いた制動機構16Dであって、制動制御装置を構成
する制御ケーブル164゜166を介して制動力を作用
させるように構成された実施例を示している。
制御ケーブル164は足踏み用のペダルまで延びており
、制御ケーブル166は手動操作レバーまで延びている
従って、足踏み用のペダルを足で押し下げても、手動操
作レバーを手で押しても、どちらの場合でもブレーキが
かかるようになっている。
この制動機構16Dは第7図で示した制動機構16Cに
極めて良く似た作動を行なうようになっている。
制御ケーブル164または166のどちらかが引張られ
ると、制御ケーブル164及び166に連結されている
第1のアーム168はフレーム172上に備えられた第
1の軸170のまわりに時計方向に回動する。
第1のアーム168に備えられた第2の軸178には回
動可能に第2のアーム176が備えられ、第1のアーム
168と第2のアーム176との間にはメイン・スプリ
ング174が連結されている。
第2のアーム176には図示のように長孔が形成され、
その長孔内の所望の位置に第3の軸182が固定されて
いる(長孔内で第3の軸182は位置調節自在に固定さ
れ、もってその位置を調節できるようになっている)。
第3の軸182にはカム部材180が回動自在に軸支さ
れ、ローラ184及び186に対して第3の軸182の
上下両側において当接している。
ローラ184を一端部で軸支し他端部に前輪制動用のケ
ーブル160が連結されている摺動部材201はフレー
ム172に備えられた案内部材203により摺動自在に
支持されて第9図で左右の方向に摺動可能であり、また
、ローラ186を一端部で軸支し他端部に後輪制動用の
ケーブル162が連結されている摺動部材202も案内
部材203により摺動自在に支持されて左右の方向に摺
動可能である。
さて、制御ケーブル164または166のいずれかが引
張られて第1の軸170のまわりに第1のアーム168
が時計方向に回動すると、メイン・スプリング174を
介して第2のアーム176が第1のアーム168の方に
引張られるとともに、第1のアーム168上の第2の軸
178は、第1の軸170を中心にして時計方向に円弧
を画いて移動し、その位置が上昇する。
第3の軸182は、第2のアーム176がメイン・スプ
リング174によって引張られるから、第2の軸178
を中心にして時計方向に円弧を画いて移動するので、第
3の軸182の位置は上昇することになる。
すなわち、第1のアーム168が時計方向に回動ずれば
する程、第3の軸182の位置は上昇する構成になって
いる。
従って、第3の軸182とローラ184との間の距離は
、第3の軸182とローラ186との間の距離に比して
次第に小さくなって、ケーブル160がケーブル162
よりも強く引張られることになる。
それ故に、制動制御装置である制御ケーブル164又は
166の動作レベル(引張り力)が漸進的に増加するに
したがって、前輪と後輪に適用される総計の制動力に対
する前輪に対する制動力の割合が次第に増加するように
なっているのである。
なお、第9図に示された実施例においては、第1のアー
ム168、第2のアーム176、カム部材180及びス
プリング174が応動装置を構成している。
以上説明したように、本発明は、前輪と後輪にかけられ
る制動力が増すに従って、前輪と後輪に分配される制動
トルクの割合を変え、どのような路面でも、車輪が滑べ
る前に、最大に減速することが可能である、オートバイ
のような2輪車にとくに有用な制動機構を提供したもの
である。
上記の効果は、ブレーキ・レバー即ちペダルに取り付け
られたフート・パッドに付加される力の強さく従って押
し下げ量)等で表わされるブレーキ操作力のレベル(強
さ)に応答して、0.5Gの減速度までのようなかなり
広い減速度範囲にわたって、前輪及び後輪に漸進的に増
加する制動力を適用するとともに、前輪と後輪とに適用
される総計の制動力に対する前輪制動力の比率が次第に
増大するように構成された制動機構を備えることによっ
て達成されたものである。
本発明に係る制動機構は、約0.7Gの減速度を上回る
ような犬なる減速度において、前輪に付加される制動力
を増加させる一方、後輪に付加される制動力を減少させ
るようにすることができる(第3図の曲線30,42,
40を参照されたい)。
車体の減速度に従がって前輪と後輪にかける制動力の比
率が自動的に変わるようにされた本発明の制動機構を使
用することにより、比較的経験の浅い運転者でも、非常
制動時にほぼ最大の制動力を作用させて最小距離で停止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に従がって構成されたオー
トバイの右側を斜め上から見おろした斜祖国。 第2図は、第1図に示されているオートバイの右側の概
略室側面図。 第3図は、第1図のオートバイの車輪にかけることがで
きる制動力をオートバイのいろいろな減速状態について
示したグラフ。 第4図は、本発明の一実施態様に従って構成された制動
機構であって、第1図のオートバイに使用することがで
きる制動機構の部分的な立側面図。 第5図は、本発明の別の実施態様に従がって構成された
制動機構であって、第1図のオートバイに使用すること
ができる制動機構を制動まえの状態で示した立側面図。 第6図は、第5図の制動機構に強い制動をかけた状態を
示した立側面図。 第7図は、本発明の別の実施態様に従がって構成された
オートバイの制動機構の立側面図。 第8図は、第7図の制動機構の斜視図。 第9図は、本発明の更に別の実施態様に従がって構成さ
れたオートバイの制動機構の立側面図。 10・・・・・・オートバイ、12・・・・・・前輪、
14・・・・・・後輪、16,16A、16B、16C
,16D・・・制動機構、17・・・・・・前部制動、
作動装置、18・・・・・・重心位置、19・・・・・
・後部制動作動装置、20゜22・・・・・・制動力、
24・・・・・・慣性力、30 、40 。 42・・・・・・グラフ、44・・・・・・ペダル、4
6・・・・・・軸、48・・・・・・フレーム、50・
・・・・・フート・パッド、52・・・・・・アーム、
54.56・・・・・・カム、58・・・・・・前部制
動装置、60・・・・・・マスター・シリンダー、62
・・・・・・プランジャー、64・・・・・・管路、6
6・・・・・・後部制動機構、68・・・・・・マスタ
ー・シリンダー、70・・・・・・プランジャー、72
・・・・・・管路、74゜76・・・・・・カム従動子
、80・・・・・・戻しばね、82・・・ストッパー、
90・・・・・・押し下げ可能なペダル、92・・・・
・・軸、94・・・・・・第1のアーム、96・・・・
・・第2のアーム、102・・・・・・軸、104・・
・・・・メイン・スプリング、106,108・・・・
・・プランジャー、110.112・・・・・・マスタ
ー・シリンダー、114゜116・・・・・・管路、1
20,122・・・・・・プランジャーの運動線、13
0・・・・・・レバー、132・・・・・・軸、134
・・・・・・アーム、136・・・・・・アーム、13
8・・・・・・軸、140・・・・・・メイン・スプリ
ング、142・・・・・・カム部材、144,146・
・・・・・プランジャー、148・・・・・・前部制動
シリンダー、150・・・・・・後部制動シリンダー、
160,162,164,166・・・・・・ケーブル
、168・・・・・・第1のアーム、170・・・・・
・軸、172・・・・・・フレーム、174・・・・・
・メイン・スフリング、176・・・・・・第1のアー
ム、178・・・・・・軸、184・・・・・・前部制
動用のローラ、186・・・後部制動用のローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 前輪と後輪とを有するオートバイの制動機構であっ
    て、 前輪に可変制動力をかけるように作動する前部制動機構
    と、 後輪に可変制動力をかけるように作動する後部制動機構
    と、 あるレベル範囲にわたって動作する制動制御装置と、 該制動制御装置の動作レベルが実質的にゼロを越えてお
    り、且つ滑りやすくない路面上において0.5G以上の
    減速度をもたらす所定の高い動作レベルまでの範囲に含
    まれるすべての動作レベルにおいて、前記制動制御装置
    の動作レベルが漸進的に増加するにしたがって前記前部
    制動機構と前記後部制動機構とを作動させて前記前輪と
    前記後輪に漸進的に強くなる制動力を適用するとともに
    、前記制動制御装置の動作レベルが漸進的に増加するに
    したがって該前輪と該後輪に適用される総計の制動力に
    対する該前輪に適用される制動力の比率が次第に増加す
    るように前記前部制動機構を作動させる、前記制動制御
    装置の動作レベルに応動する応動装置と、 を備えたことを特徴とするオートバイの制動機構。 2 前輪と後輪とを有し、搭乗者の座席が前輪よりも後
    輪により近く備えられているオートバイの制動機構であ
    って、 前輪に可変制動力をかけるように作動する前部制動機構
    と、 後輪に可変制動力をかけるように作動する後部制動機構
    と、 あるレベル範囲にわたって動作する制動制御装置と、 少なくとも所定の動作レベルまで、前記制動制御装置の
    動作レベルが漸進的に増加するにしたがって前記前部制
    動機構と前記後部制動機構とを作動させて前記前輪と前
    記後輪に漸進的に強くなる制動力を適用するとともに、
    前記制動制御装置の動作レベルが漸進的に増加するにし
    たがって該前輪と該後輪に適用される総計の制動力に対
    する該前輪に適用される制動力の比率が次第に増加する
    ように前記前部制動機構を作動させる、前記制動制御装
    置の動作レベルに応動する応動装置とを備え、 この応動装置は、乾燥した滑りやすくない路面上におい
    て0.1G以下の減速度をもたらす動作レベルにおいて
    前記制動制御装置が軽く動作されたとき、該後輪に適用
    するよりも小さな制動力を該前輪に適用し、もって、滑
    りやすい路面上において該前輪が回転しなくなることを
    阻止するようになっていることを特徴とするオートバイ
    の制動機構。 3 前輪と後輪とを制動するためオートバイのフレーム
    上に備えられるオートバイの制動機構であって、 はゾ平行な運動線に沿ってそれぞれ運動するように備え
    られたカム従動子106,108を有し且つ前輪と後輪
    とに連結されている一対の制動機構110,114;1
    12,116と、 オートバイを制御する制動力を適用するために可動であ
    る制動制御装置90と、 第1の軸92により枢動可能に該オートバイのフレーム
    119上に取付けられ且つ前記制動制御装置90に連結
    されていて該制動制御装置90によって枢動される第1
    のアーム94と、 該第1の軸92から隔置された第2の軸98により枢動
    可能に前記第1のアーム94に取付けられた第2のアー
    ム96と、 第3の軸102により枢動可能に前記第2のアーム96
    に取付けられており且つ前記カム従動子106.108
    のそれぞれに係合するようにそれぞれ位置する一対のカ
    ム面を有するカム部材100と、 前記第1のアーム94から前記第2のアーム96へ制動
    力を伝達して前記第2のアーム96を前記第2の軸98
    の軸線のまわりに枢動せしめるように前記第1及び第2
    のアームに連結されたスプリング104とを有し、 前記カム部材100は、該カム面上に作用する前記それ
    ぞれのカム従動子106,108の力が該カム部材10
    0をして該第3の軸102の軸線のまわりにそれぞれ反
    対方向に枢動させるように、配置されており、 前記第2の軸98は、オートバイを制動するための前記
    制動制御装置90による前記第2のアーム96の漸進的
    運動が該第3の軸102を変位させ、該第3の軸102
    が前輪を制動するカム従動子106の運動線120に漸
    進的により近くなると同時に後輪を制動するカム従動子
    108の運動線122からは離れるように、配置されて
    いることを特徴とするオートバイの制動機構。
JP6387381A 1980-05-02 1981-04-27 オ−トバイの制動機構 Expired JPS5929469B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US14632480A 1980-05-02 1980-05-02
US146324 1980-05-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57978A JPS57978A (en) 1982-01-06
JPS5929469B2 true JPS5929469B2 (ja) 1984-07-20

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JP6387381A Expired JPS5929469B2 (ja) 1980-05-02 1981-04-27 オ−トバイの制動機構

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