JPS592943Y2 - 溶接用チツプ位置制御装置 - Google Patents
溶接用チツプ位置制御装置Info
- Publication number
- JPS592943Y2 JPS592943Y2 JP193477U JP193477U JPS592943Y2 JP S592943 Y2 JPS592943 Y2 JP S592943Y2 JP 193477 U JP193477 U JP 193477U JP 193477 U JP193477 U JP 193477U JP S592943 Y2 JPS592943 Y2 JP S592943Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- groove
- welding tip
- support
- rollers
- Prior art date
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- Arc Welding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、被溶接体の開先部の溶接に際し、開先部の
中心位置に溶接用チップを位置させる溶接用チップ位置
制御装置に関し、簡単な構成にすることを目的とする。
中心位置に溶接用チップを位置させる溶接用チップ位置
制御装置に関し、簡単な構成にすることを目的とする。
一般に、たとえばMIGアーク溶接法により、開先幅が
10〜13 mm L狭開先の溶接を実施する場合、被
溶接体の板厚が大になる程、開先部の中心位置に溶接用
チップを位置させることが困難になり、溶接用チップが
開先部の中心位置より大幅にがたよると、開先部を均等
に溶接することができず、融合不良などの溶接欠陥の原
因になる。
10〜13 mm L狭開先の溶接を実施する場合、被
溶接体の板厚が大になる程、開先部の中心位置に溶接用
チップを位置させることが困難になり、溶接用チップが
開先部の中心位置より大幅にがたよると、開先部を均等
に溶接することができず、融合不良などの溶接欠陥の原
因になる。
また、最悪の場合、溶接用チップの側部がらアークが発
生し、溶接アークの不案定を生ずるのみでなく、溶接を
中断しなければならなくなる等の問題がある。
生し、溶接アークの不案定を生ずるのみでなく、溶接を
中断しなければならなくなる等の問題がある。
この考案は、前記の点に留意してなされたものであり、
溶接機本体に固定された支持体に支持台を取付け、前記
支持台に、被溶接体の開先部の両玉縁に両側のテーパ部
が摺接する少なくとも2個のローラを設け、前記支持体
に上下動自在に設けられた支持板に溶接用チップを前記
両用ローラを結ぶ線上に固定した溶接用チップ位置制御
装置を提供するものである。
溶接機本体に固定された支持体に支持台を取付け、前記
支持台に、被溶接体の開先部の両玉縁に両側のテーパ部
が摺接する少なくとも2個のローラを設け、前記支持体
に上下動自在に設けられた支持板に溶接用チップを前記
両用ローラを結ぶ線上に固定した溶接用チップ位置制御
装置を提供するものである。
したがって、この考案によると、きわめて簡単な構成に
より、開先部の中心位置に溶接用チップを位置制御する
ことができ、溶接アークの安定性を向上させるとともに
、良好な溶接部を得ることができる。
より、開先部の中心位置に溶接用チップを位置制御する
ことができ、溶接アークの安定性を向上させるとともに
、良好な溶接部を得ることができる。
つぎにこの考案を、その1実施例を示した図面とともに
、詳細に説明する。
、詳細に説明する。
図面において、1は被溶接体2,2の狭幅の開先部、3
は開先部1の下部に当てかわれた裏当板、4は溶接機本
体に固定された管状の支持体、5は支持体4に上下動自
在に設けられた支持板、6は溶接機本体に装着され開先
部1の溶接肉盛りの高さに応じて支持板5を上動させる
モータ、7は支持板5に固定された溶接用チップ、8は
溶接用チップ7に並設して固定されよ水冷管、9は支持
板5に溶接用チップ7に並行に固定されたシールドガス
供給用ノズル、10は溶接心線11を巻回したリール、
12は溶接心線11の曲がりを矯正する数個のローラを
備えた矯正器、13は溶接用チップ7に電源を供給する
給電ケーブルである。
は開先部1の下部に当てかわれた裏当板、4は溶接機本
体に固定された管状の支持体、5は支持体4に上下動自
在に設けられた支持板、6は溶接機本体に装着され開先
部1の溶接肉盛りの高さに応じて支持板5を上動させる
モータ、7は支持板5に固定された溶接用チップ、8は
溶接用チップ7に並設して固定されよ水冷管、9は支持
板5に溶接用チップ7に並行に固定されたシールドガス
供給用ノズル、10は溶接心線11を巻回したリール、
12は溶接心線11の曲がりを矯正する数個のローラを
備えた矯正器、13は溶接用チップ7に電源を供給する
給電ケーブルである。
14は開先部1にならうよう支持体4に取付けられた支
持台、15は支持台14に形成された中空部、16.1
7.18は中空部15に位置するよう支持台14に並設
された第1、第2、第3のローラ、19゜20、21は
各ローラ16.17.1Bの両側に形成されたテーパ部
であり、各テーパ部19.20.21が開先部1の両玉
縁に摺接する形状に形成されている。
持台、15は支持台14に形成された中空部、16.1
7.18は中空部15に位置するよう支持台14に並設
された第1、第2、第3のローラ、19゜20、21は
各ローラ16.17.1Bの両側に形成されたテーパ部
であり、各テーパ部19.20.21が開先部1の両玉
縁に摺接する形状に形成されている。
22゜23、24は各ローラ16.17.1Bの中心部
に回転自在にはめ込まれた円周面に凹溝を有する絶縁体
からなる絶縁ローラ、25.26.27は各ローラ16
.17゜18の各支持杆の両端に設けられ開先幅の変動
を吸収するスプリング、28は被溶接体2のアースであ
り、第1、第2のローラ16.17間にそれぞれの絶縁
ローラ22.23に摺接してジ−ルートガス供給用ノズ
ル9が上下動自在に設けられ、また、第2、第3のロー
ラ17.18間にそれぞれの絶縁ローラ23、24に摺
接して溶接用チップ7と水冷管8が上下動自在に設けら
れ、かつ溶接用チップ7とシールドガス供給用ノズル9
が、開先部1の中心位置に位置するよう、各ローラ1B
、 17.18を結ぶ線上に設けられている。
に回転自在にはめ込まれた円周面に凹溝を有する絶縁体
からなる絶縁ローラ、25.26.27は各ローラ16
.17゜18の各支持杆の両端に設けられ開先幅の変動
を吸収するスプリング、28は被溶接体2のアースであ
り、第1、第2のローラ16.17間にそれぞれの絶縁
ローラ22.23に摺接してジ−ルートガス供給用ノズ
ル9が上下動自在に設けられ、また、第2、第3のロー
ラ17.18間にそれぞれの絶縁ローラ23、24に摺
接して溶接用チップ7と水冷管8が上下動自在に設けら
れ、かつ溶接用チップ7とシールドガス供給用ノズル9
が、開先部1の中心位置に位置するよう、各ローラ1B
、 17.18を結ぶ線上に設けられている。
そして、開先部1の溶接に際し、支持台14を開先部1
の上面に載置すると、各ローラ16.17.18の両側
のテーパ部19.20.21が、開先部1の雨上縁間に
はまり、各ローラ16.17.18が開先部1に均等に
位置する。
の上面に載置すると、各ローラ16.17.18の両側
のテーパ部19.20.21が、開先部1の雨上縁間に
はまり、各ローラ16.17.18が開先部1に均等に
位置する。
したがって溶接用チップ7およびシールドガス供給用ノ
ズル9が、開先部1の中心位置に位置制御される。
ズル9が、開先部1の中心位置に位置制御される。
また、開先部1の溶接肉盛りの増加とともに、モータ6
の作動により支持板5が上昇し、溶接用チップ7および
シールドガス供給用ノズル9が所定の高さに保持される
。
の作動により支持板5が上昇し、溶接用チップ7および
シールドガス供給用ノズル9が所定の高さに保持される
。
なお、3個のローラ16.17.18の形状および寸法
は、同一でも異なるものでもよく、また、各ローラ16
.17.1Bの間隔は、溶接用チップ7、シールドガス
供給用ノズル9の大きさにより、適宜選択される。
は、同一でも異なるものでもよく、また、各ローラ16
.17.1Bの間隔は、溶接用チップ7、シールドガス
供給用ノズル9の大きさにより、適宜選択される。
さらに、各ローラ16.17.1Bの支持部は、被溶接
体2の形状、寸法により決定され、平板の継手溶接のよ
うな場合は、開先部1の上縁に各ローラのテーパ部が当
接するよう各ローラが直線的に配備され、また高温高圧
容器などの管体の周溶接のような場合は、管体の局面に
沿うよう各ローラがアール状に配備される。
体2の形状、寸法により決定され、平板の継手溶接のよ
うな場合は、開先部1の上縁に各ローラのテーパ部が当
接するよう各ローラが直線的に配備され、また高温高圧
容器などの管体の周溶接のような場合は、管体の局面に
沿うよう各ローラがアール状に配備される。
なお、前記実施例では、開先部1の上縁に摺接するロー
ラを3個設けたものを示したが、2個のローラにし、ロ
ーラを結ぶ線上に溶接用チップ7を位置するよう、支持
体4に溶接用チップ7を取付ければ、溶接用チップ7を
開先部1の中心位置に位置制御することができる。
ラを3個設けたものを示したが、2個のローラにし、ロ
ーラを結ぶ線上に溶接用チップ7を位置するよう、支持
体4に溶接用チップ7を取付ければ、溶接用チップ7を
開先部1の中心位置に位置制御することができる。
また、溶接用チップ7およびシールドガス供給用ノズル
9を支持台14上に直接取付けるようにしてもよい。
9を支持台14上に直接取付けるようにしてもよい。
以上のように、この考案の溶接用トップ位置制御装置に
よると、きわめて簡単な構成により、開先部の中心位置
に溶接用チップを位置制御することができ、溶接アーク
の安定性を向上させるとともに、良好な溶接部を得るこ
とができる。
よると、きわめて簡単な構成により、開先部の中心位置
に溶接用チップを位置制御することができ、溶接アーク
の安定性を向上させるとともに、良好な溶接部を得るこ
とができる。
図面はこの考案の溶接用チップ位置制御装置の1実施例
を示し、第1図を示し、第1図に正面図、第2図に拡大
一部平面図である。 1・・・開先部、2・・・被溶接体、4・・・支持体、
7・・・溶接用チップ、14・・・支持台、16.17
.18・・・ローラ、19、20.21・・・テーパ部
。
を示し、第1図を示し、第1図に正面図、第2図に拡大
一部平面図である。 1・・・開先部、2・・・被溶接体、4・・・支持体、
7・・・溶接用チップ、14・・・支持台、16.17
.18・・・ローラ、19、20.21・・・テーパ部
。
Claims (1)
- 溶接機本体に固定された支持体に支持台を取付け、前記
支持台に、被溶接体の開先部の両玉縁の両側のテーパ部
が摺接する少なくとも2個のローラを設け、前記支持体
に上下動自在に設けられた支持板に溶接用チップを前記
両ローラを結ぶ線上に固定した溶接用チップ位置制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP193477U JPS592943Y2 (ja) | 1977-01-10 | 1977-01-10 | 溶接用チツプ位置制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP193477U JPS592943Y2 (ja) | 1977-01-10 | 1977-01-10 | 溶接用チツプ位置制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5397126U JPS5397126U (ja) | 1978-08-07 |
JPS592943Y2 true JPS592943Y2 (ja) | 1984-01-26 |
Family
ID=28688967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP193477U Expired JPS592943Y2 (ja) | 1977-01-10 | 1977-01-10 | 溶接用チツプ位置制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592943Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-01-10 JP JP193477U patent/JPS592943Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5397126U (ja) | 1978-08-07 |
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