JPS5929233B2 - 均一かたさの紙巻たばこ製造方法 - Google Patents
均一かたさの紙巻たばこ製造方法Info
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- JPS5929233B2 JPS5929233B2 JP56087520A JP8752081A JPS5929233B2 JP S5929233 B2 JPS5929233 B2 JP S5929233B2 JP 56087520 A JP56087520 A JP 56087520A JP 8752081 A JP8752081 A JP 8752081A JP S5929233 B2 JPS5929233 B2 JP S5929233B2
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- Japan
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- cigarettes
- cigarette
- tobacco
- shredded
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- Manufacturing Of Cigar And Cigarette Tobacco (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、かたさの均一な紙巻たばこを製造する方法に
関する。
関する。
紙巻たばこのかたさく以下単にかたさと称する)は香喫
味と共に紙巻たばこの品質上重要な要素とされている。
味と共に紙巻たばこの品質上重要な要素とされている。
硬さが不十分であるときは、紙巻たばこからのたばこ刻
みの先落ち(脱落現象)や歪みなどの変形が生じ易く、
紙巻たばこの外観品質を著しく損ない、逆に硬さが適正
値を超えるときは通気抵抗が増加して吸い難くなるのみ
ならず、必要以上のたばこ原料を使用することにもなり
たばこの製造原価上も損失となる。
みの先落ち(脱落現象)や歪みなどの変形が生じ易く、
紙巻たばこの外観品質を著しく損ない、逆に硬さが適正
値を超えるときは通気抵抗が増加して吸い難くなるのみ
ならず、必要以上のたばこ原料を使用することにもなり
たばこの製造原価上も損失となる。
紙巻たばこの好ましいかたさは製品銘柄によっても異な
るが、それぞれの銘柄に対応した一定のかたさに保持す
ることが要請されている。
るが、それぞれの銘柄に対応した一定のかたさに保持す
ることが要請されている。
このための紙巻たばこ製造工場におけるかたさの管理方
法としては、現在次のような手段がとられている。
法としては、現在次のような手段がとられている。
すなわち、紙巻たばこ製造工場においては通常MARK
−8型巻上機を使用して紙巻たばこが製造されているが
、その製造本数は例えば1日16時間の稼動で巻上機1
台当り350万本以上の製造能力を有するので、−工場
20台の巻上機では1日当り7000万本以上の膨大な
数量に達する。
−8型巻上機を使用して紙巻たばこが製造されているが
、その製造本数は例えば1日16時間の稼動で巻上機1
台当り350万本以上の製造能力を有するので、−工場
20台の巻上機では1日当り7000万本以上の膨大な
数量に達する。
この中から、かたさ管理のための試料として1時間毎に
100本、16時間で1600本の製品フィルター付紙
巻たばこをサンプリングし、この各各についてかたさを
迎淀する。
100本、16時間で1600本の製品フィルター付紙
巻たばこをサンプリングし、この各各についてかたさを
迎淀する。
次いで、かたさが紙巻たばこ1本当りのたばこ刻み充填
量と高度な相関がある事実を利用し、紙巻たばこのかた
さ測定値と標準かたさとの偏差に応じて巻上機へのたば
こ刻みの給送量を調節することによって、かたさの管理
を実施している。
量と高度な相関がある事実を利用し、紙巻たばこのかた
さ測定値と標準かたさとの偏差に応じて巻上機へのたば
こ刻みの給送量を調節することによって、かたさの管理
を実施している。
しかし、このような従来のかたさの管理手法には次のよ
うな多くの問題点がある。
うな多くの問題点がある。
すなわち、1 かたさの測定は大量の紙巻たばこ製造本
数のごく一部分についてのみ実施するに過ぎないので、
均一なかたさの紙巻たばこ製造上の品質管理精度が悪い
。
数のごく一部分についてのみ実施するに過ぎないので、
均一なかたさの紙巻たばこ製造上の品質管理精度が悪い
。
2 かたさの測定をフィルター装着後の個々の最終製品
について実施しているため、かたさの測定時期とたばど
刻みの巻上時期との時間的ズレが1時間以上にも達し、
かたさの変動に対応したたばこ刻み供給量調節へのフィ
ードバックが不十分となり、均一かたさの紙巻たばこが
得られない。
について実施しているため、かたさの測定時期とたばど
刻みの巻上時期との時間的ズレが1時間以上にも達し、
かたさの変動に対応したたばこ刻み供給量調節へのフィ
ードバックが不十分となり、均一かたさの紙巻たばこが
得られない。
3 かたさ測定用紙巻たばこのサンプリング、かたさ測
定室への運搬、フィルターの切断除去、重量測定、かた
さ測定、データ読取り、管理図へのプロット、さらに当
該巻上機の据付場所へおもむいて手動による刻み供給量
調節作業の実施など多くの人員と手間を必要とする。
定室への運搬、フィルターの切断除去、重量測定、かた
さ測定、データ読取り、管理図へのプロット、さらに当
該巻上機の据付場所へおもむいて手動による刻み供給量
調節作業の実施など多くの人員と手間を必要とする。
又、紙巻たばこの中味たばこ量を制御する装置として、
紙巻たばこ巻上機内を送行する紙巻たばこに放射線を照
射し、透過した放射線の量を計測することによりたばこ
の密度を検出して行なう装置(特開昭51−95198
号)が知らられているが、放射線照射によるたばこ密度
の検出方法ではたばこ刻みの膨嵩性、水分等の相違によ
って放射線の透過量に誤差を生じ、精度のよいたばこ刻
み棒状体のかたさ制御が困難であった。
紙巻たばこ巻上機内を送行する紙巻たばこに放射線を照
射し、透過した放射線の量を計測することによりたばこ
の密度を検出して行なう装置(特開昭51−95198
号)が知らられているが、放射線照射によるたばこ密度
の検出方法ではたばこ刻みの膨嵩性、水分等の相違によ
って放射線の透過量に誤差を生じ、精度のよいたばこ刻
み棒状体のかたさ制御が困難であった。
本発明は以上のような従来法のかたさ管理の問題点を解
消し、均一な硬さの紙巻たばこを精度よく製造する方法
を提供することを目的としてなされたものである。
消し、均一な硬さの紙巻たばこを精度よく製造する方法
を提供することを目的としてなされたものである。
紙巻たばこのかたさ測定器については従来側々の紙巻た
ばこの直径方向に一定歪を与えた時に、たばこ刻みに生
ずる応力を測定する方式のいわゆる応力法かたさ測定器
、および紙巻たばこの直径方向に一定荷重を加えた時に
紙巻たばこに生ずる歪を測定する方式のいわゆる定圧法
かたさ測定器が知られている(安着 勲、都築啓子;日
本専売公社 中央研究所報告AlO3145〜147頁
(1966))が、本発明者らはかたさの被測定物体で
あるたばこ刻み棒状体の送行速度が格段に速い場合には
かたさとたばこ刻み充填量との相関が従来法の上記かた
さ沖淀器を用いた場合に比し、著しく高くなる新事実を
見出しこのような従来公知のかたさ測定の原理を巻上機
内の連続送行するたばこ刻み棒状体に適用することによ
って、容易に本発明の目的を達成することに成功し本発
明をなすに至ったものである。
ばこの直径方向に一定歪を与えた時に、たばこ刻みに生
ずる応力を測定する方式のいわゆる応力法かたさ測定器
、および紙巻たばこの直径方向に一定荷重を加えた時に
紙巻たばこに生ずる歪を測定する方式のいわゆる定圧法
かたさ測定器が知られている(安着 勲、都築啓子;日
本専売公社 中央研究所報告AlO3145〜147頁
(1966))が、本発明者らはかたさの被測定物体で
あるたばこ刻み棒状体の送行速度が格段に速い場合には
かたさとたばこ刻み充填量との相関が従来法の上記かた
さ沖淀器を用いた場合に比し、著しく高くなる新事実を
見出しこのような従来公知のかたさ測定の原理を巻上機
内の連続送行するたばこ刻み棒状体に適用することによ
って、容易に本発明の目的を達成することに成功し本発
明をなすに至ったものである。
本発明は紙巻たばこ巻上機による紙巻・切断前、又は紙
巻・切断後の連続送行するたばこ刻み棒状体に連続的に
一定歪を与えることにより生ずる応力又は一定荷重を加
えることにより生ずる歪を検出してたばこ刻み棒状体の
かたさを連続的に測定し、該たばこ刻み棒状体のかたさ
の変動に対応して紙巻たばこの刻み充填量を制御するこ
とを要旨とする均一かたさの紙巻たばこ製造方法である
。
巻・切断後の連続送行するたばこ刻み棒状体に連続的に
一定歪を与えることにより生ずる応力又は一定荷重を加
えることにより生ずる歪を検出してたばこ刻み棒状体の
かたさを連続的に測定し、該たばこ刻み棒状体のかたさ
の変動に対応して紙巻たばこの刻み充填量を制御するこ
とを要旨とする均一かたさの紙巻たばこ製造方法である
。
次に本発明を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は現行のたばこ刻み巻上機のたばこ刻み供給部か
ら集積部、棒状成形部、紙巻糊付部、切断部を経て次工
程のフィルター装着部(図示せず)に至る諸工程の概略
説明図である。
ら集積部、棒状成形部、紙巻糊付部、切断部を経て次工
程のフィルター装着部(図示せず)に至る諸工程の概略
説明図である。
たばこ刻み1は、たばこ刻み供給ドラム2により一定供
給速度に調整されてチムニ−3に移行し、次いで多孔性
の金属製の無端たばこバンド4の下部に吸引集積された
ままで、ガニチャーテープ5上に繰り出される巻紙6上
に移行しトングIで徐々に圧搾されて棒状体に成形され
た後、紙巻、糊付部8を経て乾燥部9で糊付が固定され
る。
給速度に調整されてチムニ−3に移行し、次いで多孔性
の金属製の無端たばこバンド4の下部に吸引集積された
ままで、ガニチャーテープ5上に繰り出される巻紙6上
に移行しトングIで徐々に圧搾されて棒状体に成形され
た後、紙巻、糊付部8を経て乾燥部9で糊付が固定され
る。
糊付された棒状の紙巻たばこは切断部10で所定の長さ
に切断される。
に切断される。
切断された紙巻たばこ11は引続き移送レール12上を
高速度で移送されたのち、キツカー13により次工程の
フィルター装着部(図示せず)に送られる。
高速度で移送されたのち、キツカー13により次工程の
フィルター装着部(図示せず)に送られる。
本発明は以上のような巻上機によるたばこ刻みの巻上移
送工程の各所において、たばこ棒状体に生ずる応力を検
出することによってそのかたさを測定するか、あるいは
連続送行中のたばこ刻み棒状体に積極的に一定歪又は一
定荷重を付加することによって生ずる応力又は歪を連続
的に検知してそのかたさを測定し、所定のかたさに対す
る変動に対応してたばこ刻み供給ドラム2の回転速度を
制御することにより、紙巻たばこの刻み充填量を迅速に
調節して均一なかたさの紙巻たばこを製造する方法であ
る。
送工程の各所において、たばこ棒状体に生ずる応力を検
出することによってそのかたさを測定するか、あるいは
連続送行中のたばこ刻み棒状体に積極的に一定歪又は一
定荷重を付加することによって生ずる応力又は歪を連続
的に検知してそのかたさを測定し、所定のかたさに対す
る変動に対応してたばこ刻み供給ドラム2の回転速度を
制御することにより、紙巻たばこの刻み充填量を迅速に
調節して均一なかたさの紙巻たばこを製造する方法であ
る。
第2図は第1図において紙巻・切断された後、キツカー
13に至る途中の移送レール12上を連続送行する紙巻
たばこに一定の歪を与えることにより生じた応力を、連
続的に検出して測定する本発明の一実施例の説明図(一
部切欠正面図)で、第3図は第2図のA−A断面図を示
す。
13に至る途中の移送レール12上を連続送行する紙巻
たばこに一定の歪を与えることにより生じた応力を、連
続的に検出して測定する本発明の一実施例の説明図(一
部切欠正面図)で、第3図は第2図のA−A断面図を示
す。
巻上機のフレーム14に取付けた台座15に応力センサ
ー16が固定され、この応力センサー16は応力検出用
軸17を介して紙巻たばこ11の圧縮用加圧回転ローラ
ー18に直結している。
ー16が固定され、この応力センサー16は応力検出用
軸17を介して紙巻たばこ11の圧縮用加圧回転ローラ
ー18に直結している。
ローラー18は直径8閣、幅5m程度の大きさで、例え
ば直径8mの紙巻たばこに対して1.5mの歪を与えた
ときのたばこ刻みに生じた応力、すなわちかたさを応力
センサー16により電気信号(mV、)として取出し、
これを電子管平衡記録計を用いて記録紙に連続的に記録
して測定する。
ば直径8mの紙巻たばこに対して1.5mの歪を与えた
ときのたばこ刻みに生じた応力、すなわちかたさを応力
センサー16により電気信号(mV、)として取出し、
これを電子管平衡記録計を用いて記録紙に連続的に記録
して測定する。
紙巻たばこのかたさの測定値は電気信号(mV)として
表示されるので、これを第4図の制御系のフローシート
に示すように直流増幅器で増幅して直流記録計に連続記
録すると共に、制御設定器を介することにより設定して
標準かたさの記録に比して電気信号が大きい(標準より
硬い)場合は制御信号がマイナスとなり、第1図の巻上
機の刻み供給ドラム2の回転速度を低下させてたばこバ
ンド4に吸引集積されるたばこ刻み量を減少させ、紙巻
たばこに充填する刻み量を減少して巻のかたさを軟かく
しで標準かたさの紙巻たばことする。
表示されるので、これを第4図の制御系のフローシート
に示すように直流増幅器で増幅して直流記録計に連続記
録すると共に、制御設定器を介することにより設定して
標準かたさの記録に比して電気信号が大きい(標準より
硬い)場合は制御信号がマイナスとなり、第1図の巻上
機の刻み供給ドラム2の回転速度を低下させてたばこバ
ンド4に吸引集積されるたばこ刻み量を減少させ、紙巻
たばこに充填する刻み量を減少して巻のかたさを軟かく
しで標準かたさの紙巻たばことする。
これと逆に設定した標準かたさの′記録に比し電気信号
が小さい(標準より軟かい)場合は制御信号がプラスと
なり、刻み供給ドラム2の回転速度を増大させて紙巻た
ばこに充填する刻み量を増加し、巻のかたさを硬くして
標準かたさの紙巻たばことする。
が小さい(標準より軟かい)場合は制御信号がプラスと
なり、刻み供給ドラム2の回転速度を増大させて紙巻た
ばこに充填する刻み量を増加し、巻のかたさを硬くして
標準かたさの紙巻たばことする。
このようにして設定した標準の均一なかたさの紙巻たば
こを製造することができる。
こを製造することができる。
第5図は第2図に示したような紙巻たばこに一定歪を与
える代りに一定荷重を加えることにより、紙巻たばこに
生じた歪を連続的に検出してかたさを測定する本発明の
一実施例の説明図で、第6図は第5図のA’ −A’断
面図を示す。
える代りに一定荷重を加えることにより、紙巻たばこに
生じた歪を連続的に検出してかたさを測定する本発明の
一実施例の説明図で、第6図は第5図のA’ −A’断
面図を示す。
巻上機のフレーム14に取付けた非磁性体板、例えば黄
銅板の台座19に差動変圧器20が固定される。
銅板の台座19に差動変圧器20が固定される。
その中空部に上下方向に可動自在の磁性コア軸21が挿
入され、コア軸上端には一定重量の錘り22力ζ下端に
は連続送行する紙巻たばこ11の上面を回転するローラ
ー18が装着されている。
入され、コア軸上端には一定重量の錘り22力ζ下端に
は連続送行する紙巻たばこ11の上面を回転するローラ
ー18が装着されている。
錘り22は一定重量(例えば301)で紙巻たばこのか
たさ特性に応じた適当な重量の錘りに交換可能とする。
たさ特性に応じた適当な重量の錘りに交換可能とする。
連続送行する紙巻たばこ11は一定荷重を加えられてコ
ア軸21は紙巻たばこのかたさの変動に対応して微少に
上下動するので、その変位を差動変圧器20により電気
信号(7?lV)として取出し、以下前記と全く同様の
制御操作でかたさの変動に対応した紙巻たばこの充填量
の制御を行ない均一かたさの紙巻たばこを製造する。
ア軸21は紙巻たばこのかたさの変動に対応して微少に
上下動するので、その変位を差動変圧器20により電気
信号(7?lV)として取出し、以下前記と全く同様の
制御操作でかたさの変動に対応した紙巻たばこの充填量
の制御を行ない均一かたさの紙巻たばこを製造する。
第7図は紙巻・切断後の個々の紙巻たばこをキツカー1
3により次工程のフィルター装着部(図示せず)に送給
する際に、キツカー13が個々の紙巻たばこを圧縮する
(すなわち一定歪を与える)時に紙巻たばこに生ずる応
力を、1本毎に検出し。
3により次工程のフィルター装着部(図示せず)に送給
する際に、キツカー13が個々の紙巻たばこを圧縮する
(すなわち一定歪を与える)時に紙巻たばこに生ずる応
力を、1本毎に検出し。
てがたさを測定する本発明の一実施例ユ説明図で、第8
図は第7図のA“−A“断面図を示す。
図は第7図のA“−A“断面図を示す。
キツカー13は電動機23で駆動される偏心回転板で構
成され、切断された紙巻たばこ11を1木兄次工程(図
示せず)に送給する。
成され、切断された紙巻たばこ11を1木兄次工程(図
示せず)に送給する。
この際紙巻たばこにはキツカー13により圧縮応力が生
ずるが、この応力を検知するため移送し、−ル12をキ
ツカー13の手前で切断し、切断されたキツカー下方の
移送レール12′を厚さ2m+n、幅30−長さ100
咽程度の弾性薄鋼板24を用いて移送レール12と共に
レール保持具25により下方から支持固定する。
ずるが、この応力を検知するため移送し、−ル12をキ
ツカー13の手前で切断し、切断されたキツカー下方の
移送レール12′を厚さ2m+n、幅30−長さ100
咽程度の弾性薄鋼板24を用いて移送レール12と共に
レール保持具25により下方から支持固定する。
薄鋼板24下部には応力センサー26を装着して紙巻た
ばこに生じた応力を、レール保持具25を支点とした薄
鋼板24により形成された所謂片持梁を歪として検知し
、この変動を応力センサー26により電気信号(mV)
として取出し、以下前記と同様の制御操作で均一かたさ
の紙巻たばこを製造する。
ばこに生じた応力を、レール保持具25を支点とした薄
鋼板24により形成された所謂片持梁を歪として検知し
、この変動を応力センサー26により電気信号(mV)
として取出し、以下前記と同様の制御操作で均一かたさ
の紙巻たばこを製造する。
第9図は本発明の他の一実施例の説明図で第1図のトン
グIに応力センサー27を付設したときの拡大部分断面
図を示し、第10図は第9図のA“−A“側断面図を示
す。
グIに応力センサー27を付設したときの拡大部分断面
図を示し、第10図は第9図のA“−A“側断面図を示
す。
無端たばこバンド4の下部に吸引集積されたたばこ刻み
1はガニチャーテープ5上の巻紙6に移行するが、この
部分でたばこ刻み1はトング7により押込まれ徐々に圧
縮されて棒状体に成形される。
1はガニチャーテープ5上の巻紙6に移行するが、この
部分でたばこ刻み1はトング7により押込まれ徐々に圧
縮されて棒状体に成形される。
この際トング7にはたばこ刻みの圧縮応力に相応した応
力が生ずるので、この応力をトングIとトングおさえ2
8の中間部に連設した応力センサー2Tを用いて検知す
ることにより、以下前記と同様の操作で均一かたさの紙
巻たばこを製造する。
力が生ずるので、この応力をトングIとトングおさえ2
8の中間部に連設した応力センサー2Tを用いて検知す
ることにより、以下前記と同様の操作で均一かたさの紙
巻たばこを製造する。
実施例 I
MARK−8型巻上機に第2図に示した本発明の方法を
適用し、直径8rIan1幅5叫の加圧回転ローラー1
8を用い2000本/分で連続送行する紙巻たばこに対
し、1.5frtIrLの一定歪を与えた時の応力を東
洋ボールドウィンに、に製U2X −1型応カセンサー
16、ならびに同社製5S−6D型電子管平衡記録語を
用いて検出記録し、制御設定器に紙巻たばこの標準かた
さを1701に設定してたばこ刻み供給ドラムの回転速
度を調整制御した結果、170S’±101の範囲の均
一かたさの紙巻たばこを容易に製造することが出来た。
適用し、直径8rIan1幅5叫の加圧回転ローラー1
8を用い2000本/分で連続送行する紙巻たばこに対
し、1.5frtIrLの一定歪を与えた時の応力を東
洋ボールドウィンに、に製U2X −1型応カセンサー
16、ならびに同社製5S−6D型電子管平衡記録語を
用いて検出記録し、制御設定器に紙巻たばこの標準かた
さを1701に設定してたばこ刻み供給ドラムの回転速
度を調整制御した結果、170S’±101の範囲の均
一かたさの紙巻たばこを容易に製造することが出来た。
一方従来法によるMARK−8型巻上機で製造された紙
巻たばこのかたさは、毎日100本宛半年間にわたりサ
ンプリングして測定した結果、110〜3401の間を
絶えず変動し、均一なかたさの紙巻たばこを製造するこ
とは困難であった。
巻たばこのかたさは、毎日100本宛半年間にわたりサ
ンプリングして測定した結果、110〜3401の間を
絶えず変動し、均一なかたさの紙巻たばこを製造するこ
とは困難であった。
実施例 2
MARK−8型巻上機に第5図に示した本発明の方法を
適用し、直径10閣、幅4rranの加圧国ローラー1
8を用い、4000本/分で連続送行する紙巻たばこ1
1に対し錘り22を30ffとしたときの紙巻たばこに
生ずる歪を検出する新興通信に、に製の両軸ガイド付1
511型差動変圧器に、磁性コア軸21の±0.1 r
ran変動に対して1vの出力が得られるよう直流増幅
器を調・整したmv記録計を接続し、実施例1と同様に
部側設定器に紙巻たばこの標準かたさを歪値0.08m
K設定してたばこIt、B供給量を調整制御した結果、
歪値0.08±0.007mmの範囲の均一かたさの紙
巻たばこを容易に製造することができた。
適用し、直径10閣、幅4rranの加圧国ローラー1
8を用い、4000本/分で連続送行する紙巻たばこ1
1に対し錘り22を30ffとしたときの紙巻たばこに
生ずる歪を検出する新興通信に、に製の両軸ガイド付1
511型差動変圧器に、磁性コア軸21の±0.1 r
ran変動に対して1vの出力が得られるよう直流増幅
器を調・整したmv記録計を接続し、実施例1と同様に
部側設定器に紙巻たばこの標準かたさを歪値0.08m
K設定してたばこIt、B供給量を調整制御した結果、
歪値0.08±0.007mmの範囲の均一かたさの紙
巻たばこを容易に製造することができた。
一方実施例1に記載した従来法による場合かたさは0J
)4〜0.121rmLO間を絶えず変動し、均一なか
たさの紙巻たばこを製造することは困難であった。
)4〜0.121rmLO間を絶えず変動し、均一なか
たさの紙巻たばこを製造することは困難であった。
実施例 3
MARK−8型巻上機に第7図に示した本発明の方法を
適用して実施した。
適用して実施した。
片持梁に使用した弾性のある薄鋼板24は材質が5US
304で厚さ2 trvn、幅30閣、長さ100の板
で、片持梁のスパンは67mmとしこの鋼板の下側に接
着した応力センサー26には、東洋ボールドウィンに、
に製のひずみゲージECF−5−12O8を用い、記録
計には応力センサー用電源を内蔵した同社製5S−60
型電子管平衡記録elf用いた。
304で厚さ2 trvn、幅30閣、長さ100の板
で、片持梁のスパンは67mmとしこの鋼板の下側に接
着した応力センサー26には、東洋ボールドウィンに、
に製のひずみゲージECF−5−12O8を用い、記録
計には応力センサー用電源を内蔵した同社製5S−60
型電子管平衡記録elf用いた。
2000本/分で連続送行する紙巻たばこに対し巻キツ
カー13によって1.5簡の一定歪を与えたときの応力
を記録計に検出記録し、制御設定器に紙巻たばこの標準
かたさ1052を設定してたばこ刻み供給ドラムの回転
速度を調整制御した結果、105f±7fIの範囲の均
一かたさの紙巻たばこを容易に製造することができた。
カー13によって1.5簡の一定歪を与えたときの応力
を記録計に検出記録し、制御設定器に紙巻たばこの標準
かたさ1052を設定してたばこ刻み供給ドラムの回転
速度を調整制御した結果、105f±7fIの範囲の均
一かたさの紙巻たばこを容易に製造することができた。
一方実施例1に記載した従来法による場合は、かたさは
70〜205vの間を絶えず変動し均一なかたさの紙巻
たばこを製造することは困難であった。
70〜205vの間を絶えず変動し均一なかたさの紙巻
たばこを製造することは困難であった。
実施例 4
MARK−8型巻上機に第9図に示した本発明の方法を
適用して実施した。
適用して実施した。
タバコバンド4から移送されるたばこ刻み1を、トング
Iで所定直径の棒状に圧縮成形する時にトング7に生ず
る圧縮応力を検出するための応力センサー27には、東
洋ボールドウィンKK製CMX型を用い、記録計には応
力センサー用電源を内蔵した同社製5S−6D型電子管
平衡記録計を用いた。
Iで所定直径の棒状に圧縮成形する時にトング7に生ず
る圧縮応力を検出するための応力センサー27には、東
洋ボールドウィンKK製CMX型を用い、記録計には応
力センサー用電源を内蔵した同社製5S−6D型電子管
平衡記録計を用いた。
2000本/分で紙巻たばこを製造する連続送行するた
ばこ刻みに対し、トング7によって紙巻たばこ直径8簡
に圧縮するときの応力を記録計に検出記録し、制御設定
器に紙巻たばこの標準かたさ8901を設定してたばこ
刻み供給ドラムの回転速度を調整制御した結果、890
1±40fの範囲の均一かたさの紙巻たばこを容易に製
造することができた。
ばこ刻みに対し、トング7によって紙巻たばこ直径8簡
に圧縮するときの応力を記録計に検出記録し、制御設定
器に紙巻たばこの標準かたさ8901を設定してたばこ
刻み供給ドラムの回転速度を調整制御した結果、890
1±40fの範囲の均一かたさの紙巻たばこを容易に製
造することができた。
一方実施例1に記載した従来法の場合、本実施例と比較
するため応力センサー27と記録計のみ付加してかたさ
の値を調査したところ、かたさは550〜1780fの
間を絶えず変動して均一なかたさの紙巻たばこを製造す
ることは困難であった。
するため応力センサー27と記録計のみ付加してかたさ
の値を調査したところ、かたさは550〜1780fの
間を絶えず変動して均一なかたさの紙巻たばこを製造す
ることは困難であった。
以上詳細に説明したように、本発明によれば製造される
紙巻たばこの全本数についてのかたさを連続的に測定し
、その変動に対応したたばこ刻みの紙巻充填量を自動的
連続的に迅速に制御することが可能となるので、従来の
紙巻たばこに比し著しくかたさの均一な紙巻たばこを製
造しうる効果を有する。
紙巻たばこの全本数についてのかたさを連続的に測定し
、その変動に対応したたばこ刻みの紙巻充填量を自動的
連続的に迅速に制御することが可能となるので、従来の
紙巻たばこに比し著しくかたさの均一な紙巻たばこを製
造しうる効果を有する。
゛担らに本発明は現在使用中の巻上機の機構の一部分を
そのまま利用し、あるいは簡単な装置を付設するのみで
巻上機の機能を低下させることな〈実施することができ
るので、紙巻たばこの品質向上は勿論経済性の点からも
顕著な効果を有するものである。
そのまま利用し、あるいは簡単な装置を付設するのみで
巻上機の機能を低下させることな〈実施することができ
るので、紙巻たばこの品質向上は勿論経済性の点からも
顕著な効果を有するものである。
第1図は現行のたばこ刻み巻上機による紙巻たばこ巻上
工程の説明図、第2図は本発明の一実施例の説明図、第
3図は第2図のA−A断面図、第4図は本発明の制御系
のフローシート、第5図は本発明の他の実施f唖説明図
、第6図は第5図のA’ −A’断面図、第7図は本発
明の更に他の実施例の説明図、第8図は第7図のA“−
A“断面図、第9図は本発明の更に他の実施例の説明図
、第10図は第9図のA“−A“断面図をそれぞれ示す
。 1・・・・・・たばこ刻み、2・・・・・・たばこ刻み
供給ドラム、3・・・・・・チムニ−14・−・・・・
タバコバンド、5・・・・・・ガニチャーテープ、6・
・・・・・巻紙、I・・・・・・トング、8・・・・・
・紙巻糊付部、9・・・・・・乾燥部、10・・・・・
・切断部、11・・・・・・紙巻たばこ、12・・・・
・・移送レール、13・・・・・・キツカー、14・・
・・・・巻上機のフレーム、15・・・・・・台座、1
6・・・・・・応力センサー、17・・・・・・応力検
出用軸、18・・・・・・加圧回転ローラー、19・・
・・・・台座、20・・・・・・差動変圧器、21・・
・・・・磁性コア軸、22・・・・・・錘り、23・・
・・・・電動機、24・・・・・・弾性薄鋼板、25・
・・・・・レール保持具、26・・曲応カセンサー、2
7・・・・・・応力センサー、28・・・・・・トング
おさえ。
工程の説明図、第2図は本発明の一実施例の説明図、第
3図は第2図のA−A断面図、第4図は本発明の制御系
のフローシート、第5図は本発明の他の実施f唖説明図
、第6図は第5図のA’ −A’断面図、第7図は本発
明の更に他の実施例の説明図、第8図は第7図のA“−
A“断面図、第9図は本発明の更に他の実施例の説明図
、第10図は第9図のA“−A“断面図をそれぞれ示す
。 1・・・・・・たばこ刻み、2・・・・・・たばこ刻み
供給ドラム、3・・・・・・チムニ−14・−・・・・
タバコバンド、5・・・・・・ガニチャーテープ、6・
・・・・・巻紙、I・・・・・・トング、8・・・・・
・紙巻糊付部、9・・・・・・乾燥部、10・・・・・
・切断部、11・・・・・・紙巻たばこ、12・・・・
・・移送レール、13・・・・・・キツカー、14・・
・・・・巻上機のフレーム、15・・・・・・台座、1
6・・・・・・応力センサー、17・・・・・・応力検
出用軸、18・・・・・・加圧回転ローラー、19・・
・・・・台座、20・・・・・・差動変圧器、21・・
・・・・磁性コア軸、22・・・・・・錘り、23・・
・・・・電動機、24・・・・・・弾性薄鋼板、25・
・・・・・レール保持具、26・・曲応カセンサー、2
7・・・・・・応力センサー、28・・・・・・トング
おさえ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 紙巻たばこ巻上機による紙巻・切断前又は紙巻・切
断後の連続送行するたばこ刻み棒状体に連続的に一定歪
を与えることにより生ずる応力又は一定荷重を加えるこ
とにより生ずる歪を検出してたばこ刻み棒状体のかたさ
を連続的に測定し、該たばこ刻み棒状体のかたさの変動
に対応して紙巻たばこの刻み充填量を制御することを特
徴とする均一かたさの紙巻たばこ製造方法。 2 一定歪がキツカー13により与えられることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 一定歪がトンク7により紙巻・切断前のたばこ刻み
が連続棒状体に圧縮成型されるときに与えられることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56087520A JPS5929233B2 (ja) | 1981-06-09 | 1981-06-09 | 均一かたさの紙巻たばこ製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56087520A JPS5929233B2 (ja) | 1981-06-09 | 1981-06-09 | 均一かたさの紙巻たばこ製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57202280A JPS57202280A (en) | 1982-12-11 |
JPS5929233B2 true JPS5929233B2 (ja) | 1984-07-19 |
Family
ID=13917264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56087520A Expired JPS5929233B2 (ja) | 1981-06-09 | 1981-06-09 | 均一かたさの紙巻たばこ製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929233B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH036429Y2 (ja) * | 1984-12-29 | 1991-02-19 | ||
JPH036428Y2 (ja) * | 1984-10-22 | 1991-02-19 | ||
JPH036427Y2 (ja) * | 1984-12-20 | 1991-02-19 | ||
JPH037156Y2 (ja) * | 1985-07-04 | 1991-02-22 |
-
1981
- 1981-06-09 JP JP56087520A patent/JPS5929233B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH036428Y2 (ja) * | 1984-10-22 | 1991-02-19 | ||
JPH036427Y2 (ja) * | 1984-12-20 | 1991-02-19 | ||
JPH036429Y2 (ja) * | 1984-12-29 | 1991-02-19 | ||
JPH037156Y2 (ja) * | 1985-07-04 | 1991-02-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57202280A (en) | 1982-12-11 |
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