JPS5928788B2 - 動力伝動ベルト - Google Patents
動力伝動ベルトInfo
- Publication number
- JPS5928788B2 JPS5928788B2 JP8897081A JP8897081A JPS5928788B2 JP S5928788 B2 JPS5928788 B2 JP S5928788B2 JP 8897081 A JP8897081 A JP 8897081A JP 8897081 A JP8897081 A JP 8897081A JP S5928788 B2 JPS5928788 B2 JP S5928788B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber layer
- parts
- weight
- power transmission
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/04—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section made of rubber
- F16G5/06—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section made of rubber with reinforcement bonded by the rubber
- F16G5/08—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section made of rubber with reinforcement bonded by the rubber with textile reinforcement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電動ベルトを構成する圧縮ゴム層の組成に係
り、更に詳しくは圧縮ゴム層にシランカップリング剤、
含水珪酸、カーボンブラック、短繊維で補強したゴム−
短繊維補合組成物を使用してなる伝動ベルトに関するも
のであり、従来のカーボンブラック、短繊維で補強した
伝動ベルトに比し、クッションゴム層（心線接着ゴム層
）またクッションゴム層のないベルトでは、心線との接
着力を著しく向上せしめ、一方、ローエッジタイプＶベ
ルト、Ｖリブベルト等圧縮ゴムの側面または側面と底部
がカバー布で被覆されていない伝動ベルトにおいては耐
摩耗性をも著しく改良せしめ、ベルトライフを向上せし
めることを目的としたものである。
り、更に詳しくは圧縮ゴム層にシランカップリング剤、
含水珪酸、カーボンブラック、短繊維で補強したゴム−
短繊維補合組成物を使用してなる伝動ベルトに関するも
のであり、従来のカーボンブラック、短繊維で補強した
伝動ベルトに比し、クッションゴム層（心線接着ゴム層
）またクッションゴム層のないベルトでは、心線との接
着力を著しく向上せしめ、一方、ローエッジタイプＶベ
ルト、Ｖリブベルト等圧縮ゴムの側面または側面と底部
がカバー布で被覆されていない伝動ベルトにおいては耐
摩耗性をも著しく改良せしめ、ベルトライフを向上せし
めることを目的としたものである。
近年、伝動ベルト、特にＶベルトは従来の消耗品的な見
地から機能部品として取扱われるようになり、ベルトラ
イフの向上と信頼性向上の要求が、年々高まつてきてお
り、その対策としてベルトメーカーは、各社独自に種々
の試験、工夫を実施している現状である。
地から機能部品として取扱われるようになり、ベルトラ
イフの向上と信頼性向上の要求が、年々高まつてきてお
り、その対策としてベルトメーカーは、各社独自に種々
の試験、工夫を実施している現状である。
従来のＶベルト、特にローエッジタイプＶベルトに於け
る故障原因の大部分は、図に示すカバー布１で被覆され
たりベルトのクッションゴム層３と心線２の接着面、特
に心線下部との接着面で亀裂が発生して寿命になるか、
又は、クッションゴム層４との境界面から亀烈が発生し
て寿命に至るケースが多かつた。
る故障原因の大部分は、図に示すカバー布１で被覆され
たりベルトのクッションゴム層３と心線２の接着面、特
に心線下部との接着面で亀裂が発生して寿命になるか、
又は、クッションゴム層４との境界面から亀烈が発生し
て寿命に至るケースが多かつた。
この原因は、調査によれば、主として各部材間の接着力
が十分でないこと、および走行中、圧縮ゴム層の側面が
摩耗し、スリップ率が大きくなり発熱して、圧縮ゴムお
よびクッションゴム層の劣化が促進されることに起因す
るものである。
が十分でないこと、および走行中、圧縮ゴム層の側面が
摩耗し、スリップ率が大きくなり発熱して、圧縮ゴムお
よびクッションゴム層の劣化が促進されることに起因す
るものである。
このような問題に対し、従来心線の接着処理、クッショ
ンゴム層の改良による心線とクッションゴム層およびク
ッションゴム層と圧縮ゴム層との接着性の改良および圧
縮ゴム層の摩耗性の改良に関し種々の試みが行われてい
るが、何れも充分なベルトライフの向上を図るには至つ
ていない。そこで、このような従来の問題点を解決すべ
く本発明者等は、かねて、鋭意研究に努めた結果、シラ
ンカップリング剤−含水珪酸−カーボンブラックー短繊
維で補強したゴム−短繊維複合組成物をＶベルトの圧縮
ゴム層として使用することによリクツシヨンゴム層との
接着、クツシヨンゴム層をもたない場合は心線との接着
力を向上せしめると共に、耐摩耗性をも向上せしめるこ
とを知見するに至つた。なお、シランカツプリング剤使
用による補強自体については、例えばラバーケミストリ
一・アンド０テクノロジー（ＲｕｂｂｅｒＣｈｅｍｉｓ
ｔｒｙａｎｄＴｅｃｈｎＯｌＯｇｙ），４９，７０３（
７６）ならびに日本シリカ工業テクニカルレポート（Ｔ
ｅｃｈｎｉｃａｌＲｅｐＯｒｔ）應２０．．黒２１、還
２３等幾つかの公知文献があるが、これらは何れもタイ
ヤのトレツドゴムへ適用した例であつて、伝動ベルトに
適用を試みた例はない。
ンゴム層の改良による心線とクッションゴム層およびク
ッションゴム層と圧縮ゴム層との接着性の改良および圧
縮ゴム層の摩耗性の改良に関し種々の試みが行われてい
るが、何れも充分なベルトライフの向上を図るには至つ
ていない。そこで、このような従来の問題点を解決すべ
く本発明者等は、かねて、鋭意研究に努めた結果、シラ
ンカップリング剤−含水珪酸−カーボンブラックー短繊
維で補強したゴム−短繊維複合組成物をＶベルトの圧縮
ゴム層として使用することによリクツシヨンゴム層との
接着、クツシヨンゴム層をもたない場合は心線との接着
力を向上せしめると共に、耐摩耗性をも向上せしめるこ
とを知見するに至つた。なお、シランカツプリング剤使
用による補強自体については、例えばラバーケミストリ
一・アンド０テクノロジー（ＲｕｂｂｅｒＣｈｅｍｉｓ
ｔｒｙａｎｄＴｅｃｈｎＯｌＯｇｙ），４９，７０３（
７６）ならびに日本シリカ工業テクニカルレポート（Ｔ
ｅｃｈｎｉｃａｌＲｅｐＯｒｔ）應２０．．黒２１、還
２３等幾つかの公知文献があるが、これらは何れもタイ
ヤのトレツドゴムへ適用した例であつて、伝動ベルトに
適用を試みた例はない。
ところで、本出願人は、かかるシランカツプリング剤の
利用についてさきにこれをベルトのクツシヨンゴム層の
補強に利用し効果を発揮することをさきに提案した。
利用についてさきにこれをベルトのクツシヨンゴム層の
補強に利用し効果を発揮することをさきに提案した。
しかし、これはあくまでクツシヨンゴム層の構成であり
、ベルトとしては圧縮ゴムに対する改善の必要性につい
ても重要であり、検討する必要を痛感して更に短繊維の
混入を含め、その混入割合を研究することを目途とし、
本発明に到達した。
、ベルトとしては圧縮ゴムに対する改善の必要性につい
ても重要であり、検討する必要を痛感して更に短繊維の
混入を含め、その混入割合を研究することを目途とし、
本発明に到達した。
即ち、本発明の目的は、シランカツプリング剤−含水珪
酸−カーボンブラツク一短繊維で組合された特殊な補強
剤使用の接着性、耐摩耗性のすぐれた高強度のゴム一短
繊維組成物をベルトの圧縮ゴム層として用いた動力伝動
ベルトを提供することにある。しかして、かかる本発明
ベルトの特徴とするところは、心線を並列に埋設したク
ツシヨンゴム層の下面に圧縮ゴム層を接着するか、前記
心線を直接圧縮ゴム層内に並列に埋設してなる伝動ベル
トにおいて、前記圧縮ゴム層構成組成物としてゴム１０
０重量部に対し、シランカツプリング剤０．１〜５．０
重量部含水珪酸１０〜６０重量部、短繊維５〜４０重量
部を添加補強したゴム一短繊維組成物を用いたことであ
り、就中、夫々の添加量はシランカツプリング剤０．３
〜２．５重量部、含水珪酸２０〜４５重量部カーボンブ
ラツク１０〜４０重量部、短繊維１０〜３０重量物が最
も好ましい範囲であるということができる。
酸−カーボンブラツク一短繊維で組合された特殊な補強
剤使用の接着性、耐摩耗性のすぐれた高強度のゴム一短
繊維組成物をベルトの圧縮ゴム層として用いた動力伝動
ベルトを提供することにある。しかして、かかる本発明
ベルトの特徴とするところは、心線を並列に埋設したク
ツシヨンゴム層の下面に圧縮ゴム層を接着するか、前記
心線を直接圧縮ゴム層内に並列に埋設してなる伝動ベル
トにおいて、前記圧縮ゴム層構成組成物としてゴム１０
０重量部に対し、シランカツプリング剤０．１〜５．０
重量部含水珪酸１０〜６０重量部、短繊維５〜４０重量
部を添加補強したゴム一短繊維組成物を用いたことであ
り、就中、夫々の添加量はシランカツプリング剤０．３
〜２．５重量部、含水珪酸２０〜４５重量部カーボンブ
ラツク１０〜４０重量部、短繊維１０〜３０重量物が最
も好ましい範囲であるということができる。
もし、シランカツプリング剤の添加量が０．１重量部以
下では、補強効果がなくなり、又逆に５．０重量部以上
になると、特にクロロブレンゴムの場合にはスコーチタ
イムが短かくなり、早期加硫の如き好ましくない現象を
起す問題があり、含水珪酸の場合は、１０重量部以下で
は接着力、引裂力が低下し、６０重量部以上ではムー[
メ[粘度が高くなる。
下では、補強効果がなくなり、又逆に５．０重量部以上
になると、特にクロロブレンゴムの場合にはスコーチタ
イムが短かくなり、早期加硫の如き好ましくない現象を
起す問題があり、含水珪酸の場合は、１０重量部以下で
は接着力、引裂力が低下し、６０重量部以上ではムー[
メ[粘度が高くなる。
カーボンブラツクの場合、２重量部以下では、補強効果
が低下し、６０重量部以上では含水珪酸の場合と同様、
ムー[メ[粘度が高くなる。又、短繊維については、２重
量部以下では、補強効果が小さく、４０重量部以上では
、ムー[メ[粘度が高くなり、加工性に問題を生じ、充分
満足できる結果を得ることはできない。従つて本発明に
おいて、所期の特性及び加工性を満足させるためには、
各種補強材を夫々前記所定の範囲内で添加するのが最適
である。なお、上記シランカツプリング剤、含水珪酸、
カーボンブラツク、短繊維を添加混入した組成物が圧縮
ゴム層として、クツシヨンゴム層又は心線との接着力を
向上せしめる理由としては後述する実施例によつて明ら
かであるが、ゴム物性のうち、引裂力と接着力は一般に
非常に密接な関係にあり、引裂力が高ければ接着力も高
くなり、両者は比例関係にある。
が低下し、６０重量部以上では含水珪酸の場合と同様、
ムー[メ[粘度が高くなる。又、短繊維については、２重
量部以下では、補強効果が小さく、４０重量部以上では
、ムー[メ[粘度が高くなり、加工性に問題を生じ、充分
満足できる結果を得ることはできない。従つて本発明に
おいて、所期の特性及び加工性を満足させるためには、
各種補強材を夫々前記所定の範囲内で添加するのが最適
である。なお、上記シランカツプリング剤、含水珪酸、
カーボンブラツク、短繊維を添加混入した組成物が圧縮
ゴム層として、クツシヨンゴム層又は心線との接着力を
向上せしめる理由としては後述する実施例によつて明ら
かであるが、ゴム物性のうち、引裂力と接着力は一般に
非常に密接な関係にあり、引裂力が高ければ接着力も高
くなり、両者は比例関係にある。
そして引裂力が高い場合には接着力も高く、接着した２
層間の接着面をむりに剥離しようとすると接着面即ち、
境界面は剥離はせず接着破壊を起す。従つて、引裂力の
高い本発明のゴム組成物を圧縮ゴム層に使用することに
より、より高い接着力を保持することができる。
層間の接着面をむりに剥離しようとすると接着面即ち、
境界面は剥離はせず接着破壊を起す。従つて、引裂力の
高い本発明のゴム組成物を圧縮ゴム層に使用することに
より、より高い接着力を保持することができる。
前記本発明に使用するシランカツプリング剤としては、
ビニル−トリス（β−メトキシエトキ９シラン、γ−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、Ｎ−β−（ア
ミノエチノリγ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等種々のシ
ランカツプリング剤を用いることが可能であり、なかで
も最も好ましいものは、γ−メルカプトプロピルトリメ
トキシシランである。
ビニル−トリス（β−メトキシエトキ９シラン、γ−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、Ｎ−β−（ア
ミノエチノリγ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等種々のシ
ランカツプリング剤を用いることが可能であり、なかで
も最も好ましいものは、γ−メルカプトプロピルトリメ
トキシシランである。
又、シランカツプリング剤の代りにチタンカツプリング
剤を用いることも可能である。
剤を用いることも可能である。
また前記短繊維５としては、綿、人絹、ポリアミド繊維
、ポリエステル繊維を始め他の非再生セルロース等種々
の短繊維を使用することが可能である。
、ポリエステル繊維を始め他の非再生セルロース等種々
の短繊維を使用することが可能である。
一方、前記、シランカツプリング剤一含水珪酸−カーボ
ンブラツク一短繊維よりなる伝動ベルトの圧縮ゴム４と
してはＣＲ（クロロブレンゴム）ＳＢＲ（スチレン・ブ
タジエンゴム）、天然ゴムなどが使用され、これには更
に通常用いられる軟化剤、加工助剤、粘着剤、老化防止
剤、加硫促進 ｂ剤、硫黄などを配合することができる
。
ンブラツク一短繊維よりなる伝動ベルトの圧縮ゴム４と
してはＣＲ（クロロブレンゴム）ＳＢＲ（スチレン・ブ
タジエンゴム）、天然ゴムなどが使用され、これには更
に通常用いられる軟化剤、加工助剤、粘着剤、老化防止
剤、加硫促進 ｂ剤、硫黄などを配合することができる
。
次に、前記各成分を混合する方法であるが、これは特に
制限はなく、例えば、カレンダーロール、バンバリーミ
キサ一などを用いて適宣公知の手段又は方法によつて混
練することができる。
制限はなく、例えば、カレンダーロール、バンバリーミ
キサ一などを用いて適宣公知の手段又は方法によつて混
練することができる。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。
しかし本発明はこれに限定されるものでないことは云う
までもない。
までもない。
Ｖベルトを構成する圧縮ゴム層を第１表の如き配合ゴム
で作つた。
で作つた。
表中、比較例は、従来のカーボンブラツク短繊維複合組
成物の例で、Ｍ−１，Ｍ２はシランカツプリング剤、含
水珪酸、カーボンブラツク、ポリアミド繊維を夫々変量
せしめた本発明品である。しかして、これらの配合にも
とづき各配合物はバンバリーミキサ一で混練し、その配
合物を通常の加硫条件１５０℃×２０分で加硫した。
成物の例で、Ｍ−１，Ｍ２はシランカツプリング剤、含
水珪酸、カーボンブラツク、ポリアミド繊維を夫々変量
せしめた本発明品である。しかして、これらの配合にも
とづき各配合物はバンバリーミキサ一で混練し、その配
合物を通常の加硫条件１５０℃×２０分で加硫した。
加硫物の物性は第２表の如きものであつた。上記表より
明らかな如く、本発明品は２５℃〜７０℃におけるモン
ジユラス変化が少なく、ベルト走行時においても、ゴム
物性の変化が比較例に比し、少いことが判る。
明らかな如く、本発明品は２５℃〜７０℃におけるモン
ジユラス変化が少なく、ベルト走行時においても、ゴム
物性の変化が比較例に比し、少いことが判る。
更に、第１表に示す各配合ゴムを圧縮ゴム層に使用して
長さ１０１０ｍｍのローエツジタイプＶベルトＡ型（上
幅１２．５ｍ１Ｘ高さ９．０ｍ０を作成して、各部材間
の接着力の試験な．らびに走行試験を行なつた結果は第
３表に示す如くであつた。
長さ１０１０ｍｍのローエツジタイプＶベルトＡ型（上
幅１２．５ｍ１Ｘ高さ９．０ｍ０を作成して、各部材間
の接着力の試験な．らびに走行試験を行なつた結果は第
３表に示す如くであつた。
尚、ベルトの走行条件は、プーリ径６０１１φの同径の
駆動プーリ一と従動プーリ一に巻掛け５０ｋｇの荷重下
にて、３，６００Ｒ．Ｐ．Ｍで行つた。上記第３表より
明らかな如く、本発明によるコム一短繊維複合組成物を
使用したローエツジタイプベルトは、従来のローエツジ
タイプベルトに比し、特に下クツシヨン層がない場合に
心線〜圧縮ゴム層の接着力が著しく向上しており、亀裂
発生までの時間、寿命に至るまでの時間の双方において
３〜４倍アツプしている。また、走行２００時間後の摩
耗減量も減少し、耐摩耗性も向上していることは明らか
であり、ンランカツプリング剤の接着・補強効果が顕著
に現れている。
駆動プーリ一と従動プーリ一に巻掛け５０ｋｇの荷重下
にて、３，６００Ｒ．Ｐ．Ｍで行つた。上記第３表より
明らかな如く、本発明によるコム一短繊維複合組成物を
使用したローエツジタイプベルトは、従来のローエツジ
タイプベルトに比し、特に下クツシヨン層がない場合に
心線〜圧縮ゴム層の接着力が著しく向上しており、亀裂
発生までの時間、寿命に至るまでの時間の双方において
３〜４倍アツプしている。また、走行２００時間後の摩
耗減量も減少し、耐摩耗性も向上していることは明らか
であり、ンランカツプリング剤の接着・補強効果が顕著
に現れている。
以上のように、本発明は一定量のシランカツプリング剤
、含水珪酸、カーボンブラツク、短繊維で補強したゴム
一短繊維複合組成物をベルトの圧縮ゴムに用いた動力伝
動ベルトで前記、実施例から明らかな如く、前記複合組
成物を混入することにより各種繊維との接着性、耐摩耗
性に優れており、しかもこの複合組成物を伝動ベルトの
圧縮ゴム層として使用したときは従来のカーボンブラツ
ク一短繊維で補強した伝動ベルトに比し、クツシヨンゴ
ムとの接着性が良好で耐摩耗性、ベルトライフにおいて
著しい改善がみられ圧縮ゴムの機能を高め、ベルト性能
を向上せしめる顕著な効果を発揮する。
、含水珪酸、カーボンブラツク、短繊維で補強したゴム
一短繊維複合組成物をベルトの圧縮ゴムに用いた動力伝
動ベルトで前記、実施例から明らかな如く、前記複合組
成物を混入することにより各種繊維との接着性、耐摩耗
性に優れており、しかもこの複合組成物を伝動ベルトの
圧縮ゴム層として使用したときは従来のカーボンブラツ
ク一短繊維で補強した伝動ベルトに比し、クツシヨンゴ
ムとの接着性が良好で耐摩耗性、ベルトライフにおいて
著しい改善がみられ圧縮ゴムの機能を高め、ベルト性能
を向上せしめる顕著な効果を発揮する。
図はゴム一短繊維複合組成物を使用した本発明の１例に
係るローエツジタイプベルトの横断面図である。 １・・・・・・ゴム付帆布、２・・・・・・心線、３・
・・・・・クツシヨンゴム層、４・・・・・・圧縮ゴム
層、５・・・・・・短繊維群。
係るローエツジタイプベルトの横断面図である。 １・・・・・・ゴム付帆布、２・・・・・・心線、３・
・・・・・クツシヨンゴム層、４・・・・・・圧縮ゴム
層、５・・・・・・短繊維群。
Claims (1)
- １ 心線を変列に埋設したクッションゴム層の下面に圧
縮ゴム層を接着するか、前記心線を直接圧縮ゴム層内に
並列に埋設してなる伝動ベルトにおいて、ゴム１００動
量部に対し、シランカップリング剤０．１〜５．０重量
部、含水珪酸１０〜６０重量部、カーボンブラック２〜
６０重量部、短繊維２〜４０重量部を添加混入してなる
ゴム短繊維複合組成物を圧縮ゴム層として用いたことを
特徴とする動力伝動ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8897081A JPS5928788B2 (ja) | 1981-06-09 | 1981-06-09 | 動力伝動ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8897081A JPS5928788B2 (ja) | 1981-06-09 | 1981-06-09 | 動力伝動ベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57204352A JPS57204352A (en) | 1982-12-15 |
| JPS5928788B2 true JPS5928788B2 (ja) | 1984-07-16 |
Family
ID=13957664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8897081A Expired JPS5928788B2 (ja) | 1981-06-09 | 1981-06-09 | 動力伝動ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928788B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0350471Y2 (ja) * | 1985-01-21 | 1991-10-28 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0637576B2 (ja) * | 1987-12-02 | 1994-05-18 | 本田技研工業株式会社 | 歯付きベルト |
| US6255379B1 (en) * | 1999-09-16 | 2001-07-03 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Rubber containing short fiber reinforcement with anchoring agent and articles, including tires, having a component thereof |
-
1981
- 1981-06-09 JP JP8897081A patent/JPS5928788B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0350471Y2 (ja) * | 1985-01-21 | 1991-10-28 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57204352A (en) | 1982-12-15 |
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