JPS592872Y2 - 汚水処理槽の蓋構造 - Google Patents
汚水処理槽の蓋構造Info
- Publication number
- JPS592872Y2 JPS592872Y2 JP16254979U JP16254979U JPS592872Y2 JP S592872 Y2 JPS592872 Y2 JP S592872Y2 JP 16254979 U JP16254979 U JP 16254979U JP 16254979 U JP16254979 U JP 16254979U JP S592872 Y2 JPS592872 Y2 JP S592872Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- sewage treatment
- treatment tank
- lids
- entire length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は汚水処理槽の蓋構造に関するものであり、その
目的とするところは槽内に貯溜せる汚水の悪臭の発散を
確実に防止することができる汚水処理槽の蓋構造を提供
するにある。
目的とするところは槽内に貯溜せる汚水の悪臭の発散を
確実に防止することができる汚水処理槽の蓋構造を提供
するにある。
以下本考案を実施例によって説明する。
汚水処理槽1は曝気槽や沈澱槽であって、汚水処理場に
あって汚水の活性汚泥処理や、汚泥沈澱処理をするに利
用される。
あって汚水の活性汚泥処理や、汚泥沈澱処理をするに利
用される。
この汚水処理槽1はコンクリートで形成されており、直
方体状である。
方体状である。
汚水処理槽1の開口縁を形成せる四周のコンクリート縁
1bの一対の長辺上面には全長に亙って上面開口の断面
コ字型のレール本体2をアンカーボルト3にて固定しで
ある。
1bの一対の長辺上面には全長に亙って上面開口の断面
コ字型のレール本体2をアンカーボルト3にて固定しで
ある。
レール本体2は両側端に垂立した片で台車保合片4 a
、4 bを形威しである。
、4 bを形威しである。
蓋5は金属材あるいはFRPのような合成樹脂材で形成
されるもので、図示実施例にあっては上側となる大蓋5
aと、下側となる小蓋5bとの二種類を使用し、ともに
中央部が上方にせり上がったアーチ状の形状を有し、大
蓋5aの下面側に小蓋5bが重なり合うようになってい
る。
されるもので、図示実施例にあっては上側となる大蓋5
aと、下側となる小蓋5bとの二種類を使用し、ともに
中央部が上方にせり上がったアーチ状の形状を有し、大
蓋5aの下面側に小蓋5bが重なり合うようになってい
る。
大蓋5aおよび小蓋5bの両側部には所定間隔ごとに形
成せる段部下面に台車6が第3図に示すように、回転自
在に配設しである。
成せる段部下面に台車6が第3図に示すように、回転自
在に配設しである。
台車6は外周面中央が全周に亙って凹陥しており、この
凹陥部分をレール係合溝7としである。
凹陥部分をレール係合溝7としである。
しかして、汚水処理槽1に蓋5を並設する場合には大蓋
5aを2枚並行させて対向側端の全長に互って設けた内
向鍔片8a同士を第5図に示すようにパツキン9を介し
て接面し、ボルト10ナツト11で締結して一枚の大蓋
体5Aを形成する。
5aを2枚並行させて対向側端の全長に互って設けた内
向鍔片8a同士を第5図に示すようにパツキン9を介し
て接面し、ボルト10ナツト11で締結して一枚の大蓋
体5Aを形成する。
一方、小蓋5bも同様に2枚並行させて対向側端の全長
に亙って設けた内向鍔片8a′同士を第6図に示すよう
にパツキン9′を介して接面し、ボルト10ナツト11
で締結し2枚の小蓋体5Bを形成する。
に亙って設けた内向鍔片8a′同士を第6図に示すよう
にパツキン9′を介して接面し、ボルト10ナツト11
で締結し2枚の小蓋体5Bを形成する。
しかる後に両側端を除いた内側において、2枚づつ大蓋
体5Aと小蓋体5Bとが交互に並設されるように並べ、
大蓋5aの各台車6のレール係合溝7をレール本体2の
外側の台車係合片4aに係合し、小蓋5bの各台車6の
レール係合溝7をレール本体2の内側の台車保合片4b
に係合して、汚水処理槽1の開口部1a上に夫々の大蓋
体5A、小蓋体5Bを横移動自在に覆設する。
体5Aと小蓋体5Bとが交互に並設されるように並べ、
大蓋5aの各台車6のレール係合溝7をレール本体2の
外側の台車係合片4aに係合し、小蓋5bの各台車6の
レール係合溝7をレール本体2の内側の台車保合片4b
に係合して、汚水処理槽1の開口部1a上に夫々の大蓋
体5A、小蓋体5Bを横移動自在に覆設する。
ところで大蓋体5Aを構成せる大蓋5aの外側端の全長
に互って垂下させた内向鍔片8bは、第4図に示すよう
に対向する小蓋体5Bを構成せる小蓋5bの外側端の全
長に互って突設した下面開口の断面コ字型の突リブ12
の内側面に内向鍔片8bの内側面下部が対向するように
小蓋5b上方に配設する。
に互って垂下させた内向鍔片8bは、第4図に示すよう
に対向する小蓋体5Bを構成せる小蓋5bの外側端の全
長に互って突設した下面開口の断面コ字型の突リブ12
の内側面に内向鍔片8bの内側面下部が対向するように
小蓋5b上方に配設する。
ここで内向鍔片8bの内側下部の全長に板状等のパツキ
ンを貼着する。
ンを貼着する。
特に第4図に示されるような所謂めがね状のパツキン1
3を使用した場合、内向鍔片8bと、突リブ12とが衝
合した際にパツキン13のめがね状部分131の弾接す
る度合が大きく内向鍔片8bと突リブ12との間に形成
される間隙を封止する効果を一層大きくするようになっ
ている。
3を使用した場合、内向鍔片8bと、突リブ12とが衝
合した際にパツキン13のめがね状部分131の弾接す
る度合が大きく内向鍔片8bと突リブ12との間に形成
される間隙を封止する効果を一層大きくするようになっ
ている。
大蓋体5A同士が対向する側の一方の大蓋5aの外側端
に形成せる内向鍔片8bの外面の全長には第7図に示す
ようなめがね状のパツキン13を貼着してあって、相隣
接せる大蓋体5A同士を閉成衝合きせた際にパツキンの
めがね状部分131にて衝撃を緩衝しかつ両者間の隙間
を封止することができるようになっている。
に形成せる内向鍔片8bの外面の全長には第7図に示す
ようなめがね状のパツキン13を貼着してあって、相隣
接せる大蓋体5A同士を閉成衝合きせた際にパツキンの
めがね状部分131にて衝撃を緩衝しかつ両者間の隙間
を封止することができるようになっている。
また小蓋体5B同士が対向する側の一方の小蓋5bの外
側端に形成せる突リブ12の外面の全長には第8図に示
すようにめがね状のパツキン13を貼着してあって、相
隣接せる小蓋体5B同士を閉成衝合させた際にパツキン
13のめがね状部分131にて衝撃を緩衝し、かつ両者
間の隙間を封止する効果を一層あげるようになっている
。
側端に形成せる突リブ12の外面の全長には第8図に示
すようにめがね状のパツキン13を貼着してあって、相
隣接せる小蓋体5B同士を閉成衝合させた際にパツキン
13のめがね状部分131にて衝撃を緩衝し、かつ両者
間の隙間を封止する効果を一層あげるようになっている
。
ところで並設した蓋5の両側端に対応する小蓋5bの外
側端は小蓋5bの側面開口部を閉塞するために突リブ1
2の外側面に第9図に示すように第10図の側面パネル
15をパツキン9″を介してボルト10ナツト11で締
着してあって、この側面パネル15は汚水処理槽1の開
口縁を形成するコンクリート縁1bの一対の短辺上面の
全長に亙ってアンカーボルト3にて固定した断面り字型
のストッパ16の上向側面に衝合するようになっており
、第9図に示すようにこの衝合部位には緩衝と封止のた
めめがね状のパツキン13を貼着しである。
側端は小蓋5bの側面開口部を閉塞するために突リブ1
2の外側面に第9図に示すように第10図の側面パネル
15をパツキン9″を介してボルト10ナツト11で締
着してあって、この側面パネル15は汚水処理槽1の開
口縁を形成するコンクリート縁1bの一対の短辺上面の
全長に亙ってアンカーボルト3にて固定した断面り字型
のストッパ16の上向側面に衝合するようになっており
、第9図に示すようにこの衝合部位には緩衝と封止のた
めめがね状のパツキン13を貼着しである。
勿論、前記のめがね状のバッキング使用個所にはいづれ
も他の板状等のバッキングを使用しても良いことは言う
までもない。
も他の板状等のバッキングを使用しても良いことは言う
までもない。
かくて大蓋体5A、小蓋体5Bは各台車6が台車係合片
4 a 、4 b上を転動するため横移動自在となり、
大蓋体5A或いは小蓋体5Bを横移動させて小蓋体5B
上或いは大蓋体5A下に夫々大蓋体5A或いは小蓋体5
Bを重なり合せるようにすることによって開口部1aの
開閉が自在となる。
4 a 、4 b上を転動するため横移動自在となり、
大蓋体5A或いは小蓋体5Bを横移動させて小蓋体5B
上或いは大蓋体5A下に夫々大蓋体5A或いは小蓋体5
Bを重なり合せるようにすることによって開口部1aの
開閉が自在となる。
勿論小蓋体5Bを大蓋体5A内に収納した際内向鍔片8
aの端部が小蓋体5Bに接触しないように寸法の設定を
しである。
aの端部が小蓋体5Bに接触しないように寸法の設定を
しである。
尚、17aは大蓋5aの両側の段部下面に取付けた汚水
処理槽1の長辺方向の大蓋体5Aに相当する長さに延び
る逆り字型材18の下端の全長に互って取付けたネオプ
レンゴムや、ポリエステルキャンパスからなるシールカ
ーテンで、レール体2の子片上面になめらかに弾接し、
臭気が外部へ漏れ出るのを防止するようになっている。
処理槽1の長辺方向の大蓋体5Aに相当する長さに延び
る逆り字型材18の下端の全長に互って取付けたネオプ
レンゴムや、ポリエステルキャンパスからなるシールカ
ーテンで、レール体2の子片上面になめらかに弾接し、
臭気が外部へ漏れ出るのを防止するようになっている。
17 bは上記シールカーテン17 aと同様なシール
カーテンで゛、このシールカーテン17bは小蓋5bの
両側下端の全長に亙って取付けられており、レール体2
の子片上面になめらかに弾接し、シールカーテン17a
と同様に臭気が外部へ漏れ出るのを防止するようになっ
ている。
カーテンで゛、このシールカーテン17bは小蓋5bの
両側下端の全長に亙って取付けられており、レール体2
の子片上面になめらかに弾接し、シールカーテン17a
と同様に臭気が外部へ漏れ出るのを防止するようになっ
ている。
また上記実施例では2枚の大蓋5aと、2枚の小蓋5b
とで夫々大蓋体5A、小蓋体5Bを形成しであるが冬着
5a、5bを独立させてもよく、この場合小蓋5b側端
の内向鍔片8a′を他端と対称な断面コ字型の突リブ1
2形状となし、同−蓋同士が衝合する部位には上述のよ
うにパツキン13を貼設し、異なる蓋同士の対向側端で
は第4図に示す構成とする。
とで夫々大蓋体5A、小蓋体5Bを形成しであるが冬着
5a、5bを独立させてもよく、この場合小蓋5b側端
の内向鍔片8a′を他端と対称な断面コ字型の突リブ1
2形状となし、同−蓋同士が衝合する部位には上述のよ
うにパツキン13を貼設し、異なる蓋同士の対向側端で
は第4図に示す構成とする。
本考案は上側となる蓋の側端の全長に亙って上側となる
蓋の内向鍔片が下側となる蓋の突リブより内側の上方に
配置されるように冬着を配置するとともに内向鍔片の内
側面又は突リブの内側面に全長に亙ってパツキンを設け
、蓋の閉成時に相対応する内向鍔片の内側面と突リブの
内側面とをパツキンを介して衝合させであるので、瞬間
の封止効果が高く、従って槽内に貯溜せる汚水の悪臭の
発散を確実に防止することができる。
蓋の内向鍔片が下側となる蓋の突リブより内側の上方に
配置されるように冬着を配置するとともに内向鍔片の内
側面又は突リブの内側面に全長に亙ってパツキンを設け
、蓋の閉成時に相対応する内向鍔片の内側面と突リブの
内側面とをパツキンを介して衝合させであるので、瞬間
の封止効果が高く、従って槽内に貯溜せる汚水の悪臭の
発散を確実に防止することができる。
また、例えば蓋を閉成した状態で換気装置により汚水処
理槽内の臭気を換気しても内圧が低くなることによるパ
ツキンの吸い込まれがなくて蓋同士の結合部分の封止が
確実になり、従ってパツキンの吸い込まれによって生じ
る間隙からの臭気もれがないという利点を有する。
理槽内の臭気を換気しても内圧が低くなることによるパ
ツキンの吸い込まれがなくて蓋同士の結合部分の封止が
確実になり、従ってパツキンの吸い込まれによって生じ
る間隙からの臭気もれがないという利点を有する。
更に、閉成した槽内で換気装置を用いた場合、蓋同士の
結合部分の封止が確実であるので、結合部分から汚水処
理槽外の空気が槽内に吸引されることはなく、従って換
気装置動力源は有効に利用される。
結合部分の封止が確実であるので、結合部分から汚水処
理槽外の空気が槽内に吸引されることはなく、従って換
気装置動力源は有効に利用される。
第1図は一部省略せる全体斜視図、第2図は同上の縮小
上面図、第3図は同上の一部省略した要部拡大縦断面図
、第4図は同上の一部省略した要部拡大横断面図、第5
図は同上の大蓋同士の連結部位の拡大断面図、第6図は
同上の小蓋同士の連結部位の拡大断面図、第7図は同上
の大蓋同士の衝合部位の拡大断面図、第8図は同上の小
蓋同士の衝合部位の拡大断面図、第9図は同上の側端配
置の小蓋の外側端拡大断面図、第10図は同上の側面パ
ネルの側面図であり、1は汚水処理槽、1aは開口部、
5は蓋、5bは小蓋、5aは大蓋、8a、8bは内向鍔
片、13.14はパツキン、12は突リブである。
上面図、第3図は同上の一部省略した要部拡大縦断面図
、第4図は同上の一部省略した要部拡大横断面図、第5
図は同上の大蓋同士の連結部位の拡大断面図、第6図は
同上の小蓋同士の連結部位の拡大断面図、第7図は同上
の大蓋同士の衝合部位の拡大断面図、第8図は同上の小
蓋同士の衝合部位の拡大断面図、第9図は同上の側端配
置の小蓋の外側端拡大断面図、第10図は同上の側面パ
ネルの側面図であり、1は汚水処理槽、1aは開口部、
5は蓋、5bは小蓋、5aは大蓋、8a、8bは内向鍔
片、13.14はパツキン、12は突リブである。
Claims (1)
- 汚水処理槽の開口部に複数枚の蓋を並設し、少なくとも
相隣せる一方の蓋を開口部上を横移動自在とするととも
にこの蓋を他方の蓋の下面ないしは上面に重ね合せ自在
とした汚水処理槽の蓋構造において、上側となる蓋の側
端の全長に亙って、内向鍔片を形成し、下側となる蓋の
側端の全長に互って上向の突リブを突設し、上側となる
蓋の内向鍔片が下側となる蓋の突リブより内側で上方配
置されるよう各蓋を配置するとともに内向鍔片の内側面
又は突リブの内側面に全長に互ってパツキンを設け、蓋
の閉成時に相対応する内向鍔片の内側面と突リブの内側
面とをパツキンを介して衝合させて成る汚水処理槽の蓋
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16254979U JPS592872Y2 (ja) | 1979-11-22 | 1979-11-22 | 汚水処理槽の蓋構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16254979U JPS592872Y2 (ja) | 1979-11-22 | 1979-11-22 | 汚水処理槽の蓋構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5680287U JPS5680287U (ja) | 1981-06-29 |
JPS592872Y2 true JPS592872Y2 (ja) | 1984-01-26 |
Family
ID=29673544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16254979U Expired JPS592872Y2 (ja) | 1979-11-22 | 1979-11-22 | 汚水処理槽の蓋構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592872Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-22 JP JP16254979U patent/JPS592872Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5680287U (ja) | 1981-06-29 |
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