JPS592867Y2 - 振動篩 - Google Patents

振動篩

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JPS592867Y2
JPS592867Y2 JP1976152627U JP15262776U JPS592867Y2 JP S592867 Y2 JPS592867 Y2 JP S592867Y2 JP 1976152627 U JP1976152627 U JP 1976152627U JP 15262776 U JP15262776 U JP 15262776U JP S592867 Y2 JPS592867 Y2 JP S592867Y2
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sieve
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frames
outer sieve
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JP1976152627U
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JPS5371258U (ja
Inventor
邦彦 小柳
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日本セメント株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は振動篩に関する。
さらに詳しくは、一本のダブルエキセン軸に組みこまれ
た2組の篩枠が各々180°ずれた位相で円運動を行う
傾斜型振動篩の改良に関する。
従来、粘土、鉄鉱石、表土を含む砕石の様な湿分または
粘性を有する原料の篩分けにおいては、原料粒子同志の
粘着および原料粒子の網線に対する付着が生じ、その篩
分は効率を著しく低下させていた。
従って、この問題を解決するために、1本のダブルエキ
セン軸に組み込まれた2組の篩枠及びそれらの篩枠に取
りつけられた横梁をかいして、縦線のみで構成された2
組の網を各々180°ずれた位相で円運動させる方法が
用いられている。
しかし、この方法に用いる篩分は装置は上述の様な運動
をさせるために特殊な構造となり、そのため従来は1本
1本の網線を横梁に溶接又はボルトにより直接取付けて
いたので、取付の困難性、網目間隔の不精度、多数のボ
ルト締めによるトラブル、保守の困難性等様々の問題を
起こしていた。
又、原料の落下部では、網目を通過しない楔状の石が大
きな落下原石によってたたかれ、自由であるはずの2組
の篩枠を篩網をかいして結びつけた状態にし、篩枠の異
状振動を発生させ、更には篩網の欠損をまねていた。
又、2組の篩枠を駆動部の軸受部のみで関連させ規制し
ているため、内、外筒枠本体の相互変形が生じ、網目の
不精度及び、軸受部の焼きつき等が発生し、問題を起こ
していた。
本考案の目的は、以上のようなトラブルを解消した振動
篩を提供することにあり、その特徴とするところは、内
外側篩枠用網線を両筒枠の横梁へ取り付けるに当って、
別途複数本の網線を連結杆に一体的に連結して内部枠用
網ブロックおよび外篩枠用網ブロックを形成しておき、
両ブロックをその連結杆を介してそれぞれの横梁に着脱
可能に取り付ける様にして篩網の精度の向上及び網線の
横梁への取り付けの簡略化、保守の容易化を図ったこと
、供給原料落下部付近の篩網トラブルを、上記篩網の特
徴を殺すことなく、極力狭い網目構造として解決したこ
と、本体変形防止装置を内、外筒枠間に設置し、網目間
隔の不精度および軸受部の焼きつき等を解決したことに
ある。
以下図面に示した実施例を参照しながら本考案を詳細に
説明する。
第1図は本考案に係る振動篩の内部枠および外篩枠の運
動を示す図、第2図は第1図A点における本振動篩の状
態を示す概念図、第3図は第1図B点における本振動篩
の状態を示す概念図である。
本考案に係る振動篩は、1本のダブルエキセン軸1に、
内部枠2、外篩枠3からなる1組の篩枠を組み込みそれ
ぞれを支持台4に弾性的に支持し、モータ5及びVプー
リ6、■ベルト7を介して、上記内部枠2、外篩枠3を
第1図、第2図、第3図に示すように、各々180°ず
れた位相で円運動させる傾斜型振動篩である。
内部枠2は、左右に側板2aを有し、これに上下2段に
各々適当数の横梁2b。
2b’を取付けて、内部枠2を補強している。
外篩枠3は、上記内部枠2と同様に側板3a及び適当数
の横梁3b、3b’を有し、その側板3aは、内部枠の
側板2aの、外側に位置させている。
したがって外篩枠3の横梁3b、3’bは内部枠の側板
2aに設けた孔2dに十分な余隙をもって貫通し、内部
枠2の支持金具2Cは外篩枠の側板に設けた孔3dに十
分な余隙をもって貫通している。
両篩枠2,3は、支持金具2C,3Cを介してスプリン
グ8,9によってその4隅を支持台4に据付けである。
本考案の1つの特徴は、以上の様に構成された振動篩の
内外篩枠用網を第4図、第5図に示す様なブロック構造
にし、上述した一本一本の網線を取り付ける場合に生じ
る種々の問題を解決したことにある。
以下、本明細書中においては、第4図に示すものを内筒
枠用網ブロック10(以下内筒枠用網10という)とし
、第5図に示すものを外篩枠用網ブロック11(以下外
篩枠用網11という)とするが、第4図に示すものを外
篩枠用網、第5図に示すものを内筒枠用網としても何ら
差支えない。
内筒枠用網10は第4図に示す様に、丸棒10aを上部
に有する適当数の鋼板10bから成る網線と、2本の連
結杆、たとえばアングル部材10 Cとから構成されて
いる。
丸棒10 aは原料粒子通過の際の抵抗を少なくするた
めのものであり、他の適当な形状のものでもよく、さら
には必要に応じて設ければよいものである。
鋼板10bはその両端に2本の足10dを有し、この2
本の足10dを連結杆10 Cの溝10eに係止し、両
者を一体的に連結すれば良い。
連結杆10Cは鋼板10 b同志の間隔即ち、網目間隔
の精度を維持し、鋼板10bの部幅方向への倒れを防止
し、かつこの内筒枠用網10を内部枠の横梁2bに取り
つけるさめのものである。
これらの丸棒10a、鋼板10b、連結杆10 Cの一
体的連結は、溶接等の慣用手段を用いても良く、あるい
は初めから鋳鋼品で一体的に製作しても良い。
第5図に示す外篩枠用網11も、内筒枠用網10と同様
に、丸棒11a、鋼板11b、連結杆11 Cとで構成
されたものであるが、鋼板11 bの2本の足11 d
は両端から一定距離をおいてそれぞれ内側に設けである
なお、本実施例では外篩枠用網の2本の足11 dの間
隔を内筒枠用網の足10dの間隔よりも狭く形成しであ
るが、反対に内筒枠用網の足10dの間隔を方を狭く形
成しても良い。
以上の様に構成された内外両篩枠用網10.11は第6
図に示す様にして組み合わされ、1組の篩網として構成
される。
この様に組み合わされた1組の篩網は第2図、第3図お
よび゛第1図C点における振動篩の状態の長手方向断面
概念図である第7図に示す様に、それぞれの丸棒10a
、llaが振動篩の長手方向に沿うように配置され、か
つ、内筒枠用網の連結杆10 Cを内筒の横梁2bに、
外篩枠用網の連結杆11 Cを外篩枠の横梁3bに数少
ないボルト、ナツト12で取り付ける。
この場合、振動篩は第7図に示す様に、1対の内部枠横
梁2bの内側に1対の外篩枠横梁3bが配置される構造
となっている。
なお、横梁2b、3bへの内外篩枠用網10.11の取
りつけは、先ず第6図に示す様に内外両篩枠用網10.
11を組み合わせて1組の篩網として構成した後に、横
梁2b、3bへ同時に取りつけるのが良い。
本考案のもう1つの特徴は、上述の様な振動篩の篩網に
おいて、原料落下によるトラブルを解消するために、供
給原料の落下部分の篩網部を楔状の石がつきささっても
トラブルを起こさない状態まで、狭い網目間隔としたこ
とにある。
第8図はこの振動篩への原料供給状態を示す図である。
原料落下部の網目間隔αが広い場合には、第9図に示す
ように、網目に詰った楔状の石13を大きな落下原石1
4がたたき、内外篩枠用網10.11を結合させ、異状
振動及び篩網の破損等のトラブルを起こしていた。
第10図、第11図、第12図は本考案に係る篩網の別
の実施例を示す図であり、所望の網目間隔αが比較的狭
い篩網に適用する場合に適している。
第10図は内部枠用網10を、第11図は外筒枠周網1
1を示し、それぞれ所望の網目間隔αを形成すべき丸棒
10a、llaを備え、かつ原料落下部には上記間隔α
より狭い網目間隔βを形成すべく径の大きい丸棒10
f 、10 fを備えている。
従って、これらの両筒網10,11を組み合せて1つの
篩網とした場合、その原料落下部には、第12図Iに示
すように、原料落下によるトラブルが生じない程度の狭
い網目間隔βが形成され、その他の部分には、第12図
IIに示すように、所望の網目間隔αが形成される。
一方、第13図、第14図、第15図は所望の網目間隔
αが比較的広い場合に適する実施例を示すものであり、
第13図は内部枠用網10を示し、第14図は外筒枠周
網11を示す。
それぞれ所望の網目間隔αを形成すべき丸棒10a、l
laを備えるとともに、内部枠用網10はその原料落下
部に適当な幅を有する水平板10gを備え、外筒枠周網
11の原料落下部には何も設けていない。
従って、これらの両筒網を組み合せて1つの篩網とした
場合、その原料落下部には第15図■に示す様に狭い網
目間隔βが形成され、その他の部分には所望の間隔αが
形成される。
なおトラブルを起こさない網目間隔βは実験の結果、約
5mm程度以下であることが解った。
本考案のさらに1つの特徴は、内外両筒枠の位置ずれを
防止するために、両筒枠の側板間に変形防止装置を設け
たことにある。
上述の様な振動篩においては、原料が網目を通過する際
に部幅方向の分力が発生する。
さらに内外篩枠2,3がダブルエキセン軸1の軸受部1
a、1b、IC,ldだけで位置規制されている。
従って、上述の部幅方向の分力が両筒網に作用すると、
軸受のギャップ、自動調心性により第16図に示す様に
内外篩枠2,3が相互に位置ずれした状態となり、網目
間隔の不精度、軸受部1 a、1 b、I C,1dの
焼きつき等のトラブルが生じる。
この様なトラブルを解消するために、第17図または第
18図に示す様な変形防止装置15を内外側篩枠2,3
の間に配設し、両筒枠の相互位置ずれを防止したもので
あり、その配置は、たとえば第16図に示す位置に4カ
所設ければよい。
第17図は変形防止装置の一実施例を縦断面にして示す
図であり、円筒状の防振ゴム16により構成したもので
ある。
この防振ゴム16はその両端を公知の手段により両筒枠
2,3に固定しである。
第18図は変形防止装置の他の実施例を縦断面にして示
す図であり、円柱形の金属片17と油溝付金属片18に
より構成したものである。
金属片17はその一端を内部枠2に固定し、金属片18
は一端を外筒枠3に固定し、両金属片17.18はその
接合面で摺動する。
19は油溝で゛あり、20はグリスカップで゛ある。
さらにこれらの金属片17.18は防塵カバー21によ
り保護しである。
本考案は、従来の、ダブルエキセン軸に組み込まれた2
組の篩枠が各々180°ずれた位相で円運動を行う傾斜
型振動篩が有する前記の様な種々の問題を解決すべく、
上述した様な構成としたものである。
従って、本考案に係る振動篩は上述した様に、篩網間隔
の精度が高く、かつ篩枠への篩網の組みっけが非常に簡
単であり、保守点検も容易である。
又、原料落下による篩網の異状振動および篩網の欠損を
防止し、さらに内外篩枠の相互位置ずれを防止し、網目
間隔の不精度、軸受部の焼きつき等も生じないという利
点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る振動篩の実施例を示す図であり、第1
図は本振動篩の内外篩枠の運動を示す図、第2図は第1
図A点における本振動篩の状態を示す概念図、第3図は
第1図B点における本振動篩の状態を示す概念図、第4
図は内部枠用網ブロックの斜視図、第5図は外筒枠周網
ブロックの斜視図、第6図は内外側篩枠用網を組み合わ
せる場合の説明図、第7図は第1図C点における本振動
篩の状態を示す長手方向断面概念図、第8図、第9図は
原料落下の状態を示す図、第10図、第11図は内外篩
枠用網ブロックを示す図、第12図は第10図、第11
図の内外篩枠用網ブロックを組み合せた場合の説明図、
第13図、第14図は内外篩枠用網ブロックを示す図、
第15図は第13図、第14図の内外篩枠用網ブロック
を組み合せた場合の説明図、第16図は内外篩枠が相互
に位置ずれした状態を示す図、第17図、第18図は変
形防止装置を示す断面概略図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1本のダブルエキセン軸に組み込まれた内外側篩枠が各
    々180°ずれた位相で円運動を行う傾斜型振動篩にお
    いて、網線に所定間隔を置いて2本の足を設け、複数本
    の網線をその足を介して2本の連結杆に一体的に連結す
    ることにより内部枠用網ブロックを構威し、同じく複数
    本の網線をその足を介して2本の連結杆に一体的に連結
    することにより外篩枠用網ブロックを構成し、上記一方
    の網ブロックの足の間隔を他方の網ブロックの間隔より
    狭く形成し、この内外側篩枠用網ブロックをその連結杆
    を介してそれぞれ内外側篩枠の横梁に着脱可能に取り付
    け、内外側篩枠用網ブロックの原料落下部の網目間隔を
    可及的に狭くシ、内外側篩枠間に変形防止装置を配置し
    たことを特徴とする振動篩。
JP1976152627U 1976-11-12 1976-11-12 振動篩 Expired JPS592867Y2 (ja)

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JPS5371258U JPS5371258U (ja) 1978-06-14
JPS592867Y2 true JPS592867Y2 (ja) 1984-01-26

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