JPS5928456Y2 - 太鼓用バチ - Google Patents
太鼓用バチInfo
- Publication number
- JPS5928456Y2 JPS5928456Y2 JP8158779U JP8158779U JPS5928456Y2 JP S5928456 Y2 JPS5928456 Y2 JP S5928456Y2 JP 8158779 U JP8158779 U JP 8158779U JP 8158779 U JP8158779 U JP 8158779U JP S5928456 Y2 JPS5928456 Y2 JP S5928456Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drumstick
- wood
- fibers
- tensile strength
- exposed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来、太鼓用バチは木材を割り出すことにより第1図の
ような形状に成形されている。
ような形状に成形されている。
しかし、このバチは単一の木材より形成されているため
、木目による強度のバラツキ、木目に沿っての割れ、さ
らに品質のバラツキ等の欠点があった。
、木目による強度のバラツキ、木目に沿っての割れ、さ
らに品質のバラツキ等の欠点があった。
そこで、本考案は上記欠点を解決するとともに、強度が
大きり、シかも音質の選択可能な太鼓用バチを提供する
ことを目的とし、第2図に示すように、木目を揃えた板
状の木材5から成る基材3と主に長手方向に揃えて層状
に形成した引張強度の大きな繊維2とが該基材3を外側
にして交互に積層されて互に接着され、叩打部に木材の
みが表われている面と繊維層が表われる面とが形成され
ていることを特徴とする。
大きり、シかも音質の選択可能な太鼓用バチを提供する
ことを目的とし、第2図に示すように、木目を揃えた板
状の木材5から成る基材3と主に長手方向に揃えて層状
に形成した引張強度の大きな繊維2とが該基材3を外側
にして交互に積層されて互に接着され、叩打部に木材の
みが表われている面と繊維層が表われる面とが形成され
ていることを特徴とする。
次いで本考案の太鼓用バチの製造過程を説明する。
第3図は、本考案の太鼓用バチの素板分解図で、4は引
張強度9大きな繊維2であるガラス繊維、芳香族ポリア
ミド繊維あるいは炭素繊維を厚さ0.15m1mに朱子
織(バチの長手方向とこれに直角方向の繊維の割合が約
9:1)L、これにエポキシ樹脂を含浸したものであり
、5は木目を予め揃れた例えばブナ材からなる板状の木
材である。
張強度9大きな繊維2であるガラス繊維、芳香族ポリア
ミド繊維あるいは炭素繊維を厚さ0.15m1mに朱子
織(バチの長手方向とこれに直角方向の繊維の割合が約
9:1)L、これにエポキシ樹脂を含浸したものであり
、5は木目を予め揃れた例えばブナ材からなる板状の木
材である。
第4図はこれらをプレス圧力10Kf/crAで圧接し
、エポキシ樹脂を硬化させて素板を形成した状態を示し
、その素材はさらに第5図の如く所定の大きさ例えば1
.6Crn×1.6Crn×41crr1に裁断した後
、旋盤等で切削して第2図の如くバチ状に形成する下記
の特性を有する3種の繊維を用いて上記製造過程を経て
作成した本考案のバチの曲げ強度は表に示す通りである
。
、エポキシ樹脂を硬化させて素板を形成した状態を示し
、その素材はさらに第5図の如く所定の大きさ例えば1
.6Crn×1.6Crn×41crr1に裁断した後
、旋盤等で切削して第2図の如くバチ状に形成する下記
の特性を有する3種の繊維を用いて上記製造過程を経て
作成した本考案のバチの曲げ強度は表に示す通りである
。
(1)引強度’ 5”9/mtj を引張弾性率740
0に97mAのガラス繊維 (11)引張強度250’i/mat引張弾性率130
00Ky/mitの芳香族ポリアミド繊維 Gin 引張度250 Kf/ma 、引張弾性率2
3000Kg/−の炭素繊維 上記比較表で明らかなように、実施例においては、従来
のバチの曲げ強度より3割以上大きくすることができた
。
0に97mAのガラス繊維 (11)引張強度250’i/mat引張弾性率130
00Ky/mitの芳香族ポリアミド繊維 Gin 引張度250 Kf/ma 、引張弾性率2
3000Kg/−の炭素繊維 上記比較表で明らかなように、実施例においては、従来
のバチの曲げ強度より3割以上大きくすることができた
。
尚、引張強度の大きな繊維は上記実施例の繊維に限らず
、これらの組合せやその他の繊維で引張強度が100
Kf/ma以上のものであれば良いことは勿論である。
、これらの組合せやその他の繊維で引張強度が100
Kf/ma以上のものであれば良いことは勿論である。
さらに尚、エポキシ樹脂の代わりにレゾール樹脂、尿素
樹脂等の合成樹脂の接着剤を用いても良い。
樹脂等の合成樹脂の接着剤を用いても良い。
このように、本考案によれば、曲げ強度を増大させるこ
とができるからバチを細くすることが可能であるととも
に、形状と太さのバランスを考慮しつつ細かな音の調整
が可能なバチを作成することができる。
とができるからバチを細くすることが可能であるととも
に、形状と太さのバランスを考慮しつつ細かな音の調整
が可能なバチを作成することができる。
また、バチの品質のバラツキを除去することができる。
更に、繊維の層は外観に現われるから演奏の際バチの基
材のみ現われている面を使用して軟らかい音質で演奏し
たり、繊維の層が現われている面を使用して硬い音質で
演奏することができ、演奏者の裁量により選択でき、ま
たその外観は層状の模様を形成し、美感を起こさせる効
果を有する。
材のみ現われている面を使用して軟らかい音質で演奏し
たり、繊維の層が現われている面を使用して硬い音質で
演奏することができ、演奏者の裁量により選択でき、ま
たその外観は層状の模様を形成し、美感を起こさせる効
果を有する。
第1図は従来品のバチの斜視図、第2図は本考案の太鼓
用バチの斜視図、第3図は本考案のバチの素板分解図、
第4図はバチの素板の斜視図、第5図は製材された素板
の斜視図である。 1・・・・・・太鼓用バチ、2・・・・・・引張強度の
大きな繊維、3・・・・・・太鼓用バチの基材、5・・
・・・・板状の木材。
用バチの斜視図、第3図は本考案のバチの素板分解図、
第4図はバチの素板の斜視図、第5図は製材された素板
の斜視図である。 1・・・・・・太鼓用バチ、2・・・・・・引張強度の
大きな繊維、3・・・・・・太鼓用バチの基材、5・・
・・・・板状の木材。
Claims (1)
- 木目を揃えた板状の木材5から成る基材3と主に長手方
向に揃えて層状に形成した引張強度の大きな繊維2とが
該基材3を外側にして交互に積層されて互に接着され、
叩打部に′木材のみが表われている面と繊維層が表われ
る面とが形成されていることを特徴とする太鼓用バチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8158779U JPS5928456Y2 (ja) | 1979-06-16 | 1979-06-16 | 太鼓用バチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8158779U JPS5928456Y2 (ja) | 1979-06-16 | 1979-06-16 | 太鼓用バチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS563584U JPS563584U (ja) | 1981-01-13 |
JPS5928456Y2 true JPS5928456Y2 (ja) | 1984-08-16 |
Family
ID=29314859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8158779U Expired JPS5928456Y2 (ja) | 1979-06-16 | 1979-06-16 | 太鼓用バチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928456Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108538274A (zh) * | 2017-03-02 | 2018-09-14 | 雅马哈株式会社 | 乐器用层压胶合板及其制造方法以及乐器 |
-
1979
- 1979-06-16 JP JP8158779U patent/JPS5928456Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108538274A (zh) * | 2017-03-02 | 2018-09-14 | 雅马哈株式会社 | 乐器用层压胶合板及其制造方法以及乐器 |
CN108538274B (zh) * | 2017-03-02 | 2022-05-27 | 雅马哈株式会社 | 乐器用层压胶合板及其制造方法以及乐器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS563584U (ja) | 1981-01-13 |
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