JPS5928439A

JPS5928439A - チユ−インガム

Info

Publication number: JPS5928439A
Application number: JP57137612A
Authority: JP
Inventors: Tomonobu Okumura; 奥村　智信
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-08-06
Filing date: 1982-08-06
Publication date: 1984-02-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、噛むだけで歯槽膿漏症が治癒又は予防できる
チューインガムに関する。

リゾチームは、人の涙、唾液、鼻粘膜、血清、組織分泌
物に存在し、分子量が１４４５０±１００で白色無臭甘
味の水溶性の結晶粉末である。

リゾチームの薬理作用として、感染性侵襲に対する非特
異的防禦作用、免俊反応および止血作用、抗炎症作用、
はん痕形成および組織修復作用、疼痛緩和作用などが、
実験的に臨床的に検索されている。

（１）先行技術リゾチームを直接歯茎に塗布し、あるいはこれを服用す
ることによって歯槽膿漏の治療に効果がでることは臨床
的に実証されている。

本発明者の実験結果では、１日に１回リゾチームの４％
溶液を約０　、２ｍ−６歯茎に塗布したところ、２５人
の内１５人に有効であった。

又、リゾチームを１日４回服用させることによっても、
約８０％の、宙者に歯槽膿漏の治癒効果が現われた。

リゾチームを直接患部に塗布する方法は、自分で治癒す
ることが難しいばかりでなく、塗布されても比較的短時
間で唾液に流失される欠点があり、又、服用する方法に
よっては、相当多量に服用しなければ有効な治癒効果は
期待できない。

例えば、歯茎に直接塗布する場合、４％リゾチーム液を
１日に１回０．２叫塗布して治癒効果が現われたのに対
し、服用時は少なくとも１０〜２０ｍｇのりゾチームを
１日に４回服用しなければならない。

■　目的本発明の重要な目的は、リゾチームが直接患部に供給さ
れることに加えて、長時間に渡って患部に塗布てき、こ
れによって少量のりゾチームで優れた治癒効果が＋す、
しかも従来のチューインガムと同しように噛むだけで歯
槽膿漏が簡単に治癒でき、更に、これを食後に使用する
ことによって、チューインガムでもって口内を清浄化で
きるチューインカムを提供するにある。

■　構成以ド、本発明の実施例を詳述する。

チューインガムの基材に、リゾチーム又は塩化リゾチー
ム等のりゾチーム化合物を混練して所要の形状に成形す
る。

チューインガムの基材には、ポリ酢酸ビニルと軟化剤ジ
ブチルフタレート、あるいはチクルゴム、あるいは又、
酢酸ビニルが使用される。

リゾチームは、チューインガムが口の内で噛まれること
によって経時的にチューインガムから出てくるように、
基拐内に混練される。

リゾチームまたはその化合物の混合量は、好ましくは、
１１向のカムにつき０，５〜３０ｍｇ４Ｍ度に決定され
る。リゾチームの量か少ないと薬効が低下し、これが多
すきるとチューインガムか高価になる。

チューインガムには、リゾチームに加えて、ブドウ糖、
香料、ビタミン等を添加するのもよい。

特に、リゾチームと一緒に、ビタミンＣ、ビタミンＥ、
ビタミンＫｌ、銅クロロフィリンナトリウム等を添加す
ることによって歯槽膿漏に対する薬効を向］二できる。

ビタミンＣは、抗壊血病因子として知られ、その作用は
血管壁を強化し、血小板の生成を促進し、トロンビン作
用を賦活し、出血防止および止血作用をする。特に、歯
槽膿漏患者の血中ビタミンＣは減少する傾向にあるとい
われている。

ビタミンＥは内分泌の賦活調整作用を有し、末梢１１１
１流促進作用など内分泌機能、循環機能の退行現象、末
梢血行障害なとの治療に多用されている。

ビタミンに１は血液凝固に関与するビタミンで、高等動
物の血中プロトロンビンの生産に関与し。

肝臓におけるプロトロンヒン合成酵素の補酵素として作
用するので、出血予防に用いられ、歯槽膿漏の治療並び
に抜歯の際の出血予防などに使用されている。

銅クロロフイリンナトリウムはクロロフィルを力］Ｉ水
分解し、構造中のマグネシウムを銅に変えたもので、非
常に安定な水溶性物質で、その作用は、創面の清浄化、
肉芽および表皮の形成、脱臭、殺−１作用を有し、創復
？ｆ３癒剤、（］臭除去剤として歯槽膿漏やその池の口
腔疾患に、またその予防薬として広く用いられている。

チューインガムにビタミンＣ，ＥＳＫｌ　、銅クロロフ
イリンナトリウムを添加する場合、好ましい７４　ＪＪ
ＩＩ　ｌｉｔは、ビタミンＣが１０〜１００ｍｇ、ビタ
ミンＥが１．５〜３０ｍｇ１ヒタミンにｌが０゜０１〜
１＝５ｍｇ、銅クロロフィリンナトリウムが１〜３０ｍ
ｇに決定きれる。

ビタミンＣ，Ｅ、Ｋｌ　、６４クロロフイリンナトリウ
ムがリゾチームに添Ｉノ目されたチューインカムは、リ
ゾチーム屯独のものに比べて、歯槽膿漏の治癒に優れた
効果があり、又、口膜軟組織疾患の患者にも有効であっ
た。

θ）効果本発明Ｏチューインガムは、リゾチーム又岐リゾチーム
化合物が、見合されたものであるから、これを口の中で
噛むだけで歯茎にリゾチームが直接塗布され、しかもリ
ゾチームは経時的唇チューインカムから出て来て長時間
塗布される為、歯槽膿漏の治療に極めて優れた薬効を実
現し、しかもリゾチームを服用するのに比べて少量のり
ゾチームで有効に治療てき、１個の単価を相当に安価に
できる特長を実現する。

更に、カムは、これを噛むことによって口内を渭ａＪ化
し、しかもＬ１内に塗布するのに比へて著しく節電に除
用でき、誰れもが筒車かつ手軽に使用して効果的に歯槽
膿漏か治療できる特長を実現する。

更に又、歯槽膿漏の治療に加えて、１■）膜軟組１熾疾
患の患者にも有効である。

又、チューインガムから出て口内に塗布されたリゾチー
ムは、その後飲み込まれて治癒効果を相乗的に向１させ
る。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　リゾチーム又はりゾチーム化合物を含有する
ことを特徴とするチューインガム。
（２）　　リゾチーム又は塩化リゾチームが、１個につ
き０．５ｍｇ〜３０ｍｇ含有されている特許請求の範囲
第（１１項記載のチューインガム。
（３）　　ポリ酢酸ビニルと、軟化剤ジブチルフタレー
トと、リゾチーム又はリゾチーム化合物が混合されてい
る特許請求の範囲第（１）項記載のチューインカム。
（４）　　酢酸ビニルに、リゾチーム又はリゾチーム化
合物が混合されている特許請求の範囲第（１）項記載の
チューインカム。
（５）　チクル・ゴムにリゾチーム又はりゾチーム化合
物が混合されている特許請求の範囲第（１）項記載のチ
ューインガム。ｆ６）　　リゾチームに、ビタミンＣ、ビタミンＥ１ビ
タミンＫｌ、銅クロロフイリンナトリウムのいずれかが
混合されている特許請求の範囲第（１）項記載のチュー
インガム。