JPS5928424Y2 - カメラボデイに着脱自在なステレオ撮影用レンズ装置 - Google Patents

カメラボデイに着脱自在なステレオ撮影用レンズ装置

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JPS5928424Y2
JPS5928424Y2 JP1054180U JP1054180U JPS5928424Y2 JP S5928424 Y2 JPS5928424 Y2 JP S5928424Y2 JP 1054180 U JP1054180 U JP 1054180U JP 1054180 U JP1054180 U JP 1054180U JP S5928424 Y2 JPS5928424 Y2 JP S5928424Y2
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JP
Japan
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camera body
mask
diameter hole
lens
stereo
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Application number
JP1054180U
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English (en)
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JPS56113310U (ja
Inventor
信幸 馬場
Original Assignee
株式会社学習研究社
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Publication date
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Priority to JP1054180U priority Critical patent/JPS5928424Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレンズ交換式のカメラボディに装着してステレ
オ画像を得るようにしたステレオ撮影用レンズ装置に係
り、特に一般のカメラボディをそのtt利用し、これに
レンズ装置を装着してステレオ画像を撮影し得る如クシ
、専用のステレオカメラを要することなく手軽にステレ
オ画像撮影を成し得るようにしたレンズ装置に関する。
本出願人は先に特願昭53−30565号としてステレ
オ画像を得るための専用の接写ステレオカメラを提案し
た。
これは撮影レンズからの一系統の光線を2個の小径孔及
び−組のプリズムで2系統の光線に分け、この2系統の
光線で背後に配置した左右両フィルムに一対のステレオ
画像を形成するものであった。
この専用の接写ステレオカメラによれば、一対のステレ
オ画像が同一の撮影レンズを通過した2aの光線によっ
て得られるため、被写体が動いている場合の撮影や近接
或は拡大撮影等に有効で、一般的なカメラと同様に扱い
ながらステレオ撮影を行なうことができる。
ところで上記専用カメラにかぎらず一般的なステレオカ
メラにおいては、特定サイズのフィルムしか使えず、又
得られる画面も一般的に横長なもので、35ミリ判カメ
ラやセミ判カメラ等で得られる如き画面サイズを得るこ
とは一般的に行なわれていない。
本考案者は本出願人が先に提案した専用の接写ステレオ
カメラに用いた撮影方式を有効に利用し、一般的なレン
ズ交換式カメラボディに着脱自在に装着してステレオ画
像を得ることができるように本考案を成したものである
本考案の目的とする処は、前部の撮影レンズと、このレ
ンズの背後に位置し、大径孔と小径孔とを間隔を開けて
備える固定マスクと、小径孔を有しカメラボディの自動
絞り機構と連動する可動マスクと、これらマスクの背後
に位置し、上記2個の小径孔からの光線を間隔を広げて
背後に出光させるプリズムの如き一組の反射体とをケー
ス本体に配設し、このケース本体をカメラボディに着脱
自在に装着することができるようにし、上記−組の反射
体からの光線によりカメラボディ内のフィルムに一対の
ステレオ画像を形成するようにしたカメラボディに着脱
自在なステレオ撮影用レンズ装置を提供することにある
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従つて詳述す
る。
第1図は本考案に係るステレオ撮影用レンズ装置を35
□り判カメラのボディに装着した状態の全体斜視図、第
2図はこれの縦断既略側面図である。
1はステレオ撮影用レンズ装置を示し、このレンズ装置
1はケース本体2の後端嵌合部2aとカメラボディ3の
前端開口部3aとの着脱自在な嵌合により既知のワンタ
ッチ操作でカメラボディ3に取付けられる。
ケース本体2の前部には撮影レンズ4が配置され、この
レンズ4は複数個の凹レンズ、凸レンズ等によって構成
される。
レンズ4の背後に不透明に形成した可動マスク5及び固
定マスク6をこれ4と対向して配置する。
可動マスク5は第4図に示す如く扇形に形成され、固定
マスク6はレンズ4の口径よりも大径の円板状に形成さ
れる。
固定マスク6をケース本体2に固設し、これ6の中心部
左右に大小径の異なる2個の孔6a、6bを所定の間隔
を開けて穿設する。
可動マスク5の中央部に上言&J−径孔6bと同一大き
さの小径孔5aを穿設し、且つ基部側を第3図に示す如
く連結杆7に固着する。
この連結杆7はケース本体2の内周面側に回転自在に支
持されており、この連結杆Iを可動マスク5に対して直
角に後方、即ちカメラボディ3方向に延出する。
そしてこの延出後端部に1字部材9を一体に固着し、こ
の1字部材9をコイルスプリング8で引張保持する。
1字部材9の後方に軸10で回動自在に支持されたくの
字型アーム11を配置する。
このくの字型アーム11の短片部11aを上記と同様に
コイルスプリング12で同方向に引張保持するとともに
、この短片部11aを1字部材9のピン部9aに係合さ
せる。
くの字型アーム11の長片部11bの先端部から軸杆1
3をカメラボディ3方向に直角に延出し、この延出端部
13aをカメラボディ3に配設された自動絞り機構の自
動絞りレバー3bに係合させる。
以上の構成によりレバー3bが矢印イ方向へ回動すると
、くの字型部材11及び1字部材9はスプリング12,
8の引張力に抗して回動し、1字部材9に連結杆7を介
して一体化された可動マスク5を固定マスク6方向、即
ち矢印口方向(第4図参照)に回動させる。
上記レバー3bに伴なうこの可動マスク5の矢印口方向
への回動は、これ5の小径孔5aの中心が固定マスク6
の大径孔6bの中心と略一致するように設定される。
カメラボディ3にはシャッターボタン3cが付設されて
ち・す、このシャッターボタン3cを押圧することによ
り、フィルムFの前面に設けられたシャッター板3dと
、これ3dの前面に設けられる図示しない反射鏡とが周
知の作動を行なうと同時に上記レバー3bは既述の回動
を行なう。
従ってシャッターボタン3cを押圧することにより可動
マスク5は口方向に回動せしめられ、既述の如くレンズ
4の背後には2個の小径孔5a、6bが所定の間隔を開
けて左右に位置することとなる(第6図参照)。
固定マスク6の背後に一組の菱形プリズム14゜15を
並設する。
この−組のプリズム14.15の入光面14a 、 1
5aを固定マスク6の大径孔6a及び小径孔6bの夫々
と対向させて同一高さ位置に位置させる。
そして一方のプリズム14ばこれの出光面14bを第6
図に示す如くフィルムFの上部面Faと対向させるべく
斜上方に傾斜させるとともに、他方のプリズム15ばこ
れの出光面15bをフィルムFの下部面Fbと対向させ
るべく斜下方に傾斜させて夫々配置する。
尚、上記プリズム14.15に代えて2枚で一組を成す
反射鏡を夫々用いてもよい。
図面中16は遮光仕切板を示し、この仕切板16でプリ
ズム14.15から出光される上・下2系統の光線の干
渉は防止される。
尚、拡大撮影や縮小撮影を行なう場合には上記レンズ4
をズームレンズとすればよく、又このレンズ4の配置構
成によっては上記仕切板16を伸縮自在とすることは可
能である。
次に作用について述べる。
17は被写体を写し、この被写体17からの光線18は
撮影レンズ4を通過し、背後に出光する。
この場合撮影の前・後においては、可動マスク5は第4
図に示す如く固定マスク6の大径孔6aの左側に位置し
ており、従って上記被営体17からの光線18の大部分
はこの大径孔6aを通過する。
もちろん小径孔6bからも光線は通過する。
この大径孔6a及び小径孔6bを通過した多量の光線は
プリズム14.15を通過し、ボディ3内の反射鏡で反
射して上部の例えば図示しないピントクラスに明るいフ
ァインダー像を結ぶ。
従って撮影者はカメラボディ3のダハプリズム等を介し
て接眼部でこの明るいファインダー像を視認しつつピン
ト調節等を確実に行なうことができる。
ところでシャッターボタン3Cの押圧で自動絞りレバー
3bがイ方向に回動し、既述の如く可動マスク5を所定
角度口方向に回動させる。
これによりこの可動マスク5の小径孔5aと固定マスク
6の小径孔6bは第6図に示す如くレンズ4の背後で左
右に間隔を開けて位置する。
この時点で被写体11からの一系統の光線18は2 (
IF)小径孔5a 、6bを通過して2系統に分かれ、
左右に間隔を開けた状態でプリズム14.15に夫々人
光する。
可動マスク5の小径孔5aからの光線18aはプリズム
14の入光面14aK入光し、第5図に示す如く下面1
4cで上方に反射され、上面14dで反射されて出光面
14bを通過し、背後のフィルムFの上部面Faに被写
体像を形成する。
一方固定マスク6の小径孔6bからの光線18bはプリ
ズム15の入光面15aK入光し上面15dで下方に反
射され、下面15cで再び反射されて出光面15bを通
過し、背後のフィルムFの下部面Fbに被写体像を形成
する。
このようにして2系統18a 、18bKよりボディ3
内のフィルムF[上下一対のステレオ画像19.20は
形成される。
このようにステレオ画像19.20を上下に並べて形成
することにより従来の如く横長なものとはならず、ステ
レオ画像がコンパクトなものとなる。
以上の撮影作動が完了すると、自動絞りレバー3bは周
知の如く旧位に復帰するため、くの字型アーム11.1
字部材9の夫々もスプリング12,8の引張力により回
動復帰し、これにより可動マスク5は上記撮影の前・後
状態に保持される。
被写体17を撮影するにさいし、上記小径孔5a、6b
の間隔で視角θは決定され、この視角θによってステレ
オ画像i9.20の立体感は決定されるため、小径孔5
aと6bとの間隔をレンズ4の口径及びプリズム14,
15の入光面14a15aの許す範囲で任意にとること
ができるように固定マスク6及び可動マスク5を可動自
在としてもよいこともちろんである。
第7図は上記撮影レンズ装置1をセミ判(6×4.5C
wl)−眼レフカメラのボディ3Aに取付けた場合を示
し、この場合も上記と同様にボディ3Aに付設された種
々の操作部を利用してボディ3A内の6 X 4.5
cmサイズのフィルムに一対のステレオ画像を形成する
ことができる。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、ステレオ撮
影用レンズ装置をレンズ交換式のカメラボディに着脱自
在に装着してステレオ画像を得ることができるようにし
たため、カメラボディに付設された計器、操作部、作動
部を有効に利用して撮影を行なうことができ、=般的な
撮影と同様な操作、感覚による作業でステレオ画像を得
ることが可能であり、更には一般に市販されているカメ
ラのレンズ交換作業でステレオ画像の撮影が行える等の
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は35ミリ判カ
メラのボディに装着した状態の撮影レンズ装置の外観斜
視図、第2図は第1図の縦断概略側面図、第3図は可動
マスクと自動絞りレバーとの関係を示す図、第4図は可
動マスクと固定マスクの正面図、第5図及び第6図は撮
影時の光路を説明する図で、第5図は一部側面図、第6
図は概略全体斜視図、第7図は撮影レンズ装置をセミ判
カメラボディに取付けた状態の第1図と同様な図である
。 尚、図面中、1は撮影レンズ装置、2はケース本体、3
,3Aはカメラボディ、3bは自動絞り機構のレバー、
4は撮影レンズ、5は可動マスク、6は固定マスク、5
a 、6bは小径孔、6aは大径孔、14.15はプリ
ズムである反射体、Fはフィルムである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 撮影レンズと、該撮影レンズの背後に位置し、大径孔と
    小径孔とを間隔を開けて備える固定マスクと、小径孔を
    有しカメラボディの自動絞り機構と連動する可動マスク
    と、該マスクの背後に位置し、該2個の小径孔からの光
    線を間隔を広げて背後に出光させるプリズムの如き一組
    の反射体とをケース本体に配設し、該ケース本体をカメ
    ラボディに着脱自在とし、上記7組の反射体からの光線
    によりカメラボデイ内に配設されたフィルムに一対のス
    テレオ画像を形成するように構成したことを特徴とする
    カメラボディに着脱自在なステレオ撮影用レンズ装置。
JP1054180U 1980-01-31 1980-01-31 カメラボデイに着脱自在なステレオ撮影用レンズ装置 Expired JPS5928424Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56113310U JPS56113310U (ja) 1981-09-01
JPS5928424Y2 true JPS5928424Y2 (ja) 1984-08-16

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