JPS5928423B2 - マフラ−の製作方法 - Google Patents
マフラ−の製作方法Info
- Publication number
- JPS5928423B2 JPS5928423B2 JP14984276A JP14984276A JPS5928423B2 JP S5928423 B2 JPS5928423 B2 JP S5928423B2 JP 14984276 A JP14984276 A JP 14984276A JP 14984276 A JP14984276 A JP 14984276A JP S5928423 B2 JPS5928423 B2 JP S5928423B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- muffler
- parts
- bent
- cutting
- allowance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は自動２輪車などに用いられている複雑に３次
元的に屈曲したマフラーの製作方法に関するものである
。
元的に屈曲したマフラーの製作方法に関するものである
。
従来、前記のようなマフラーは、全長にわたつて成形す
る型を製作することが不可能であるため、複数の構成部
材に分けて、これらの部材を金属板でそれぞれ別個のプ
レス型によつて成型した後、各々の部材を溶接によつて
一体化していた。
る型を製作することが不可能であるため、複数の構成部
材に分けて、これらの部材を金属板でそれぞれ別個のプ
レス型によつて成型した後、各々の部材を溶接によつて
一体化していた。
このため、プレス型の数およびプレス成型する作業回数
が多く、製作費が高くなる要因となつていた。この発明
は、複雑に３次元的に屈曲するマフラーをプレス型の数
およびプレス成型する作業回数を少なくして安価に製作
できる方法を提供しようとするものである。以下この発
明の一実施例につき図面を参照して説明する。
が多く、製作費が高くなる要因となつていた。この発明
は、複雑に３次元的に屈曲するマフラーをプレス型の数
およびプレス成型する作業回数を少なくして安価に製作
できる方法を提供しようとするものである。以下この発
明の一実施例につき図面を参照して説明する。
この実施例は、第２図ないし第３図に示すように図示し
ないエンジンの排気口に接続されて自動２輪車の車体前
方に延びて横方向に屈曲する比較的小径の第１の部分１
と、第１の部分１に接続されて斜め横方向上方に延びる
第２の部分２と、第２の部分２に接続されて斜め横方向
上方に延びた後、エンジンの上方を跨ぐように後方に屈
曲すると共に排気下流側に向つて漸次大径となる第３の
部分３と、第３の部分３に接続されて斜め横後方に延び
排気下流側に向つて漸次小径となる第４の部分４とから
なる、３次元的に屈曲した自動２輪車のマフラー５を製
作するための方法である。
ないエンジンの排気口に接続されて自動２輪車の車体前
方に延びて横方向に屈曲する比較的小径の第１の部分１
と、第１の部分１に接続されて斜め横方向上方に延びる
第２の部分２と、第２の部分２に接続されて斜め横方向
上方に延びた後、エンジンの上方を跨ぐように後方に屈
曲すると共に排気下流側に向つて漸次大径となる第３の
部分３と、第３の部分３に接続されて斜め横後方に延び
排気下流側に向つて漸次小径となる第４の部分４とから
なる、３次元的に屈曲した自動２輪車のマフラー５を製
作するための方法である。
まず、第１図に示すように、前記第１ないし第４の部分
１〜４はそれぞれ当該部分については２次元的に屈曲す
る部分であり、従つて、これら各部１〜４間に切断代６
と大径の嵌合接続代 とをそれぞれ介在させ且つ更に両
端部にトリミング部８を設けて一平面内で連続する半割
形状の成型物１０を、鋼板のような金属板をプレス成型
して得る。その際、その半割形状の成型物１０の両側縁
にはその長手方向に沿つてフランジ９が形成される。ま
た図示省略したが前記成型物１０と対称形状のものを前
記成型物１０と同様にプレス成型する。次に第１図に示
す金属板の成型物１０を前記切断代６部で切断すると共
にトリミング部８を切除し、第１図と対称な成型物も同
様に切断および切除して、第１ないし第４の部分１〜４
の半割部材１ａ〜４ａおよび１ｂ〜４ｂを作る（第２図
ないし第４図参照）。
１〜４はそれぞれ当該部分については２次元的に屈曲す
る部分であり、従つて、これら各部１〜４間に切断代６
と大径の嵌合接続代 とをそれぞれ介在させ且つ更に両
端部にトリミング部８を設けて一平面内で連続する半割
形状の成型物１０を、鋼板のような金属板をプレス成型
して得る。その際、その半割形状の成型物１０の両側縁
にはその長手方向に沿つてフランジ９が形成される。ま
た図示省略したが前記成型物１０と対称形状のものを前
記成型物１０と同様にプレス成型する。次に第１図に示
す金属板の成型物１０を前記切断代６部で切断すると共
にトリミング部８を切除し、第１図と対称な成型物も同
様に切断および切除して、第１ないし第４の部分１〜４
の半割部材１ａ〜４ａおよび１ｂ〜４ｂを作る（第２図
ないし第４図参照）。
半割部材１ａと１ｂ，２ａと２ｂ，３ａと３ｂ，４ａと
４ｂとを、これらの部材のフランジ９を互に突合せて気
密に溶接し、管状の第１ないし第４の部分１〜４を作る
と共に、嵌合接続代７に嵌合される端部のフランジ９を
削除する（第２図ないし第４図参照）。さらに、第１な
いし第４の部分１〜４をブレス成形時即ち一平面内で連
続していた時とは異ならせそれぞれ相互に周方向に所要
回転角だけ回転させて順次嵌合接続して前述した形状の
マフラー５に組立てると共に、接続部分を気密に溶接し
てマフラー５を製作する。
４ｂとを、これらの部材のフランジ９を互に突合せて気
密に溶接し、管状の第１ないし第４の部分１〜４を作る
と共に、嵌合接続代７に嵌合される端部のフランジ９を
削除する（第２図ないし第４図参照）。さらに、第１な
いし第４の部分１〜４をブレス成形時即ち一平面内で連
続していた時とは異ならせそれぞれ相互に周方向に所要
回転角だけ回転させて順次嵌合接続して前述した形状の
マフラー５に組立てると共に、接続部分を気密に溶接し
てマフラー５を製作する。
なお、第２図，第３図中１１は製作されたマフラー５の
尾部から後方に延びる排気管を示す。この発明において
、マフラーの形状は必ずしも前記実施例のものに限られ
ることなく適宜変更できること勿論である。
尾部から後方に延びる排気管を示す。この発明において
、マフラーの形状は必ずしも前記実施例のものに限られ
ることなく適宜変更できること勿論である。
また、マフラーを構成する各部分は突合せ溶接によつて
接続することができ、この場合にはブレス成型を行なう
場合に切断代だけあれば接続代は必要としない。
接続することができ、この場合にはブレス成型を行なう
場合に切断代だけあれば接続代は必要としない。
以上説明したようにこの発明によれば、３次元的に屈曲
したマフラーを構成する長手方向の複数の部分を２次元
的に屈曲する部分に分け、それぞれの部分間に切断代ま
たはこれらと必要に応じて接続代を介在させて一平面内
で連続する半割形状に金属板をブレス成型し、前記切断
代部から切断してマフラーの各部分を作るものであるか
ら、実施例のものが４部分からなるのでブレス型および
ブレス作業回数が従来の１／４になるなど、これらの数
を減少させることができ、前述した従来の方法に比べて
製作費を著しく安価にすることができる。
したマフラーを構成する長手方向の複数の部分を２次元
的に屈曲する部分に分け、それぞれの部分間に切断代ま
たはこれらと必要に応じて接続代を介在させて一平面内
で連続する半割形状に金属板をブレス成型し、前記切断
代部から切断してマフラーの各部分を作るものであるか
ら、実施例のものが４部分からなるのでブレス型および
ブレス作業回数が従来の１／４になるなど、これらの数
を減少させることができ、前述した従来の方法に比べて
製作費を著しく安価にすることができる。
第１図はこの発明の一実施例によるブレス成型物の平面
図、第２図は前記実施例の方法で製作したマフラーの平
面図、第３図は同側面図、第４図は同一部の正面図であ
る。 １，２，３，４・・・・・・マフラーを構成する第１，
第２，第３，第４の部分、５・・・・・・マフラー、６
・・・・・・切断代、７・・・・・・嵌合接続代、８・
・・・・・トリミング部、９・・・・・・フランジ、１
０・・・・・・成形物。
図、第２図は前記実施例の方法で製作したマフラーの平
面図、第３図は同側面図、第４図は同一部の正面図であ
る。 １，２，３，４・・・・・・マフラーを構成する第１，
第２，第３，第４の部分、５・・・・・・マフラー、６
・・・・・・切断代、７・・・・・・嵌合接続代、８・
・・・・・トリミング部、９・・・・・・フランジ、１
０・・・・・・成形物。
Claims (1)
- １ 複数の屈曲部を備え、全体として３次元的に屈曲形
成されたマフラーを製作する方法であつて、該マフラー
の屈曲部又は屈曲部間をその長手方向においてそれぞれ
が２次元的に屈曲する複数の部分に分け、該部分間に切
断代又は切断代および必要に応じて接続代を介在させて
一平面内で連続する左右対称の半割成型物をプレス成型
によつて金属板から成形する工程と、前記半割成型物を
前記切断代に沿つて切断し、切断された左右対称の各半
割部材をそれぞれ接合して複数の管状部材を形成する工
程と、次いで予め設計された全体として３次元的に屈曲
する前記マフラーを構成するようにこれら管状部材をそ
れぞれ相互に周方向に角度を変えて接続する工程とを含
むマフラーの製作方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14984276A JPS5928423B2 (ja) | 1976-12-15 | 1976-12-15 | マフラ−の製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14984276A JPS5928423B2 (ja) | 1976-12-15 | 1976-12-15 | マフラ−の製作方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5374643A JPS5374643A (en) | 1978-07-03 |
| JPS5928423B2 true JPS5928423B2 (ja) | 1984-07-12 |
Family
ID=15483837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14984276A Expired JPS5928423B2 (ja) | 1976-12-15 | 1976-12-15 | マフラ−の製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928423B2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-15 JP JP14984276A patent/JPS5928423B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5374643A (en) | 1978-07-03 |
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