JPS592822Y2 - 凝集剤溶解装置 - Google Patents

凝集剤溶解装置

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JPS592822Y2
JPS592822Y2 JP2018179U JP2018179U JPS592822Y2 JP S592822 Y2 JPS592822 Y2 JP S592822Y2 JP 2018179 U JP2018179 U JP 2018179U JP 2018179 U JP2018179 U JP 2018179U JP S592822 Y2 JPS592822 Y2 JP S592822Y2
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energized
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flocculant
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JP2018179U
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JPS55122827U (ja
Inventor
広志 稲満
Original Assignee
日立建機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は凝集剤溶解装置、とくに濁水処理装置におけ
る粉末状凝集剤の溶解装置に関するものである。
第1図は従来の粉末状凝集剤の溶解装置を示す図である
図において1は溶解槽、2は溶解槽1内の凝集剤混合液
、3は溶解槽1の上方に開口した希釈水パイプ、4は希
釈水パイプ3に設けられた手動希釈水供給弁、5は凝集
剤計量器、6は凝集剤、7は溶解槽1内に設けられた攪
拌翼、8は攪拌翼7を駆動する攪拌モータ、9は貯槽、
10は貯槽9内の溶解済凝集剤、11は溶解槽1と貯槽
9とを接続する接続パイプ、12は接続パイプ11に設
けられた移送パイプ、13は貯槽9に設けられた水位検
知器、14は凝集沈澱装置、15は貯槽9と凝集沈澱装
置14とを接続する接続パイプ、16は接続パイプ15
に設けられた注入ポンプ、17は制御装置である。
この溶解装置においては、貯槽9内の溶解済凝集剤10
が不足すると、水位検知器13が低水位を検知し、制御
リレー33 Fが作動して、ブザーBzが警報を発する
操作員はこの警報を受けて手動希釈水供給弁4を開き、
溶解槽1に希釈水を供給する。
そして、溶解槽1内の希釈水の水位が攪拌翼7を越えた
時点で、スイッチSW1を閉じることにより、電磁開閉
器88Mを励磁状態にし、攪拌モータ8を作動し、攪拌
翼7を回転する。
この後、操作員は凝集剤6を凝集剤計量器5で一定量計
量し、溶解槽1内に投入する。
この凝集剤6の量は、希釈水量と所望凝集剤濃度から求
めておく。
つぎに、操作員は凝集剤混合液2が溶解槽1を満たすの
を目視により確認したのち、手動希釈水供給弁4を閉じ
る。
なお、凝集剤混合液2が満ちたか否かを水位検知器によ
って検知してもよい。
この状態で所定時間経過し、溶解が完了したら、スイッ
チSW1を開くことにより、電磁開閉器88Mを非励磁
状態にして、攪拌モータ8を停止させる。
つぎに、スイッチSW2を閉じることにより、電磁開閉
器88 Pを励磁状態にして移送ポンプ12を作動し、
凝集剤混合液2を溶解槽1から貯槽9へ移送する。
このようにして溶解されて貯槽9内に貯えられた溶解済
凝集剤10は、注入ポンプ16で凝集沈澱装置14に注
入される。
しかし、この溶解装置においては、第1に希釈水の水位
が攪拌翼7より上昇したことの確認、第2に希釈水が溶
解槽1を満したことの確認、第3に溶解の完了する時間
が経過したことの確認、第4に溶解済凝集剤の溶解槽1
から貯槽9への移送が終了したことの確認を操作員が行
なう必要がある。
そして、上記確認には通常数分から1時間程度を要し、
また上記確認後に次の工程に進まなければならないため
に、操作員の実操作時間は短いにもかかわらず、操作員
の拘束時間は長い。
さらに、上記確認をほとんど目視で行なうから、操作員
は神経を酷使しなければならない。
この考案は上述の問題点を解決するためになされたもの
で、操作員が種々の確認を行なう必要がなく、自動的に
凝集剤の溶解を行なうことができる凝集剤溶解装置を提
供することを目的とする。
この目的を達成するため、この考案においては溶解槽の
上方に開口した希釈水パイプに希釈水供給弁を設け、上
記溶解槽内に攪拌モータにより駆動される攪拌翼を設け
、上記溶解槽と貯槽とを接続する接続パイプに移送ポン
プを設け、上記貯槽に水位検知器を設けた凝集剤溶解装
置において、上記溶解槽の上方に設けられ、フィーダを
有する凝集剤供給装置と、上記水位検知器により上記貯
槽の水位が所定値以下になったことを検知したとき通電
される第1タイマと、その第1タイマが通電されると同
時に上記希釈水供給弁を開にし、上記第1タイマの設定
時間経過後に上記希釈水供給弁を閉にする第1リレーと
、上記第1タイマが通電されると同時に通電される第2
タイマと、その第2タイマの設定時間経過後に通電され
る第3タイマと、上記第2タイマの設定時間経過後に上
記フィーダを作動し、上記第3タイマの設定時間経過後
に上記フィーダを停止する第2リレーと、上記第2タイ
マの設定時間経過後に通電される第4タイマと、上記第
2タイマの設定時間経過後に上記攪拌モータを作動し、
上記第4タイマの設定時間経過後に上記攪拌モータを停
止する第3リレーと、上記第4タイマの設定時間経過後
に通電される第5タイマと、上記第4タイマの設定時間
経過後に上記移送ポンプを作動し、上記第5タイマの設
定時間経過後に上記移送ポンプを停止する第4リレーと
を設ける。
第2図はこの考案に係る粉末状凝集剤の溶解装置を示す
図である。
図において18は希釈水パイプ3に設けられた電磁希釈
水供給弁で、電磁希釈水供給弁18は図面の都合上2個
所に記載した。
19は溶解槽1の上方に設けられた凝集剤供給装置、2
0は凝集剤供給装置19のホッパ、21は凝集剤供給装
置19のロータリーフィーダ、22は制御装置、Xlは
制御リレー33Fが励磁されたとき励磁されるリレーで
、リレーX1が励磁されたとき電磁希釈水供給弁18が
開となる。
T1はリレーX1が励磁されたとき通電状態となるタイ
マで、タイマT1はル−X、が励磁された時点から設定
時間t1経過後にリレーX1を非励磁にする。
X2は°リレーX1が励磁されたとき励磁されるリレー
で、リレーX2は自己保持する。
T2はリレーX1が励磁されたとき通電状態となるタイ
マ、T3はタイマT2が通電された時点から設定時間t
2経過後に通電されるタイマ、88 FはタイマT3に
通電されると同時に励磁され、タイマT3が通電された
時点から設定時間t3経過後に消磁される電磁開閉器で
、電磁開閉器88 Fが励磁されたときロータリーフィ
ーダ21が回転する。
T4はタイマT3に通電されると同時に通電されるタイ
マ、88MはタイマT3に通電されると同時に励磁され
、タイマT4が通電された時点から設定時間t4後に消
磁される電磁開閉器で、電磁開閉器88Mが励磁された
とき攪拌モータ8が作動する。
T5はタイマT4が通電された時点から設定時間t4経
過後に通電され、その時点から設定時間t5経過後にリ
レーX2を消磁するタイマ、88 PはタイマT5が通
電されると同時に励磁され、リレーX2が消磁すると同
時に消磁する電磁開閉器で、電磁開閉器88 Pが励磁
されたとき移送ポンプ12が作動する。
この溶解装置においては、貯槽9内の溶解済凝集剤10
の水位が低下すると、水位検知器13が低水位を検知し
て、制御装置22の制御リレー33 Fを励磁する。
制御リレー33 Fが励磁すると、リレーX1が励磁さ
れ、電磁希釈水供給弁18が開となり、溶解槽1内に希
釈水が供給される。
また、リレーX1が励磁されると、タイマT1が通電状
態となり、タイマT1はこの時点から時間t1後にリレ
ーX1を非励磁にし、電磁希釈水供給弁18を閉じて、
希釈水の供給を停止する。
なお、時間t1は凝集剤混合液2が溶解槽1を満たす時
間であり、溶解槽1の容積と希釈水との単位時間当たり
の供給量によって決定され、任意に設定できる。
さらに、リレーX1が励磁されると、リレーX2が自己
保持され、かつタイマT2に通電される。
そして、タイマT2の設定時間t2が経過すると、タイ
マT2により電磁開閉器88F、88Mが励磁され、凝
集剤供給装置19のロータリーフィーダ21が回転を開
始し、凝集剤6が溶解槽1内に供給され、また攪拌モー
タ8が作動して攪拌翼7が回転する。
なお時間t2は希釈水が溶解槽1に供給され始めてから
、その水位が攪拌翼7を越えるまでの時間であり、任意
に設定できる。
また、タイマT2の設定時間t2が経過すると、タイマ
T3.T4が同時に通電され、タイマT3.T4の設定
時間t3.t4が経過すると、電磁開閉器88F、88
Mが消磁され、ロータリーフィーダ21が停止し、攪拌
翼7が停止する。
なお、時間t3は所望の溶解濃度を得るべくロータリー
フィーダ21を作動させる時間であり、通常数秒から1
シャ度である。
また、時間t4は凝集剤6の溶解が完了する時間であり
、通常1時間程度である。
そして、時間t3.t4は任意に設定できる。
さらに、タイマT4の設定時間t4が経過すると、タイ
マT5が通電状態となると同時に、電磁開閉器88 P
が励磁され、移送ポンプ12が作動され、溶解槽1内の
溶解湯凝集剤が貯槽9へ移送される。
そして、タイマ5の設定時間t5が経過すると、電磁開
閉器88 Pが消磁され、移送ポンプ12が停止すると
ともに、リレーX2が消磁される。
なお、設定時間t5は任意に設定でき、通常数分から数
十分である。
なお、上述実施例において、電磁希釈水供給弁18とし
て電磁弁を使用したが、希釈水供給弁としてエア作動の
いわゆるピンチ弁を使用してもよい。
また、凝集剤供給装置19のホッパ20の容量は、凝集
剤6を1田こ1〜2回補充すればよい程度とすれば実用
的である。
以上説明したように、この考案に係る凝集剤溶解装置に
おいては、貯槽内の溶解湯凝集剤が不足したとき、自動
的に希釈水が所定量だけ溶解槽に供給され、希釈水の水
位が攪拌翼を越えると、自動的に凝集剤が所定量だけ溶
解槽内に供給されるとともに、攪拌翼が所定時間だけ回
転し、攪拌翼による攪拌が終了すると、自動的に溶解湯
凝集剤が貯槽内に移送されるから、操作員は希釈水の水
位が攪拌翼を越えたことの確認等の種々の確認を行なう
必要がない。
このため、操作員が長時間拘束されることがなく、また
操作員が神経を酷使する必要がない。
このように、この考案の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の粉末状凝集剤の溶解装置を示す図、第2
図はこの考案に係る粉末状凝集剤の溶解装置を示す図で
ある。 1・・・・・・溶解槽、3・・・・・・希釈水パイプ、
6・・・・・・凝集剤、7・・・・・・攪拌翼、8・・
・・・・攪拌モータ、9・・・・・・貯槽、11・・・
・・・接続パイプ、12・・・・・・移送ポンプ、13
・・・・・・水位検知器、18・・・・・・電磁希釈水
供給弁、19・・・・・・凝集剤供給装置、21・・・
・・・ロータリーフィーダ、22・・・・・・制御装置
、33 F・・・・・・制御リレー、88F、88M、
88P・・・・・・電磁開閉器、Xl、X2・・・・・
・リレー、T1〜T5・・・・・・タイマ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶解槽の上方に開口した希釈水パイプに希釈水供給弁を
    設け、上記溶解槽内に攪拌モータにより駆動される攪拌
    翼を設け、上記溶解槽と貯槽とを接続する接続パイプに
    移送ポンプを設け、上記貯槽に水位検知器を設けた凝集
    剤溶解装置において、上記溶解槽の上方に設けられ、フ
    ィーダを有する凝集剤供給装置と、上記水位検知器によ
    り上記貯槽の水位が所定値以下になったことを検知した
    とき通電される第1タイマと、その第1タイマが通電さ
    れると同時に上記希釈水供給弁を開にし、上記第1タイ
    マの設定時間経過後に上記希釈水供給弁を閉にする第1
    リレーと、上記第1タイマが通電されると同時に通電さ
    れる第2タイマと、その第2タイマの設定時間経過後に
    通電される第3タイマと、上記第2タイマの設定時間経
    過後に上記フィーダを作動し、上記第3タイマの設定時
    間経過後に上記フィーダを停止すると第2リレーと、上
    記第2タイマの設定時間経過後に通電される第4タイマ
    と、上記第2タイマの設定時間経過後に上記攪拌モータ
    を作動し、上記第4タイマの設定時間経過後に上記攪拌
    モータを停止する第3ル−と、上記第4タイマの設定時
    間経過後に通電される第5タイマと、上記第4タイマの
    設定時間経過後に上記移送ポンプを作動し、上記第5タ
    イマの設定時間経過後に上記移送ポンプを停止する第4
    リレーとを具備することを特徴とする凝集剤溶解装置。
JP2018179U 1979-02-21 1979-02-21 凝集剤溶解装置 Expired JPS592822Y2 (ja)

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JPS55122827U JPS55122827U (ja) 1980-09-01
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